フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 >を読んだ人はこんな本も読んでいます
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 >を追加
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 >の感想・レビュー(453)
ノベルで読んでたものを再読。いゃぁ、このスピードと狂いっぷりかなり好きです。独特の比喩?表現がたまらん。しかしかなり好き嫌いが別れる作品なのでなかなかオススメし難い。
「僕の物語を奪うな」っていうフレーズが印象的だった。あれだけ精力的に大暴れしたのに、自分の物語が一枚一枚剥がれ落ちていって、自分の意思なんて何もなくなってしまう。後味が良いとは言えないけれど、メフィスト賞らしい面白さだった。他の鏡家の人たちは自分の物語を持っているのか気になる。続き買う、だろうなぁ。
[★☆☆☆☆]正直、面白さが分からなかった。あるのはただ滅茶苦茶なストーリーだけに感じる。例えば舞城王太郎には、玉ねぎを一枚一枚剥いでいくように物語を全て排除した後にもちゃんとした[核]が存在していて、そういう[核]が面白い小説にはあると思うのだけど、この小説からは感じ取れず。Story Sellerに収録されてる作品は良かったので、鏡家サーガ以外の作品に手を出してみようか...。
めちゃくちゃ好みでした。面白い。文体は軽くて読みやすい。勢い止まらず寝る間も惜しんで読みました。主人公が破綻しているんだけど、それを取り巻く状況も破綻していて、普通の人間は誰一人居ない。所謂普通って言える明日美も友人の敵って理由を一番に言って、殺人犯を探そうとしてる。自分の命よりも友人とか、視覚を共有してしまう現象に対する興味の方が強い。十分破綻してるって言えるんじゃないかと。自分の理解の範疇を超えた狂った人間の話は好きなのかもしれないと思いました。ファンタジーよりも非現実的。これもちょいちょいファンタジ
巷でよく比較されてるメフィスト賞出身の作家たちの影が読んでる時にちらついて、読み始めはは文体が西尾っぽい、あとからスピード感とか展開が舞城っぽい、とか思うけど読み終わる頃には他の人のことは忘れて佐藤友哉のことだけ考えてる。納得のメフィスト賞。
すいぶんとハチャメチャだね。この軽い感じでぶっ壊れている世界観って好き嫌いがはハッキリと分かれるし、若い作家さんだし、尖がった賞(メフィスト賞)とか受賞しちゃってるし、ってことで厳しい評価にもなりがちなんだろうけど、良くも悪くも評価できるかって作品。まだこうゆうクセのある作品を楽しめる自分に今は幸せを感じようじゃないか。
どうしよう……というのが一番の感想ですかね。どれもこれも突き抜けちゃってて……あれですよ、ボケはいっぱいいるのにツッコミが誰もいないみたいな……どうしよう……
オタク層でないと、ただの狂ったキャラがいっぱいな駄作。 オタクワードがイメージワードとして入ってきており、随所の小ネタが終盤を納得させる。 例えば「マルチ」がイメージ出来るかどうかなのだ。 出来ない人にはこの作品は説明不足なラノベで、とてもつまらないハズ。 内容はドライブ感が凄まじく高く、微弱な毒電波と相成ってトランス的に読める。 主人公の歪みきった性的感情やストレスが批判的にグツグツと泡立っており、その煮たったスープに唐突にジェリービーンズが浮かべてある。 とっても甘くて、冷えた水が欲しい、そういう作品
本書は『ああっ、お兄ちゃーん』と云う方に最適です(嘘)。というキャッチでメフィスト賞に送られてきた一冊。これぞメフィスト賞というくらい尖った小説で、舞城の本を初めて読んだ時のような、どこか不完全な感覚を抱く。プロ小説として成立しているけれど、不完全だということは、それだけ伸びしろのある作家だと捉えられなくもない。大切なものが壊れる描写が巧みで、カタルシスを覚えずにはいられない。一般〜純文まで幅広く描く彼の力の片鱗を見せつけられる一冊だった。もちろん、キャッチの通り、お兄ちゃんLOVEな小説だった(嘘)。
理解不能?!いや、文章は理解できるんだけれど、相容れないっていうか(笑)。なんなんだろう、巧く表現できない。でも嫌いじゃないんだよなぁ。わからないなりにほぼ一気読みしちゃったし続編も読もうと思っている。
どこかズレているような奇妙な語り口だけど、あっという間に読めた。アニメネタを全く理解できなかったのはもったいなかったかな。妹のレイプ魔への復讐と「突き刺しジャック」事件がつながって収束していくところにどんどん惹きこまれて、読みごたえがあった。登場人物の狂いっぷりも許容範囲内だったので、それほど不快に感じず。この後も続きそうな終わり方だけど、それ以降の話はないらしく、たしかにいろんなことが明らかになった後ではあまり面白い展開は望めそうにない気もする。鏡家サーガをコンプリートするかはちょっと悩む。。。
再々々々読。ノベルス版と比較するために読んだのだけれど、細かい所がいろいろと変わっているのがよく分かった。あと、稜子の殺害した人数が80人なのか79人なのか、ノベルス版では少し意味深なことを言っていたけれど文庫版ではそれが無くなっていたので、設定が変わったのかもしれない。
同作者の『1000の小説とバックベアード』に深く感銘を受けたので手に取りました。両作のあまりの毛色の違いに驚きました。序盤から中盤にかけてはライトノベルのようで惹かれず漫然と読んでいましたが終盤で一変、一気読み。全体として随所に頻出するオタクネタが分からず若干うんざりしましたが、「木魚がチャカポコ・・・」のくだりでは思わずニヤリ。正気と狂気の境目が融解していくこの物語を象徴するかのような引用。この作家はきっと所謂オタク文化も純文学も平等に愛せる人なのでしょうね。何から何まで潔くぶっ壊れたお話でした。
純粋に読書を楽しみたい人にはオススメ出来ない本。さらりと流し読める文体の割に、まとわりついてくるような内容というアンバランスが良い。
裏のあらすじだけ読むとパニックスプラッタもの……という印象なのだが、実際そうである。というかそのあらすじから受ける印象の何倍も衝撃的な作品。話が二転三転して頭の中に「?」が何個も浮かんだ。純粋にミステリを楽しむ物語ではないが、重厚な本格ミステリや考えさせられる純文学などを読んだ後に読めば軽い気持ちになる……わけないか。 とにかくはちゃめちゃな物語。ちょっと他のも読んでみようかな、そんな気持ちになった。
こういう作品もあるんだなー…と異世界に入り込んだような気分。たいていの物語だと主人公は助かるのに、公彦は…。しかも狂ってたし。でもなぜか嫌じゃない。
良い意味でも悪い意味でも酷い。登場人物からその設定からみんなネジが外れていて、読んでいて違和感や理不尽を感じて気持ち悪いほど。けど清々しいくらい狂っているので、文章も併せてなんだか引き込まれるものがありました。佐奈が可愛い。
狂ってるようで破綻してるようで、実はえらいまともな気がする。要は普通。もっと本気電波ちゃんな感じを期待してたので、ちょっと拍子抜け。定価で買う気はおきないけれど、ブックオフで売ってたらもう一冊くらい読んでみたくなるような、妙な中毒性はあるかもです。
★★★☆☆
意味がわからなくてきもち悪かったので一気に読んだ結果意味がわからなかった。シリーズ読んでみたい。あとレイプはやめてほしい。
ところどころに散りばめられているアニメネタ。オタクへの媚びだと高を括って読み流していると、クライマックスで明かされた殺人の動機がオタクのある層にむけた批判になっていたのでにやりとしてしまいました。
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 >の
%
感想・レビュー:125件














ナイス!































