黒猫の三角 (講談社文庫)
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黒猫の三角の感想・レビュー(1305)
「社会(人々)が口を揃えて言う"普通"という概念がいかに脆弱なものであるか、ともすれば殺人行為がいかに"異常行為"ではなくなるか」と、今作の犯人は主張する。これは、前シリーズの犯人らにも同様に根差す考えといえる。今作では、犯人があたかも主人公格であるかのようなミスリードが行われた。これは、今作の犯人が"理系ミステリ"の看板の裏にある「人間とは何か」というテーマや、森氏自身のあらゆるものに対する懐疑的姿勢の"メタ"的なキャラクタであり、シリーズ中の裏主人公のような位置付けであることを示していると考えられる。
Vシリーズの一作目。登場人物は個性的で魅力的でした。理系ではないと分からないような用語が出てきたりと、やや難読ですが、最後の真相には「あーなるほどね」と笑えました。
Vシリーズ1作目。紅子やしこさん、練無といった変わった名前を持つ登場人物、そしてS&Mシリーズ同様事件のことや何気ない問題の提議に頭をひねりつつ、考えることがたくさんありますが面白く読めました。茶道部と聞いて戦闘機が出てくる練無と、そしてそんなマイナなことにつっこみを入れるしこさんがお気に入り。方言を小説で読むとまた味わいがありますね。
Vシリーズ一作目。登場人物の名前の奇抜さに驚きましたが、S&Mシリーズ同様みんな個性的で面白かったです。腐った紅茶をだす機千瑛がとても気になります。デルタの話とか数学的なことはわからないけど、このシリーズも読むのが楽しみになりました。
Vシリーズ1作目。数日前に読み終えていたが、再読の登録忘れてた。感想は省略。今年も「あの素敵」な4人組を再び見届けようと思う。
古本屋にS&Mシリーズが無かったので一旦Vシリーズを読み進めてみよう、と思いまして。解決編の2人の会話が好きだったし感じるとこあったなー(^O^)
Vシリーズ、登場人物が印象的ですね。れんちゃんが一番気に入っています。短編を読んだときは女の子かと…(笑。
トリックに関しては、私は頭が良くないので全然予想してませんでした。居候の彼かと…。まあ彼も怪しいことしてましたけど。
完全文系の私にはデルタの話が難しかったです´`
高度な会話に憧れますね…。
最初、話やキャラになかなか馴染めなくって、何回か挫折しかけました。 半ば過ぎくらいから、乗ってきまして、やっと読めました。 時間かかったな~ キャラとか、シリーズにする事ありきな感じで、トリック的には いつもの森さんらしからず。。。なイメージです。 今後のシリーズに期待ですね。犯人は、最後までわからず。でした。
Vシリーズ1作目。小鳥遊、瀬在丸、香具山、保呂草といったキャラがとても好きになれたからこれ以降のシリーズも楽しみ。犯人は割と予想はついたけれど「まさかなあ…」って感じで確信はなかったのが悔しい。保呂草が言ったように先入観はとても怖いと感じ、俺は探偵にはなれないなとも悟れた作品でした…。
不思議なキャラクターがたくさん登場する。前半なかなか進まず寝落ちしていたが、後半は速いテンポで読めた。トリックはそう複雑ではないけれど理屈が偏屈でおもしろいなと思う。ああそうきたか!というちょっとしてやられた感あり。そしてやはりシリーズなので次も読むであろう自分がいる。
4回目の再読でトリックも覚えているがつい引き込まれてしまう。殺人に対する考察が凄い。動機なんて必要ないとか、殺人が悪なのはみんな殺されたくないからそういうルールが作られたとか。妙に納得。陳腐な犯人の情念探りミステリーよりずっといい。Vシリーズはやはり面白い。紅子さん、練無君、紫子ちゃん、機千瑛先生たちに他のシリーズにも登場してくれることを切に願う。
S&Mシリーズに劣らないキャラクターとストーリーだった。ただ、トリックに関しては…うーん。でもこれからの保呂草さんの活躍に期待!次の作品を早く読みたい( *`ω´)
登場人物のシニカルさに馴染めず、最初はなかなか読み進められなかった。中盤くらいから徐々にテンポアップ。そこからは一気読みでした。犯人が意外過ぎてびっくり。動機やトリックの薄さにもちょっとびっくりしたけど。理由があれば殺していい訳じゃないけど、あれはちょっと…。ラストの保呂草さんを好きになったので、次作も挑戦したいと思います。印象的な箇所は「何事も一回では物足りない。二回目以降があって初めて一回目の重要さに気付く。人間とは認識のために事例の繰り返しと適度なインターバルを要求するものなのだ」です。
キャラクターは非常に魅力的で、どんどん読み進めてしまったのだけれど、肝心のトリックは正直いまいちだった気がする。でも総合的には確実に面白く、シリーズの次の作品を早く読みたい。
2012年の初登録。この作品は、Vシリーズ第一作です。 S&Mさんシリーズを読み終えた後、Vシリーズをすぐ読みました。 犯人がわかったら、本当に驚きました。『黒猫の三角』もわからなかったです。もし、『黒猫の三角』がすぐわかったら、本当にすごいです^^;
いつもの本屋さんからこのシリーズが軒並ごっそり消えたのはナゼっ??最後のどんでん返しおもしろかった、途中の違和感はこういうことだったのね。。。登場人物の名前の複雑さと言ったらっ!!!
れんちゃんや、しこちゃんなどキャラクターはS&Mシリーズより好きかも。犯人には驚いた。完全容疑者からはずしてた。もっかい最初から読んでみる
密室のトリックはともかく、ラストとキャラクターは面白かった。登場人物と設定が少女漫画っぽいのは森博嗣が漫研出身だから?紅子はいいキャラだし、保呂草の活躍も楽しみ。
Vシリーズ第一弾となる本作、「黒猫の三角」。S&Mシリーズを読み続けて来た身としてはこの新しいシリーズに馴染めるか少し不安でしたが、紅子のキャラクターが見え始めた辺りから非常に面白みを感じ、彼女の語る言葉の数々に首を傾げさせられたり考えさせられたり、頁を捲る度その不思議な魅力に強く引き込まれていきました。脇を固める阿漕荘の面々も一風変わった曲者ばかりで何とも楽しい。主軸となるミステリー部分は幾分か古典さを感じさせられ犯人は朧気に浮かぶのですが、その分肝心なトリックは残念ながら最後まで解けませんでした。
S&Mシリーズ読了後の本作。へっ君の存在が大変気になりますが、その点はどうやら四季を読んだほうがいいようです。とはいえ確認作業になってしまうかも。一体どの順番で読めばいいの、と作品リストを見ながら叫びたい心境です。今作に関してはトリックで賛否分かれそうですね。個人的には、人間の記憶だとか認知なんて案外その程度だったりするのかもと割合すんなりと受け入れられました。今後紅子がどのように活躍していくのか期待です。それと小鳥遊くん、好きです。
再読。2回目となると、いろいろ見え方が違ってきますね。ここが伏線か、とか。こういうのも楽しいです。これ、ミステリなのか、アンチミステリなのか。どーなんでしょうね。別にジャンル分けの必要はないか。
『一番健全』な殺人の動機にぎくりとした。その通りかも知れないけどそれをさらりと言えちゃうのはすごい。ここに登録するのは小説だけと決めているので未登録ですが、漫画版も読みました。絵が綺麗でみんな可愛かった。
うーむ・・・めちゃくちゃな印象を受けるのは私だけだろうか。独創的な作品は好きだけど、独走しすぎw規律を嫌い、自由を追えば追う程まとまりを失う。よく作者は迷わず書き上げたな・・・。紅子さんのキャラは面白かったが、男女の関係パターンにマンネリ感。ZOKUとかS&Mシリーズとか。あと、理系の大学に行ってましたが、クロネッカ・デルタなんて知りまへん。理工、数学系と断定した方がよい。生物だって理系なんだぞ!例え理数系でも、このタイトル見て解る人っていないんじゃないか?ほぼ親父ギャグ・・・(苦笑)。
Vシリーズ第一段。最初は読みにくい(登場人物の名前がどれも難しかったり)印象でしたがそれは最初だけでした。とあるBL作家の言葉を借りるならば非常にキャラ萌のある作品でした。そして更にこの本の解説の引用ですが 「森さんの小説には本編とは関係のない謎が含まれていて、それは当然作中の人物が触れることがなく進んでいる。ストーリーとは関係のない部分で登場人物が吐いた嘘は、作者が読者に教える気がなければ気付きようもない アンフェアな香りがしないでもない。」 森さんの作品に共通して言えるのは作品の魅力はこのようなアン
再々読。真面目で可愛いれんちゃんととぼけた紫子さんの掛け合いがスキ☆3回読んでも解らないものは解らない(開き直り…)でも面白いよ!
そう、それが言葉の使命なんです。言葉の宿命なんですよ。あとからあとから湧いてくる、汚らしいばい菌みたいなもの、それが、言葉というやつです。言葉は理由という飴に群がる蟻みたいなものなんです。
やっと読みはじめたVシリーズ。私の考えてた探偵ものとは良い意味でかけ離れていて衝撃的だった。今回の謎解きは読者の解釈に委ねてるってことでいいのかな?S&M、G、四季を読んでたから、知ってる人物が出てきて嬉しい。このシリーズはかなり好みかも。次も楽しみ。
Vシリーズ開幕の作品。S&Mシリーズの開幕のようなピリピリした緊張感はなく、淡々と流れながら鮮やかに斬られた感じです。これは一冊ごとの推理よりも関係性を楽しみながらながーいテーマを読み解いていくものなのかなあと感じます。S&Mは『insider』『outsider』を最初と最後にすれば、後はどの順番でもよさそうに感じましたが、Vシリーズはどうやら、本当の意味で刊行順に読まないといけなさそうな気がします。乾杯のコールが秀逸(笑)。今後真似させて頂きます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/08
S&M→四季と読んでいるので、おおまかな流れは既に把握して読むことになりました。Vシリーズ楽しみ。まず手始めの第一弾。犯行現場の部屋から犯人が脱出するとき、ソファに居た人たちが誰も気が付かないなんてことあるのか、ちょっと疑問に思ってしまいました。部屋が大きかったのだろうか。ドアにいたお手伝いさんはなぜ幽霊だと思ったんだろう。林さんを含め、警察側が胡散臭い印象を抱いたのは図らずも正解だったわけで、警官の勘もまんざらじゃない。登場人物のみんなが、名前も性格もそれぞれ個性的でいいな。
手違いでVシリーズの中で一番最後にこれを読んでしまったので、途中では保呂草さんに洒落にならないくらい動揺させられました。本当に。
赤緑黒白まで読んじゃってたので結末は知ってたはずななに、ほんとに途中は信じたくない気持ちでいっぱいでした。凄い順番で読んでしまった・・・・
黒猫の三角の
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感想・レビュー:236件
















































