蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
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蒼穹の昴 1巻の感想・レビュー(1105)
「鉄道員」で浅田さんって大人な感じの作家なのだな…と敬遠してた感。損した!なんでこんな面白い作品をこれまで読んでなかったのだろう!辮髪の卒論書いたくせに。春児、文秀の2人の運命は、清の腐敗した時代において果たして予言どおりになるのか?!つづきを読まねば!
清朝末期を舞台にした物語。中国史には疎いのだが、解り易く描かれているし、ルビも多くて読み易い。貧困のどん底で、春児の行動は凄まじい。他の登場人物の描写も深みがあって、この先が楽しみ。
清朝末期の中国を描いた初期浅田作品の傑作、多分5・6回目の再読。手に入れた者を玉座に導くという龍玉の存在を軸に、富と貧、保守と革新、朝廷と市井、国の内外、激動の時代をあらゆる角度から描く。個人が歴史に、歴史が個人に厚みを与え、作品を壮大にしている。1巻だけだとまだ導入という印象だけど、宦官(後宮に仕えるため去勢した官吏)をつくりだすシステムと、科挙制度の気が遠くなるような難しさの描写だけでも読み応え充分。続きはコメント欄へ。
読書メモ。浅田次郎、初めて読んだ(と思う。定かではない)。面白かった!ネットでレビューを読まなければ手を出さない著者と分野だった。ワクワクした。一昔前のラノベといった趣。壮大さに感嘆する。これからどう各々の人生が交差していくのか、とても楽しみ。全4巻(文庫)という短さに浅田次郎の力量を見た気がする。
新年1冊目。中国清朝末期、糞拾いをして暮らす極貧の少年が、凄腕予言者パイタイタイ(タオパイパイではない)からいずれ中華を統べることになるといわれ…予言を信じ新たな人生へ歩み出す第1巻。ドドンパ!
侵略と内乱、圧政、格差と貧困。混迷を極める清国。糞拾いで糊口を凌ぐ片貧民の子・春児は、星読みの予言を信じ、自らの手で浄身し、都を目指す。「没法子(仕方がない)」の一言に込められた絶望的な貧困や階級社会を、自分の手で切り開いていこうとする春児の生きる力がすごい!泥の中で決意を固めた場面は震えました。宦官として生きることを決意した春児と、官吏としての一歩を踏み出した文秀。二人の運命が気になる…!2巻へ。
長く積読状態の『珍妃の井戸』『中原の虹』読むため再読。星読みの白太太からおのれの運命託宣された文秀と春児。運命に背を押されるように科挙試験突破して行く文秀。自然に宦官となるはずも無く、宦官生み出す刀子匠の酷い情景。託宣信じ、貧しき糞拾いの境遇から抜け出すために、自ら浄身する春児。男の身からすれば想像したくも無いが、再読でもぐいぐい引き込まれる面白さは健在。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/01
ずっと気になっていた作品ですが、なんとなく難しそうで今まで読まないでいました。でも読み始めると主人公たちが魅力的で本当に面白かったです! 最初は登場人物たちの名前の中国語読みにちょっと戸惑いました(笑) すぐに慣れましたけどね(^∀^)
初めての浅田次郎作品。辛亥革命について調べるために薦められた。はじめは田舎の身分の低い男の子の視点で始まるので物語の道筋がわからなかったが、ページが進むにつれ引き込まれていった。当時の中国の社会制度や身分、暮らしぶりについても参考になると思う。登場人物の名前や地名などを音読みするのではなく、中国語読みのルビが振ってあることに好感がもてた。
歴史物は苦手だけどさすが浅田さん、読みやすい。宦官や科挙など高校で習ったな〜と懐かしさを感じる。中国史に明るくなくても清の時代の壮大さや宮廷内の人間模様がありありと想像させられる文章力は凄い。
止められない止まらない。一気に読み終えました。春児や梁文秀の行く末ももちろん気になるけれど、乾隆帝と楊先生の人格の高潔さにため息がでました。
一回挫折してからの、再挑戦。意味のわからない役職やら言葉やら苦戦しながらも、中国の歴史ものの良さを痛感しながらも、名前をしをりで確認しながらも、あれ〜こんなに面白かったかな?てなくらいに、どんどん読めちゃいます。
ずっと手を出そうと思っていた中国の歴史物。浅田次郎で近現代ものということでとっつきやすそうだったから選んだのだけど、正解だった。ごちゃごちゃした振り仮名がちょっとウザいけど、ものすごく助かる。楊先生がいいキャラクター。本人が大真面目であればあるほど面白いっていう、浅田次郎らしいコミカルさがすごく生きる。
洗身と科挙、それぞれの過酷さが生々しく描かれている。中国史にそこまで詳しくなくてもすぐに壮大な世界観に飛び込めると思う。手元に4巻揃えてから一気に読みたい。
ずっと気になっていたけど中国の時代ものってなんだか難しそうで手が出せなかったシリーズ。でも、やっぱり浅田さんの作品は読みたいし、と読み始めてみたら…私の不安なんて杞憂でした。すごく面白い。2巻へ突入
この年代の中国史に全く興味が持てず、後回しになっていた本。もっと早く読めば良かったよ・・自分で洗身する春児の勇気と苦しみは想像を絶する。当時のシステムに関しても解り易く、読み仮名もページごとにルビがふってあるので読み続ければ慣れてきた。そして次巻へ・・
中国王朝モノとしては核となる登場人物が少なくて読みやすいです。文秀、春児が「西太后の世」にどう関わっていくのか、そして、ボクが知る史実に、どう翻弄されていくのか。また、収斂していくのか。文秀と仲間たち、楊先生らは?とりあえず助走の一巻だが、引き続き楽しみたいと思います。
19世紀後半の清朝が舞台。思ってたよりも読みやすかったです。春児と文秀という対照的な2人が激動の時代をどう生きるのか、続きが楽しみ!
以前図書館から借りて読み始めたけど、登場人物が多く名前が覚えられず挫折…自称浅田次郎ファンとしては読まない訳にもいかず再度図書館で借りました。前はなんで挫折したのか不思議なくらい、今回は名前も覚えて読み進みました!!三国志などの中国モノは苦手意識があったのですが、これは先が気になる。さすが浅田次郎。。
読み始めたらぐいぐい引き込まれて、あっという間に読み終わりました!学校の世界史では、歴代皇帝の名前の暗記に苦労しましたが、この物語を高校生の時に読んでおきたかったです。今なら楽しんで勉強する。
世間から見放されたような貧困のどん底で生まれた春児と科挙試験に昇りゆく文秀。生まれも育ちも対照的な2人が、闇の中にある一筋の光りを求めるように、生きる場所を求め探す。極限の状況に立たされた人間に、残されるものは何か。 何度も涙をこらえて読みました。
面白いです。特に梁文秀が科挙に合格するエピソードの部分は「やられた」と思いました。先が楽しみです。ストーリーとは別に科挙や宦官という中国の文化(?)は勉強になります。科挙は気の遠くなるような試験ですね。それだけの試験を乗り越えた人材を抱えながらなぜ清が列強になすすべもなく滅んでしまったのか、歴史の観点からも気になります。
知識も興味もないジャンルだったのですが、一度読み始めるとどんどん引き込まれていった。痛々しい描写もありますが、宦官や科挙の説明は興味深く驚かされた。
阿片戦争以降の清朝中国は、日本の進路に強い影響を与えた…と興味と知識を得ていても、人の息吹を感じる物語として味わうのは格別な体験。…何はともあれ自分で切り取るのは無理、絶対。春児凄すぎる。
なにこれ巷に溢れる雑魚スプラッタ小説より全然痛いんですけど! 全然痛いんですけど! 濃厚です。巷にあふれる雑魚ハイファンタジーよりずっと濃厚です。
★★★☆☆中国読みの名前などに慣れず挫折を危惧していたが、まったく問題なく物語に入り込めた。1巻はまだまだ序盤。科挙の進士登第を果たした文秀と、立身出世のために淨身した春児の今後が楽しみ。
面白い面白い! 重厚な歴史物の始まる気配だけでビクンビクンなります。遥か昔にパール・バック『大地』を読み始めた時の感覚がよみがえる。これから面白くなる予感しかしないのです。
驚くことが多い。高校時代に習った「宦官」を思い出した。もっと昔の事だと思っていたのに、つい百年程前まで行われていたとは…。科挙制度も想像が追いつかない過酷さでした。状元となった文秀は国の問題を知り、春児は家族のために浄身する。果たして、この後どうなるのか。殿試前に楊先生が文秀に会いに来る場面、春児が妹の顔の泥を舐める場面など印象的な所が多い。かなり馴染みのない題材なのに全く飽きない。
春児は切らないまま終わるのかと思ったら切ってたー!わりと文秀中心の一巻だったので、春児の今後が知りたい。宦官については何やってるのかよくわからないしなったら勝ち組街道…かと思っていたのだけど、そんなことはなくてまた大変なのか。それでよく宦官になろうと思えるなあ…。
蒼穹の昴 1巻の
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感想・レビュー:215件












































