スウェーデン館の謎 (講談社文庫)
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スウェーデン館の謎の感想・レビュー(794)
犯人、動機と足跡トリックは推理できたけど、煙突の謎だけは最後までわからなかった。煙突の必然性あるのかな?…と思った時点で私は犯人に攪乱されているんでしょうねー
シンプルな謎ほどのめり込んでしまうなぁとしみじみ思いました。中々出てこない火村先生を今か今かと待ち侘びながら。事件だけでなく磐梯の描写も楽しめて、五色沼を間近で見てみたくなりました。
「なぜ隠蔽工作をしたのか」というところが最大のテーマだと思いました。この犯人はそれによって時間ができ、関係者の思いを聞いたりすることで気持ちを整理することができたからこそ、あのようなラストになったのだと思います。
作家シリーズ好きだなぁ、という決まり文句から始めよう。 中盤まで火村が出てきてくれなくて、正直物足りなさはある。やっぱアリス論をへし折るのは火村の仕事だよなぁ。瞬殺やりとりとか美味しいもの。うん、自分は確かに火村<アリスだけど、それ以上に火村とじゃれるアリスが好きだ。電話一本で風の如く飛んで来てくれる火村とか、そんな火村に安心するアリスとか……妄想大暴走するのもやむを得ないと思うんだ。……いや、毎度のことながら、ミステリをキャラ読みする残念さは欠片も消えてないのは承知の上で。
物語ならではのきれいな情景や雰囲気に惹かれました。ルネについてもっと色々なことが書かれてたらいいかな、と思ったけれど、にしても切なくて悲しい作品でした。
作家アリス国名シリーズ第二作。悲劇でしんみりするんですが、キレイなまとまりで読後感は悪くない。舞台は雪降る冬だけれど作品全体の雰囲気が温かく感じました。
雪を被ったスウェーデン館に住む童話作家と美しい妻。不可解な殺人事件。物語全体に漂うしっとりとした雰囲気がどこまでも私好みで楽しめました。
これを読んで、火村アリスのシリーズは長編の方が好きだとあらためて思った。ちょっと電話をしただけですっ飛んできた火村に思わず笑みが。トリックはもちろんだけれど人間の描写が好き。
国名シリーズとしては二作目となる本作では、雪のログハウスを舞台にまさに本格ミステリの王道ともいえる展開が待ち受ける。ひとつの足跡トリックを軸に、これほど重厚で安定感のある物語を紡ぎ出す筆力はさすがに有栖川有栖である。美しい情景と悲しく優しさに溢れた物語が、深く心に沁み入るような作品であった。アリス・火村コンビの掛け合いも相変わらず楽しませてくれる。やはり作家アリスは読者の期待を裏切らない。
事件関係者に対するアリスの思い入れの強さや、犯行動機が理解し易いためか、いつものシンプルで美しい文章が、いつもより少しだけ濃厚に感じられた。それが良かった。足跡のトリックには、おお!と思った。あと、宮部みゆき先生の解説、愛が溢れまくっていて素敵。
有栖川さんの作品ではじめて読んだ。「平成のエラリー・クイーン」らしく登場人物や舞台が魅力的。スウェーデン人の妻、童話作家の夫、挿絵画家姉妹、湖、雪深く美しい館。しかし動機が…人間的でメロドラマ。日本人ゆえに海外の作家のように冷徹でない。海外の推理小説は冷徹な論理が魅力の一つ。私は戸惑ったけど、作者の優しいまなざしが感じられるこういう作品もいいかも。
好きな話だった。冒頭のどこか童話風なプロローグが、この話の切なさややりきれなさを象徴している。あくまで私個人は、火村先生が「全存在を引き換えにしてもいい」相手というのは、アリスのことではないかと思っている。もちろん昔、火村先生に「人を殺したい」と思わせた事件に絡んだ人物、昔の恋人なんかかもしれないが…。如何せん、電話一本で大阪から福島へ飛んでいってしまうくらいですから。このシリーズは、アリスの視点で話が進むので「一体誰だろう」とかとぼけたことを言っているが、「おまえじゃ!この鈍感!」と言ってやりたい。
有栖川有栖と火村先生の国名シリーズ2作目。やはりミステリの長編は前振りとか伏線の乱れ打ちで読み慣れないとちとキツい……読書そのものがペースダウンしてしまい今年のノルマ冊数に達しない恐れが出てきた……
国名シリーズ二作目。
短篇集かと思いきや長編作品だった。
何度かポロリと零れる、火村の考えや本音、そして謎解きを終えた後に見せた仕草が印象的だった。厳しい態度で犯人に臨む火村が情に揺らぐ、多分火村自身にとっては〈犯人をはたき落とす〉場面では《弱さ》になるであろう優しさに、しんみりとなった。
(☆☆☆☆☆)童話作家の家で起こる殺人事件。再読なので足跡のトリックはわかったけれどそれまでのごちゃごちゃした情報(人の出入り、時間軸など)は私の頭では整理しづらくてきちんと理解できたかどうか・・。それでもおもしろかったと思う。火村がアリスの電話で駆けつけてくれるところがかっこいい。やはり長編のほうが人物像がより魅力的に描かれる気がする。火村の謎はいつか明かされる日がくるのかなぁ・・・。
優しさは、ときに残酷だ。でも、同時に人が愚かなだけじゃないと思わせてくれるのが有栖川有栖。ミステリとしてより、小説として好きな話。
殺人事件が起こっているけれど、綺麗にまとまっているので、思わず「いい話だ」なんて思ってしまいました。やっぱり火村とアリスのキャラクターが魅力的であることが大きいかな…と。30過ぎた男が「握手するか?」って(^^;;
ミステリの様相をした淡いラブストーリーだった…という印象。アリス→ヴェロニカの言動になんかドキドキ。火村の愛する人発言については宮部さんが解説にて全て代弁してくれました(笑)風のように現れる火村先生カッコよかったです。雪山ミステリとして見れば個人的には『46番目の密室』のほうが好きかなぁ…?
唯物論的な口調の助教授火村 ちょっと真似てみたいなーとか思いました 内容は・・・まぁこんなもんかってくらい 特別おもしろいわけでもおもしろくないわけでもないそんな本でしたね
煙突がトリックに使われていると思っていたが、なかなかそれに結びつきそうな複線が出てこないのでイライラ…結局そういうトリックだったかあ。バラの血に輝美の夢…なるほど。結局一本のトリックにつきる作品だが、それで長編をなかなか飽きさせないのは物語の構築の仕方が巧いからだろう。宮部ファンととしては宮部のあとがきも嬉しい一冊。
火村が全存在と引き換えにしてもいい人て誰なの…!
宮部みゆきの解説に心底同意した身としては早くそれが知りたいんだけどな…キャラありきの小説じゃないのよな推理小説なのよな悲しい
やっぱり火村先生の論理的な解説と、過去に何があったんだろうと思わせる意味深な台詞がいい…。犯人は、この人かなぁという人が犯人だったので、やっぱり感は拭えないが、トリックはなるほどと思わせるものだった。このシリーズはとにかくキャラクターがとても好きだ。
シリーズ2作目だそうだが、1作目を読んでない。でも楽しめた。煙突の理由がよくわからん。トリックに無理もすごい設定もないので、そのへんは納得して読めた。結局リュウの魅力ってなんなの?男らしさ?あと、ルネはもっとすごい陰謀で殺されていたのかと深読みしていた。五色沼っていうと日光のあたりにもあって最初そっちを想像してしまったけど、それとは別っぽい。(この小説のは磐梯の五色沼で、こっちの方が有名)
嫉妬深いとか、実はリュウが浮気者とかいうんで犯人や動機は想像出来たけど、足跡トリックは悔しいながら判らなかった。火村先生が過去に愛した人、それが故にだろう抱いた殺意の真相を是非知りたいけど、書かれないんだろうなぁ
全体に雰囲気がとても好きな作品だった。以前行った事のある五色沼を思い出しながら読んでいた。綺麗な所でもう一度足を運んでみるのもいいかな。もちろん雪の無い季節に。切なくなる様な話だが、このコンビが居るとなんとなく救われる。未読の方は是非読んでほしい一冊です。
★★★★★あー面白かった。足跡の大胆不敵なトリックは最高。後、等々力パズルには一本取られた。ここまでの作家アリスシリーズでは文句なし一番の作品。
途中で犯人がわかってしまったけどいろいろと凝ってる。火村先生の出番が少ないけどアリスとのかけあいは面白い!
作家アリス館シリーズ☆長編作。プロローグ情景が鮮やかですごくムードがあります。そのままグイグイ読みました。雪の夜、殺人が起こり不可解な足跡が残されている。登場人物は少なく推理は比較的簡単です。宮部みゆきさんのあとがき(最後に読みましょう)でも書いてありましたが、同じく犯人(幇助)の部分ではイラっとしましたよ。そして火村先生の恋人なんて登場するのであれば名前は・・是非!w
真相はまったくわからなかったが、ミステリを多少読んできた私としては雪についた足跡といえばコレ!というのを思い出せなかったのが不覚。ミステリ部分もそれ以外の部分も手堅い感じだが、個人的に有栖川さんの余談みたいな蘊蓄は読んでて楽しい。しかしなぜスウェーデン?
ベタベタのミステリーが好きなんでしっかり楽しめました。元々学生アリスで有栖川にはまって、作家アリスは苦手だったんですが…。諦めないで読んでよかった。情景が思い浮かぶきれいな作品ですね。(殺人事件にキレイもないですが)等々力さんの問題は、すぐに解けたので満足しています。派手さはないですが、完全にフェアなミステリー。
王道ミステリー感たっぷり。山荘で雪で足跡が。でもトリックはパズルのようで面白いし、あの一家を思うと切なくなって、それがまた雪と合うなぁ、なんて。たった1日の話が長く感じられ、何より火村先生まだかなと思いながら読んでました(笑)風のように駆け付けた火村先生かっこいい!やはり二人揃ってるのが1番面白いです。でもアリスが美人にデレデレなのも面白かった(笑)
スウェーデン館の謎の
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感想・レビュー:124件














ナイス!































