ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)
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ブラジル蝶の謎の感想・レビュー(628)
「鍵」みたいな物も書くんだな、という驚き。あとは、アレからまだ一年経たずに「蝶々がはばたく」を読んで感じる事。印象に残る話が多かったと思う。個人的には「彼女か彼か」と「人喰いの滝」が好み。
「蝶々がはばたく」「人喰いの滝」が好き。キャラ読みしてしまってるのが大きな理由で。でもどの話も読み応えあって、終止ニヤニヤしてた。キャラの魅力だけじゃなく、文体とか、表現方法とかトリック含め。やっぱ、作家シリーズ好きだ! 安心、だけじゃなく、期待して読めるから魅力的すぎる。「頭大丈夫か?」「多分」/「――ところで、貴殿は何を妄想しておられるのか?」には吹いた。
『蝶々ははばたく』が印象的です。ある悲劇の外側で起こった奇跡。手放しで喜べるものではないのかもしれないけれど、悲劇ばかりではないということを思いたいです。
あとがきの最後、obrigado! ハテナ?と調べたらポルトガル語。なぜポルトガル語?と一瞬考えて、なるほど~と思ったり。火村とアリスのかけあいがやっぱりいいな。
私も表題作が一番好き。鍵はちょっと…と思ったけれどこれも作家さんらしいと言えばらしいのかな?ラストの話は今だったら更に出せなかっただろうな、とやはり思いました。
火村&アリスコンビ。『ブラジル蝶の謎』『妄想日記』『彼女か彼か』『鍵』『人喰いの滝』『蝶々がはばたく』の短編集。今回はいつもと違い、語り口が第三者だったり、創作文字がキーワードだったり…図解も多く楽しめた♪
国名シリーズ第3段。短編集。作家アリスシリーズは刊行順に読んでいるのだが、『彼女か彼か』『鍵』『蝶々がはばたく』など、これまでと比べて少し毛色の違う作品が多かったような気がする。個人的には表題作が好き。
何年ぶりかまったく思い出せないほど久しぶりに読み返した。ここ最近のハードカバーの帯に「エレガンス」という文字が躍っていたことを思い出す、いろんな意味で佳作ぞろいの1冊。内容を半分以上忘れていたので、逆に楽しめるとおもしろがっておいた。『鍵』に有栖川さんらしさがでているのと、『蝶』で作品をはさんだというのがまた洒落ている。特に内容が飛んでいた『蝶々がはばたく』は、いま読むと響くものがあり……。悲劇を奇跡の住処とするのはわたしも賛成できないけれど、悲劇だらけでも奇跡は歌うのだ、と信じたい。いや、信じている。
読みやすくまとまっていて、通勤にベストだった。が、謎解きよりストーリーを楽しみたい私個人としては、長編の方が好み。時期が時期なので「蝶々がはばたく」は、重かった。
『ブラジル蝶の謎』の美しくて異常で不気味な殺人現場を想像するとぞくぞくしますなぁ…。『人喰い滝』のトリックを犯人が施しているところを想像すると滑稽でにやにやしますなぁ…。『蝶々がはばたく』を読み終えたときは、じーんとしますなぁ…。
国名シリーズ三作目。
今作は短篇集。表題作『ブラジル蝶の謎』のラストでの火村の台詞が意味深で物凄く気になる。これから先の作品で火村が犯罪者を狩る理由は明らかになるのだろうか……。
『彼女か彼か』は(トリックではなく文章の)構成が異色だったが、『蝶々がはばたく』は異質な作品でどちらも印象が強かった。特に『蝶々が〜』は「たまには有栖川作品でこういうのもいいな」と思った。
『ブラジル蝶の謎』『鍵』『蝶々がはばたく』が好み。
読みやすくてよかった! 短編集だからトリックも犯人の動機もわりとあっさりしてるけど、とりあえずミステリーが読みたかったので満足。そして火村の「〜ぜ」という話し方が好きだ! しかし『妄想日記』は色々なことに対する動機が微妙かな。そんなことのために?みたいに思った。最後の『蝶々がはばたく』はちょっと切ない。蝶々がはばたいていますように!
美しい蝶の描写とロジックがみごとな「ブラジル蝶の謎」不気味な雰囲気の「妄想日記」蘭ちゃんのキャラが秀逸な「彼女か彼か」色々な印象の作品が集まっていて楽しく読めました。携帯電話が急激に普及した時期に、苦労した作家さんも多いのでしょうね。
(☆☆☆☆)表題ほか人食い滝も含め6編の短編集。火村の「人を殺したいと思ったことがあるから」がいつか解き明かされることがあるのだろうか・・・。最後の蝶々がはばたくで二人で蟹を食べに旅行にいくなんていいなぁ。
蝶で始まり蝶で終わる構成が◎。短編集だが随所に核心を突くような場面、ぞくりとする真相が。ブラジル蝶〜の火村の「こうするしかないんだ」の台詞が印象的。蝶々がはばたくのラストはタイミング的にも読んでいて胸に迫るものがあった。今ふたたび、無数の蝶々がはばたくことを祈ろう。ところでアリスはもうちょい活躍せんのかね?
全部持ってるつもりだった国名シリーズ。先日、これだけ抜けてることに気付いて慌てて購入。中学の時に借りて読んではいたのですが。読みながら、何となく話の概要は思い出せるのに、きれいさっぱり犯人や真相は忘れてました(笑)「鍵」とか中学時代のわたしには多分意味がわからなかっただろう…
気分転換に軽めのミステリ小説(出来れば短編集)を読みたくなり、本棚から引っ張り出して来たもの。再読するのも随分久し振りである意味、新鮮に読めました。/『ブラジル蝶の謎』はやはり最後の火村の台詞。シリーズの中でも時折触れられているけど、彼の過去には一体何が?『蝶々がはばたく』はアリスが「リアリティが希薄に思える」と言っているある事について。リアルに想像つきすぎて、少し読むのが辛かった・・この本の中では特に好きな話なんですが。
ブラジル蝶のイメージがほんと鮮烈!「蝶々がはばたく」は‥今は、発表当時とはまたちょっと異なる障りがある、かな‥。 あとがきにあった、中身の見当もつかないという「国名を冠した端正な題名」の中身を、早く(長編で!)読みたいもんですな。
『ブラジル蝶の謎』の最後の火村先生の言葉に涙してしまった。なぜ「こうするしかない」のか知りたいという切なる思いが辛くて、その後も軽く引き摺ってしまったが最後の『蝶々がはばたく』が凄く好かった。殺人の哀しさ寂しさだけじゃない、この嫌味無い良い話の存在がとても救いに感じた。―――悲運の中から、無数の蝶々がはばたくことを、私は祈る。神ではなく、人間のために。
★★★☆☆様々な形態のミステリーを並べた実験的作品なのかな。トリックが出てくるのは2つだけだし。でもそれなりに楽しめました。"彼女か彼か"がお気に入り。何気ない一言から芋づる式に真相が見えてくるのはホント爽快。
材料を使うのがうまい有栖川さんだが、この短篇集はまあまあといったところ。話に筋は通ってるんだけど感心するほどではなかった。小問題を何問か出された感じ。しかし手記の謎の文字! 本を縦にしたり横にしたり隠してみたりいろいろ考えたのにあのオチはないわー。「鍵」のオチもないわー。
ブッ飛んだトリックのオンパレード。国名シリーズ第3弾。有栖川有栖っぽさはあるけど、短編だと満足できない。個人的には、「人喰い滝」が1番好き。ストーリーとしては、「蝶々がはばたく」も好きでした。
有栖川さんぽいトリックロジックで短編なりの面白さです。○ブラジル蝶の猫騙し的なトリックは感心。携帯から攻めたのも意外。アグリアスの蘊蓄も面白かった○人喰い滝のトリックはまさに奇想!その場面を思うとシュールよね。閃いた火村センセに近づくと火傷するらしい(笑)これは吹いてしまった!○蝶々でシメですが、機会は巡るものでこのタイミングでこの話に出会うとは。冒頭の風が吹けば〜の会話は面白かった。
「ブラジル蝶の謎」映像として美しい。謎のネタは今では難しいか。「妄想日記」凄惨な犯罪に陳腐な真相、というアイロニー。それは人の心の鏡像か。「彼か彼女か」今なら断然マツコデラックスさんにお願いしたい。「鍵」こういう小話的短編も好きだ。にやり、と嗤えるオチ。「人喰いの滝」この短編集で一番好き。作中の時系列的には『46番目の密室』の次。ロジックは綺麗だが解決はそこまでやるかと笑えるところが火村だな。「蝶々がはばたく」安楽椅子探偵ならぬ座布団探偵な火村。特急に乗る有栖に作者の姿が重なる。
国名シリーズ3冊目。彼女か彼か、鍵、蝶々がはばたく等、いつもと見せ方が違う話もあって楽しめた。鍵は有栖と一緒に火村先生の話を聞いてるような気分だった。蟹食べたいね。
〈再読〉 漫画「人喰いの滝」→小説「ブラジル蝶の謎」→他の新本格という読書歴だったのでシリーズの中でも自分にとって感慨深い作品 今回の再読では初めて読んだ時に好きだった「妄想日記」はそれほどでもなかったな でも蝶で始まり蝶で終わるとこは(国名シリーズ含む)短編集の中でもまとまりがあっていいと思う 最近はもうずっと34歳ですが、32歳や33歳という描写がまだ見られますね
家アリスシリーズ第6作。全6篇が収録された短編集です。「ブラジル蝶の謎」では色とりどりの蝶の美しさを想像しながら楽しみ、「妄想日記」では何が真実なのか疑わしいのがまた面白く、「彼女か彼か」では成程!と納得し、「人喰いの滝」では情景の美しさを感じながら、「蝶々がはばたく」では有栖川さんの想いが伝わってきました。個人的には「ブラジル蝶の謎」、「人喰いの滝」、「蝶々がはばたく」が特に好きですが、どれも面白く、文章の巧さ、丁寧さ、美しさを感じました。火村先生とアリスの会話はやはり面白く、良いコンビだと思いました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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ブラジル蝶の謎の
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感想・レビュー:96件

















































