ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
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ノルウェイの森 下の感想・レビュー(8005)
最後まで読んでみて「絶対再読しなければいけない本」だと思いました。それは分かりにく、とかではなく何度でも味わいたい読書の満足感がこの物語には詰まっているのだと思います。正直、もっと重たい話だと思いましたがさすがです。主要登場人物達の言葉のやりとりは抜群に面白いし、この時期の形容描写は本当に神憑っている…。物語の主軸も喪失しながらも自分で選択し、強い道を歩んで行こうとする主人公やそれを取り巻く魅力的な人、事柄。読み終わって切なくも、元気と希望が沢山もらえます。オススメ!
18歳のときドイツ語版を大学の講義でちょっと読んだことあったのですがまったく内容は覚えていなかったので(というかドイツ語が分からな過ぎて内容が分からなかったので)初読です。全編にわたりなんだかガラス一枚隔てた向こうの景色を見ているような感じがしました。しかし最後まで読んで冒頭をもう一度読むと、ああ、これはそういう話(37歳の僕が回想している)なんだなと思うと腑に落ちます。いずれにせよ冒頭の飛行機内のシーンは名文だと思います。2回目冒頭分読んだときは泣きました。これから映画のほうも見てみます(少し怖い)。
大人になるとはどういうことなのだろう。現代では、日曜日にねじを巻かないことがいいとされている気がします。確かに休まるとは思うのですが、それは一方で寂しいことだと、この作品を読んだ後に思いました。
最後までハッピーエンドを期待する読者へは振り向いてくれない。ラスト1ページで『んっ!?』てなったのは読書メーターの内助の功とも云うべき。独書じゃ引っ掛かりもしないかも。ただの官能小説で終わるか、人物描写で小説を読み砕くか、別れ処。村上作品のheroは何故かよくモテるww
愛には色んな形があるが、愛とセックスを結びつけた者達は死に、愛とセックスを切り離した者達は生きることを選ぶ。結局は人生流れに任せた方がいい、という主張に感じられる。それを人間は不完全な存在だと留保することで、自分に言い訳してるように思えたので響かなかった。レイコさんとのセックス、緑への電話、という最後の2シーンが象徴的。どこか遠くへ連れて行かれるような空気感は心地良いんだけどね。
ノルウェイの森に関しては、とにかく一番最後の緑との電話のシーンの描写が好き。ここまで言うと考え過ぎなのかもしれないけど、「つながり」を失った現代の都市住民の「根無し草」的性質を的確に表現していると個人的には感じている。He's a real nowhere man.
20年ぶりに読んだ「ノルウェイの森」。感想は・・・当時と全く同じでようわからんかった。???みたいな終わり方で、読者に考えさせるもの、ある意味作戦というか技なんだなぁと思った。登場人物は、環境はどうであれ、それぞれに一生懸命生きて、戦っている。60年代ってこうだったのかな。。。文体は非常に読みやすい。他の作品も読んでみて、村上春樹ワールドを探りたいな。
世界の終わりとハードボイルドなアレのあとにすぐ読んだ。そのせいかテンポ感になじむのに時間がかかって上巻は正直惰性で読んでたかも。でも下巻はいったあたりからのめりこみはじめて一気に読んだ。緑がちょうかわいい。文章だけでこんなに魅力的に表現できるんだなって驚いた。ラストシーンで「え!?」ってなったけどわかんないままでいいやと素直に思えた。なんか好きです。
直子があれしたあたりで泣いてしまったんだけど、ラスト1ページで「えっ?」ってなったんだけど、読み返したら色々と謎が解けたし、生と死について考えさせられた。僕は緑ちゃん大好きです。
初めて読んだ村上春樹作品。何度か気になっていたものの、読む気になれず買うのを躊躇っていました。やっと購入して読んでみると、淡々とした進みは生温い感覚でちょっと微妙だったかなと…。でも下巻に入る辺りから気付いたらどっぷりハマってた。読了して号泣です。この淡々とした文章が益々ストーリーとマッチして魅力的にすら感じた。何よりも登場人物が全員どうしようもないくらい凄く心に残る人たち。凄い好きだ。入れるならば ノルウェイの森の中に入って、ワタナベ君や直子、レイコさん、緑達と言葉を交わしたい。
何度目かの再読。一生のうちでこの本を何度読むんだろうか?はじめから生死の境目で結びつき遭っていたワタナベと直子。死は生の対極にあるものではなく、我々のうちに潜んでいるもの。我々は生きると同時に死を育んでいる。ラストどこでもない場所の真ん中から緑を呼び続けていたワタナベ。そこはきっと生と死の真ん中でキズキと直子の喪失から緑への再生の第一歩を踏み出したんだろう。この勢いで村上春樹訳グレート・ギャッツビーへいきます。
間に誰かをはさまなくてはいけない関係になった段階でだめなんだろうなと思ってしまった。キヅキとワタナベと直子。永沢さんとワタナベとハツミ。そういえばふたりよりも三人の関係が多いなと思う。最終的には自分も二人の関係ではいられなくなっている。(直子とレイコさんとワタナベ)
初、村上春樹。村上春樹はわかりそうでよくわからないことばかり書くイメージだったけど、思った以上にすんなり読み進めることが出来た。ストーリー重視の人には糞つまらない小説だろうが、人物の気持ちを考えながら読む人にはとても楽しいと思う。学生の頃現文で「この時の主人公の気持ちを三十文字以内で答えなさい」って問題を解くのが好きだった人とか。笑こういう小説の良いところって、筆者さえ考えていなかった解釈や考察を皆がするかもしれないところだ。私は凄く楽しめた。また気が向いたら読み直したい。
これは再読が必要ですね、絶対。一度目は自分の視点で読んで(なのでなんか???が多い)二度めは村上春樹の視点で読んで、三度目にしてようやく統合するのかもしれないです、感想が。一度目の私は字面だけを追ったような気がする・・・・
2回目。はじめて読んだときよりも内容が濃くて重みを感じた。ワタナベくんの孤独で淡々としているところが魅力的だった。レイコさんも緑ちゃんもハツミさんもみんなワタナベくんに惹かれるのがわかる。直子ちゃんがワタナベくんに手紙が書きたいのに書けないっていう気持ちもよくわかる。みんな自分の気持ちに正直に、思いを大切に生きている。レイコさんの「相手を助けたいと思うこと。そして、自分もまた誰かに助けられているのだと思うこと。素直になること」という言葉が今の自分に向けられている気がした。
200ページを超えたあたりからはずっと涙が止まらなかった。上巻の最後~下巻の最初はレイコさんに泣かされ,後半はワタナベや直子に泣かされ。ただ,なんで自分が泣いているのか理由はわからないけれど,ずしんと涙の石が置かれたような感じになった。この作品は読み手が今置かれている状況・心情によって,ころころ光り方が変わる。どこが良いのかわからないけど惹きつけるものがある。前回初めて読んだときはただのエロい本やと思ってたけど今回は違った。無駄に見える文,性描写,どれももなにか意味があって,それがまたこの本の魅力となる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/30
やっぱりレイコさんは素敵だった……。そして恋愛の難しさが書かれていて面白かったです。途中で出てきたレズビアンの女の子はどうしているのかが気になります^^
面白かった。ここまで面白いと思いませんでした。 程よく材料を撒き、程よく書かないところは書かない。 好きなようにとらえさせてもらえる本でした。 濡れ場が多くて若干不快な気もしましたが…色気がない分慣れれば慣れます。 緑さんじゃないけど、私もワタナベさんの話し方好きだなぁ…
上を読んでちょっと面白いかな~と、思ったけど、もううんざりだな。ありえない刑事ドラマ以上にありえない話で、1/3読んで止めた。1冊位の長さだといいのに・・つまらない本だった。
ワタナベは年の割にはしっかりした子だなぁ。彼が自分の居場所をきれいにする、というよりは「居心地良くする」のを読んで「部屋かたずけなきゃ」と思わされた。ハツミさん永沢なんかやめてしまえば良かったのに。今回読んで彼女の描写がとても美しかったのに気付いた。緑はチャーミングなんだけど、ちょっとめんどくさい奴かも…彼女は村上の訳したホリー・ゴライトリー嬢と共通する感じがする。性の描写を小説の虚構を支える一つの手段だと感じられるほどには私は成長できたのかも?本当にスラスラ面白く読めた。
ワタナベが直子と緑への気持ちの事で混乱し、レイコさんに相談するシーンでのレイコさんの考え方に、ワタナベはかなり救われたと思う。物事の捉え方や気持ちへの向き合い方について。いまどこにいるか、はそのうちすぐに答えられそう。ワタナベらしさを持ちつつ前に進んで行くだろう、と最後安心して読了できた。
⑧激しい上下がなく進んでいく話なのに、飽きるなぁと思わせることなく、むしろ止められない、続きを読み進めたいと思う気持ちを強くさせる本でした。緑さん、激しいなぁと感じたけど、これこそ人間味のあるそのままの姿なんだと最後は思いました。死の場面もいくつかあり、悲しくさせるんだけど、なんというか救われるというか、読んでいてどうしようもなくなる気持ちにはなりませんでした。だいたい死があると、私号泣ですごく気分が落ちるんですが、これはそうじゃなかった。強く生きて頑張って行って欲しいと思うし、自分も強く生きて行きたいと
ワタナベ君は最終的に緑さんを選んだわけだけれども、結局一緒にはいられなかったのかしら。あそこで終わられてしまうと、ワタナベ君はちゃんと生きていけるのかしらと思ってしまうけれど、少なくとも37歳になるまでは生きているんですもんね。直子さんの結論はきっとそうなってしまうんだろうなと思ってはいたけれど、哀しいなぁ。キズキ君もハツミさんも、哀しい。やり切れない。そういえば、やっぱり突撃隊さんのお話は出て来ず、それはとても心残りでした。
村上春樹の代表作と聞いて読んでみた。回りくどい文っていうのは知ってたけど自分にはただ、エロいだけとしか思えなかった。綺麗事言ってても最後とかなんなんだよーって・・。途中すごく引き込まれていた分、唐突に終わって最初につながる訳でもなく、ぽかーんとなってしまった。
初の村上春樹さん作品読了。深く人物の心情を描いているようで描いていない、薄もやの中にいるようでした。色々な方の感想や意見を見比べてみるのも面白いのではないでしょうか。直子は死を選ぶことで霧を晴らし、ワタナベは生きること誰かとつながることで霧を晴らしたのではと感じました。とくに最後の場面。詳しく書いてしまうとネタバレになるので控えます。普段ミステリーばかりなので恋愛物独特の生々しい描写にはあまり馴染めませんてした。
上巻を読んでから少し間があいてしまったけど、上巻に引き続き、読ませてくれる文章がすごいと思った。やるせなさというかどうにもならない閉塞感みたいなのがただよっていてつらかった。緑の「人生はビスケットの缶だとおもえばいいのよ」がいいなあと思いました。
やっぱりこの人の書く本は何を伝えたいのか分かりませんでした。何となくは分かる気がします。私はやはり直子に近い位置にいる人間だと思いました。男の人ってみんなこんな考え方なのかなと読みながら何度も思いました。20を迎えたくない気がします。永遠にこのままで…
村上作品を初めて読みました。 ひとつひとつの言葉が綺麗。 音楽のように次々と言葉が流れてきて、 いつの間にか読み終えていました。 また、時間をおいて再読したいです。
ノルウェイの森 下の
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感想・レビュー:1155件















































