奪取(上) (講談社文庫)
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奪取の感想・レビュー(550)
サラ金で1000万円を超える借金を抱え込んだ友人を救うべく金策を巡らす主人公。彼が思いついたのは紙幣の偽造だった。見た目はおもちゃのような紙幣でも機械が騙せれば大金を手にできる。作戦は成功したかに見えたが事態を思わぬ展開に‥。これは面白い!家にこもり紙幣の偽造に試行錯誤してるかと思えば、手に汗握るアクションシーンがあるなど、緩急のある展開が読者を飽きさせない。印刷技術や紙の質など、紙幣の偽造に必要な知識にも徹底的なこだわりが感じられる。人も機械も騙せる究極の偽札を追い求める主人公の行く先はいかに。下巻へ。
面白い。 最初、作者さんに騙されて、騙されて、こうなるやろって思ったのに違うくて…上が終わった時点では流れに乗っているけど、こっからどうなるのか分らん。また騙されそう。怖いけど作者さんに騙されるのは楽しい。 なんでやろうか?幸緒に色気のようなものを感じる。なんでやろ? とりあえず、下がはよ読みたい。
最初のケチな騙し屋だった主人公が、「本物の偽札を作る」という巨大な目標を掲げた時から、生来の頭の良さを緻密な努力と研究に向けていく様がまず、面白かった。様々な犯罪の手口が登場し、実際に軽犯罪レベルなら劇中で数え切れないほどしている。だが、犯罪の美学を守ろうとする様は実に面白い。キャラクターそれぞれが実に立っており、純粋さ、狡さ、単純さ、そういったものがありありと描かれているといえる。主要キャラクターの中の紅一点、幸緒の存在が物語をぐっと華やかにしているといえよう。(下巻に続く)
お札に関する知識がふんだんに盛り込まれていて面白いです。ただ、印刷のノウハウや専門用語が多くて私の頭ではついて行けれず、後半になるにつれて読む気が失せました…。
おもしろい。ただ時間が取れず一気読みはしていない。印象ですが、激しいアクションや暴力を書いた文章はあるが血腥い感じは無くすっきりとしてます。登場人物が明るい性格なので、悲観に暮れた中での執念を書いている本ではない。状況や作業の場面の文章で小説ロビンソンクルーソーを思い出しました。下巻に入ります。
【★★★★★★★☆☆☆】(※評価は上下巻合わせて)1章でサラ金での借金から偽札作りに挑むことになってしまった二人の若者。冒頭では機会を欺くための偽札をつくろうとしたが、作業を続けていくうちに実物と遜色ない偽札を目指すことに。ヤクザとのやり取りや二人の友情、スリリングな展開がスピード感を持って展開して行って非常に面白い。2章からは名を変えて本物と見紛うような偽札を作るべく奮闘。印刷の薀蓄が長々と書かれるのはしんどかったが、かなり調べている感が出てたw
★★★★☆ 第一部は、スピード感があり、登場人物が魅力的でわくわくして読めた。第二部に入って「本物に近づくように試行錯誤した」ということが何百ページもかけて説明されているので、展開はゆっくり。
ややバレ有。上巻★5|下巻★4。日本推理作家協会賞×周五郎賞のクライムノベル。偽札を武器に機械・人間相手の駆け引きはとても面白かった。本書の肝たる偽札作りも最初はワクワクするのだが、下巻も同じ展開で思い切りダレる。正直1,2章のじじいがカッコ良すぎて全部持ってかれました。2章がクライマックス。幸緒がどんどん可愛くなってくのは嬉しい誤算だったけど……良ツンデレのヒロインでヤバイ。再会した瞬間に三遍回ってワンと言え、私の靴を舐めなさい、キスしなさい、馬鹿にしてんのか口にしろって可愛すぎるんだけど。萌え悶え
なにやら訳ありそうな若者2人組が、ある事情で背負わされてしまった法外な借金を返すために偽札作りに手を染めるも、突然現れた正体不明のじじいに振り回されて…。までが上巻。成功の一歩手前までたどり着きながら地獄の底に突き落とされて、そこからまた再出発していく主人公の運命やいかに?!と、思いっきり引き込まれる。続きが気になる。書店に走る!上質なクライムサスペンス。
いやーなかなか面白かった。上下巻2冊組みで1冊辺り500ページ弱ほどもあったが、読み始めるとしっかり本の中に引き込んでくれるし、結構読みやすい文体だったと思う。簡単に言うと偽札作りの話だが、作る過程が非常に細かく書かれていて感心した。
上下巻になるなかなかの長編だが、中で話が3部に分かれているので話自体は間延びしていなくて飽きずに読めた。個人的には第一部が一番好き。なにかを創る、って作業にロマンを感じる人は絶対に楽しめる。
分冊なので仕方ない面もあるのだけど、上巻の巻末は序盤の盛り上がりから失速。印刷の細かい説明が増えるほど、少し置いていかれる。しかし、初めの偽造やその他の面は飽きさせない展開を見せる。
さすがの真保さん的展開です!印刷工程の話などが専門的すぎてちょっと消化し辛いのが難点ですが、それすらも下調べの工程を考えると脱帽モノでした。さぁハラハラドキドキの展開は下巻へと続きます!
父のすすめで読みました。テンポがよく、軽妙な文章でさくさく進みます。くすりと笑えるところもあって。でも技術的な話は頭が追い付きません。笑 下巻も楽しみです。
☆☆☆★★ 偽札作りに人生を懸ける男の一大叙事詩(?)。偽札に関する薀蓄・ディテールは読み飛ばし気味になってしまったけれど、本筋はぐいぐい読ませる。しかし、仕上げの芝居が雑すぎないか?
奪取の
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