クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)
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クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識の感想・レビュー(1752)
救いがない・・・誰にも救いがない・・・。人間とはそういうものだと、悟ってしまったからこその「いっくん」や「零崎」なのだろうか。この物語と、この様なキャラクターを作った作者の事を考え、自分は全然まともな世界に居るんだな。と感じた。巫女子ちゃんは可愛いけど、人殺しだって知っちゃったらまぁ普通は引いてしまうよね。それにしてもひどい(笑)
前作がインパクトあり過ぎたせいか、さらさらっと読了。欠陥品ーどこか壊れた人たちーをめぐる日常から、生と死を考える。なぜ殺人を犯すことのできる人間がいるのか。物語内の解釈を与えられ、読者たちは各々思考させられる。もはやただのミステリーではないような、暗い世界を感じた。
【再】やっぱ人識くんいいわ。好きだわ。カラオケとかにやにやものだわ(^q^)しかし人間失格と欠落製品の邂逅っていいね…いろいろ考えちゃうな。鏡面の存在によって自分の人生を振り返るとか。はうう、自分はいつまでもぞもぞしてるんだ!とりあえず二等辺三角形と正三角形はどちらが美しいと思うのか知りたい。しっかし、一番戯言遣いなのは西尾さんだよねやっぱり。
「人間失格」を読むと思うのは本当に主人公は人間失格なのか、ということ。自分と重ね合わせ、最後には「もし主人公が人間失格なら自分だってそうかもしれない」と思う。で、このクビシメロマンチスト。主人公の残酷さ。登場人物たちの行動。どれも人間と縁遠いように見えて、ある意味ではすごく人間らしい。人間らしいとか、人間失格とかってなんなんだろう。そして曲者揃いのお話でした。
戯言シリーズ第2巻。前巻同様に膨大なページ数にも関わらず、読むのが止まらない。【生命行動と生きていることは等号関係にはない】というフレーズがお気に入り。
まさにラノベ版人間失格。救えない人の救えない話。この作品で特筆すべきは、明瞭すぎるまでの対比である。徹底的なまで主人公以外の登場人物が魅力的であること。そして、主人公には徹底的なまでに幻滅させられた。
みいこさんとフィアットで舞鶴とか伏見とかにドライブに行きたい。みいこさんと一緒にぜんざいとか食べたい。みいこさんの骨董品に埋もれたい。みいこさんに雑炊つくってほしい。みいこさんの隣に住みたい。ベスパに泣きそうになった。なんか、後を引かない。戯言だからか。
彼女の殺人理由、最期のメッセージ、そしてそれに対する主人公の答えが印象的だった。また絶対的に似ているのに絶対的に違う人間失格と戯言遣いの邂逅という出来事と、二人の掛け合いにも考えさせられた。ただ若干物足りなかった気がする。
★★★★☆ ミステリーとしては「なんじゃこりゃ?」な出来なんですが、ひどく面白い。前作より会話による掛け合いが良くなっていて、飽きない。零崎が良いキャラなんですよね。謎を解いていく過程を楽しむ作品ではなく、キャラクターの表裏がよく描かれていてそこをどう感じるか。
一冊目は周りの人間の、突き抜けた才能という見えやすい異常さが目立つ作品だったが、こちらは一見目立つところの少ない主人公の、内面の異常さに焦点があっている。どちらも深いテーマを扱っているが、こちらの方が己の在り方を振り返ってしまうような面があり、やや苦味があるというか、本当に怖い作品だった
これまで敢えて触れずに来たからして、山にでも登る意気込みで手に取った西尾維新作品はクビキリサイクル。案外普通というか、罪がないなーと思った。そして次に読んだクビシメロマンチスト、あーこれが《西尾維新》か、という感じ。
鴉の濡れ羽島から帰った数日後、ぼくはクラスメイトの葵井巫女子から江本智恵の誕生日パーティに誘われる。それと同時に、連続殺人犯・零崎人識と邂逅する。渋々パーティの誘いを了承し、江本智恵、葵井巫女子に貴宮むいみ、宇佐美秋春を加えた4人でそれなりに楽しい時を過ごす。しかし翌日、警察が「江本智恵が殺された」件についてぼくの元に事情聴取に来た。江本智恵との会話で彼女に何かを感じたぼくは、再び出会った零崎人識とともに事件の究明を目指す。いーちゃんのキャラが好きです。突き放す訳じゃ無いけど、あまり絡まない性格。人識との
人間関係の優先順位。残酷に確かに存在するそれは、間違えればこんなことになってしまうのか。本人にとって間違いではないってのがまた、いいのか悪いのか。完結した後の請負人の登場は待ってましたって感じ。零崎を殺さないでくれてありがとう。
結構ひどい話なのに、読後感は悪くない。いーちゃんの徹底的な冷たさが気持ちいいくらいだったかな。最後の台詞はいいね。 零崎とのやりとりが面白くて、助けにきた時惚れそうになった←
わー、第1作よりずいぶん読みやすい。おとなが少なかったのと、文庫版ということで推敲などをしている可能性が高いからか? サブタイトルに「人間失格・零崎人識」とあるけれど、ぐいぐい主張するわけでもないのに印象に残る彼。去年だか今年だかに出版された零崎一族のシリーズ(うろ覚え)も読みたくなった。途中で真相が予想できるのだけれど、やっぱり最後でくるっとひっくり返るのはもうお約束なのだろうか。ある場面で出てくる『甘えるな』ということばにかなりスカッとして、悲惨な物語ではあるけれどおもしろく読んだ。次作も楽しみ。
なんていうか…うん。零崎人識くんが気に入りました。一連の事件の犯人の正体は早々に見抜いていたので(二人とも)事件のほうは大して面白くなかったかな。玖渚ちゃんが主人公にご執心の様子。相思相愛なの?あなたたち。ねぇ西尾維新さん、焦らしてないで教えてよー。/哀川潤さんが好きです。姉御好き。
途中で犯人はこの人なんだろうなー,ということはわかるんだけど,別にトリック的なものがわかるわけではなく.読み始めると一気に読んでしまいます.友ちゃん成分が足りない.ところで誰か《X/Y》の意味を教えてください(ggrks).
★★☆ 動機が一般的に理解できないものであるならば、トリックだけは納得できるものであってほしい。計画的であれなんであれ、あの方法で殺害するのは難しいでしょう…
前作『クビキリサイクル』のときより、主人公のいーちゃんこと「ぼく」が濃いキャラクターになっていました。この巻は好き嫌いがハッキリわかれそうだなぁ。僕はもうちょっと玖渚友が見たかったのですが。
意外な所が多く楽しんで読めました。読むのには時間がかかりましたが(´・ω・`)今回初めて出会ったんですが人識がかっこよすぎました…次回登場が楽しみです。
初めて読んだ西尾維新作品を再読。なぜか「クビシメ」が先だった。そして、先で良かったなぁと思っている。良い意味でキャラクターが強い。読みやすいから。 西尾維新さんが書く言葉遊びがとにかく好き。抜けが無く、綿密に構成されていると思う。だから、分からない単語が出てきても読めてしまうんだと思う。流している訳でもないのにすいすい読めるのは、文章内にリズムが出来ている証拠だろう。 この作品は二作目でまだ序盤なのもあり、キャラクターを度忘れせずに読める。シリーズ二作品目ではあるけど、最初に読むのもオススメ。
友達同士が殺しあってしまうなんて、むなしくなった。友達だけど、何があっても殺さないほど大事に思っていない。人間関係なんて脆いものだなと思う。
何年ぶりかの再読。やっぱり零崎好きだー!そして前作ではわりと凡人だったいーちゃんの異常性が出てきた。えげつねぇ。でもこの巻一番好きかもしれない。「苦痛を伴う快楽など不必要」「失敗しなくて済むのなら成功しなくていい」には同意。あと出番少なかったけど秋春くんも結構好きだー!
シリーズ2作目はミステリー要素よりも心情描写に寄せてきた印象。前作のようにトリックトリックといった感じではない。ただ、連続殺人2つの対比、と見ているといろいろな意味で裏をかかれてしまう。キャラの扱いは相変わらず独特。表面上の人間性にあえて翻弄されるのもいいかもしれない。
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