NO.6[ナンバーシックス]#4 (講談社文庫)
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NO.6[ナンバーシックス]#4の感想・レビュー(876)
いよいよ聖都市の裏の顔が見え始め、西ブロックと交わりながら物語が動き出した。相手を求め、失うことを恐れる思い。一方でどれほど近くにいても知り得ない相手の心の根底。二人の少年が戸惑いながら、互いにかけがえのない存在になっていく描写はさすがあさのさんという感じだけど…微妙にBL臭が…。
僕はネズミのことによく気が変わっています。「何すんだ、ネズミ!酷すぎじゃない?!それは暴力じゃない?!もういい!ネズミ嫌いだぞ!」。。。と思った次の瞬間、「あっ、このセリフ、かっこいいなぁ」と思ってしまっています。何回もそうです(汗)。つまり、#4のハラハラする所が多いです。そのあと、今回の後書きはとても面白かったです。
じり、じり、と進んでいく物語。ネズミの中の紫苑という存在が少しずつ崩れ始めて、最後に見えてくるのはどんな紫苑なのだろう。温室育ちのおぼっちゃんと侮っていた少年ではないんだよね。それを成長と取るか、変貌と取るか。うーん、どうなるんだろう。楽しみです。
ネズミの真剣で真実を突く言葉に絶句しつつ、それでも、と別の解釈を主張できる紫苑はすごい。普通の人なら言い訳して自分を守っちゃうか、下手に純粋で感受性が高いとダメージで立ち直れなくなったりするもんだけど、紫苑は真実に正面からぶち当たって、それを乗り越えて行く。それは、温室育ちの純粋さ・賢さと、火藍の健全な愛情に育てられた芯の強さを、ネズミという厳しい現実でいちいち鍛えていったからなのだろう。なんたる鍛錬。
小学生の時にユダヤ人迫害のことを知って、ものすごい衝撃を受けた。図書館などでそれら関連の本を読んでは、幼いながら色々と考えたことを今でも覚えている。この巻で人狩りについて出てきた時、すぐにこのことを思い出した。この話はフィクションだけど、事実を基にした映画より逼迫さが伝わってくる。それは多分、このフィクションの世界観が私たちの現実と似ているからだと思う。 ・・・それにしても思っていた以上にボーイズラブっぽいなぁ。いや、私は好きだけど!
これから突入。アニメには描かれていなかった(と思われる)ネズミが紫苑に恐れを抱きはじめる。自分が侮っていたことを知る。そんなネズミ。どれだけ生きるのは大変なのだろうか。
ところで「青地に白い花びらの散った薄い装丁の本」ってなにかしら?
ネズミと紫苑、沙布を救うため人狩りに乗じて矯正施設へ。話がなかなか進まない。いや進んでるのか?まだ全巻文庫化されてないようだけど何巻まで行くの?
なんだ、準備編じゃないか。ドキドキした……べつの意味でもドキドキしたけれど。いっ痛い! 描写がちょこちょこ痛い! 特に前半……この巻は特に紫苑の長所短所、ネズミの長所短所が如実に現れてるなあ。二人は足して二で割ったらきっとちょうどいい。影響しあってちょうど良くなるのかな。良い方向に向かえばいいけれど……紫苑の底知れない感じが気になりつつ、いつまでも根っこの部分は変わらないでいて欲しいなあ。ネズミしかり。イヌカシちゃんが可愛いよ! 二人が生きて帰れますようにと一読者としては願わずにはいられない。
やはり、紫苑とネズミがお互いに影響し合って変わっていってる。そして、お互いの距離も変わっていってるのかな。あと、アニメよりもNo.6側が少し詳しく描写されてます。彼らは結局どんな人達なのだろう。気になります。
話はほとんど進まなかったけれど、いろんな人が良くも悪くも「変わっていく」巻だった。ネズミがまだ知らない「本当の紫苑」、そんなものがあるのか。
やっと最後の方で矯正施設に。もっと動くのかと思いきや、何か触りだけで終わった1冊。拍子抜け。紫苑・・そんなに変化してるだろうか?ネズミ目線で、眼光であったりだとか表情であったりだとかの変化を表現してくれてなかったら、行動とか言葉とかには特に変化は感じられないんだけど。多分、うちが紫苑をそんなに好きじゃないからだな、変化に気付けないのは。物語の筋に興味があって読んでるけど、実はキャラ達にはあんまり好意とか抱けてない。沙布に至っては、関心すら無いし。この先どんなテンションで読み続けたら良いんだろ・・。
とうとう動き始めた巻だ。紫苑もネズミも、イヌカシも力河も、火藍も楊眠も、…No.6も。あと個人的に富良みたいなキャラクターは好き。ネズミは体大丈夫かな?あとなぜ踊った。解せぬ。読んだ瞬間テンション上がりましたけどね⌒(ё)⌒
ネズミがだんだん紫苑に感化されていると感じた。やさしくなった気がする。対して紫苑はなんだか別の方向に変わっていってしまっている気が。変化は必ずしもよいことではないと、思うんだけど。ねえ。
ネズミの変化とは違う、紫苑の変化。単に逞しくなったとは違うようで……これから出てくるそれが紫苑の本来? イヌカシがかわいいです。きっと赤ん坊、ぎゃいぎゃい騒ぎながら頭かきむしりながら世話してるんじゃないかなあ。さて、やっと矯正施設への突入。次巻でどんな展開が待ってるのか楽しみです
紫苑が変わっていく。話が進むにつれて主人公が成長していく話は沢山あるけれど、こんなに怖いと思ったことはありません。けれど、紫苑の変化は「進化」なのか。彼の変化を表す言葉が私に思いつかないのがもどかしいです
イヌカシがだんだん好きになってきたような気がします。 西ブロックの人も、市内の人も、同じように強くて弱いんだなー、と思いました。 北風と太陽の話にたとえた様子がとても的を射ている感じがして、印象に残りました。
紫苑が少しずつ変化していく。いや、変化でなく覚醒なのか。ストーリーとしては、矯正施設に潜り込むのも巻末でやっとのため、なんと言うか、弓を目一杯引き絞った状態なのかな、という印象を受ける。伏線(らしきもの)も幾つもばら撒かれてたし。次号の急展開に期待!
「北風と太陽の話」が印象的でした。段々とイヌカシが可愛く思えてきて、出てくるとちょっと和みます。紫苑はなんだかいつの間に逞しくなっていた、という感じで、作中のネズミと同じく読んでいて私も少しだけ動揺しました。ネズミの過去とか不安定な感じも気になります。あとこの巻もやっぱりイヴが素敵!
成長・変化っていいことなのか、悪いことなのか。「人狩り」なんてものが存在する西ブロックで、それでも生きようとする人々の強さに感動しました。NO.6の人たちは、西ブロックの生活なんて知るはずもなく、毎日満足して暮らしている。NO.6の人たち(一般市民)は何も悪いことはしていないんですけど、【知らない】ことって罪なものだなあ~と思いました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/21
アニメ→小説。話に大きな変化はなかったものの、キャラクター達の内面が気になりました。紫苑とネズミはこれからどうなるんだろ。
【図】寄生蜂の研究のためにサンプルを集めるマッドサイエンティストを支援していたのはNo.6の市長であることが明らかになり、西ブロックでついに人狩りが始まる4巻。紫苑が現実を見つめだしたというか、人間として利己的な自分も認めだしたというか、大きく変化しだす。No.6内で、理想郷という名のもとで統制されすぎた都市に違和感を覚える楊眠や火藍が少しずつ動き出す。ただ、突然倒れたネズミが心配。ほんの少しでも抵抗すれば殺される人狩にまぎれて矯正施設へ入った紫苑たちがどうなるのか、次が気になる。
一気に矯正施設へ突入かと思いきや、ワンクッション置かれていて、少々拍子抜け。沙布の扱いの件といい、引っ張るなぁ。市長と白衣の男の力関係や、ネズミの体調にも変化が出てきて、なんだかいろいろ不穏。
物語の核心へと進むにつれて、高まる苦しさや焦燥感。それは、ネズミや紫苑が感じているもので、物語に引き込まれるって、こういうことなんだ!そして人は、自分自身を何処まできちんと把握できているのだろう?自分は他人を何処まで理解できるのだろう?理解している、把握していると、思っていた相手を、自分を見失う怖さ。心の迷路に迷い込む。それでも、迷路の出口には希望の光があることを願わずにはいられない。
紫苑の、もしかしたら負に向かっているかもしれない変化をネズミの目を通して見た。無垢で純粋なままでいてほしいと願う、まるでエゴのようなネズミの、心の変化によって増幅される負のイメージ。再会する前のネズミなら紫苑の変化を酷薄な笑みで歓迎しただろうと想像すると、より重要なのは紫苑ではなく、ネズミの心の在り方のほうなんじゃないかと思った。
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