封印再度 (講談社文庫)
封印再度を読んだ人はこんな本も読んでいます
封印再度を追加
封印再度の感想・レビュー(1911)
今回は事件そっちのけで知恵の輪で知恵比べをしているのがメインというお話でした。ミステリーだけどミステリーっぽく感じず、話題は犀川先生と萌絵、男と女の駆け引きというより、戦い?そんな表現が合うようなシーンで楽しめました。一瞬で終わってしまうあのシーンを犀川先生は封印してしまうのか、それとも再度次回で熱せられ溶け出してくるのだろうか。何だかんだで萌絵も大学4年生だし、次作から第二幕ということもあり、二人の関係がどう変化していくのか気になります。
詩的詩的ジャックがどこ仕舞ったかわからなくなりました…( ゚Д゚)・∵. マリモさん素敵だ。私も仏を踏みつける意志と小さな子にはひれ伏す姿勢で生きたいです。この話の犀川先生のジョーク、センスありますね
面白かったんですが、これはえげつない(過小表現)ですね・・・。そういうやりとりは卑怯ですね。マジで?まだシリーズ半分なのに、それずっと引きずんの、幸せにならんの?と、大打撃を受けました。面白かったですけども、卑怯です。面白かったけども。ミステリー度は結構高めで、トリックはなかなか、なるほどとなりました。動機は相変わらずちょっと不鮮明
事件や壷のトリックとかそんなことよりも犀川と萌絵のやり取りのインパクトが強すぎた。エイプリルフールでもあの嘘はいかんだろ。こっちも完全に騙されてしまった。しかし婚姻届とか二人の距離が一気に縮まったな。もちろん事件も予想外だったし、いつもの犀川先生の理論も良かった。
これは……なんというタイトル。森作品のこのセンスが堪らない。作中に溢れる知的ユーモアがスタイリッシュでとても好きだ。壺と鍵と箱に施された謎かけは、物理的には呆気なく心理的には深い。2つのパズルが解けたときにだけ手にすることができる凶器と狂気。簡単に共感できないその心こそが「開けてはいけない」箱に封じられていたもの……だから再び閉じられるように「壺を割ってはいけない」。……それにしても本作は笑える。
時間でも場所のトリックでもなく、第3のトリックという結末か。結局儀同の持っていた瓶と鍵のパズルは解けないけれど。長編のため、伏線となるのか、オマケなのか、の部分が多い気がした。萌絵の自由奔放さとそれを許されている立ち位置は女性としては憧れ。実際には無理だよ~ 一方、犀川が常識人になっている。2012
封印再度とWHO INSIDEのネーミング素敵すぎる。謎解きも楽しめたし犀川語録も萌絵とのやりとりも面白かった。インターネット前夜の時代が感じ取れますね。そういえばオートパイロットで自動ログインってやってましたね。「約二万日の人生の記述なんて、CD一枚をいっぱいにすることさえできない。それに記述しても、記述しなくても、何もかわりはない」
シンメトリーよりも少し崩した方が美しい、ってお話。なにか欠けているからより完全の美に近い、のかな。己を滅することは、日本人にある観念だと思います。壺のトリックは唖然、でした。そんな方法か…! 固定観念って恐いです。最後の香山さんの告白に虚無を感じました。すごく切ない……。彼女は、どんな思いで事件後をすごしたのでしょうか。 あと萌絵さんやりすぎ(笑) でも犀川先生にもいい機会なのかな。 結論睦子おばさま強し(笑)
恐ろしいほどに、美しい。とでも言えばいいだろうか。謎解きのオチとしては、少しずるい部分があるもの、それぞれの人間模様がとても面白い。自分を滅するために生きる、か。ひよっこの自分にはまだまだ分からない領域です。蛇足だけれど、映画にしたら面白そうだと思いましたとさ。
S&Mシリーズ5作目。今までで1番読みやすく、長さを感じさせない程面白かったです。ひと欠けの美、死の中にある生。わかるような、わからないような…。夫の生を独り占めしたかったと告白する香山夫人の最後のシーンがとても切なく印象深かったです。犀川先生の意外な一面を見れたのも良かった。読めば読む程このシリーズが好きになってきました。
今まで読んだ小説の中で三本の指に入る名タイトル。森さんの作品は「謎が一つに収縮しない」というのが一つの特徴だと思っているのだけど、この作品くらいからそれが顕著になっているように思える。あまり意識しなかったけど、事件の発生から解決まで数カ月かかっているんですね。犀川と萌絵は仕事やらテストやらをこなして、その間、事件はいわば片手間のパズルのようで、放り出されているのだと思うと、なんだか面白い。
S&Mシリーズの中では「すべてがFになる」が一番と思っていたが、匹敵する面白さがあった。東野圭吾のガリレオシリーズに雰囲気がにており、お勧め!!!
犀川先生と一緒にすっかり騙された…読むのをストップするぐらいには衝撃を受けました(笑) トリックとしては斬新だし、納得もできるけど、なんとなく腑に落ちないような…まぁ、単純なことが複雑になってしまっただけのことですね。
シリーズ5作目 意外と人間らしい人で、犀川先生を更に好きになった作品。萌絵ちゃん…壮大な仕返しですな。らしいと言えばらしいですが…この作品はそんな二人のやり取りがあってか、トリック以外に人を好きになる、愛する事を考えたな。本当に意外!!作品の雰囲気も少し違っていた気がしました。二人を取り巻く人たちが面白くなってきて、更にシリーズが楽しみ!!しかし壺のパズル面白いな~
壺のトリックは思いつかない。完全にやられたな。結構な長編の割にはトリックに重きを置いていなかったので若干残念かな。ストーリーというか犀川先生と萌絵の関係の変化に焦点を当てていた感じ。次はもうちょいトリック重視で…。
萌絵死すべし。 シリーズ5作目かつ、最初はここで終わるぐらいのつもりだったらしいという一本。 相変わらず謎要素とかよりも、キャラクタの会話の面白さが見事すぎる。 しっかりと建築関係者故に解決出来るっていう納得性もあり。作品タイトルの自由にこっちが考えて面白くさせてくれるギミック(想像の余地)があるのも流石。 ……それにしても、かの西尾維新をして「萌絵死すべし」と言わしめた今作の行動は、なるほどあんまりである。 余談だが、本作旧文庫版(金の箱の絵)の解説はあまりにも脳内世界にトンじゃっててある意味凄い。
謎解きは面白かったが、それよりも、犀川先生と萌絵の関係が新たな展開をみせた所がとっても良かった。エイプリルフールのエピソードで、犀川先生が珍しく人間味を見せていたね
まずタイトルが秀逸。最早、犀川先生と萌絵の関係が気になって読み続けている気がする。でもミステリ要素が無いのもつまらない。このシリーズは絶妙なバランスで成り立っている気がします。密室トリックよりも箱と壺の仕掛けが面白かった。
語尾を伸ばさないと別の単語に思えますね。「パズラ」って怪獣みたい。犀川先生が人間化しているのですが、口調が少しハードボイルドっぽいと感じました。若干すべり気味?犀川先生はほとんど現場へ行っていないですね。でも解決してしまう。名探偵です。
再読。十牛図が訓えるそのままに、すべては一番シンプルな帰結を迎えた。一欠けが、完璧な仕上がりには欠かせない。再度封印を施した壺と箱には引きずられるような連鎖を感じた。言葉の意味は人それぞれ。だからこそ問題の前には事前の定義が必要。画人達の想いは、完全に理解するには難しいが、抗えない熱望という人間らしさを根底に見ればやはりシリーズ共通か。シンプルな理想と潔くなれない現実を横目に見つつ、意味なしジョークもクリスマス+α仕様に。読み込むほどにタイトルセンスに衝撃。総括すると、萌絵風に言えばとてもスペシャルな巻。
今回の舞台が知ってる地名というか馴染み深い場所が多くて、急激な温度変化云々も納得できた。死んだ動機は相変わらず曖昧だけど、今回は特に憶測しかできないのだから仕方ない。その代わりレギュラー側の犀川先生とか、国枝さんが人間臭くなっていったのが私には新鮮で、一粒で二度美味しい感じでした。
who inside そもそも、複雑な構造の匣だとか金属だとかのトリックは卑怯だ。凡人にわかるわけないです。でも森博嗣の作品はいい。深い。ひねくれている。けど人間味むんむん。知的な(博学もしかり)賢さって美しい。
密室の蔵、封印された壺・鍵箱のトリックがいかにも理系らしい。ただしこの巻のみどころはやはりあの犀川先生が見せる人間らしさかと思います。
この作品では主要人物の人間関係が一番動きました。特にこの作品での犀川の行動は何時ものデビュー作から前作まで通じて合理的で冷静に論理を組立て理系ではなく、感情的で怒るまさしく「文系」でした。今までの作品とは少し毛並みが違う印象を受けました。
犀川先生といっしょになって萌絵にまんまとやられてしまった。おばさんも結構いいキャラだなあ怖いけど。事件は微妙。少年のあれはまああり得るんだろうけどちょっと納得しきれなかった。壺の謎のほうについては最初はええって思ったが、最後まで読んでよく練られたものだと納得。実際に検証した人もいるのね。
萌絵の暴走振りはとどまることを知らず、このままぜひ突っ走ってもらいたい(笑)。 悲惨な殺人事件も深遠な謎も、エイプリール・フールの前ではなんだかかすんでしまいます。なんだか無敵モードに入りつつある萌絵の活躍!?を次巻も期待したいと思います。
このシリーズの特徴である、謎を残す謎解きがよく表現されている。それにしても頭を使う小説だと思う。通常のミステリでは、謎解きといえば順を追ってひとつひとつ解説していくものだが、この小説は違う。解説はしていくのだけれども、あくまでも登場人物の主観で語られ、自分はこういう結論に達しましたという言い方をする。このある意味では未完成ともいえるような読後感がこのシリーズの中毒性を生んでいるのかも。
「人命がかかってるというのはですね、先生、殺人みたいに意図的な行為だったら、それだけ真剣さが桁違いになってくるんですよ。単なる悪戯じゃないのです。命をかけた謎なんですよ。そこが、全然レベルが違うの……。こう、ぐっとくるものがあるでしょう?」この台詞に尽きる。ごちゃごちゃしてる様で、トリックが明らかになった時の納得感は満足。匣と鍵欲しいしやってみたいな。作品全体を通して駄洒落がいい意味で鈍く輝いてる。
とっても面白かった! 風采・林水の(日本人の?)美学と壺の中の鍵の謎解きが特にどきどきして、後者の場面では萌絵と一緒に「それからそれから?」と犀川先生に催促している気分になった。エイプリルフールの犀川先生にはニヤリ。犀川先生は萌絵との関係を単純化(純粋化)するとああいう答えに行きつくわけか。
今回の物語は推理小説というより、犀川先生と萌絵の関係性がメインに感じました。あらすじでミステリー部分に期待していたので、そこは少し肩透かしをくらいましたね。鍵の出し方も私には到底行き着かない回答でした。ただ、ふたりの物語としては、とても楽しめました。萌絵のあの行動はちょっと…と思ったりもしましたが(笑)いくつか同じく意見が見えますが、国枝助手がいいなぁ…。
シリーズ五作目。相変わらずスラスラと読める。なんかミステリーを読んでいるというより、群像劇を楽しんでいる気がしてくるなあ。目新しさはなかったのが残念。皆さんも書かれている通り、タイトルのつけ方がうまいです。
S&Mシリーズの五作目。トリックよりも犀川先生と萌絵の関係の成り行きの方にドキドキしたかも(笑) そして読まなければ解らないタイトルの意味にも納得できた。
封印再度の
%
感想・レビュー:330件














ナイス!


































