新装版 戦中派不戦日記 (講談社文庫)

新装版 戦中派不戦日記 (講談社文庫)
704ページ
111登録
amazon.co.jp で新装版 戦中派不戦日記 (講談社文庫)の詳細を見る
読書メーターにつぶやく
share

新装版 戦中派不戦日記を追加

読んだ本に追加
読んでる本に追加
積読本に追加
読みたい本に追加

新装版 戦中派不戦日記の感想・レビュー(36)

23歳の医学生から見た1945年の日本。①空襲警報に慣れてしまうことの恐ろしさ。②国策として掲げるスローガンがいかにいい加減なものか、人を惑わせるものか、今の時代も同じではないか。③敗戦国にも戦勝国にもつきまとう、そこで生きる人々の健気さ。④天皇制のありかたについてきちんと考えるべきではないか。⑤「食べるものがない」という日常に、怒りの持って行き場がない。以上、感じたことです。

12/12:olif
再読。"人は変わらない。そして、おそらく人間のひき起こすことも。"あとがき、最後のこの一文に今著の持つ普遍性を再確認させられる。だからこそ半世紀以上経て、尚、胸に迫るのだろう。

08/01:ヨリコ
VC
心に残るシーンは座りこんだ2人の女性の片方がボソッと言った言葉。人間の強さを感じた。

06/20:espiral
2011.05.28  ◎(まえがき)  私の見たS20の記録、この一年、凄まじい180度転回。 私は通行人。 23歳の医学生。 私のこんなもの、加える値打ち?意味? 一般民衆側の記録。 少ない、意外と。 嘘や、法螺や、口ぬぐい。 終戦直後のものが腹を立てて書いているだけに反って真実の息吹。 明日のこともわからぬ、哀れな、絶望的な、そのくせたちまち希望を取り戻して生きていく日本人の姿。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(29) - 05/28
i-miya@灯れ松明の火
◎12月。 2。 石川達三、毎日『暗黒時代は去れり』なんたる無責任、浅薄の論ぞ。軍人に全ての責任を転嫁せしめんとする。今日の卑怯な風潮に作家たるもの、真っ先にそまって許されというのか。16。 天竜峡。竜峡園。なにもかも晩秋の午後の美しさと明るさと穏やかさを満点以上にたたえている。非常に快適。19。 松葉の実家。茨城県石岡町。2011.06.04 群集充満、神経繊維、たわしでこする。仲店。瓜生岩子の銅像。
ナイス!ナイス! - 06/04 07:28

i-miya@灯れ松明の火
28。 関東尾津組支配、駅前新宿マーケット。◎11月。 2。 いよいよ科学が人間の手を離れて暴れだした。人類が自ら発明した科学を制御できるのはいつまでであろうか。地球も人類の脳みそも滑稽で恐ろしいものである。20。 新聞に東条勝子夫人、心境を語る、の記事。21。 本庄繁大将自決。 (読了、2011.06.04 1520)
ナイス!ナイス! - 06/05 07:30


空襲のおかげで数学の試験が免除されて涙を流して万歳三唱、オレにとって大東亜戦争はこのためにあったのだと涙を流す学生に笑った。橋本治の解説がとてもいい。

04/01:Unbekannt
03/22:masaking
食料がなかろうと、家がなかろうと、焼夷弾が降ってこようと、疎開しようと。山田青年は、よく本を読む。

著者が学生だったころ、1945年の日記をまとめたもの。当時の世相や青年層の意見が垣間見られて、また東京のさまざま細かい地名が登場し大変に当時のリアルが感じられる。加えるならたとえばこの年の1月は、かの哲学者は獄死し弟子はその事実をいまだ知らず、山本青年はまだ戦時徴用工だったはず。この時代を生き生きと感じることは、そのあとの展開を理解する助けになるはずである。なお、8月15日の記述は圧巻。これを理解するだけでも一読の価値はあるだろう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(2) - 02/04
がんぞ
「かの哲学者」というのでこの年9月に亡くなった三木清かと一瞬錯覚しました。「は前年11月に獄死し」と言ったほうがいいのではありませんか。「山本」(’42年に数え十五歳)は戦時徴用というより国民学校を卒業しさきに兄の勤めていた新潟鉄工所に「就職した」ではないですか。敗戦と同時に軍需工場は閉鎖されて失職し(数え十八歳は「少年」ではないですか)おそらく10月ごろ新潟鉄工所の斡旋で東洋内燃機に移り」「太(たい)さん」と呼ばれていたらしい。おそらくあなたと同じく私も『若き日の日記』の原本を見たいと思っています。
ナイス!ナイス! - 06/01 08:27

hexia
鋭いご指摘、ありがとうございます。すべて、まことにもっともです。実際には、1月の時点では「弟子のほうが哲学者の死を知らなかった」事実を強調したかったのですが、日本語というのはなかなか難しいです。戦時徴用工というのは完全に私の間違いですね。若き日の日記は抄本しか見てません。資料的価値からも、原本がもしあれば拝読してみたいものですが、なまなかにはいかないでしょうなぁ…
ナイス!ナイス! - 06/03 00:34


10/27:聴耳姉妹
09/14:kinball
http://booklog.jp/users/beta-carotene/archives/4062736322

05/04:Leseratte
03/27:blau_m
03/09:わら
01/16:Unbekannt
01/04:学之助
10/24:Megumi221
10/01:モーリス
08/14:tekesuta
GYA
こうの史代「この世界の片隅で」の連載とずっと並行して読んでたら、いろいろ思うところがあった。

06/14:ttsuji1948jp
蛍の墓・はだしのゲンからの戦争観が変わった。

05/13:hell
02/28:たけし
★★★★・

--/--:howaruri
--/--:bono
--/--:nakanotyayaNo3
21歳の山田青年がすでに驚くべき知性と文章力を持っていたことがわかる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - --/--

--/--:Unbekannt

今読んでいるみんな最新5件(5)

02/22:てっしー
06/01:kyu-n
12/31:学之助
08/22:akio__

積読中のみんな最新5件(16)

02/13:cyage
11/16:まめ
09/17:うれしの
08/17:舛井典知

読みたいと思ったみんな最新5件(54)

02/01:こっぺ
01/13:しろ
01/10:残留農薬
01/04:Yoccie
新装版 戦中派不戦日記の 評価:67 感想・レビュー:12
ログイン新規登録