文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
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文庫版 魍魎の匣の感想・レビュー(2517)
出てくる人みんな人間臭かった。始めに抱いていた京極作品へのイメージが読む度にいい意味で裏切られて行きます。これだけのボリュームなのに無駄が無く、それで居てさらっと読めてしまうのは何故だろうか。
再読。久しぶりに読みましたが、やっぱり凄い作品です。1000ページもあるのに全然長く感じません。ミステリだけじゃなく、様々なジャンルをミックスした傑作です。
まだ出始めの頃に、ノベルズにカバーかけて読んでたら聖書と間違われた思い出。 匣はシリーズで一番好きな話です。切ない歪んだ恋の連鎖。本人が幸せなら多分それでいいんです。
こんなに長いのに読んでいて全く飽きない。500ページ近くも本を一気に読んだのは初めて。このシリーズを読んだのはまだ2つ目だが、相変わらず京極堂の憑物落としのシーンは圧巻。
いや~長かった。姑獲鳥についで2冊目なので登場人物のキャラもハッキリしていたので楽しめた。次作以降も豆腐のような形の文庫が待っているのでチャレンジしてみたい。
おそらく再再読。久しぶりに読んでみようと思ったところを、ブックオフで105円で売られているのを見かけて即買い。1000ページ越えのこの本を、京極堂シリーズ最高峰と言われるこの本を、出版されている数種類の中でも一番装丁(表紙)が雰囲気に合っていて良いと個人的に思うこの「文庫版」を、105円で販売。大丈夫なのか、ほんと。相変わらず長さを感じさせない、何度読んでも衝撃を受ける作品。実は「狂骨」も105円で買ったので、今度は。
面白かったと思うのだが、如何せん長すぎた。後半読んでいる内に、前半がどんな話だったか忘れちゃってるんだもんなぁ。ミステリーのようでもあり、SFのようでもあり、ホラーのようでもあり、不思議な話でした。
こんなの推理出来るかよ!どこぞのバーローでも無理だよこれじゃw まあ元々私はあまり推理小説は読まないので、その辺はどうでもいいのだが、とにかく面白い話だった。睡眠薬のつもりで読んでいたのだが、気づいたらどんどん読み進んでいた。1100Pというのは読みにくいだけじゃなく怖いね。区切りがないからノンストップで読み進めてしまう。漢字の使い方等が理由で読みにくいといえば読みにくいのだが、むしろ新鮮な感じがしてよかった。日本語が上手、とでも表現すればいいのだろうか。最後になったが、読んんだ理由は長門の百冊です。
読了。雨宮羨ましす。でも匣の中の少女なら僕も持ってるよ!美少女フィギュうわ何するやめろ。京極たん博識過ぎワロリンヌ。榎さんが見た陽子の大切な人は俺。ごめんな木場修。久保はキレる若者
すさまじい作品でした。扱っているテーマや事件に衝撃をうけました。最後のほうは、我慢できずに一気に読み進めてしまいました。読み終わってのどがカラカラですが、そこまで熱中させるぐらいおもしろかったです。
『姑獲鳥』→『塗仏』→『鉄鼠』ときて本作(でたらめな順番だ)。シリーズのなかでもおもしろいという評判やったけど、個人的には時間のスケールが大きい『塗仏』よりは…という感じかな。あと『殺し屋1』で垣原が言ってた回路図みたいなん思い出した。にしても京極作品は逆に高校ぐらいで夢中になってなくてよかったなぁ。何かを得て何かを失っていた気がする。笑 「今でよかった本」ですな。
今回も人を惑わすトリックの解説が上手かった。自分と関口の思考回路が似ているので、何度も騙されてしまいますね。美波絹子を好きだった木場さんの今後はどうなるか気になる。あと雨宮さんが私は少し好きだと思う。そんなにいとおしかったんだね。
漫画版から。最後のくだりに震えました。哀しかったけど、全てを捨てても唯一のものを手に入れた雨宮が羨ましいです。
憑物落としのシーンはショックの連続で頭の奥がガンガンして、自分も魍魎に取り憑かれてしまった様な感覚に陥りました。最後の京極堂の台詞が印象的です。仕合せを手に入れた雨宮は羨ましい。同時に、悲しくて怖かった。
京極作品は、今から10年前、仕事の都合で毎週東京、名古屋、大阪と新幹線や飛行機を駆使して出張ばかりの日々の移動の時間を費やしてほぼ全部読み尽くした思い出の小説。 その中でも「魍魎の匣」に関しては、とても犯人と同じものを欲しくなった。 タイトルにもある匣だ。僕も欲しい。あの匣に入れるものは決まっている。 その匣に入れたものは匣の中で一生生き続ける。 なんと素晴らしい事でしょう。 肌身離さず持っておきたいものだ。
ありとあらゆる点で恐ろしく、美しく、儚くもある作品だと感じました。人間って何なんだろう?…そんな単純な疑問が残りました。
ようやく読了。京極堂が憑き物落としに出向くシーンは、目の前にその姿がありありと思い描けるほどの描写で、いつもわくわくする。そして最後、幸せになった雨宮を思うと涙が溢れてきた。
長くかかってしまった・・・けど面白かった。「気持ちわるーい」「なにそれー」と言うよりはみんな紙一重だよねと思ってしまった。ソレこそが魍魎だよね。魍魎は実は凄く手の届くところに居るんだよねーって。そんな感じがした。木場修なかなかよかったー。でも榎さんの飄々とした感じが好きだなぁ。もう一度読みたいな・・・うん、すっごい時間があるときに一気読みしてみたい。
京極堂の語りにはやはり引き込まれます。
中盤、榎木津が登場してから一気にスピードが出て、夢中になって読めました。
全てが明かされる憑物落としでは、闇の部分を見せられくらくらしてしまいました。
長すぎて感想も批評もまとめられないので、「とりあえず読んでみて!」と言いたいです(笑)
百鬼夜行シリーズ二作目となる「魍魎の匣」。ゆっくりと、そして時に加速する物語の緩急の付け方が非常に心地良く、それぞれの事件の奥深さはどれも常人では発想のできないことばかり。事件の繋がりや全体像を足りない頭で必死に考えながら読み進めたのですが、物語終盤に京極堂の口から次々と明らかになる事実の凄惨さは予測不能且つ、衝撃的でした。これ程長い作品なのにストレスを感じることなく、むしろ夢中になって物語を追い、読み終えた今、何処か物悲しいような読後感を感じています。読み応え充分な紛れもない名作でした。
分冊版で。「頑張った、私!」という気分。3冊重ねてしばし感慨に耽けりました。あまりに長くて実は途中の展開が思い出せません。今回は榎木津さんが随分活躍(?)しましたね。周りの空気を読まない天然キャラに、学生時代「帝王の如く君臨していた」というイメージが重ならないのは私だけですか?笑 前作に引き続き、京極堂の蘊蓄はちんぷんかんぷんながら、全ては最後のまとめの伏線なんだ、と頑張って食いついてみました。しかしなんだってあんなに最初から京極堂は真実が分かるんでしょうねぇ・・・。匣を覗きたいと思った関口に実は共感。
話の続きが気になって、寝る間を惜しんで読みました。おかげで寝不足です。久保が書いた「匣の中の娘」には思わず引き込まれました。まさか実体験だったとは…京極堂が言うように「あちら側は蠱惑的」ですね。
文庫本としては異常なボリュームだが、一度読み始めれば物語に惹きこまれ読み切ってしまえる。トリックや結末も申し分なく、非常に楽しめた。
読後は全身が物語の中に持ってかれたようにただ呆然としてました。ひとつひとつの事実を手繰り寄せ,真相に近付く…そんな単純な話じゃなかった。すべてのストーリーには京極堂に纏わる主人公が居て,前作よろしく息を飲む展開を繰り広げてく。終末を迎えるためのヒントは小出しで出ているのに関口君同様,よく分からなかったです。そこはさすが京極堂が纏め上げてくれた訳ですが…衝撃,というかそこまでぶち壊すか,と思いました。完全に魅せられてしまった、そんな感じです。
姑獲鳥の夏に続き京極作品は二作目。豊潤な言葉に圧倒され、今だにどう感想をまとめて良いのやら途方に暮れてたりする。よし、それならばまず「面白い〜!」と叫んでしまおう!魍魎とは?…京極堂による様々な角度からの考察があり、雑誌記者鳥口の合いの手が入り、関口の哲学的とも言える疑問…はサクッと却下され(笑)榎木津の大雑把な性格と「過去のイメージを直視する」その不思議な能力が話をスピードアップさせる。そして今回第二の主人公とも言える木場の旦那が純情を覗かせると…物語は二転三転してクライマックスへ! →続く
中盤から後半にかけてのスピード感に突き動かされて読了してしまった。百鬼夜行シリーズの特筆すべき点はキャラクターの個性だけど、魍魎の匣は作品構成とストーリーが秀逸ですね。更にあの超個性的な登場人物達の収拾がつかない会話が大好き!それにしても関口君は不備な人だ…私は鳥ちゃんが好きだけど
関係ないと思っていた、所所に散らばっていた全ての匣が、少しずつ一つの匣に納まっていく。交差する登場人物の想い。「幸せになることは簡単なことなんだ」「人を辞めれしまえばいいのさ」
読み切ったー!。一作目ですら多いと思っていたのに更にページ数が倍加して、四桁となった京極堂シリーズの二作目。「魍魎」という捉え難い存在と大小様々な「匣」をキーワードにした作品であった。京極堂の語りは何時も通りで私自身、煙にまかれながら読み進めた。今回の憑物落とし(特に兵衛)は前作よりも難解で、背後関係を理解したうえで読みなおす必要がありそうだ。
シリーズ2作目。分厚くて、中断しながらも読了。最初は増岡が嫌味な人物だと感じていたけれど、最後には気付けばなかなか好きな人物に変わっていた。静かな怖さのあるお話だった。
文庫版 魍魎の匣の
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感想・レビュー:397件














ナイス!






























