99%の誘拐 (講談社文庫)
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99%の誘拐の感想・レビュー(1135)
どこかでミスをするんじゃないかとハラハラしながら読んだ。慎吾の自作自演の会話が滑稽でイタイ(^o^;)ハッピーエンドなのかもしれないが、スカッとした感がなく、なんとなく読了感が悪かった。
初めて岡嶋二人を読みました。多少、古さもありますが面白かった。 後半は時間を忘れて、あっという間に読み終わってしまった。 しばらく岡嶋作品にハマりそうです。
おもしろかった。物語の中核をなす親子二代にわたる確執もよく練られているけど、それを彩るハイテク技術への異様ともいえる拘りが功をなしていると感じた。1989年の発売当初に読めたらもっと新鮮な驚きがあったと思う。
初めて岡嶋二人作品読みました。お二人で書いてたんですね。話が機械的、スピーディーに進む所と人の心の動き、恐怖心、孤独感、絶望感を表した所のギャップ。まったく違う人が書いたような文章という印象を受けたのはそういうことだったんでしょうか。
20年以上前の作品の割にはよく練られており、サスペンスとしては面白い。でも今読むとどうしても古臭さが否めない。スピード感はあり、導入部からぐいぐいと引き寄せられる。トリックは面白かったのだが、終盤に失速してしまったような。期待しすぎたか。ミステリー要素はなく、トリックの説明がほとんど。登場人物の背景や心理描写が少なかったので、物足りない。
初の岡嶋二人さん本でした。冒頭の手記で一気に世界へ引き込まれ、緊張感とスピードのある展開に追われるように、どんどん読み進められました。慎吾くんの行動力と思考力が凄いですね、あとお父さんへの愛情も。
コンピューター黎明期のハイテク技術を駆使した完全犯罪ミステリー。パソコン通信とかフロッピーディスクとか、そういう時代背景で、5台のパソコン、4台のデジタル通信機、3台のモデムをフルに使いこなした犯罪劇にドキドキして一気読み。面白かったです。
コンピュータ制御された誘拐事件がどのように展開されていくのかが気になって後半は一気読みしました。今読んでも古さは感じなかったです。
本書には2回分の誘拐事件の顛末が納められているのですが、記述はそれぞれの身代金の受け渡し方法にほとんどを占められています。これが素晴らしいアイデアと緊張感に満ちていて、好きな人ならたまらないはず。絶対に楽しめると思います。私は正直、そういうのにはあまり興味がなかったんで、向いてなかったのかなという感じ。
どこで裏をかいているのか探しまわりながら読破。少々話がミステリーにありがちで色あせかけとるなと感じた後、この小説の出回った時期が昭和と平成を跨いでいた事に衝撃を受ける。これが、生きてたとして100年後のファーストタッチだったならどう感じるだろう。
とにかく先が気になって一気読み。ところどころに時代を感じるところはあるけど、かなり斬新な作品に今も感じられる・・・かな。ってか、間宮すごいな。気づくんだ。間宮まで騙せたら痛快度はさらに増したんだけどなぁ。
クラインの壺を読んだ時も思ったけど、20年以上前にこのハイテク設定を書けるのは凄いわな。今でも色褪せてない。あと西澤保彦の解説が井上泉に偏りまくってて笑
部室にあったのを拝借。まず第一章がせつなかった…心をぎゅっと掴まれたようで、夢中で読みました。これまたすんごいトリックというか…。ねぇ(笑)?なんというかすごく、機械。
当時ハイテクなのだろうが、今読むとレトロ。それがかえって面白い。意外性こそあまりないが、テンポ良いストーリーと誘拐のドキドキを両立させているところがお見事。
構成が上手いなあと思った作品。誘拐ものが得意と言われるだけあって、上手にツボを押さえてる雰囲気。犯人にも感情移入しやすく、どう上手く誘拐を成功させるんだろうと一喜一憂、ハラハラしながら読める。現実的かどうかというのは置いといて、エンタメとしては上出来すぎるほど。読後読中問わず、自分だったらどういう誘拐プランを立てるのか、と想像を膨らましてしまった。
パソコンなどのデジタルなものが世の中に出始めた頃に書かれたものらしく、所々時代を感じる表現や用語が出てくる。 それでも物語終盤の疾走感はすごい。どう話のオチをつけるのか気になって、一気に読んだ。岡嶋二人、井上夢人の作品には後半に勢いがついてくるものが多い気がする。
ストーリーそのものは面白かったので、あっという間に読み終えてしまった。 ただ、生駒親子の心理描写から心動かされるものがなかったのが残念。 誘拐事件の「手段」は読み進めていくうちに明らかになる反面、その登場人物の「想い」が伝わらない。 だからラストで一応説明はされたが、事件の「動機」がいまいち釈然としない。 先が気になって読み進める魅力はあるが、ストーリーを知ってしまったらそれでおしまい。何度も読み返したくなるわけではなさそう。
(☆☆☆☆☆)ある会社の社長の孫が誘拐される話。ボリュームたっぷり&理系ではない私なのにあっという間に読み終わってしまいました。冒頭のお父さんの悔しさ、息子への愛がとても印象的でだからこそ、物語に引き込まれたんだろうなぁ。
久しぶりにがっつりした推理モノ、犯罪モノ(といっていいのだろうか)を読んだ気がする。もちろんトリックだけでなくてストーリーもよかった。やっぱり力のある作家先生ですね。
初読み、岡嶋二人作品。 この本の存在はずっと知ってたんだけど、少し古い本だということもあって 長らく積んだままに。 この作家さん面白いですよね 二人で一冊を仕上げるっていうのをはじめて知りました。 コンピューターを駆使した誘拐なので 現実的にそんなことできるわけがないというご意見も多いみたいですが 読み物としては十分に面白い仕上がりになってると思いますよ。 主人公と父親の絆を描きたかったのだと 私は思ったけれど 直接的な表現や回想はかなり薄め それが作者の狙いなのかはわからないけど。
主人公にとって、10億円のダイヤを手中におさめる事は大きな問題ではなかったように思う。この誘拐は彼にとっては復讐であり、犯行を完璧にやり遂げる事が問題だったのだから。今回の誘拐で誘拐された者の恐怖、子供を誘拐された父親の気持ちをリカード側に知らしめることが目的だったのではないかという気もする。この誘拐が成立するかといった問題は些細な問題でしかない。私の中では、本書のラストシーンの後に、ダイヤモンドを瀬戸内海に投げ込む主人公の姿を想像してしまう。
★★★☆☆ ::: 誘拐事件の顛末を書き記した手記は、“復讐”を託した遺書。 本書はミステリやサスペンス特有のゲーム性を主体に描いているようにみえるが、実は人間が持つ感情の暗い陰の部分の、ドラマ性を描いている。犯人が自身の目的のために誘拐という手段を選んだ動機や、誘拐犯と被害者の心理に焦点が当てられている。見せ方が淡白なのが残念。東野圭吾なら日本人が好きそうなベタな感動ものに仕上げてくれそうだが。。。(笑)100%に満たない1%の意味は。。。二人の存在ということなのかなぁ。。。
刑事が聞きなれないIT用語にもたつくところが、今読むと笑える。 当時のおじさん達はそんな感じだったなぁ。 昔、上司が『ウイルスってPCが風邪引くんですか?』って言ってたのを思い出した。 そういう時代感も楽しみました。
最新の技術を駆使して、完全犯罪を成功させた2つの事件。時代は違うものの、当時の技術で99%捕まらない計画をたどっていくのは面白い。2つの事件の関連性も紐付いており、その面からでも楽しめる内容。 読んでいくと、自分でも完全犯罪を計画できるような気がしてくる(私も元SEのはしくれ)。捕まらないと言うよりも、時効まで犯罪方法が見抜けられないようなことを考えるんだろうなぁ。人間が介在するところでのミスが起きるんだろうけど、その影響を最小にするようなゲーム理論なのかなぁ?。
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