ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)
ぐるぐる猿と歌う鳥を追加
ぐるぐる猿と歌う鳥の感想・レビュー(322)
あの頃なんであんな事に悩んでたんだろ~って、今になっては笑い話の悩みだって狭い世界に住んでた子供だった私にはいっぱいいっぱい!バレバレの秘密もたくさん!!『なんしよると~?』と今は亡き福岡の祖母の優しいといかけを思い出しました。昔を思い出すとともに、今年1年の反省も…大晦日なので(笑) 森と心のように社宅に住んでれば、また出会えるかもね。仲良く成長してほしいな☆
今年の話題をとりあげる番組で「世界の人口が70億を突破」と聞くたびにパックのことを思い出す。パックのようにこのカウントに数えられていない子どもが実際にはいないことを願う。
パックの存在が、際立っていいと思いました。子供には子供ゆえの秘密ってあるんだろうなあ。社宅って経験ないけど、楽しそうな雰囲気が伝わってきました。それと作者の書く、あとがきが一番素敵。
夏に関東から福岡へ戻ってきたんだけど娘が方言に苦心していたのと重なってしんみりなる。言葉というか文化の違いって子供であればあるほど大きいよな~。主人公の森くんはなかなか強力なかんじで周りを固める子供たちもそれぞれに個性的でバランスがよかった。完結してるんだけど序章ってかんじもするので加納さんがあとがきでも書かれていたけど続きが出たらいいな。
主人公の、やんちゃや腕白という言葉ではすまされないレベルの衝動性がリアルです。こんな男の子、いるよね(T_T) お母さんは育児ノイローゼになりかねないけど。
ミステリーランドだからか読みやすい内容だった。パックという名前から真夏の夜の夢に出てくるイタズラ妖精を連想しました。
わー面白かった!何となく、夏休みに読みたい一冊。飛行倶楽部の時も思ったけど、私、加納さんの少年少女が奔走する物語好きだなぁ〜!まるで自分もその世界の一員になって、皆と笑って走り回っているような、そんな錯覚まで起きる。わくわくして一気に読めた。個人的にこの作品の主人公のキャラがとても好き^^憎めない無鉄砲さ。なんだか続編とか作れそうな気もする。
うちも福岡県民やけん方言に違和感を感じんで楽しんだ。北九州やないから、こんなにちゃっちゃちゃっちゃ言わんけど。そして手紙だと標準語になるのよく分かる。
あぁ、こういうミステリー。いいなぁ。野性児シンは東京にいるより、転校することによりノビノビと自分らしくいられるようになったんだ。しかし秘密には大概重いものがあります。大きな大きな子どもたちだけの秘密。この先どうなるんだろう。。。でもでも、みんな仲良しでいてほしいと願う。【図】
加納氏らしい作品だなぁ。ミステリーと言う程の事件が起こる訳でもなく、パックと社宅に住む少年少女たちとの友情とちょっとした冒険が温かく描かれている。そして、方言を巧みに取り入れたことで、地方の子供たちが活き活きとしている感じがある(これは私が九州出身だから?)。社宅の屋根に書かれたナスカの地上絵を見てみたい!
1人ミステリーランド祭開催中!親の転勤で北九州にやってきた、やんちゃ坊主の森くん。ちゃちゃちゃ言ってる近所の子供たちと不思議な少年パックの秘密とは?!周囲の理解が得られず、クラスでも孤立していた森くんの「?」を簡単に解きほぐしてしまったパック。そんなパックの事を全力で守る社宅の子供達。決して褒められる事じゃ無いけど、それも全部理解した上で行動してる。子供って大人が考えてるよりずっと世の中の事分かっているんですよね。皆が力を合わせて事件を解決する『ちゃちゃちゃ探偵団』のお話が是非読みたい!期待してます♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 07/13
とてもよかった〜!森もココちゃんもパックもあやも竹本兄弟たちも、みんな好きになれて気持ちよく読めた。自分が子どもだった頃もこうやって色々考えて生きてきた筈なのに、忘れてしまっているなぁと反省。小さな謎も気になり一気に読了。加納さん、本当にいいなぁ。図書館で借りたけれど、文庫で購入も検討しよう。
親の仕事の都合で北九州に引っ越すことになった小学5年生の高見森(たかみ しん)。乱暴者で考え無しと親には思われていて、親にも同級生にもどうにも素直に接することができない。 「世界は金魚鉢みたいにせまく、もやもやとした藻のような不安に満ちて」いる子どもの世界を舞台に、ミステリーランドらしい1冊に仕上がっています。 ミステリー色は薄めで、子どもたちと謎の子ども・パックとの関係性を丁寧に描いていて、読んでいると、地方都市の屋根に描かれた絵を見下ろしている風景に入り込んだかのような錯覚にとらわれます。
東京から北九州に引っ越ししてきた高見森。とある事情から気まずい思いをしたまま転校することになったけど、新しい学校では上手くやれそう。でもそう思ったのも束の間、子どもたちの間には何やら秘密があるようで・・。シリーズとして続編を読んでみたいと思わせる話でした。秘密が何なのか分かった後半からは面白くてグイグイ読めました。猿からの手紙はズシリときました。子どもであるがゆえの限界。子どもであるがゆえの純粋さ。難しいかもしれないけれど、いつまでもこの秘密を守り通して欲しいと願わずにはいられません。★★★★
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 05/18
さすが加納さんって膝を打つ。子供達の世界を不可思議さと現実感が、相まって素敵なお話でした。 後書きに書かれたように続編とても希望します。 ちゃちゃちゃ探偵団
あやという女の子、パック、猿の地上絵など、いろんな謎と元気な森(シン)の思いがよく書かれていたと思います。読後はスッキリできました。『してもらったことには、どんなにささいでもいいから、その都度返す』
方言がかわいい。こどもだからといって、何も考えてないわけじゃない。ちっぽけな世界と知りながら、その中で精一杯毎日を過ごしてる。とてもおもしろかった。
子どもの目線から子どもの世界を描いた物語。そうそう、小さい頃って大人のルールとは別に子どもだけのルールがあって、わかってくれない大人に拗ねたりしたなぁ。野良の少年パックはまさしくその象徴。
物語の筋自体は何ら特別なことのないものだけれど、逆にそれが読み手に自身が子どもだった頃の気持ちを思い出させてくれる。小さな頃図書館に通って新しい物語に触れるたびに感じたものと同じわくわく感を楽しませてもらった。
【図書館】
子供の頃って大人には分からない独自の世界があって、子供だけの限界を感じながらもなんだって出来る気がしてたなーと、しみじみ懐かしくなりました。みんな昔は子供だったはずなのに、大人になると分かることと同じ位分からなくなることが増える気がします。
子供の世界の話。子供だって自分の世界を持ってるんです。「大人が常に正しいとは限らない」というあとがきの言葉が印象に残ってます。
子どもがブランコを思い切りこいでいるのを見ると心がキュッとなる。飛んで行ってしまいそうで心配になるのだ。かつて2階のベランダから脱出を企てたり、わざわざ木に登っておやつを食べていた私はもういない。小学生が防犯ブザーを持ち歩く時代だ。大人は子どもを大切に思うからこそ不安になる。それでも、この本を読めば思い出す。大人の目を盗むことの楽しさ、高い所から住み慣れた町を見渡す爽快さ。友達とバカな事をする痛快さ。かつての子どもと今の子どもがきっと同じ気持ちになれる一冊。パックの秘密を一緒に守りたくなります。
懐かしいような、ほっとするような空気。不安な謎の影をちらつかせるのがますますいい。でも、ほんとは知っている。この風景が、どんなにあぶなっかしい土台の上に乗っているかを。そして、いつまでもいつまでも続いていくはずがないこと。だから、つかのまの一瞬が、こんなにも愛おしい。
不器用な真っ直ぐさ。大人に比べれば非力な子どもたちが寄り集まって作り上げる、大人では想像することすらできない特別な時間。野良の少年パックを通じて日常に転がる人のあたたかさを知り、優しさを分ける方法を教えてくれる一冊。
子供達の一生懸命な感じとか、大人ってしょうもないなぁという感じとか、懐かしい感情を思い出しながら読みました。一方向からでは気づかない事が散りばめられていて読み応えもあり読みやすく、娘にも勧めてみようと思います。
北九州の社宅に住む小学生たちのワクワクキュートな友情物語。非常にシリアスな問題を孕んでいるも、きかん坊の主人公をはじめとする元気で明るい子供たちが、それら全部を笑い吹き飛ばしてくれるような作品でした。大人の都合に振り回される子供たちの、大人を介入させない守護世界。そこには混じりけのない正義感があり、だからこそ余計に厄介だったりもする。でも、それでも応援したくなるのは、裸足で駆け回っていた無邪気なあの頃が懐かしく思い出されるからこそ。ぐるぐる猿から歌う鳥。さてさてお次は誰の番?
良い意味で子供向けの一冊でした。「小学生版ぼくらの七日間戦争」と言った風情で全体としてほのぼのとしつつもハチャメチャな展開を微笑ましく読んで下さい。きっと大人になって忘れちゃった何かを懐かしめると思います。・・・と、暖かい目でニコニコしながら読んでいたら一か所お目目がぽーん(; д )~゚゚となりました。えぇ、そりゃもうぽーん(; д )~゚゚と。きっちりミステリーしてるのはさすがだなぁ、と思いました。
子どもの語りで進められる話はちょっと苦手だが、児童書とあなどると痛い目にあう。シンが周りの子ども達とうまくやれない理由も、それをわかってくれる大人が祖母だけという状況も、自分と重なるものがあって辛い。北九州で出会った登校班の少年少女達が、いきなり喧嘩ごしのシンを毛嫌いせず、気の強い少女が対等に喧嘩したり、6年生の篤樹がおっとりと付き合っていく過程が微笑ましい。(続)
modern_hamlet9(モダハム)
パックという不思議少年の謎を解いていくシンは、ただの悪ガキではなく、けっこう頭の回転が速い少年だという設定も効いている。(続・以下ネタバレあり)
ナイス!
-
10/04 14:44
パックという不思議少年の謎を解いていくシンは、ただの悪ガキではなく、けっこう頭の回転が速い少年だという設定も効いている。(続・以下ネタバレあり)
ナイス!
-
10/04 14:44
modern_hamlet9(モダハム)
幼稚園の時に誘拐されそうになったシンを助けてくれた「あや」が実は……………………だったという、例の加納朋子ロジックには見事にやられました(笑)
ナイス!
-
10/04 14:46
幼稚園の時に誘拐されそうになったシンを助けてくれた「あや」が実は……………………だったという、例の加納朋子ロジックには見事にやられました(笑)
ナイス!
-
10/04 14:46
シェイクスピアのパックへの連想から、ファンタジーのようなつもりで読み始めてしまったけれど、秘密が明らかになり輪郭がくっきりしてくるにつれて考えを改めました。大人にはわからない、子供だけの秘密、大人には取るに足らないことでも子供には大問題なことがあったこと、忘れていたことを思い出させてくれるお話でした。パックの吹いていた口笛のメロディは何だったんだろう。
自分の小学生の頃を思い出した。社宅住まいで学年や男女あんまり関係無く遊んだ事や、大人には内緒の話。楽しかった事や、子供ながらに悩んだ事。言葉もガッツリ方言で。転校という経験はないけども大人になってから、標準語だと思ってたのが実は方言です、ってことが多くって驚いた。
おもしろいけど不思議な本。パックという存在がどう転がるのか分からなくてドキドキしました。話の要素もキャラも魅力的なんだけど、内容はちょっと中途半端でラストは呆気ない。私的には冒頭が1番のハイライトだったなぁ…ってそれパック関係ない…。後半にもう1事件あったらもっとおもしろかったと思います。★★★
子どものころに感じた世界観をなぞりつつ、いくつかの謎が展開する。子どもの世界観なら自分が知らないこと、不思議なこともそういうものかと取り込める。だから、ありえねー設定、なんて読み方は邪道なのだろう。単純に世界観を愉しめばよい。雰囲気はとてもよい。ふりがなも振ってあり、挿絵もあるが子ども向けということもなさそう。
ぐるぐる猿と歌う鳥の
%
感想・レビュー:114件
















































