時生 (講談社文庫)
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時生の感想・レビュー(3139)
若かりし頃の拓実が本当にダメ人間過ぎた。トキオもよく付き合ったものだ・・・そんなところに関心をしたが。果たしてこの家族は幸せだったのだろうか?『生きるとは?』という壮大なテーマの答えがいろんな場面に出てくる。
読んでて拓実のアホさに少しイライラした。でも、最後に拓実自身が親のありがたみ、未来を見つめることの大切さに気づけて本当に良かった。他の東野作品に比べて少し非現実的だったけど、心温まる一作だった。
ひさしぶりに前情報がなく読む東野作品。タイムスリップの父と子の感動作かと思ったらちょっと違ってた。どちらかと言うと「生き方」の話だったかな。。『配られたカードは変えられない。その中でどう勝負するか』 もっと泣かせようと思えばそういう風にも書けそうなのに、そうしない東野作品が良いです。
「秘密」の姉妹作?全く前情報なしに読んだが、読み終えた後のなんだか切ない感じは「秘密」に通じるものがあった。先に「時生」を読んでいたら、もっと感銘していたかもしれない。でも、読者をひきつける内容と文章力は素晴らしい。面白かった。
息子は生まれてきてよかったのか?息子トキオはその思いを表したくて、過去の父親拓実に出会い、拓実の母親とのすれ違いや麗子との出会いに深く絡んでいく。拓実の今があるのはトキオがいたから。拓実の母親からの手紙、トンネル事故の場面は親が子を思う心と、子が親を思う心が強く伝わり感動した。とても切なく素敵な話でした。
時生が病気でそろそろ危ないというときに父拓実が妻麗子に昔時生と出会ったことがあると打ち明けてからの、昔の回想が思いのほか長く、しかし、とてもおもしろい作品だった。回想で、時生の父になるであろう拓実への接し方に読み手がハラハラしたり、時生と拓実の少しおかしな絆などが、読んでいてとても楽しめた。
タイムスリップものは面白くて好きだけど、それが東野さんの作品で格別だった。トキオくんがカッコイイ!!一途に生きることの大切さを伝えようとするところに、感動した。
SF作品によくあるタイムスリップのお話。加えて、俗的な感動物によく使いまわされる「難病に苦しみ死ぬ運命にある若者」が出てくるお話。それなのに東野氏が描くと、こんな題材もけして安もので終始しないところが凄いなと思った。 泣かせようとして描かれた感動物語ではないのだろう。それだけに、読了後、じーんという感動の余韻がしばらく続いた。 最後に拓実が時生に放つ呼びかけと、トキオが言っていた「明日だけが未来じゃない」という言葉は、物語の全容を知ってから特に効いた。じーん。
東野圭吾の推理もののイメージが強かったのですが初めてこういう感動系の作品に手をかけてみました。グイグイ最後まで止まることなく読めました。ただ泣くまではいかず、ラストは心に残る何かを感じました。久しぶりに命とかそういうことを考えさせられた作品でした。
グレゴリウス症候群という呪われた病気を背負って生まれた息子、時生の臨終の場面から始まるこの物語。父、宮本拓実は、妻麗子と知り合う以前、時生と会っていたと言う。タイムマシーンにでも乗ったかのように20年遡った息子が父親に会いに行きそして旅立って行くまでの興味津津のストーリー。凄く面白かった。よくもこれだけの刺激あるストーリーを書けるものだ。お決まりの殺人事件は起こらないけど、親子の血縁というものを深く考えさせられる。色々書きたいけど、読んで見る事をお薦めします。日本坂トンネル火災事故から最終までは胸にくるよ
どんどん引き込まれて読み進めた。東野圭吾作品はやはり読みやすい。分厚かったがあっという間に読み終えた。シチュエーションといい たくさんのドラマがあり涙もした。
SF チックだけど描かれているのは今も昔も変わらない人間の心のあり方。過去に視点が変わってからのトキオと紡ぐ物語りは現在につながるところでクライマックスを迎える。トキオの言いたかったことは時生の気持ちだったと信じたい。生まれてきてよかったと語るトキオと拓実の場面でじぶんは泣いた。
最後の衝撃が半端なかった。主人公の過去に非常にイライラしたが、時生との対称的な性格が逆に際立っていてよかった。電車の中で読了してたらヤバかった。初めて読んだの東野作品です。
この本で読書感想文を書いて賞を頂いたから思い出深い。時生の『未来は変えちゃいけないのかもしれない。でも…』という言葉は印象的。 人は現在科学によって時間までも操作しようとしている。「ひとつだけ願いが叶うとしたらなにをお願いする」という質問をすると必ず未来に行きたい、過去にいきたい、という答えがでてくる。憎しみも怒りもない『善』の心だけを持った人が過去や未来にいって時生のように変えてくれたら平和な世界になるだろう。そうしたら人が恐れるものは寿命と自然だけになる。なぜならこの二つは人の力ではどうしようもできな
「いま、会いにゆきます」みたい。序章で結末が解って、ワクワク感が全くなかったのは残念やけど、それでもサクサク読めたのは、さすが東野圭吾なのかな?拓実がダメ過ぎてトキオは嫌じゃなかったのかなー、よく耐えれたなー。トキオから「生まれて来て良かったと思ってる」って聞けて良かった。ドラマ見てみたいな。
いやぁ、面白かった。生きること、死ぬこと。親子…。なんか、いろいろ考えさせられました。生死を巡る重い舞台なんだけど、ファンタジーはいってるので、スーッと入れました。これはお薦めしたい一冊です(*´∇`*)
巧の言葉と最後の場面で、感動してこみあげてくるものがありました。そして竹美さんやジェシー、麗子さん、淳子さん達の温かさに、いつの間にか伊坂さんの作品だと勘違いしてしまいました。「君が生き残ると思えば、今この瞬間でも僕は未来を感じることができる。」 どんなミステリーでも人間を信じることの大切さを感じさせてくれる作品がやっぱり好きだなあと思いました。
死を間近に控えた息子と、その父の不思議な体験。死は悲しく、周りの人間も耐えがたいものでも、この本の最後の父の一言が、この本を温かい読了感にしてくれる。命の重みを教えてくれる・・・若いからこそ、今生きてることを当たり前に思える人、自暴自棄になり今日が人生の最後と決めつけてる人、色々な今を生きてる人・・・「明日だけが未来じゃない」・・・厚みのある本でもすっと心に素直にしみていきます。
拓実がトキオを育てたから、また、トキオが拓実を支えたからこそ、現在の拓実が存在する訳である。親子の縁は、切っても切れないと言うが、本書では、時空を超えた親子の絆がドラマチックな構成で展開され、ある種の感動を覚えた。クライマックスの地が大阪だったことも、そこに住む人の人情から、大いに納得できるのである。
SFですね。泣きました。「明日だけが未来じゃない」命が繋がっている。どうしようもない拓実が人として成長出来たのは 未来からやってきた息子のおかげ。
去年読み始めたのですが、中だるみしてしまいました~。でも、結末読んでやっぱり読み進めてよかった。ドラマになったなど、全然知らず…。今更ですが、東野圭吾氏、ストーリー展開の仕方幅広い。
東野さんは変身しか読んだ事ないので、今年はちょいちょい読もうかと思い。が…つまらなくはないけど3冊目イケイケゴーゴーな気分にならんなあ。うーんチョイスミス?次いってみるか悩む!!
面白くて一気に読めた。トキオがすごくいい子で泣ける…(T_T) 東野さんっていろんなの書きますね。作風は「秘密」に似てるかな?とにかく感動!!国分太一と櫻井翔のドラマも見たいと思った。
すらすらと読めた冒険SF?
なんか漫画とか連載されてそうな話ですね
最近、漫画もこいうタイムスリップものって扱いが少なくなってるから新鮮でした。
ありきたりな話だけどキャラクター達がいきいきしてて楽しかったです。
「あんたに配られたカードは、そなに悪くないよ」は、いいセリフですなぁ
ラストは、ウルっときた;;過去の父に会うため、息子が未来からやってくるなんて話はよくありそうだけど、事件とか、家庭事情とか絡ませて、サクサク読ませてくれるのは、さすが東野作品。トキオは本当良い子だな~~。
ミステリ、SF、親子問題等、さまざまな要素が極めてうまく緊密に絡み合いながら描かれていて、しかも読みやすく感動もある。「白夜行」「天空の蜂」などの大作とは異なる味わいですが、東野さんの見事な手腕にうならされる感動的で読後感が良い佳作だと思いました。 ただ、拓実の変化と成長を描くことがひとつの柱なので仕方がない面はあると思いますが、当初の拓実があまりにも幼稚に描かれていて、ちょっとかわいそうかな?と感じました。 トキオの切なさがたまらない。また脇役ですが、竹美さんとジェシーが好きです。
拓実が母からの手紙を読んだ後に時生が言った言葉が一番ぐっと来た。自分の気持ちと拓実の母の気持ちを重ねて言った言葉だからこそきっと胸に響いたんだろなぁ。子供は親から色んな事を教わって成長する。親も子供から教わって成長する事もある。親子って不思議な関係。
読み始めたら、止まらなくて寝不足です。何かに似ていると思ったら、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に少し似てますね。息子に怒られる親のところが。トキオがいい子で涙が出そうでした。人間って変わるものだなとしみじみ思わせてくれます。
止まらなかったー!東野さんの本はホントにとまらない。拓実はホントにだめな若者で、読んでて歯がゆかったけど、時生の拓実を思う気持ちに何度も胸をうたれた。
数年前にNHKの23時からのドラマで観たので 国分太一と櫻井翔が走り回ってた。こんな話だったんだなぁ。エッセイでドラマと小説でラストが違うとのことだったので楽しみにしてた。…確かに、ドラマのほうが、ロマンチックだったなぁ。あぁ理系だからこそ 現実的な感じなのかな。でも 楽しかった。項を繰る手が止まらず、ごはんを食べる時間も惜しんで、ひたすら読んでた、自分でもびっくりだ。
あまりの拓実のダメっぷりに、読んでいてイライラ。ラストの感動シーンでも、うそー、そんなに変わるか?って冷めた目で読んでしまいました。でもさすが東野さん、テンポよく話が進んでいくし、脇のキャラ(竹美さん、ジェシー)はいい感じだったので、全体的には楽しむことができました。
作者さんが人気があるとどうしても読まず嫌いになってしまう自分に友人が手始めにどぞと貸してくれた本。ともかく読みやすい。けど最初からトキオを認識して読むものだからあんまり読んでいて楽しくはなかったなぁ。結末見えすぎて微妙。トキオと拓実のキャラがすきだけど、それだけに勿体無いかんじでした。
再読です。5年前に読みましたが結婚して今年子供が産まれた事もあり読み返しました。他人ごとでは無い拓実の境遇に引き込まれ一晩で読んでしまいました。長いこと縁を切ってた母親に孫を見せに行こうかと思います
時生の
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