九十九十九 (講談社文庫)
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九十九十九の感想・レビュー(362)
終盤のネタバラシまで何が起こってるのか理解できなくて「何だこの本意味わかんねえ」って思いながら読んでた。内容に関しては清涼院の方読んでないから深いところまでは言えないけれど、世界観、エンターテイメント性は高くてワクワク物語に入っていけた。だらだらゆっくり読んでしまったけど、一気に読んだ方がよかったなあ。理屈で読む本じゃないわやっぱ。
僕には到底理解できなさそうです。難しかったですが、読んでいるときはとても楽しかったです。物語に引き込まれたかと思えば、フッと現実に引き戻されるような不思議な感じ。…っていう書き方でちゃんと表現できてはいないんですが;^^ すぐにでも読み返したいですが……それにはもうちょっと時間が必要かもです。
清涼院から。初めて舞城作品をすげー面白いと思えた。複雑な構造をもっていて読み応えがあるし、流水っぽい言葉遊びに舞城センスをミックスした新しさはそれはそれで良かったし、元ネタを知ってる人でも知らない人でも楽しめそうだし、なんかまぁ、良い感じに良い勢い、というか今までは舞城特有の勢いに魅力を感じなかったんだけどこの作品で初めて舞城ワールドなる信者たちが見ている世界を見れた気がするんでとても良かったなー、でもやっぱりそういうのなんか合わないなーって感じなんですが、それでも奇跡的に面白かったからマジおすすめっす。
話の構造自体がかなり複雑になっていて、それを把握できた(?)のが終盤になってからだった。ので、正直云って内容はほとんど理解できていない。だけどノリやらメタなネタやらだけでも充分楽しかったし「ああ、舞城さんの小説だぁ」って感じで、良かったです。話の構造が分かったので、いつかまた読んでみたい。
結局なんなんだ舞城!舞城らしすぎる!清涼院流水のオマージュ作という事ですが、読んだことないので「舞城の九十九十九」として読みましたが、第一話で脇役が言う「なんじゃおい……訳が分からん」です。「エロ本」→……→「京極夏彦」まで行く言葉遊びのレベルの高さ(笑)、名探偵・大爆笑カレーなるネーミング(笑)、最高です。あの世界、この世界、な多次元構成がやや難しく時間かかったが面白かった!
「密室1200個作るとかアホな予告状がきました」とか「密室でボン!か・・・」に爆笑www 流水オマージュというか流水批評(それも結構バッシング側?)がみっちりとIN。「JDC二次創作」ではない。 内容は流水に見立てた舞城。ありとあらゆるコンプレックスとの戦い&成長の末の結論という舞城パワーを流水アナグラムなどをカンペキに使いこなして見せる荒業。すごすぎ。しかも結構意味ない部分多い気がするのは流水故か……。 私的には、ウホッ!&ビッチ兄姉を段々と許している過程が頭おかしすぎて好きだったり。
舞城だった。どうしようもなく舞城だった。癖のある清涼院を舞城が料理しちゃったせいで取り返しがつかなくなっている感じ。もはや物語ではない、けれどもエンターテインメントではある。
「理解するんじゃなくて感じるんだ」って誰かアクションスターが言ってた気がするんだけど、その感覚で読む本。理解するんじゃなくて感じる本。で、最後に感じたのは「愛情なんて間違うくらいでちょうどいいんだ」ってこと。←別の本で舞城さんが言ってたけど。うん、愛はびしびし伝わりました。 余談ですが、ジョジョのノベライズがますます楽しみになりました。予想がつかない。
途中で挫折しそうになった。けど読みきってよかったと思える。そう思うのは達成感からではなく、最後に向かってどんどん伸びてくる九十九十九を見ることができてよかったと思うから。この本を未読のまま放り投げなくて良かった。間髪いれずに再読中。
感想なんて書けるか(怒)というぐらい凄い。 産まれた瞬間から見た者を失神させてしまうくらい美しい主人公九十九十九。彼の物語が語られ、更に物語は内包され、その内包された物語も内包され…しかも章立ては時として狂っており…
凄すぎて疲れた(笑) それでも何より、最終章でのよじれた人間関係が解き解されてゆく感覚、たまらんです。ああ、喪われた恋人たち、三つ子ちゃんたち、そして義母。 行き着いたのは“愛”が待つ場所。
至高。なんだろうこの読後感。感想を書くのもおこがましいくらい。10代の人に読んで欲しい。一つの脳味噌で書いたとは思えない複雑なタイムシェアリング。絡まり。解説本が欲しいくらい。あっても読まないけど。
舞城の文体と清涼院のJDCシリーズのキャラやら言葉遊びやらが上手い感じに化学反応を起こしていて大変よかった。ただ、九十九十九がJDCシリーズとかけ離れ過ぎてしまった感がある。勿論そこも彼の目論見の内なのだろうけど、JDCファン的には悩みどころ。まあ、そんなの気にならない位おもしろかった。
全然流水の九十九十九じゃねぇ。めんたまくりぬいたところにあれをブチ込むって頭おかしいだろ。第n話が第n+1話の中のお話でした、というメタの連鎖(ここら辺がツクモか)と過剰な意味付けとかもうぐわんぐわんする。ディスコ探偵水曜日へと続いていく一本て感じがした。
舞城さんの作品は、阿修羅ガール、好き好き大好き~の二作を読んで、どちらも文章が好きででも話はどことなく微妙というか、今後に期待な感じだったんですが、九十九十九でかなりきました。頭の弱い私には三度くらい読まないと理解できない部分もあり、その辺は流し読みましたが、、でも構成もしっかり練られてる感じだったし、何よりやっぱり文章が最高でした。これまた阿修羅ガールに続きはじめの一行で気に入りました。読んで損はないです。ハレルゥヤ!!!
清涼院流水ではない九十九十九。JDCのアンソロジーというだけではなく、構造といいメタ小説加減といい…ミステリ小説そのものについてのパロディのような雰囲気を感じました。
よく書けているが、余り興がのらなかった。なんとなくその理由もわかる。ライトノベルによくあるような階層的に世界を重ね重ねしてゆくのが、不自然に感じるからである。つまり、ひとつの世界を構築し、そこからもうひとつ、ひとつ、と階段を登るように仕掛けを施し、いつしか小説が重曹的に読まれるなどということをちっとも新しくないとおもうからである。ただし傑作。
読み上げるのに長い時間が掛かりました。SFが純文学になるために日本では筒井康隆を待たねばなりませんでしたが、推理小説を純文学にするのは舞城王太郎のような気がします。マトリューシュカみたいな構図は言うに及ばず、一話一話のエピソードも楽しめました。舞城の著作は溜まっていたのでこれを機会に一気に読もうかなと考えています。まあ、本命はディスコなんですけど。企みに満ち溢れた本作にかなりの部分を持って行かれた感じはします。ただ、維新にしても舞城にしても同じパターンでは作品となりえないですからね。一人一芸の世界ですね。
清涼院流水作品を読んでないし、ボリュームあるしで敬遠してたんだけど、読んでよかった。第3話→第5話ときて、あれっ?と思ってから一気に加速して読めた。
疲れた。それはともかく、巷に溢れるセカイ系との違いは「きみとぼく」の世界でなく、全能なる「ぼく」だけの世界だという点だろうか。しかもその全能感がコンプレックスの裏返しであったり、自分のルーツやアイデンティティのゆらぎによるものである点が興味深い。あと、雰囲気がなんとなくバンドのミイラズを連想させた。
メタ素晴らしい。文体も相変わらず良く、構造は凝っていて、見立てとかどうでも良いのにも関わらず、エモーショナルな肉付けも(非リアリティー型というか取って付けた感が否めないのに)独特の強度がある。大体そうだが、軽薄なはずなのに一人称の口語文体で強引に押し切られる。後半は錯綜しているけれど自分で積極的に言及していきテンションは高くドライブ感もあるから読めちゃうけど本当に読めてるのかという気になった。冷静に読むような本じゃないけど、もう一度整理しつつ読んでみたい。
うおーなんだこれわけわかんねーすげーとか思いながら読み進めて、最終的にはなんか感動してしまった。すべての九十九十九が幸せでありますように(余談ですが、これを読みながらうたた寝をしていたところ、最終話が延々と続いて終りにたどり着かない、という夢を見ました)。
とりあえず、積んでたJDCシリーズの最後ということで気合を入れて読んだのですが、いやー、舞城だった。そして流水大説的だった。すごい融合の仕方をしてるな、と呆れ感心してしまった。舞城王太郎の本をもっと読みたいなー。
さすが舞城読ませるなー!第一話からガンガン飛ばしていて気持ちがいい。清涼院の「コズミック・ジョーカー」は退屈で読むのに相当時間かかったけれどこっちは相当面白い。もちろんJDC読んでいればより楽しめるのは間違いない。僕の家族愛についてのバイブル
頭がおかしくなりそうだ。でもそうだよな、好きな子とはそりゃ一緒にいてーよな、人間だもんな、誰かを好きになりたいし、自分のことだって、やっぱ好きになってほしーよな。変なの!
清涼院流水作品との関連とかよくわからず読んだけれども、前提なしでも結構楽しめた。見立て殺人とか、なんだかんだとメタ推理小説、メタ殺人小説な部分があり、そしてずっとテーマとなっている家族のきずなっていうものが、どこまでも低音で響いている。清涼院作品を、近くの本屋で探すと、昔はあれだけよく見かけたのに、見かけなくなってしまったのね……というのはショックであったり。
すごい本を読んでしまった。それが僕のこの本に対する感想。ページ数が多く、文字も多い、そしてこの破天荒な内容にも関わらず、一気に読みきってしまった。簡単に勧められる内容ではない(好みは両極端に別れると思うが、合わない人は第1話で止めるどころか、あらすじで止めると思うので問題なし)けれど、是非みんなに読んでほしい。そして、「はあ?なにこの小説?意味不明だし!……面白いけど」って言ってほしい。
九十九十九の
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感想・レビュー:93件














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