最悪 (講談社文庫)
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最悪の感想・レビュー(1536)
この手の、いわゆる「落ちる本」を立て続けに読みすぎた。不幸な登場人物三人が交わる場面は見事。その頃から、物語の背景にあるどんよりとした匂いが離れなくなる。しかし、視点が行き来しすぎて誰の言葉か分からなくなり、度々混乱した。わたしだけだろうか?その点は若干マイナスだった。物語としては評価に値すると思うが、読みやすさでいったらどうだろう。さて、気を取り直して少しハッピーな本を読もう。
>☆☆☆☆☆期待通り。>それぞれの事情を抱えてはいるが、どこにでもいそうな普通の人の人生が、少しずつ普通ではなくなり、それが重なった時、最悪になる。三人が、どのように交差していくのか、楽しみにしながら読んだ。
マグノリアとかラブアクチュアリーに通じる群像劇。それぞれの苦悩を抱えつつ、3人が出会う時のどうにもなれ感は、最悪な状況にも関わらず笑ってしまった。最悪な状況に変わりは無いけど、大きな肩の荷をおろして、どこか清々しい気持ちになった。
うーん、これは面白い!犯罪小説かつ群像劇。登場人物は、町の小さな工場の社長、都市銀行の女性行員、とここまでならば池井戸潤かと思うが、チンピラ男子が加わる。はじめはそれぞれの日常が交代で描かれるだけで関わりなんかさっぱりなさそうだが、玉が転がるように坂道を下っていき、奇妙な四人組が出来上がる。正気と我を失った錯乱具合が、筆者の腕の見せ所。一級のエンターテイメント。正義は悪に勝ったりしない。めでたしめでたしでは終わらないし、深い傷痕を残す。ドキドキしてページをくる手が止まらなかった。優しくなんかないのに、人間
★★★銀行に勤める女子行員、町の工場の社長、無職でのチンピラ 其々の最悪な人生ぷりが前半つづられ、途中からリンクしていく。
64点…どんどん話が悪い方へ向かっているのに、暗い感じにならないのがこの作者ならではなのかもしれないですね。気がつけば犯罪をおかしている彼らを思いきり応援しちゃいました。最悪だけど最後には救いがあってよかったです。本筋からずれるけど柴田老人の言った「いやなことがあるのは、人生の真っただ中にいる証拠だ」って心にズシンときました。こんな奥田さんも嫌いじゃないな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/29
中盤になるまでは辛いかもしれませんが、そこからは加速度的に面白くなっていく本です。後半300ページ一気読み余裕でした。何が凄いって、これだけ展開していても情報が整理できる点。いい勉強になりました、ホント。
最悪。ホントに最悪。自分も追い詰められていく気分になってしんどくなった。終わりが、変にできすぎてなくて、現実的で良かった。
不幸な三者が、思わぬことから繋がっていくところに作者の筆力を感じました。 サラッと読めてしまう秀逸な作品。
どこまで最悪なんだこの人達は、と思いながら読みすすめて、3人が出会ったところからは一気に最後まで読んでしまった。3人の状況や気持ちを十分に理解させてからのクライマックスは、誰の視点で読んでも気持ちがリアルに伝わってきて物語に浸ることができた。あとがきにあったように映画のような群像劇の世界が楽しかった。
分厚い文庫本で読めるかと思ったが、読みはじまるとどんどん引き込まれていった。面白いけどずっとイライラして読んでいたかも。中でも鉄工所のおっさんはなんてお人好しなんだろうか(笑)
映画を思わせるストーリーだった。三人の主人公・・・みんな逃げ場のない最悪な状況。三人の最後の場面に感動読んでよかったと思う作品だった。
星3.9! ほんとっ最悪だ~!3人、特に町工場の社長には、イライラ、なんでそうするのって感じ!最後どうなるのって思ったけど、さすが奥田!!
いや〜、面白かった。やっぱり私にとって奥田さんの本にはハズレがないらしい^^ 物事が悪い方へ悪い方へと向かっていく3人の堕ち方を読んでるうちは暗い気持ちで眉間にシワを寄せてたけど、3人が出会ってからは、シーンのひとつひとつが頭にくっきりと浮かび、そのちぐはぐな可笑しさに笑ってしまいました。
面白い。確かに最悪な展開ばっかりだけど、なぜかワクワクして読み進めてしまう。最後に3つバラバラのストーリーが巧くひとつに収束するのはびっくり。川谷が銀行で我を忘れるところで笑った。
いやぁ、ほんと最悪!!
読まなきゃ良かったかなぁ、と思うくらい。
関係のない町工場の社長とニート、そして銀行員、三人がどんどん負のスパイラルに巻き込まれていく。
三人の接点はどこか?そこだけが気になって読んだけど、町工場のところはかなり流し読み。
残り1/3くらいはストーリーが早いが、それまでが、気が滅入る。
かなり長い話だったけれど、後半以降は続きが気になってサクサク読めた。主人公3人にはかなりイライラするけれど、それはこの小説がそういう話だと分かっているからで、リアルに起こったらきっとこんな風になってしまうのかも。面白かったし、最後がスッキリ終わるわけではないけど、妙なモヤモヤが残らなくて、後味が悪くないところがよかった。
600ページ超の作品だけど、サクサク読めた。導入が少し長いような気もしたけど、読んでるうちに気にならなくなった。おっさんの「最悪」がいちばん効いたかな。
タイトル通り最悪。最悪の連鎖。 主人公の3人は勿論、関わってく人間みんなが最悪な状況になってく。 報われるトコが全く無い物語なのに、読後何故か・・・それほど嫌な気分にならない(スッキリするわけやないけど)のは この作家さんの上手さなんでしょうな。
3人とも要領が悪過ぎてイライラ、モヤモヤしました(特に町工場の経営者とチンピラ)まぁでも町工場の経営者は弱い立場なので断りにくいのかな。前半というか7割くらいはどんどん悪い方に落ちていく話でどんよりしながら読んでたけど、後半3人が出会ってからはお互いの思いが交錯して面白かったです。最後、いろいろ背負ってたものが落ちてみんな気持ちは楽になったのかなと思う。
それぞれの登場人物に感情移入させられ、太田?にイライラ、セクハラ支店長にイライラ、高村?にイライラ、野村自身にイライラ、とにかくイライラしながら読み進めた。500ページすぎた辺りから話自体が加速度的に突き進み、どうなるんだこれは!と止まることなく一気に読めた。
最近忙しかったので、読むのに時間がかかったけどかなり面白かったです!どーもこういった暗い話が好きみたいです。三人の主人公視点がコロコロ変わりますが、どれも面白かった。特にチンピラの視点はハラハラしたー
「町工場を経営するおじさん」「チンピラ」「銀行員の女性」この三人の日常が、少しずつ交錯しながら、どんどん「最悪」の状態になっていく、というお話。読んでいる最中、ずっと重い気分だったのは、きっとこの三人のおかれた状況が、実際に誰の身にも起こりうるような内容だったからかもしれない。それぞれの気持ちの変化、追い込まれていく様子が、こちらまで重く暗い気持ちにさせる。途中からは、引き込まれて読めたけれど、導入部分が長過ぎると思った。
これはおもしろい!読みやすいし、引き込まれる。どんどん最悪な展開になってちゃって…どうなっちゃうのかハラハラした(´ω`)
おもしろかった!3人の主人公の人生が最悪に向かって転がり落ちていく様がすごくリアルで他人事と思えない。かなり分厚い本だけど、まったく長さを感じさせず、ドキドキしながらほとんど一気読みしました。ますます奥田英朗ファンになりました。
3人の主人公たちに訪れる不幸は次元の違うものでなく、私自身にも起きそうな内容で息苦しい。何かおかしいと思いながらも抗えない力でソレを選択し、やがて「最悪」の事態に発展。事件は解決してもソレは終わりじゃなく、くすぶり続けていく...生きて行くって苦しい。
最悪の
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感想・レビュー:366件












































