モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)
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モロッコ水晶の謎の感想・レビュー(432)
推理合戦の最後ににやり。秀逸なオチだ。ABCキラーの事件が次々と起こるスリル感が良い。モロッコ水晶の謎のトリックは読んだ当初は納得いかなかったが、再読して、火村が犯人に仕掛けた論理の罠に唸った。あとは、「人間の廃墟」という例えと「三匹の子豚」の例え話が最高。
表題作は雰囲気があってよかったけど、オチが若干心許ないからこれくらいの中篇にしておいてよかったのか。あとは普通かな。
再読。御本家のクリスティの『ABC〜』も再読しないと忘れてるなぁ…(そんなんばっか;;)。表題作の本格ミステリらしさが好きです。こういうテイストというか。「ありえない」って否定する向きもあるかもしれないけれど、でも『ありそう』と思わせるロジックの構築がいいなぁ、と。 『推理合戦』、にやりとしました。いいな、こういうの。知的にお遊びできる仲良しさん達で楽しそうだし。最後のアリスに、軟骨の串を手ににやにや笑う火村先生。笑
国名シリーズ第八弾。中編三本、掌編一本収録。個人的には『ABCキラー』が好き。犯人像や犯行の経緯の様相が好みで、そして連続殺人事件の捜査に当たる警察の緊迫感も良かった。『助教授の身代金』のタイトルには、見事に引っ掛った(笑)
作家アリスシリーズ第8弾。しかし私はこのシリーズを読むのはこれが初めて。 犯罪学者である火村と推理作家の有栖川のコンビが事件を解く短編集で、4つの短編(一つは10ページにも満たない掌編)が収録されている。おしなべて結末に社会的な問題提起がされていることからそういった方面へのアプローチも含んでいるのかな?
アリス曰く「本格ミステリというのは、すんでしまったことを掘り返すのが基本形ですから、時として現在進行形のスリルを欠いてしまう…」確かにそうかも、現在進行形の「ABCキラー」が一番おもしろかった。火村先生の活躍の裏にある警察の人達の活躍もきちんと書かれていたのもよかったと思います。
表題作と掌編がよかった。あとの二作は普通かな。表題作は動機の部分と、それを紐解く火村先生のロジックが綺麗だなと。掌編はお互いがお互いをやり込めているのを見てニヤニヤ(笑)
<お口直しのシャーベット>の話が好きだった。珍しくアリスがやり込めていて。オマージュ作品は元の話を読んでいればもっと楽しめたかなと思うと少し残念。ABC読まなきゃ
助教授の身代金は後書きで有栖川氏が述べてるように、火村センセイが拉致られるのかと思ってわくわk…いやドキドキしたんだけど違った。ある意味やられた。表題含め全編面白かったけど、ABCキラーが特に好みかな。背景も動機もくっきりしててわかりやすかった。モロッコ水晶は事件よりむしろ火村とアリスの掛け合いが何となくいつもより仲良しに見えて楽しかったな。推理合戦も好きだ。ラストの朝井姐さんのリアクションが…(笑)火村アリス姐さんのトリオで仲良しなのが好きー!
クリスティのABC殺人事件をオマージュした「ABCキラー」が面白かった。ABC殺人事件そっくりの事件が起こるが、それを「偶然性」の色を混ぜ込んでいい味出しているのは有栖川っぽいなって思った。あと「助教授の身代金」は、犯人との何気ないやり取りが決定的な複線になっている点が面白かった。
「女王国の城」の予言から連想して再読。表題作である「モロッコ水晶の謎」の、ここでの予言の使われ方もいいよなぁ、と思う。「カサブランカ」、今度見てみたいな。 あと、「推理合戦」も大好きだっ。寧ろコレが一番好きw火村とアリスは勿論、小夜子女史も嫌いになりようがないキャラだと思う。
再読。好きなのはやっぱり『推理合戦』。表題作をはじめとした他の話は、ミステリにしてはいま一つな気が・・・・・・。なんだか解決にスッキリしないものがある。ただ、それでも読んでしまうのが有栖川ミステリー。
「助教授の身代金」作者も言うとおりタイトルが引っかけ。火村誘拐事件じゃないです。「ABCキラー」真の意味では未解決事件。後味が悪い。「推理合戦」掌編。思わずくすっと笑った、沢山だと面倒くさくなるんでしょうね(笑)。「モロッコ水晶の謎」エキゾチックな要素が鏤められた閉じられた世界で起こった悲劇、でしょうか。塔の中の姫君は外の世界に憧れながらも己の内なる世界から正しく足を踏み出す事が出来なかった…。 読了後、釈然としない、という言葉が脳裏をよぎる作品群でした。すっきり解決!じゃないからかなあ。
お好きな方が多いと思いますが、私も推理合戦が好きです。最初がちょっと重い感じなので「えっ、これだけ?!」と驚くぐらいの軽さですっきり気分転換。
ポワロが非情だとは思わない。突如生きる権利を奪われた当人やそれに近しい人物にしてみれば理不尽すぎる暴力という点では事故だろうが通り魔だろうが関係ないだろうから。本編とは関係ないが解説の結びに少々違和感。無理にそちら方面にオトさなくても…
何となく物足らないまま読了。ミステリとしては好きな感じなんだけど、火村先生の魅力が出し切れてない気がするなぁ。前回読んだ「乱鴉の島」みたいに胸キュンポイントがなかったからかなー。合間の超短編「推理合戦」が一番好き♪
うーん、なるほど……。どの中編も悪くはないけど、ちょっと物足りない、という感じでした。安定感はあるけど、もう一味欲しいなあ。……もしかしたら、その一味の足りなさが有栖川有栖を読み続けている理由のひとつなのかも。
購入:お口直しの「推理合戦」が一番面白かった。表題作は中途半端・・・何かスッと腑に落ちない感じで。それを動機にするならもうちょっと書き様あるんじゃないかなと思ってしまう作品でした。
ショートショートの『推理合戦』が面白い!ロマンチックなふたりのかけあいも安定感があって楽しめる。なかなか明らかにされない火村の闇が気になって気になって・・・。作者さんもおっしゃられていましたが、「助教授の身代金」というタイトルは確かにあざといですね~。
推理合戦が一番面白かった。あの短い文章の中に、起承転結が見事に納まって、結びではしっかり"にんまり"させていただきました。表題作は、ちょっと残念な感じが。こちらは、少々間延びした感じで、他の作品を読むときのようなリズムが得られなかった。火村センセの存在感も、いまひとつ薄かったかなぁ
「推理合戦」が面白い!作者の狙い通りくすっと笑いました。これからもこんなスパイス効いたショートショート、3人で作っていただきたい!「助教授」は見事にタイトルにひっかかり、「ABCキラー」はうーん。表題作は・・・ある意味有栖川作品らしいところもあるな、とも・・思う。どこかロマンチスト・・・(^^;)
有栖川作品は笑いの要素が入ってる作品がやっぱり読み物として面白いなぁ。シリーズものなのでなんとなく続けて読んでるけど、このところの作品、何を読んでもあまり印象に残らなくて右から左に流れていってしまう…
『モロッコ水晶の謎』は表題作なのに残念。火村シリーズとしいては会話も微妙だし。『ABCキラー』も少し残念。全体的に素材としては面白くなりそうな感じなのに・・・。1番良かったのは『推理合戦』(笑)
再読。表題作はちょっと拍子抜けってのはあったけど…動機とか『…ん?』ってなった←
でもよくよく考えてみれば『まぁ…あり?』な気になってくる。
でも『推理合戦』とかの方が好きだったかな。
『助教授の身代金』も『ABCキラー』もよかったです。
モロッコ水晶の謎の
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感想・レビュー:70件














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