新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)
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新装版 天璋院篤姫の感想・レビュー(374)
大河ドラマは観てないけど大奥は観てたから篤姫は私のなかでは菅野美穂ちゃんです(笑)でもこれを読んで大河ドラマ観たくなってきた!篤姫の人柄と勤勉さに惚れます。
大河ドラマは観てませんが。なんとなくイメージで、ものすごく強い女性、類稀なる美貌とついてこれない人はお呼びでない、みたいなキツい性格のイメージがあったんですが、とても冷静で心が広く温かな女性だったみたいですね。前者だと、ただ「へー」っていう感じで終わってたと思うんですが、いろいろ共感しながら読むことができて楽しかったです。ま、金銭感覚はさすがにお姫様ですがね・・・
固有名詞を覚えるのが苦手なので、最初のうちは次々に繰り出される固有名詞の数々に混乱してしまったが、それを乗り越えて本筋がスタートすると流れに乗ってさくさくと読めた。歴史ものなのでこの先どうなるかは分かっているけれど、それでも先が気になって読んでしまう。
ご存知、大河ドラマの原作。宮尾登美子氏の歴史小説は、歴史好きとしてはわくわくしながら先を進めることができると思う。淡々とした文章ながらも、歴史の難しい部分も細かく丁寧に説明され、また、主人公・篤姫の心情表現もリアルで、わかりやすい。作者も女性、主人公も女性、読み手の自分も女性、ということで思わず篤姫に肩入れをしながら読んでいた。大河ドラマと違い、小松帯刀との接点などはなく、とにかく輿入れまでがまずは大変だったことが詳細に記述されている。その過程でも、篤姫の賢さというのがよく伝わってきた。
婚礼についてなど、想像以上に詳しく書かれていて、非常に興味深く読めました。文体が、やや箇条書きのようなあっさりしたものだったので、あまり登場人物に感情移入して読むような感じではなかったかと。大河ドラマと台詞の一致があったりして、脳内ではドラマの配役で再生されました。
大河見てたので。懐かしいな~と思い借りてみた。 頭の中ドラマキャストで再生される、、 最初は漢字の多さと歴史のことで読み進めづらかったけど、途中からはすらすら読めた。 やっぱりどの時代でも、女の人がたくさんあつまるとドロドロするよなぁ。
初宮尾登美子。文章が明快で読みやすく、また上巻は出世話でもあるので、序盤から物語にぐっと引き込まれた。大河ドラマを1年見るよりずっと短い時間で十二分に楽しめた。でも、絢爛豪華な嫁入りや皆の着物、髪型は想像してるだけじゃつまらない!DVD借りてみようかな。
今さらな感想だけど、大河での宮崎あおいというキャスティングは大成功だったね。原作の篤姫の聡明さや魅力を余すところなく表現していた。一方、堺雅人も別の意味で大当たり。家定の人生に原作以上の深みを与える演技だったと思う。(って実はドラマはほぼ入輿以降しか見てないんだけど)
歴史小説、宮尾登美子、と思って読むと意外なほど読みやすい。地方の分家の娘が将軍の妻に一歩一歩上がっていく様子が面白い。ドラマもちゃんと観ればよかったなあ。
読むにあたって古めかしい文章がとっつきにくく、また辞書や歴史書なしには難しいですが、理解できるとより面白い。学校で習った歴史の知識がちょっとずつ繋がって行く感じがして楽しく読めました。大河ドラマを見てると大奥の絢爛さがイメージしやすくて入りやすいと思います。そしてとにかく美しい日本語にため息。
幕末の動乱の中、最後の最後まで徳川家を守り抜こうとした信念に感動します。 強く大奥を統率していく姿は凄いけれど、女としての幸せを得ることが出来ない姿は辛い。 大河ドラマで脚光をあびたので読んで見たけど、おもしろかった。
江戸時代における政治的濁流の渦中に放り込まれた可憐な女性の一代記。健やかで且つ思いやりと繊細さを兼ねるある種(特に当代の男性にとって)理想的な女性像を体現した背景に、幼少からの環境が大いに関わっていると感じる。全ては人との関わりによって人柄もドラマも感動も形成され、それが歴史小説の醍醐味のように思う。本作は主人公がどのような活躍を見せるのか、また彼女は女性として報われるのか、という二つの主眼が今後の展開として待っている模様。下巻も人生をゆっくりと辿るつもりで楽しみにしたい。
確かに、篤姫は江戸時代の教育を受けた人だから、現代の価値観からするとどうなの、という判断もしている。けれど彼女がとびきり聡明で、三千人という大奥の頂点に立つにふさわしい女性であったことは確か。今まで何度となく再読してきたし、これからもしてしまうだろう作品。
人の上に立つ者は、一旦口にしたことを翻してはならない・・・今の政治家たちにつめの垢を飲ませたい。それにしても、一見優雅に思ってしまう御台所の暮らしだけど、トイレも侍女がついてきて(しかも拭いてもらって)、夜にも控えられるというのは相当きつい。
「スイーツドラマ」と評された大河ドラマが、意外と原作に近かったことが分かった。淡々とした文体でも、ドラマの脳内記憶(女優さん・俳優さんたちの声・演技)でスイスイ読める。分家から島津斉彬の養女となった篤姫は父・斉彬を純粋に敬愛していたが、大奥に入って次第に妻としての自分に目覚め、将軍継嗣問題の争いではどちらにも付かなかった一連の流れ・心情描写が素晴らしかった。入輿までは少し退屈。が、家定が登場する後半はバツグンにおもしろい。下巻も楽しみ。
品があり美しく、流暢で読みやすい文章で綴られる大河ドラマ原作。ドラマを全部見ていても、ある意味別もので、興味深く読んでいます。菊本やお幸の方、幾島など、強い信念を持つ女性たちに囲まれ、篤姫が成長していくのがわかり、読み応えがあります。昔の女性が嫁ぐというのは、生半可な覚悟じゃいかないな、と思います。背筋が伸びる感じがします。
知性をもって望む忍耐とはどういうものか、わかった気がした。「芯が強い人」という意味も。昨今は草食男子だなんだと男性批判が多いが、だからといって比例して魅力溢れる女性の存在が増えたわけではなく、篤姫のような素晴らしい知性と豊かな心を持った女性もあまりみないものだな、と考えてみる。
大河ドラマよりも事件や人物がリアルに書かれてあり読みごたえがあった。ごてごて華美してあるのより好きだな。歴史の面白さを教えてもらった作品。
時代小説は2冊目の挑戦!篤姫は、大河ドラマをみていたのでわりと理解しやすかったけど、登場人物が多いのと、名前が変わっていくのが難しい。家定を思う篤姫は、ドラマ以上にすてきでしたね☆にしても、ドラマってやっぱり、美化されている部分が多いですね。上巻が終わっても、帯刀1度も出てこない……。
篤姫の聡明で思いやりに溢れる人柄に感嘆しました。与えられた境遇がどんなものであれ、その中で誠意を尽くしていく態度が素晴らしい。あんなダンナはキツイだろうに。不平不満ばかり並べてしまう自分を反省。
幕末を大奥の視点から見ることができて面白かった。篤姫の人間性が素敵なだけにあの時代で大変だっただろうなあとしみじみ思った。ドラマも見てみたかったなあ。
大河ドラマは原作とかなり違うと聞いてはいたものの、ここまで違うとは。人物の造形がまったく違っていて興味深かったし、歴史を知るという上でも読み応えがある。が、各人のエピソードなどがあまり描かれていないので、どちらかといえば小説というより歴史書という風情でもあり。なので歴史が不得手なあたしにはちょっとキツかった。ということで、ごめんなさい、の△
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