世界は密室でできている。 (講談社文庫)

世界は密室でできている。 (講談社文庫)
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世界は密室でできている。の感想・レビュー(640)

ミステリ要素はおまけ的な感じで過去の事件境に名探偵になった親友がなんやかやして視点者もなんやかやして最後に過去の事件に折り合い付けようとする親友になんやかやしてやる友情だかなんだかわからない感じが起承転結のできた四コマ漫画みたいな感じです

ルンババの問題解決能力が豪快でスカッとする。羨ましい頭脳と行動力だ。

おもしろ。軽快な方言。とても鮮やかで速い。舞城さんのイラストがとても好み。

aya
【図】家から逃亡を図り続けたあげく死んでしまった涼ちゃん。その弟であり名探偵のルンババと親友の僕。修学旅行先であった変わった姉妹、椿と榎。椿のストーカー男が密室で死んだり、4つの密室で男女が4コマ漫画に見立てられて死んだり、閉じ込められたルンババが両親に復讐を企てたり、奇妙で死に満ちた青春物語。これが三郎が書いた物語として、一作目で死んじゃったルンババをこの話では最後に友紀夫が救ったのだと思うと切ないけどほっとした。それができるのが物語なんだ。でも、大量殺人犯を殺した謎の犯人が「奈津川」っていうのがなぁ。

何の変哲もない中学生の主人公西村と密室殺人の謎をいとも簡単に解く友人ルンババ。事件に巻き込まれるせいで常軌を逸したような感覚を持っている二人だが、またその事件のおかげで成長していく。猟奇的な状況を直視しても中学生二人が福井弁のアホなやりとりを炸裂させるのが妙に笑える。また、推理することを嘲笑うかのようなトリックは不愉快でなくなぜかなるほどと思わせてしまう。舞城のそういう下らないところが好きだなー。一方で比喩的に用いている「密室」を考えると、自分の日常の密室はどれほどのものなのかちょっと考えてみたくなった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/29

舞城節炸裂。再読。いつものように「オイオイ、それでいいのかよ」と思えるような推理、読者に頭痛を催しかねないひとつひとつのセンテンスの長さ。まあザーッと読めちゃうんだけどね。この本の特徴はミステリー小説では一番重要視されてる探偵が推理する場面をかなりテキトーに書いて、それ以外の主人公や周囲の人々の言動に力をいれてること。熱いね。愛に煽れてる。でも舞城作品の中ではラノベっぽくて一番よみやすいんじゃないかな?舞城をまだ読んだことがない人、これから触れてみようと思ってる人に薦めたい作品。

めちゃくちゃです笑!どうなって終わるのかと思っていましたが、ストーリーはちゃんとあって、最後の方のルンババの場面は何だかスカッとしたし、心あったかくなるところもありました。他の作品も読んでみたくなりました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/24

飄々と事件を解決していくルンババが、最後に12歳の感情を吐露する場面で胸がつまった。少年同士の友情はが美しい。

うーん、面白い。流れるような文章、ハチャメチャな登場人物、次々現れては消える密室やトリック、そしてどこか心に残る結末。間の漫画も面白かったなあ。やっぱり舞城は良いわー。

こちらは考える暇もなくどんどん進む。主人公は優しいし女の子は可愛いしルンババは格好良い。密室がたくさん出てくる青春小説という感じ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/09

この人はさらっと事件出してさらっと解決するな。ミステリの違った捉え方を考えさせられる。あと登場人物がおかしいようで、しかしそのおかしさは僕らも持ってるかもしれないと思ってしまう。さて、世界は密室でてきている、の意味はよくわからなかったが…
Niyu
むしろここでの『探偵』とはユキオ のように真摯な心(曖昧な表現だけど)と持つものであり、そういった人が人々の『密室』をとき、解放していくのである。みたいな……?
ナイス!ナイス! - 12/22 21:26

joyfuton
まるで文学作品のような解釈だね。そうか、これをミステリとして読んじゃいけなかったんだな…ありがと
ナイス!ナイス! - 12/23 19:21


「ああ、舞城だ」と感じてしまうこの独特の雰囲気。勢いはあるから好きなんだけど。

表紙もオビも題名も詐欺。トリックや殺人がちょっとした味付け程度にしか感じない。でもただの詐欺じゃなくて与えられる詐欺。それくらいその他の部分が大きすぎる。『煙~』『阿修羅~』『好き~』と読んできたけど、本作はハイウェイぶっ飛ばしというよりは淡々とメロウに話が進んで、場面場面をゆっくり読めたと思う。あと、主人公に素朴なカッコよさがあるんだよなあ。アホなこと考えてるそこらの中学生かと思ったら「女の子の肩は意外に小さい」とか言うし。突き抜けたカリスマも情熱もないから妙に人間臭いし。福井弁なのもよし。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/08

舞城に推理物は無茶だ!むちゃくちゃだ!だけどやっぱり紛れもなく舞城でスピードある展開文章に悪酔いながらも読み終わってみれば不思議な満足感。ゆきおの友情には胸が熱くなりました。

やっぱり舞城は格好良い。

事件に介入する悪意。名探偵にでも、触れてはいけないものがある。

舞城作品によくある主人公の全知全能モード!って感じのお話じゃなくて、主人公の友紀夫くんはもっぱら慰め担当。友紀夫くんの周りのルンババ12やエノキを慰める慰める!!舞城作品にでてくる名脇役達を、集めて集めて誕生させたのかってくらいとびきり優しい!!たまらん!!読みやすいです!!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/27

女の子の肩の大きさは、抱いてみなけりゃ判らない。密室の中に閉じこもって自死する人の気持ちも、そうなってみなきゃわからないんだろうなあ。

キャッチアウトオブクローズドルーム!

荒唐無稽で自堕落で直情的で意味不明で奇天烈で摩訶不思議で飛躍的で不条理でグロテスクでアンニュイでナンセンスでアイロニカルでヒステリックでシニカルな青春。秩序のある整合性のとれた物語はそこには無くて、ただそこにあるものとして存在している何ものかにぶつかりながら摩耗していくだけでそれが成長だと受け入れることも無くかといって反抗するでもなく冗談みたいに生きていくだけだけれど、だからと言って幸せになれないなんていう論理はそれこそ破綻している。失いたくないものが一つか二つくらいならあってもいいじゃない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/13

中学ん時、ポテトチップスバリバリバリの辺りを友人に見られて「…すごいの読んでるね。」と言われた思い出。ファンデブ!アロンジェブラ!フレーッシュ!!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/12

やっぱいい。友紀夫が椿とエノキのために警官を殴ったところで泣きそうになった。ナンセンスでグロテスクな表層の下にまっすぐすぎる想いが満ちているから、ここまで心に響くんだろう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/23

私が読んだ舞城作品の中で一番読みやすかった。けどやっぱり所々気持ちが悪い(褒めてます)あと、笑えた

読者に推理の余地を与えていないのでミステリとは呼べないけど、あくまでそこはおまけで青春小説の要素が大きかった。友紀夫とルンババの福井弁(?)でのアホなやりとりが面白い。

ぼくね、この本4回くらい買ってるんですよ。何故って二十歳くらいの当時、この本大好きで色んな人に勧めまくって、ほんで無理矢理貸してしまって帰ってこなかったりしたからです。再読してまた誰かに読んでもらいたい、共有したいという気持ちがわきあがってきました。主人公の由紀夫への憧れが復活したっていうか。その場その場でさっと相手の心情察してできれば笑わせてあげて、少しでも楽にしてあげられるって最高じゃないですか?そして最後に屋根から落ちる人のキャッチャーになるんです。こんなにめちゃくちゃで愛にあふれた話どこにもない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/25

ミステリ主義者が思いっきり壁に投げつけるような、青春小説。「大量密室殺人事件!」の帯は明らかにミス。っていうか、一番どうでも良い部分である。 話のあらすじだけ書こうとすると、訳わからんぐちゃぐちゃ感。青春小説としても、奇抜なアプローチが多いものの、若い世代のハチャメチャを漫画的にデフォルメした感覚と文体が良好にマッチ。スパイスが美味しい。 私的には、見事に榎が電波系ビッチ女子で、それいいですね。

ルンババに心底惚れた(・´з`・)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/21

ほんとにトリッキー。事件も登場人物もはちゃめちゃだし、毎度の犯人がやることもキテレツ。軽快にほいほい進んでく舞城ワールドはさすが。途中、見たことあるトリックと思いきや、名前だけあの人でてきて、それで同じ街だったのかとまた納得。ミステリーのみでなく人物も成長するストーリーなのも良かった。

題名からして推理小説かと思ってしまうが、西村友紀夫とルンババこと番場潤二郎の小学校から成人になるまでの成長が話の主軸だと感じた。ここでの密室の事件は人生のスパイス的な感覚で扱われていて、出てくる人物も突拍子も無いような人たちばっかりだが、全体の話の流れとしては上手くまとめられていると思う。

ミステリ的なイベントを中心におきながら登場人物の成長を書いた青春小説。一歩間違うと色物になってしまいがちな舞城の口語文体が,登場人物の若々しさ,疾走感,爽快感とうまく噛み合っている。ルンババの天才ぶりが少し目にあまるが,他の登場人物もそれなりにぶっ飛んでるし,だからこそ時折見せる青年らしさが際立つ。

文句なし

★★★★★ 舞城4作目。僕と名探偵のルンババが成長していく話。タイトルに反してミステリっぽさは少なく推理はあるけど読者の推理が入り込む余地はない。だけども『世界は密室でできている。』ってのは良いタイトルだと思う。 いい青春エンタメだった。 若干、ほんとに若干だけど奈津川サーガ入ってるから読むなら『煙か土か食い物』とかを読んでからのが良いのかもしれない。どっちでも良いけど。

なかなかの爽快感。ミステリ部分もあるのはあるけど、ミステリでは無いw一人称で書かれる話は入り込みやすいし、なんか力があるよなー、と感じた。

スピーディなテンポのストーリーにリリカルなモノローグと言えば、著者らしい作品なようなのですが、本作はエログロがほとんど皆無な上に、爽やかな青春フレーバーがまぶしてあります。比較的初期の作品でもあり、最近のような読者の世界へのまなざしをひっくりかえすようなパワーはないですが、こんなのも書けるんだという驚きと、それらを高い次元でミックスした著者の技術には脱帽せざるえない魅力的な作品です。でも本当にめずらしく人に勧めてもそんなに違和感のない作品ですね。まずは本作で次に「好き好き大好きちょーあいしてる」かなあ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/19

初めて人に薦めても何も問題無さそうな舞城作品を読みました。いや、本当にやさしいですね、これ。もちろんミステリもいっぱいあるんですがそんなことはどうでもよくて、いや、よくないのかもしれないけれど、とにかくこれは恋愛小説とか青春小説とかその類のもので、素直に面白かったし感動しました。3人の4コマ目が楽しいものでありますように。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(1) - 06/08
ほいっぷしゅー
ムシしといたらえーんやろ
ナイス!ナイス! - 06/09 23:53


作者にミステリは期待してないので、割とたのしく読めたかな。

途中の描写で若干気分が悪くなったけど最後は救われた。物語としてはちょっと厚みに欠けるように感じたな。「煙か土か食い物」を先に読んでいたのでそことの絡みはちょっと嬉しい。

すっきり爽快、奈津川サーガとか獣の樹と比べたらわかりやすく、読みやすい小説だと思う。書かれている物語は割とシンプルだが、非凡な文の勢いで面白さを引き出している感じ
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/05

kai
題名からしてミステリかなっと勝手に想像してたけど、これはミステリで味付けした青春小説でした。味付けとは言ってもそのままミステリにできちゃうぐらい事件は大掛かりなもので読み応えありました。アッサリ解決しちゃうけども。主人公は色々考えちゃって、でも疾走感はあって青春してまた。この作者の文章がニガテで随分敬遠してたけど、最初に読んだ作品がまずかったのかもと思うようになりました。他のにも挑戦してみようかなぁ。

うっ微妙だった、、推理小説ではないなあ。考えさせてくれない。文が好きにならなかった。密室(閉鎖された社会)からの脱出がテーマだったのか。青春小説だなあ

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世界は密室でできている。の 評価:47 感想・レビュー:149
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