天使のナイフ (講談社文庫)

天使のナイフ (講談社文庫)
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天使のナイフの感想・レビュー(838)

文庫版で再読。プロットは分かっていたが、そのせいもあって、今回は細かい動作や心理の描写の上手さが印象に残った。「みゆきは、心地よい陽射しと同化したような爽やかな空色のワンピースを着ていた。片手に大きめのバスケットを持って、はにかんだ笑顔で手を振っている。いつもみどり保育園でジーンズ姿ばかりを目にしてきた桧山には別人に映った。一瞬目を細めたのは陽射しのせいばかりではなかっただろう」「桧山は茫然と立ちすくんだ。みゆきの辛辣な言葉が胸を突き刺した。だけど腹立たしさはなかった。自分の方がもっとみゆきを傷…
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(4) - 02/14
咲下瑠璃亞
高野和明は何かこういう謎かけをしているのか?
ナイス!ナイス! - 02/14 05:01

咲下瑠璃亞
貫井哲郎は貫井徳郎か…ほんと好きだな。
ナイス!ナイス! - 02/14 18:16


面白かった。犯罪被害者ものとしても充実しているし、ミステリとしても読み応えがあった。他の作品も読みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

全然知らなかった少年法について考えさせられました!本当の更生とは何か。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

被害者と加害者の物語は題材としてよく取り上げられるが、視点が一方通行なものが多い。本作の主人公は被害者サイドでありながら、加害者サイドとしての視点も加わり心情が変化していく。この一方通行ではない展開に引き込まれた。でもやたらと仕事中に抜け出す店長ってどうなの?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

少年法を考えさせられる作品。ただ、最後の方の人間関係が纏まり過ぎている様なぁ。でも最後までドキドキして読めた作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

MT
おもしろかった。結末も顛末も期待通り。青少年犯罪の闇は改めて深いと感じたな。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/19

「徐々に加速するストーリー」解説が高野和明さんだったので、じっくり読みました。重なる罪、終わらない悲しい事件。日常で事件が起きると、私たちは事実の一部しか理解できない。だから、そこにある本当の恐怖、悲しみは知らないままである。少年犯罪とゆう、黒白つかない難しいテーマでした。決して楽しい物語ではないですが、彼らがまたこっそり現れるのを期待して『闇の底』『虚夢』も読んでみようと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/17

再読。内容は鳥頭ゆえほぼ忘れておりました。難しいテーマに挑んでいるのはデビュー作から一貫しているのですね。都合よく進み過ぎて粗いところもあるけれど読み応えがありました。ざっくりした言い方になってしまうけど取り返しのつかないことになった被害者と“更生”したら取り返せる加害者という少年法のアンバランスさに現実の事件も重なりもやもやぐるぐるしてぐったりしました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

kim
★★★★ 少年法、贖罪など重いテーマを扱った意欲作。 デビュー作にしてはかなり良かったけど、人物関係がうまく出来過ぎてるかな。

少年法を題材に扱った作品。少年法の問題、被害者の権利、作者の主張がはっきりと表されていたように思う。それでいて、ミステリーとしてもおもしろく、予想を裏切る展開で二転三転していた。ただし、テーマがテーマだけに少し重いかもしれない。個人的には罪と罰の表裏一体、弱者と強者について考えさせられた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/10

未成年は常に守られるべき存在なのか。犯罪を犯した者は成人と同様、法によって裁かれるべきではないのか。考えても考えても中々答えを出せないような少年犯罪に付随する難問を、著者は賛否両論取り上げ、自身の考えを押し付けずに、じっくりと作品を通じて読者に考えさせてくれる。それでいて二転三転するストーリーはエンターテイメント性を損なうことなく、一級のミステリー作品としても味わう事が出来る。乱歩賞を圧倒的な強さで制したのも納得出来る。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/06

私が思い描いたストーリーはあまりに表層的で、実際の結末は何層にも織り成すはるかに深みのあるものでした。一気に読ませる展開といい、江戸川乱歩賞ぶっちぎり受賞もうなずける。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

乱歩賞ってこういう社会派だか現代ミステリだかっていう作品が多いのかな? 題材は刑法で罰されない未成年の犯罪、というか殺人と被害者遺族との関係。何層にも重なる、事件の裏のさらなる事件に通底する命題へのひとつの解答、そしてやるせない感情の振り下ろし場所も最後には用意されている。人物連関、事件構造の作り込みがすげえな、と。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/01

現代の法の微妙なバランスについて深く考えさせられた。いつでも可塑性を信じていいものか、罪に対しては相手が少年でも厳罰を与えるのが正しいのか、一概には言えないものだと思った。そんな現代の法のあり方にもメスを入れつつ、ミステリとしてとても楽しく読める本。事件の連鎖やどんでん返しが見事だった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/26

「少年法」に守られ、反省や贖罪をしているかもしれない加害者と、何も知らされない被害者家族。断ちきれない連鎖によって事件は次々と起きていく。一つ一つの付箋が全て繋がったとき事件は解決するが、被害者家族は誰しもがとてつもないツラさを味わっているのだとヒタヒタと感じた。法に守られているからといって、どんな些細な犯罪も起こしてはいけないという気持ちを深く考えさせられる一冊だった。解説の高野和明さんもgood!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/12

みんな少年犯罪してた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/11

どなたかも書いておられるように、人間関係のつながりが出来すぎている。結局、リアリティよりも、読者の驚きを誘うような「仕掛け」を重視する日本ミステリの流れに沿ったもの。その中で、という限定つきで言えば、そこそこ良く出来た作品。少年法については、通俗的な物言いの範囲内なので、正直「ふーん」としか思わない。というか、この手の話に出てくる「人権派」弁護士のキャラクターがみなあまりにステレオタイプなのは何とかならないか。現実はもっと豊かだよ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/08

少年犯罪の裏に隠された真実が知りたくて、グイグイ惹きこまれるように読んだ。すごい、よく考え抜かれた話だ。さすがに執筆に2年かかってるだけある。けど、フタを開ければよくもこれだけ”少年少女犯罪の連鎖”が起こるものだな。(ちょっと消沈) でも一作目で満場一致の江戸川乱歩賞受賞だけに、今後も期待する。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/08

☆5 贖罪と被害者救済という少年法の重い問題を見事にミステリー小説に仕立ています。しかし、結末近くになって判明してくるあまりにもできすぎた人物の関係性が、やや読み手の熱を冷ましてしまったことが残念です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/05

真の更生とは何かということを考えさせられました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/19

少年犯罪を扱った小説という事で、なんとなく苦手意識がありました。 少年法の行使については、いつも釈然としないものを感じています。 最近の犯罪の低年齢化を思うと、「可塑性のある少年だから保護しよう」だけで良いのか…でも情状酌量の余地のある罪もあるだろうし…でもでも被害者遺族の心情はどうなる…なかなか答えの出ない問題ですね。 この小説の中で、「被害者の存在を無視して、真の更正などありえない」という言葉が印象的でした。 ミステリーとしても意外な連鎖に驚き、面白く読みました!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/18

少年法って怖い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/17

被害者家族と加害者の両方の心理が、細かく書かれていました。読んでいて犯罪を犯した少年に対しての罪の問われ方があまりにも軽くて、疑問に思うところが多々ありました。法律というものは所詮人間が作ったものだから欠陥だらけなんだなあ、と改めて思いました。完璧な法律なんて出来るわけないけれど。被害者側に対するプライバシーの無さと情報の開示がないことは問題だと思いました。色々と考えさせられました。面白かったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

被害者家族、加害者両方の視点から描かれています。考えさせられるものはあるけど・・・。犯罪を犯した少年に対する法の在り方はやはり納得できないものがある。しかし、復讐はさらに深い悲しみが待っているだけだというのは理解できた。本当の意味での更生というものも深く考えさせられた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/09

2008/8/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入2011/11/5〜11/6風邪に伏せりながら読了。生後5ヶ月の娘の前で妻を殺された桧山。犯人は三人の少年であったため、罪に問われなかった。四年後、そのうちの少年の1人が、彼の経営するお店の近くで殺される。疑いをかけられた桧山であるが…少年犯罪、被害者の人権、残された家族の感情など、色々考えさせられる内容に、これでもか、というどんでん返し。第51回江戸川乱歩賞をダントツで受賞したのもうなずける。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

あまりに印象に残ったので、2回目の読了。重いテーマながら正面から真摯に扱い、かつ物語として面白い、素晴らしい作品でした。特に後半に進むに連れ、坂道を転がるような展開は見事。しかし、みゆき先生が気になります。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/04

被害者の立場、加害者の立場、法律、いろいろ考えようとしてもどうしても一方からの視点になりがちな問題に切り込んでいる。世界が狭くなると遭遇する危険もあるのかと思うと怖い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/01

いやーよく出来てるなあ!少年犯罪の加害者被害者関係者のその後が表裏一体となって連鎖的に絡み合っていく様はいささかやり過ぎという気もするけれど、ここまでよく出来てれば文句ないっす。硬派なテーマ性を貫きつつ、エンターテインメント作としての完成度が高く、デビュー作でこれは感服いたします。ああ、また全作読破したい作家が増えた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/28

自分の怪しいと思っていた人は悪い人じゃなかった(^_^;) へ~なるほど~とは思ったけど、あちこち繋がりすぎてるような気もしました。でも片側の主張ばかりじゃなく、両方の立場から考えされられた・・・かな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/25

一気読みでした。刑法41条、テーマが鋭かった。ネタバレにならないように、感想を書くことができないな。ラストに、いろんな意見があるだろうけれど、読んで損はない、と断言できる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/25

少年犯罪がテーマ。内容は重いですが引き込まれる文才は、さすがです。それゆえ、このラストは残念な気がしました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/24

他の方の感想にもありましたが、私も「またなの?」と思いながら読みました。でも、一気に読めました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

薬丸サン初読ですが、一気読み。まさかのラストでした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/20

なんか「13階段」ぽいかな~思ったら、影響を受けてたようで。さらに解説もその作者ときた。 何回ひっくり返すんだ、という感じ。四章からがすごい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/19

加害者・被害者だけでなく様々な立場で少年犯罪に関与している登場人物たちの苦悩が克明に描かれている。 登場人物や作中で語られる事件どうしが思わぬところでつながっていて驚かされ、話にグイグイ引き込まれていった。だがそれと同時に、いくらなんでもつながりがありすぎて首をかしげたのも確か。そのこともあってか終盤は少しリアルさには欠けた気もする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/19

★★★★★ 被害者側が泣き寝入りを強いられる理不尽さ、不幸な事件の連鎖、真の更正とは?など少年犯罪の問題点が盛りだくさん。中盤から加速する展開に引き込まれ一気読み。社会復帰ではなく「被害者に赦されるまで償い続けるのが本当の更正だ」という主人公の言葉が心に残る。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/11

まさかの展開に息を呑んだ。何気ない登場人物に驚愕の真実があった。設定の無駄のなさ、推理小説という基本は外さず少年犯罪や少年法の問題に対して一石を投じる。ストーリーとして楽しめるだけでなく、犯罪の加害者と被害者、その遺族など現実的な問題として考えさせられた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

文学とミステリの中間より文学よりくらいの小説が好きだけどこれはミステリ寄り ただこういう本は記憶に残りにくいかわりに読み応えがしっかりある 主人公の憎悪のブレなさが不快感を与えない
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/05

腑に落ちない。被害者家族の心情を鑑みない少年法の問題に着目しているけれど、人権擁護派と厳罰派の議論をもちだすまでもなく、大事なのは「人に迷惑をかけたら謝る」ということ。面とむかって謝れないなら手紙などいくらでも手段がある。そういう分かりきったことに気づかないことが不自然。数々の事件の動機は軽薄で、事件の終結も唐突であっさり。サプライズのようなものもあるけど、面白くないというか、気持ちいいものではない。リアルに描こうとしてつまらなくなってしまった感じ。読み終わって残るものが少なく残念。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/21

本当に読み応えのある1冊で面白かった。ちょっと少年犯罪の被害者・加害者揃い踏みって感じがしないでもないけれど、最後まで読んでみてこう桧山と○○の何気ない会話が実は・・・みたいで読み応えありました。読んでよかった1冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/19

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天使のナイフの 評価:63 感想・レビュー:266
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