三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
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三月は深き紅の淵をを追加
三月は深き紅の淵をの感想・レビュー(2142)
んん~、理解不能。第一章、途中は凄く面白くなると期待していたのに、終わり方が雑。広げるだけ広げて「もう枚数がないので」なんて感じ。第2章、3章はまぁまぁだったけど 4章になると もう理解不能。読み手に考えろってこと?この4つの章をどう結びつけたらいいの?読書家であることは解った。同じ本を読んだ娘曰く「風呂敷の中身はステキですばらしい物が入っているけど、途中まで綺麗にくるんで、最後の結びが雑」とか。もう2度と読まないだろうな~恩田陸。
新規購入ではなく、積読状態だったもの。 2012/2/8〜2/10 10年ものの積ん読本。 今思い起こせば、これが私の恩田作品との初の出会いであった(メフィスト掲載時)。 作者不明の謎の作品「三月は深き紅の淵を」をめぐる4つの物語。一つ一つ独立し、かつ全体でも大きなストーリーをなし、が、話が入れ子構造になっており、ととても不思議なまさに恩田ワールド。 しかし、私がメフィストを読み始めたときに途中だった記憶があり、全体を通して10年以上ぶりに読むことができた。何故もっと早く読まなかったのだろうか?
以前何度も読んでいたのを5年くらい空けての再読。やっぱりおもしろかった!だけど、前にはまってた時より面白さが深かった気がする。特に第四章。<黒と茶~><麦の海に~>も含めて、空けた5年の間に自分の中で整理と熟成でもされたんだろうか?中と外の四部作、タイトルは違ってもサブタイトルが同じことに今回やっと気づいて、そしたら読後の満足感がぐっと上がった。<三月は~>は幻の本だけど、でもここにある。第二章に出てくる「決して傑作ではないけど残る本」というのも含めて、やっぱりこれは三月は深き紅の淵を、なんだろうなぁ…
3年前位に友達に薦められて1章だけ読んで放置していました。読書家の人が読んだら面白いのかなぁ…
いつかもう一度読み直したいと思います。
これが恩田陸!凄い…!第一章で「三月は深き紅の淵を」が四部作と知り、この本も四部作じゃないか、もしかして…と思い、とてつもない高揚感を味わった。だけど各部の名前が違うことがわかり、落胆しつつも読み進める。そして第二章、第三章。まるで泥沼に引きずり込まれるかのように、徐々に物語に飲み込まれていった。本当に誰かに腕を引かれ、ほの暗いところに導かれているかのようだった。こんなのは初めて。最後は第四章。この本の最後を飾るのに相応しい、現実と幻想が交錯する、不思議な魅力を持った物語だった。素敵だったな。
麦の海に沈む果実の後に続けて読みました。「待っている人々」「虹と雲と鳥と」は物語として面白かった。回転木馬は読むのに苦労した。読み終わった後もいまいち理解できてない^^;恩田陸さんはこんな風に小説を書いてるのかなと思う様な文章がところどころにあって別の意味で興味が沸いた本でした。
つかめそうでつかめない、だけど心を離さない。作品と同名の小説がキーワードとなる物語。第一章の別宅に足を運んでみたいと思った。あそこまで、一つの本について語れるのはすごい。文句無しで面白かった。
恩田さんは夜のピクニックしか知らなかったので、こういった作品も書くんだなぁ、と(むしろこちらがメイン?)。素敵な雰囲気に包まれながら楽しい時間を過ごす事が出来ました。
1話1話はそれぞれテイストも違うし、面白い。でもあの幻の本を鍵にして連作になっている魅力がよくわからなかったなあ。ミステリー初心者の私が理解力が足りないのか?結局最後に「わっかんね〜」となってしまった。誰かに明快に解説してほしい気分。あと、ちょっとこねくり回しすぎな言い回しや観念論が多かったな。
麦の海に沈む果実が素晴らしかったので読んだ。
前作に引き続き、幻想的でひきつけられる作風。
何かが繋がっているのだろうが、全くわからなかった。
それなのに読後はなぜか大満足。
まるで作中にでてきた"三月は深き紅の淵を"そのもののような魅力がある。
個人的なお気に入りは1章と3章。
次作、黒と茶の幻想もぜひ読みたい。
上手く言葉にできない、この独特の読後感、これが恩田さんなんだよ!と叫びたくなる。恩田さんのミステリーに対する考え方、創作に対する考え方の一端にふれることができる。本の魔力にとりつかれているすべての読書家の物語。
集中力が続かないためか一章をなかなか読み進められなかった。四章は夢見心地で読み終えてしまった。いままで本を読んでこなかった自分のキャパが小さいことを再確認した。でも、もっとたくさん本を読みたいと思うようになった。
“何回読んでも訳が分からない。でも面白い”という謎の本。
恩田陸の目次(『図書室の海』もそう)のような作品。
理瀬シリーズを読み返したくなりました。
麦の海に沈む果実がとてもきれいな作品で気に入っていたので、この本も読んでみました。読後感はちょっともやもや?それは僕がしっかり内容を把握しきれていないからかもしれませんが。麦海の中では三月の本の内容は、麦海の中の学園の国の事と書いてありましたが、直接は無関係なんですかね?難しいです。この作品自体は主役の本の魅力と、その周辺の登場人物につれられて、楽しく読めたような気がします。章ごとにがらりと変わる内容に最初はとまどいました。これらの四部作についてどなたかと意見を交わしたいです。
一冊の本『三月は深き紅の淵を』を廻る物語。個人的に第一章が好きでした。本全体の掴みとしても面白く、期待をむくむくと膨らませて頂きました。一章主人公の功一が生き生きと感じられ、章全体に軽妙なユーモアを感じました。恩田さんの考えがそこかしこに散りばめられ、けれど押し付けがましくなく、読んでいて面白かったです。作者のやりたい事が詰まっているなと感じられる一冊でした。ちょろっと紹介された「戦時生活」読んでみたい。他にもあげられているもので気になる本が多々ありました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/07
本が好きな人は絶対おもしろい―そんな文句につられて読み始めた本。さらに、この「三月は深き紅の淵を」というタイトルに惹きつけられた。幻の本、それが三月は深き紅の淵を。この本はあるルールに則って、それが長く守れてきた。その本は存在するのか、しないのか。本の中の物語だとしても、私はこの本が読んでみたい。一晩わくわくしながら読みふけりたい。各章によってこの本は、存在したりしなかったり、もしくはこれから書かれるものであったりする。中でも私は1章が好きだ。まるでアリスのようなお茶会で繰り広げられる本を探す賭け。ここで
「麦の海に〜」に出てくる幻の本をめぐる話。「三月は深き紅の淵を」題名からして謎で引かれる。「麦の海に〜」もそう考えるとこの本をめぐる話だなと…三月シリーズと言われる所以がやっと分かった(笑)1〜3章は楽しく読めたけど、読解力のない私には4章は意味不明でした(*с*)
都市伝説めいた稀覯本『三月は深き紅の淵を』を巡る物語。恩田さんの本は三冊目(『私の家では何も起こらない』→『小説以外』→本書)です。謎の本を巡る議論、断片的に語られる情報。繰り返し現れる様々なモチーフ、登場人物の台詞やモノローグに仮託され詰め込まれた作者の価値観。オマケに美味しそうな料理の数々。こういう小説は大好物です。共通項は普段ならもっとキッチリ対応しているものの方が好みなのですが、今作ではその緩さが、読者を眩惑する良い効果を生み出していたように思います。(ネタバレ、妄想含むのでコメ欄に続きます)
本書は4つの中編から構成される。全ての中編に共通する一冊の本、そしてその中の4つの物語。計8つの物語がゆるく結びつくという、素晴らしい構成。個人的には三章が好き。あと所々に書いてある、恩田さんの本に対する考えも楽しめた。
よくできた物語に惹かれる。感情移入できる感動と違う感動がある。確かにそう思います。4部の作品が微妙につながっているような不思議な感覚があって、よくできた物語だなぁと思いました。
四部構成からなる架空の本『三月は深き紅の淵を』を巡る話。小説もこの作品に重なるように四つの話で進んでいく。第一部で語られる『三月は~』のさわりを聞くだけで、本当に読みたくなった! 第二部はがらりと変わりこの本の小説の作者を探す旅へ。第二部は本を書く動機となった事件。最後の第四章はいろんな話が断片的に出てきた感じだった。読書好きの気持ちが伝わってきて、本の中で紹介されている実際の小説は読んでみようと思った。
1から3章までは読みやすいのですが、4章が苦戦しました。最後に全てが収まるドンデン返しを期待して耐えましたが、残念ながら無かったようです(笑)1番1章が好きでした。そんな幻の本があるなら読んでみたい衝動にかられワクワクしました。この作品は恩田さんの中でも試験的な試みがある感じでしたね。残念ながら最後はもやっとしました。
幻の本『三月は深き紅の淵を』を巡る四部作。第一部が一番ワクワクして惹きこまれますね。第二部はどこか暗い淵をのぞきこむようなラストが印象的。第三部は後味がちょっと…。第四部を読むとこれまでの物語とこれからの物語が含まれている事が判ります。恩田陸さんの作品のいくつかはこの物語の中に芽があるんだなぁ、と実感。もやもやした読後感だけど何度も読み返してしまう魅力がある。
作品を通して、章ごとに雰囲気がガラリと変わっていて、すごいと思いました。私は第三章の少し濃い感じが好きですが、ストーリー的には第一章が一番好きです。でも第二章のラストには背筋がぞわっとしました。その全てをまとめた第四章もすごい。今度読む時にはノンストップで一気読みがしたいです。
すごい。この本に出てくる読書家を読んでると、私なんてまだまだ読書好きとは言えないな~っておもいます。一番お気に入りは第1章☆私も伝説の『三月は深き紅の淵を』読みたい!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/04
123章と4章の間に落差がありすぎてちょっと戸惑う。1〜3章は面白いんだけどなぁ。この人は本当に「実は内面的に普通なんだけど何考えてるかわからないミステリアスな美少女」と、「挑発的で生意気なんだけど実はナイーブなかっこいい知的少年」が好きだな。だいたい人物像がいつもこのパターンなような気がする。熱に浮かされてページを捲る動作も意識できずにその世界に没頭し、家族の呼びかけに舌打ちしたくなるような読書体験って、年をとればとるほどできなくなるもので、それがちょっと悲しくなった一冊でした。読書が好きな人には1、2
すごい本だったなぁ…と読了後は思わず脱力。第四章は構成する材料を把握するまでは混乱して、読むのがちょっと大変でした。一番好きなのは第三章。二人の少女の父親のエピソードがもう…!作中にミステリ作品のタイトルが沢山出てきて、そのそれぞれの作品にも、恩田さんの他の作品にも触れてみたくなりました。
最終章 恩田さんの複雑な思考に 置いていかれてしまった…。移動時間など 小間切れに読んでしまったので、今度 一気に読んでみよう。
生家の本棚から持ってきました。積んどいただけで初読かと思ったら再読で、大体の話を憶えていました。それなのにワクワクさせられてしまうのは詳細なディティールを忘れていたからか、恩田ワールドのなせるワザか?第4部「回転木馬」中の寄宿舎の話は他の小説で読んだような気がします。気のせい?恩田ワールドの不思議??
「麦の海に~」「黄昏の百合~」を読んだら、無性に読みたくなって再読。初めて読んだ時より頭の中にすっと入ってくる感じです。あっ!ここにも出てくるとか楽しみながら読めてちょっと得した気分。3章目の「虹と雲と鳥と」が一番好みかな。美しくて、成績も優秀、人気者の2人の少女の謎の転落死。特に、大人びてクールな美佐緒がとても魅力的に映る。彼女がかかえていた底知れぬ深い淵。終盤それが明かされた時、2人の少女の味わったであろう絶望が深く伝わってきてつらかった。美佐緒の母が明かす真実も、今となっては、むなしいだけ・・・・。
三月は深き紅の淵をの
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