水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
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水車館の殺人 <新装改訂版>の感想・レビュー(829)
舘シリーズ第二弾。ここでようやく遅ればせながら島田さんが主役なんだと知った。話の筋は事件のあらましを聞いたあたりで分かってしまい、それが残念だった。十角舘のほうがミステリらしいミステリで、インパクトもあったように思う。でも十角舘につづき、ひさしぶりのミステリということもあり楽しませてもらった。
「十角館」の衝撃がえらい強かったのになかなか続きを読めなかったのですが今作もやられた感は健在。犯人は割りとすぐにわかった、というかあからさまに怪しいのでわかりやすい。ただ、犯行手順及びそれのヒントを結構見逃してしまってたorz 過去・現在と進んでいく展開に翻弄されてましたが、案外2度読みするとまた違った見方ができて面白そうな作品でした。館の場の力に登場人物だけでなく読者まで飲み込まれてる感じが味わえて面白かったです。
十角館の殺人が面白かったから館シリーズを読んでみたけど、これはちょっと展開がベタすぎた気が…(ω`)仮面の主人公はいかにもって感じ(ω`)初心者向けミステリー小説。
やっぱりいいですね~ 仮面の主人に儚げな美女、怪しげな客たち。 密室から消えた男に幻の絵画! 設定だけでもドキドキものですw 過去と現在を交互に読ませる構成もいいです。 事件の真相ももちろんですが、ラスト幻の絵画の登場にぞくっとしました。 今後のシリーズにも絡んでくるようなので楽しみです。
★★★☆☆ 正統派な謎解きでなかなか面白い。 ただ、純粋な謎解きとして読むのであれば、オチというか話の流れに簡単に感付いてしまう。 といって、超自然的なラストを活かすには少し語りがあっさりしすぎていたような気がする。 続く『館シリーズ』に少なからず関係していくようなのでその後の展開に期待したい。
再読。精巧に組み立てられたオーソドックスな本格推理小説、ただ最後のその枠組みをぶち壊すようなオチは2度目でもビックリします。館シリーズのなかでも一番謎解きを楽しめる作品ですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/29
『館シリーズ』第2作品目。最近本格ミステリーを読んでいなかったので、順を追って読んでいこう。この水車館 映像化しても 楽しめそう。今やCG でどんな映像も作れるので、誰か作ってくれないかしら?犯人やトリックは 分かりやすかったが、巧みな文章力で楽しめる作品でした。幻の遺作の秘密は 想像も及びませんでした。
館シリーズの第2弾。仮面の当主と少女が住む水車館で起きた一年前の殺人。今年もその悪夢は繰り返されるのかといった物語。前回の十角館よりも人の描写にも手が加わっていると思います。また物語の進行の仕方が良かったです。過去→現在→過去→現在というように物語が進んでゆくため殺人の起きた時の想像をしながら謎解きを楽しめるかと。やはり綾辻さんの本の醍醐味はその中に漂う独特な世界観(今回は切り取られた時間といった世界観に感じました)にあると思います。犯人は想像ついてしまったけれどもトリックは相変わらずの鮮やかでした。
怖い…!過去の出来事と現在が同時進行していきます。途中混乱もありましたがとても面白い!犯人は思ってた人とぜんぜん違いました(笑)私は単純なのでラストは本当にビックリです。それにしても毎回ですが館の作りがすさまじいです。毎回ゾクゾクします。まだまだ館シリーズ追いかけるぞ!
過去を遡りつつ現在も進んでいく形が面白い。犯人については何となく想像が付いていたものの真相が暴かれていく過程は楽しかったです。前回の孤島+館もですが、今回の嵐に閉ざされた館も◎。やっぱりミステリーの舞台はこうでないと。
また思いもよらない犯人にびっくり!自分で考えていた犯人と違いすぎて思わず自分に失笑。そもそも私が考えた人が犯人だったら面白いわけないし(’’*) あの絵にも何が書かれているのか最初から気になっていたから、結末を読んでさらに驚きましたし、怖いなと思いました。
奇怪な事件から1年後の水車館、現在と過去が交錯しながら事件の真相が明らかになる本格ミステリー。犯人の目星は何となくついたけれど、全ての真相が明らかになったときには驚きがありました。今作は嵐の館が舞台なだけに終始暗い雰囲気はあるけれど、どこか幻想的な印象があり、館の雰囲気と伏線の張り方が「十角館」より好みでした。面白かったです。
推理小説としては「十角館」より本格的で、能動的な推理がとても身近に感じられる。個人的にはこの体感こそが最大の魅力であった。恐らくこの手の小説を読み込んでいる人には、犯人、もしくは物語の核心に辿り着くのもそう難しいことではないだろう。前作と同じようなカタルシスを求める人には物足りないところもあるかもしれないが、それを差し引いても有り余る満足感は流石綾辻小説と云ったところ。つまりすごく面白かった!
こいつ死ぬだろ・・・って人が案の定で笑った。嫌な人間いっぱーい。最大のギミックは、なんだろう。島田の言葉を借りれば「しっくりこない」。ああいうのはどことなく「ずるい」と感じてしまう自分が憎い。まあそれでも十分に楽しめました。
純粋な本格として読みやすい。舞台が整ってる感じ。幻影群像…最後にわかる絵の内容が印象的。 あと館を作った中村青司が気になってしょうがない。
現代と過去で人称が違う、バラバラの焼却死体、なぜかちぎれてる指、そして仮面の人物と怪しさ満点。驚きなどはなくあっさり目で探偵気分が味わえました。迷路館と時計館にも仮面は出てきますし、館と仮面は切っても切れない関係なんでしょうね。そういう雰囲気が大事なんだと伝わってきます。
張られた伏線が正しいのかどうか、頁を行きつ戻りつ読みました。時間はかかりましたが、その分は楽しめたと思います。特にラストシーンは良い感じでした。嵐の山荘ファンの方にはお勧めです。
非常に読みごたえがあった。犯人のヒントはたくさん与えても、展開まではしっかり掴ませてくれないのが面白い。作中の雰囲気も良い。そしてラストの展開(作者も特筆していた)はゴシック風でとても好き。
この『水車館』から『館シリーズ』が館モノとして育っていく。そういう目で見ずに読んでも十分楽しめる話だと思うが、綾辻フリークとしてはそういう見方で読むのでより一層楽しめる。そして微妙に改訂された言葉使いに思わずニヤけ、最後は旧版に続けてアリスがあとがきを寄せているのを読んでニヤけ顔のまま本を閉じる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 11/02
一度目が中々進まず、先飛ばしに読んでしまってから二度読みするもやはり読了にかなりの労力を要した。ギミックに凝ったばかりの内容で、登場人物にもその背景、展開にも魅力を感じられなかったのが残念。一介の絵描きに過ぎない男が血液についてやたらと専門知識があったりと、違和感が解消されないまま終わった。水車館という設定は生かされていたのか疑問。
前作に劣らず、読みごたえのある内容です。一つのことを怪しいと感じると、ほかのすべてが怪しく思えてきてしまい、今回も登場人物たちに振り回される一方でした。ですが、前作「十角館の殺人」とは違い、犯人をうっすらとですが推理することは出来ました。でもやはり、絶対こうだ!!と確信を持って言い切ることはできない、怪しげなストーリー展開。そして、最後のあの終わらせかた。すっきりしたような、まだもやもやするような、不思議な気持ちにさせられました。
十角館の殺人に続いて読了。怪しいところはいくつもあったのにきちっと推理できなくて残念。だんだんと追い詰められていく感じや、トリックの大胆さなど、いろいろな面で十角館のほうが好みだったかな。続きも読みたい。
前作の十角館よりは楽しめた。 現在と過去の時限を行ったり来たりしながら、昔の事件の詳細が判明しつつ、現在の事件が進行していくというプロットは、読んでて楽しかった。 終盤の展開も、うっすらとは読めていたけど、なるほどなぁ~っと感心した。
伏線やミスリードによる驚きは減ってしまったが、ミステリー小説としてはかなり読み応えがあって満足している。仮面という使い古されたトリックであるはずなのに、また騙されてしまった!物語の中に上手く愛憎劇を織り交ぜたのは良かった。綾辻さんが毎回几帳面に後書きを書くのは好感を持てる。「館」シリーズ引き続き追いかけていきたい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/19
十角館程の驚きは無かったし、犯人も何となく予想は出来たけれどやっぱり面白かった!全体的に漂う暗い不気味な感じが世界観にとてもあっていたと思います。最後はちょっと出来過ぎだ!と思いつつもゾクゾクしました!
一度読んでいるので大まかなトリックと犯人はわかっている。ミステリーというのは一度トリックがわかってしまったらつまらないという人もいるけれど、2回目3回目になって気づかないところに隠れている伏線を見つけ出すのも楽しいと思う。今回は地の文の違いを隅々まで楽しんだ。
"仮面"というワードがある時点で、犬神家の一族――のような犯罪プロットが成り立つことを想起した。前巻に比べトリックその物は分かりやすく、全体像も掴みやすい為、真犯人含め事件の全貌は謎解きへ入る前に大凡割り出すことが出来た。さほど難解な展開ではなかったものの、しかし心理描写、情景等々の描きに関しては、物語性にいい雰囲気を与えていて良かった。
仮面の主人なんて「いかにも」って感じ。十角館とは違い、ウルトラC的な中身ではなく、あとがきに書いてある通り、注意深く読んでいれば分かるような話であった。
水車館の殺人 <新装改訂版>の
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感想・レビュー:171件














































