六人の超音波科学者 (講談社文庫)
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六人の超音波科学者の感想・レビュー(805)
Vシリーズ7作目。Vシリーズには珍しくシンプルなミステリといった感じだった。保呂草ファンの自分には少し物足りなかった反面、紅子と保呂草の仲間に対する思いが描かれてて良かった。それにしても序盤の七夏と保呂草が出会うシーンは何か面白かった…。
Vシリーズの中では少し異色に感じました。とりあえず保呂草さんが何も悪事を働いていないのが意外。記号だけで見るとミステリ要素は充分なものの、読者側から見て推理をするには自由過ぎて詰め切れないような不満が残る。珍しく建物の見取り図もあったので、本格的館モノかなーと期待したのは少々的外れ。どちらかと言うとサスペンスよりで、読み物としては充分面白い。ヒロイン過ぎる練無と、終盤の感情的になる紅子さんが見どころでした。
Vシリーズの中では今のところ一番好き。ストーリーは緊張感に満ちて、キャラクターは魅力的で、謎解きも鮮やか。限定された状況なのに様々な出来事で場面が動く。かなり楽しめました。
殺人事件よりも暗号や土井博士の作ったシステムの凄さに圧巻。土井博士の居室にあった小道具の意味が、読みながら気になっていたがああいう風に結びつくとは……。四季、天王寺博士と、この人は"天才"を書くのが巧いと改めて思った。他の小説や漫画に登場する天才がチープに見えてしまう。まぁ、土井博士の天才性の描写は二人とは異なっていたけれど。
保呂草の暗躍がなかったのは少々残念だったが、七夏とのやりとり(というか七夏の保呂草への接し方)は楽しめた。
前作の圧倒的な衝撃から明けての7作目。読み終わって、ふと気づく自分の贅沢さ加減。事件の謎とそれ以上の(林さんをめぐる)愛憎劇(といっていいのやら。はてさて。)に、紅子さんのキレッぷり(色んな意味で)ときたら!思わず「おぉう。。」と嘆息。怒ったトコロもステキかわいい・・・じゃなくてっ!!間違いなくっ!!面白いです。ただ「確かに面白いんだけど、ミステリィとしては、前作に比べたらね・・・」と思ってしまう、というこの感覚。最上のミステリィの次は、最上のキャラ小説。紅子VS七夏の行く末やいかにっ!次巻に続く!!
Vシリーズ初めの7作品の中では一番かな。一番気に入ったのは各章のタイトル。センスがいいなとしみじみ思う。それにしても懐かしいな、小鳥遊君の悲しい思い出。たしか、地球儀のスライスだっけ?あのあと結構知れ渡ったんだな。
再々読。紅子さんの逆鱗に触れちゃいましたねぇf^_^;あんなことがあっても復活しちゃうれんちゃんッて!祖父江刑事は本人的には孤軍奮闘ッてとこでしょうか。。。
Vシリーズ第七弾。山奥の研究所で行われるパーティに招かれたいつものメンバ(二人は招かれてない)。いつもの通り巻き込まれます。序盤、何かしかの事件が起きる度に思うこと、「保呂草、怪しいぞ」(笑)。日頃の行いがね、しょうがないよね^^; へっ君の考えた長い棒の話と、紫子さんの「あ、しもた!」が好き。今度こそ紫子さんに脚光を!いつまでもボケ役でなく(笑)
Vシリーズ七作目。全く毎度毎度何処に行ってもひどい目に遭う面々。『素晴らしい人生ですこと』…貴女が仰有ると本当にそう思えるのかもしれませんね(苦笑)。いつものメンバーがとるいつもの行動は、時に真夜中の湖より冷静で、時に朝八時の街より感情的。明らかに意図が汲み取れる出来事、そして時折起こる不可解な出来事。謎解きは鮮やかに、でも常に全てが解かれるわけではない。何故ならば、それこそが『人のすること』だから。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/22
犯人はだいたいわかってたけど、まさか死体が○○だったとは。それは気付かんやったです。阿漕荘のあのこが大ピンチになったりでハラハラしながら読みました。しことれんちゃんの掛け合いが相変わらず面白い。5メートルのムーミンて(笑)
紅子さんは複雑で天才だと散々ほのめかされてきたけれど、これを読むまではあまり実感がありませんでした。中身はともかく見かけだけなら、あれくらいの切り替えが出来る作為的天然女優なひとは結構いるから。橋が落ちて陸の孤島になった研究所で起きた事件。種明かしすればそれほど大掛かりなトリックではないけれど、そうするしかないという事情は理解できるような気がしました。れんちゃんが無事で本当に良かった。
Vシリーズ第七弾!!山奥の超音波研究所で繰り広げられる殺人事件。さらに山をつなぐ橋まで破壊されて......。首切り死体、暗号的文章、ミステリー要素は整ってるね。練無の危機的状況、紅子の今までにない感情的な発言、七夏も頑張ってたなぁ。トリックはシンプル。でもガッカリしない。
Vシリーズその7。陸の孤島と化した山中の研究所で起こる殺人事件。超音波科学者たちのパーティに参加するいつもの一団が、やはり事件に巻き込まれる。警察に事前予告することで一般人を巻き込まないように配慮された橋の爆破に始まり、純粋な悪役不在の物語。そこにあるのは祈りに近い意思だけだ。純粋で、固定観念から自由な関係者の願い、関係ない人たちの騒動が後味良く余韻に残る。解説には同意できない部分はあれど、その物語に「品」があるということには非常に賛同する。紅子さんの人生観と、七夏さんのかわいらしさが炸裂する一冊。
今回は陸の孤島状態になってしまった研究所での事件。なんともミステリィの舞台っぽい感じ。トリックも動機も普通のミステリィ。ちょっと考えればわかる感じ。でも、面白かった。ミステリィそのものよりキャラクタやセリフで読ませる感じの1冊だなと個人的には思いました。
冒頭に出てくる紅子さんの喧嘩論が圧巻。
加えて練無君のことで感情をむき出しにした紅子さんも素敵でした。
紅子さん大活躍の巻。
小鳥遊くんは実はヒロインではないのか、としなくてもいい予測を立ててみる。どうでもいいけど、彼はこの巻で男だということは言ってないから、レギュラメンバ以外は彼のことを女性だと認識したままなのですね。
阿漕荘のメンバー大ピンチ!な内容。楽しく読めました。森さんの小説の中で、一番紫子が人間味があると思います。お友達になりたい。でもお互い人見知りなので無理やわ(笑)
罪を罪と定義づけるものに必要な要素、の、解釈、とか、久しぶりに登場人物に作者が見えて、書いてて楽しかっただろうなーと思った。紅子の琴線に触れてしまったところがらしいなーと。しこちゃんとれんちゃんのコンビが久しぶりに見られてうれしいよー。
今回は理系の物語でした。ちょっと「F」を思い出すような殺人事件だし。そして、紅子さんの独壇場と、珍しく荒れモードがみれました。
特別大きな謎はなかったかな?その中で一番の謎は人のアレをアレした理由かな?おそらく作者の予想通りに騙された。珍しく?あっさりした感じの一冊。
森氏には珍しい、事件に関する動機が書かれて、そしてその事件に対していわゆるホームズ役である紅子が感情的になった話だった。間取り図があったからCCで館ものかと思ったが、そうでもなかったのでCC大好き人間としてはちょっと残念。でも、死体切断も同じくらい好きだったので、よし。練無の意識が戻った直後の、紫子との会話がとてもよかった。
(何だろう…なんか、解説いらなかったなぁ。)
シリーズ前作『恋恋蓮歩の演習』ほどのキレは無かったけど、そんなことはたいした問題ではない。解説にもあるように、文章の端々に伺えるセンス、品、ユーモアがありさえすれば良い。もうこの著者の本はミステリィだと思って読んでいない自分がいる。《森博嗣》というジャンルなのだ。もちろん今回も素晴らしい《森博嗣》でした。
本格的ミステリな感じで、ピンチあり、謎かけあり、ワクワクしましたが、超音波のことはさっぱりわからな〜い(∋_∈) とにかくお友達を危険な目に遭わせるやつは許せません!
最初から理解を放棄しているけど、みんながディスカッションするところは読んでいてわくわくする。れんちゃんはほんと男の子だなあ。大きな事件が背後に見え隠れ。ハラハラした!
ひっさびさの館+間取り図と来たらワクワクせざるをえない。切れた紅子が保呂草がまだ解ってない内に事件を解いてしまったり、今までにないサスペンス感もあって面白かった。そんな紅子が若い部下と不倫して孕ませて何も責任もとらない男に離婚した後も未練たらたらなのが理解できないというか、そこだけ自分の中のイメージと噛み合わない。まさかビジュアルがすきというわけじゃないだろうし。残りのシリーズで事の顛末解説されるんだろうか。
博士たちの考え方がまさに学者ぽくってよかった。けど、文中に出てきた文章作成ソフトとかから考えるとOSはLinuxなのかと疑問に思った。少し説明がほしかったきが...
今回は珍しく?事件を起こすに至った動機が、事件の経緯と合わせて述べられている。紅子の怒り方が、さすがというか、らしい。 全く本編に関係ないことだが、解説の内容に私は激しく同意する。
★9 Vシリーズ。前作から引き続きシリーズ後半にきて加速度的に面白い。珍しくクローズドサークルで繰り広げられる殺人事件。真相は森作品らしく、ドロドロとした復讐劇ではなくあくまでも理論的な選択の一つとしての殺人だった。もうあと3作品しかないのか。。。読み終わってくると、Vシリーズも味があるし、多くの魅力に溢れてるなぁと、改めて感じている。続編で紅子の過去に触れていくのだろうか?
Vシリーズ第7弾。超音波科学者が集う研究所のパーティに招待された一行が殺人事件に出くわす。ところどころの事件の謎はそんなに難しくは無い。ただし、殺人事件以外の謎や犯行者の動機がいつもながら秀逸。また久々の理系科学者大集合で前シリーズの「全てがFになる」を思い出す雰囲気がまた良かった。「ああ、とても綺麗な思考ですこと。」っていうのは著者の作品にふさわしい名言だと思う。
事件の謎を優雅に鮮やかに解いていく紅子、練無と紫子の会話の面白さ、いないと困る保呂草、もう相変わらず面白い、超音波と言うくらいだからやっぱり難しい事がたくさん出てくるけどそんなの理解できなくても事件は紅子さんが解りやすく解決してくれるから大丈夫なのです
このシリーズの中では、ミステリーらしいミステリーだったと思う。トリックや犯人の正体からいってもシリーズ物としてではなくても楽しめるのではないかと思う。
理系の人がたくさん登場する森博嗣さんの得意パターン。なかでも、最も頭脳明晰でありながら、自分の感情に素直な紅子さんはやっぱり素敵。
六人の超音波科学者の
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