マークスの山(下) (講談社文庫)
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マークスの山の感想・レビュー(811)
75点…ん〜、なんだろ、この尻切れトンボな感じ。合田刑事の一挙手一投足にハラハラして、こんなに夢中になって、ページをめくる手が止まらないほど面白く読んだのに最後が呆気なさ過ぎではないでしょうか。オープニングの「口なし岩」の真相は?本当に面白かっただけに、悔しいなぁ。でも、この作家さん硬派で好きです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/03
これこそ読んで欲しい一冊。高村さんがこれ以上は書けない、というほどの渾身の作品(この後の作品も良いが・・)。ジャンルも警察小説、もしくはミステリー要素が含まれているが、人間の奥底に潜む心の闇をさらけ出した凄みがジャンルを超えた作品になっている。そしてラストが読者の期待を裏切るように、天空に浮かぶ富士山を見つめる心の奥に謎を秘めた殺人犯水沢を描き幕を下ろす・・。この作品を読メでも1000人以上が読まれているのに驚きです。読むのに時間がかかって、結構読みづらい作品なのに驚きです。やっぱりいい作品は読みづらくて
再読。文庫にする時に全面改稿したそうで、いつか比べたいと思いつつ、読むだけで体力消耗し「またいつかね」になります。水沢のいるマークスは一体なんだったのでしょうか?ラストを知っているのに、読書を中断できなくて、困りました。ラストがさわやか過ぎですね。これはもう純文学の世界。
最後がすごく切なかった…。が、人物が多くて把握できず、警察機構の階級もあまり分からず、イヤミとか皮肉もイマイチ理解出来なかった…ので、早々に理解を放棄して、ややこしいところは流し読みしてました、ごめんなさい(笑)警察内部の描写をちゃんと理解出来れば、たぶん面白いのかなとは思います。
【4】上巻はかなりの時間がかかったけど下巻はあっという間に読んでしまった。捜査中のスピード感溢れる展開と、真相が明らかになっていく時の息を呑む展開との抑揚に、ジェットコースター並の疾走感を感じた。水沢の動機は…何だったんだろう。水沢の二面性について結局のところどうだったのかは読者各々が想像するに止まるんだろうか。初、高村さん。難しかった!
出た当初に読んで映画も見て、10何年ぶりに再読。 なかなか頭に入らず2回読みました。 高村薫さんて硬質な文章と言い緻密なストーリー展開と言い女性らしかぬ作風です。 他の警察小説と違って事件解決より登場人物の内面を細やかに描いてる。 水沢を可愛がる真知子さんの取り調べは心に響く。 みんなどうしようもない事情を抱え、生きていくのはしんどい事と思う。最後がきれいすぎるけど 読後感は爽やかだった。
★★★★☆ 林原をずっと「はやしばら」と読んでいたのが、「りんばら」だったのか…。その林原の事情聴取から加速的に面白くなった。真知子と水沢の関係が悲しくてよかった。シリーズ追いかけます。(借)
やっぱ圧巻!犯人に行きつくまでのあんなことこんなこと、、、読んでいくうちにどんどん核心に迫っていくけど近くて遠い感じが何とも緊迫感があっていい。おもしろかったです。
遺書を読んでやっと事件の全容がわかりました。この関係者たちは捜査を妨害するだけの力を持っていたならば事故をうまく処理できたのではないでしょうか。水沢の人物像が理解できません。面白く読めましたがちょっと不満が残ります。
昨日今日と二日間で勢いで読了。ドラマってけっこうオリジナル設定入ってたんだなあと改めて思った。ばらばらだった事件があっという間に繋がっていく下巻は一度読んでいてその先を知っているのに一気読みしたくなる。そして最後の終わり方が好き。
再読。職場本棚。誰も、殺す必要も、殺される必要もない事件だった。確かに罪を犯した連中はいるけれども、彼が殺す必然はなかった筈だ。誰が悪かったんだろう、と問われたら、無理心中に子供を巻き込んだ両親なんじゃないか、という気がする。
後編マークスの独白はないんですね・・そこが残念!でも面白さは上巻以上のスピード。ページをめくる手が止まらない~。ラストの山頂のシーンは怖いほど冷たくて透き通ってて、切なくて美しいですね。自分も西穂高だけはなんとか登ったことあるので、その風景が浮かんでまた山に登りたくなりました。初高村だけど、これは高村作品読みつぶさなければ!です。
阪急京都線西京極駅~宝塚線石橋駅で読了できるかと思ったけど15分ほど足りなかった。約束があったので降りたが全然売布神社ぐらいまで行っても良かった。
この作品の構成、運命とも言えるそれぞれの人物の関係性そして隠し通さてきた事件知っていくうちにページをめくる手が止まらなかった。やはり人が心の中に閉じ込めていたものを命を懸けて告白する場面は、その設定が分かっただけでも作品に引き込まれた。
水沢の犯行計画とそれを阻もうとする螢雪山岳会マークス、事件を追う警察。様々な人間の思惑が複雑に絡みあい、少しずつその核心が露呈していくさまがとても面白かったです。上巻は登場人物や事件の再確認でなかなか読み進めませんでしたが下巻は慣れてきたのか早く読めました。最後の吾妻と林原の駆け引きは圧巻でした。林原の真意のわからない底なし沼のような暗暗とした雰囲気が文書から伝わってきます。そしてもう少し水沢という人物のことが知りたかったです。それはともかく元義兄の加納は登場ページ数が少ないわりに存在感がありすぎます。
初の高村作品。疲れました。本筋と関係無いけど元義兄の加納は、合田に対して友人とか義弟とかでは無い何か特別な感情を持っているかも。ちょっと気になりました。
長い映画を見たような気分。全ての始まりの謎が解け、その結果起きた事件の数々。加害者は。被害者は。それを追う人々。たくさんの細い糸が絡まって、ほどけて、大きな1本になって。これほど読むのに体力使った本は、久しぶりかもしれません。脳みそパンクしちゃいます。でも、おもしろかったー!
作者の意気込みを全身に浴びながら読み終えたという感じです。 雪山での心中事件で精神に異常をきたしたというマークスは、ほかでは生きていけず結局雪山に戻っていくのですね。 解説者の言うとおり、単なるミステリーや警察小説ではなく”本格小説”の重みがあり、他の作品を読んでみたい気にさせられました。
高村薫さんの作品は初めて読んだのですが、文章から伝わって来る気迫が凄いですね。全力で書いてるって感じが、ひしひしと伝わってきました。殺人、窃盗、傷害などバラバラに見えるいくつもの事件が、集約されて一つの物語になる様は見事でした。結末は個人的には残念でしたけど、それを補って余りあるストーリー展開だと思います。また警察の本庁と所轄の争いも凄まじいです。同じ課内でも隠し隠されで、情報の共有なんて普通には出来ない。もっと仲良くやれよ、って思わずツッコミたくなりました。
登場人物が多くて途中もたついてしまいましたがストーリーは展開が早く飽きる事なく読めました、水沢の最期、悲しい生い立ちや肉親の愛情に恵まれなかった事など、どんな気持ちでそこまで行き何が見れたのかなど思わず感情移入してしまい涙が止まりませんでした。
再読。山とは何か。自問を繰り返す合田の思いが心に響いてきました。そして、理想と現実との間で煩悶を繰り返す人々が行きつく先という意味では、物語の着地点は山でしかあり得ないとも感じました。
やっと読了しました…。正直、楽しく読めた、とは言えませんでしたが、それでも、下巻の後半に入ってくると、合田さん達ともうすぐ会えなくなるな〜、なんて思ったりして。後半の後半は、ほんと一気に読みました。ラストシーンが、切なくも美しいです。
真相を探るホテルでのやりとりに読みながらかなり緊張。思惑が相反する組織対個人の葛藤。女の哀しい性。それぞれのキャラクターの苦悩がひしひしと伝わってきて物語にどっぷりと入り込んでしまう。想像していなかったラストに驚き目頭が熱くなった。
book_littlebirds
yukiyanagisaitaさんへ 私もドラマをみようと思って、今日ツタヤに行ったのですが、まだ「新作」シールが貼っていました。読了した今、見たいですよね〜。悩む!
ナイス!
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08/20 17:29
yukiyanagisaitaさんへ 私もドラマをみようと思って、今日ツタヤに行ったのですが、まだ「新作」シールが貼っていました。読了した今、見たいですよね〜。悩む!
ナイス!
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08/20 17:29
書き方が絶妙。吾妻と林原のやり取りのとこは林原にほんとにイラッとくる。 最後まで合田刑事を中心として話が進むのでその間水沢と「マークス」は何を考えていたのかは気になるところ。ずっしりしたラストだった。
一気に読み終えた。面白かった。読みごたえのある小説。一つ一つの展開がしっかり書かれているが、くどくは感じない。ストーリーがどう動くかという以上に、迫力のある描き方に惹き付けられた。吾妻・林原の場面、火をつけた場面、北岳には特に圧倒された。合田もいいけど、森もなかなか好き。
吾妻と林原弁護士との駆け引きは圧巻だった。全体的に丁寧で濃密な表現を楽しんだ。また、合田雄一郎のファンになった。照柿に進もうと思う。
徹底した取材力と濃密な描写力で、あたかも実際に起きた事件の記録を読んでいるかのような錯覚を起こさせる作品でした。レディジョーカーのような抜け感は得られないものの、ずっしりした読みごたえを求める人にはお勧めしたいです。ネタバレ追記。真知子が水沢のメモに「富士山をみる」と書き足さなかったら、ラストはどうなっていたのだろうか、と考えてしまう。
ラストにかけてが最初に比べて早かった。スピード感があると言えばそうでもあるが登場人物の何人かをほったらかしで終わってしまったように思えた。でも事件の書き込みと水沢の最期はよかった。北岳から見える富士山を水沢はどんな思いで見ていたのか。そして水沢の最期を見た合田は犯人が亡くなって悔しかったのだろうか。どう事件を終わらせるのか気になった。次はハードカバー版を読みたい!
暑苦しくも男臭い物語。最後の1ページに泣かされた。しかし、「はやしばら」じやなくて「りんばら」なのか?そこだけどうしても納得いかなかった
警察機構を軸に組織関係、人間関係の妙が巧みに描かれていたのが最大の魅力。事件の凝り具合は凄いが、主に序盤を消化しきれなかった点と、集束がやや早足だった感が片手落ち。
マークスの山の
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感想・レビュー:158件














































