異邦の騎士 改訂完全版
異邦の騎士 改訂完全版を読んだ人はこんな本も読んでいます
異邦の騎士 改訂完全版を追加
異邦の騎士 改訂完全版の感想・レビュー(649)
自分の持っていた、この主人公に対するイメージと、結構食い違っていたので、最初は違和感を覚えました。 なんとなくではあるがオチ、トリックの想像はついていたので驚き、カタルシスはあまり感じなかったですけど、主人公が良子を不器用に愛し、失い悲しむ姿はグッと来ました。
ああ、なんだか感情移入をし過ぎて、本当にはらわた煮えくりかえるぐらいムカついたり、最後は茫然したり・・・。途中であれ、これミステリー小説だよなと思いつつも無我夢中で読んだ。そして迎えた終局。燃えたし、泣けた。まぎれもなくミステリー小説であり、とても切ないミステリー。
とにかく御手洗シリーズでもっとも愛する作品。初めて読んだ時の感動は、胸が熱くなるような、それでいてスッと清涼な風が吹いたような。これ以上の感動をもって読ませてくれる日本のミステリーには、まだ出逢えていません。御手洗さん最高!
この作品は御手洗シリーズを2,3冊読んでから手をつけた方がいいと言われていたので、その通りにしたわけですが、「2,3冊」という時点で、おそらく主人公は石岡君と睨んでいたので、事実その通りだったのであまりカタルシスは得られなかった。ある意味中途半端にこの作品の知識があるのならば、この作品から読み始めても全然構わないと思う。そういう人は占星術や斜め屋敷での御手洗&石岡が僕とは違う風に見えてくるのだろう。
すっごく引き込まれて1日で読んでしまった。なんとなく結末を友人に聞かされていたけど面白かった。改訂完全版にあたっての島田さんのあとがきを読むとああ、と思ってしまう。確かに自分の思ってることとか思ってないことも全部文章にして発表しちゃうんだから小説家というのも思いきった職業なのかもなと思う。それにしても面白かった。思わず感想かいてしまったぐらい。初めてだこれ。シリーズは占星術と斜め屋敷しか読んでないしこれから頑張りたいなーなにより石岡くんと御手洗のこれからの活躍がこの話読んでもっと気になってしまう。石岡くん
初島田作品。ピース又吉の「第二図書係補佐」を読んで手にした。記憶を失った主人公と、記憶を無くしたまま彼が助けることになった良子との生活。中盤くらいまでは説明的な要素が多く、ちょっと飽きた感が否めなかったのが急転直下、話が動き出す。あれも伏線だったのか、これも伏線だったのかと頁を行ったり来たり。良子の兄さん、半端じゃないね。すごい頭脳だわ。あんな使い方して、あ~もったいない。それに対抗する御手洗もすごいし、とにかく面白いキャラクターで暮れも押し迫ってきたのに読みふけってしまった。
ミステリ要素は少なめだけれど好きな作品。刊行順に読んでるのでまだ3冊目だが、御手洗潔シリーズの中で一番好きな作品になりそうな予感がする。最後は泣いた。
御手洗シリーズには毎回すっかり騙されてしまいます。これまで読んできたシリーズの中で一番楽しめました!!最後には少し感動させられました。
御手洗潔最初の事件。前半の荒々しさと後半の筆致の美しさのミスマッチがまず面白いんだけれども,まさか彼にこんな過去が・・・という二重の意味で過去話になっていて非常に面白かった。
☆8
面白いのだが、読了後にあまりスッキリはしない…
やはりミステリーとして読むと、当然良子には初めから疑惑を抱いてしまう。なので恋愛関係が築かれていく部分にも、あまり感情移入が出来ない。
そして感情移入が出来ないままラストに向かっていくので、少し置いてきぼりを食らった感じだ。
しかしこの作品で、ますます御手洗潔と石岡君の大ファンになってしまったのは間違いない。
読もう読もうと思ってはいたけどなんだか読む気がしなくて積まれてた本。題名から全然中身が想像できなくて途中まで読んでもいまいち題名の意味がわからず最後でようやくわかった。御手洗さんかっこいいです。全体的にはシリーズの他の作品の方が好きかな。
ろくに見もせず最初の事件って裏表紙に書いてあったので、これがシリーズ初物だと思っていたのに・・・途中で気がつきあわてて1巻目を読んでから読み進めました。 まさか!の展開が何回もあって、最後は猛スピードでページをめくっていました。 いやぁ、良子は生きてて欲しかったなあ。
結末部分で「君だったかああ!」と泣きながら叫んだのは私だけではないはず。え、薄々気づいてたって?‥まあ、2人のやり取りがいつもの調子だったのでなんとなく分かっちゃいますかね笑 ミステリ要素は少なめですが、御手洗シリーズのキャラたちの知られざる過去が明らかにされる、荒削りなのにどこか繊細な、どろりとした青春小説にも似た面白い作品でした。御手洗さん、変人のくせにかっこいいなんてずるい!
【★★★★★★★★★☆】御手洗潔シリーズ(長編)第3弾。これ読む前に「占星術」と「斜め屋敷」を読むのはマストやねw 『御手洗潔最初の事件』って銘打ってるけどそれ故に。冒頭に記憶喪失の男が登場し文章からも先行きの見えなさが伝わっていて読んでいるだけで不安になってくる。良子との出会いでささやかな幸せをつかんだが、まぁ続くわけもなくw 颯爽と現れた御手洗がかっこ良すぎるw タイトルうますぎだろこれ。そして例のシーンは涙が出そうになるほど感動した。流石巨匠の人気No.1とも言われる作品だけのことはある。脱帽。
面白かった!御手洗潔の魅力がたっぷり詰まった本でした。ミステリーというより青春小説といった感じで、レトロな東京の描写に引き込まれました。「浪漫の騎士」を聞いてみたくなります。
初めての島田本だと思う。暴行の描写が怖かった。なんかのトラウマか?そんな記憶はもちろんないが…。御手洗潔シリーズというものがあるそうなのでもうちょっと読んでみる。
初めて島田さんの本を読みました。前半で犯人推理してたのに すっかり騙されちゃいました。ははは 、島田さんの文章って容赦ない、一番嫌だったのが知的障害者の子供を表現する部分・・でも一番心に響いたのが「この世界には無数の糸が絡まっている・美しい糸と汚れた糸、それをより分けほぐしながら、人はその一生において、一反の絹を織りあげなくてはならない」なんて最後に言っちゃうんだからね~又読みたいって思うんだよね。
終盤の病院シーンで手を握った脇にオモチャがあったという描写で「ははーん。血管を圧迫して脈を止めてるな」と睨んでたが・・・。 死んだふりして思い出と共に姿を消すという演出かなと思ってたのに
島田荘司ファンの友人に薦められて読みました。 ミステリー部分はかなり無理がありますが、素晴らしいのは前半の部分。 記憶喪失になった青年が、小さな幸せを見つける。その生活が脆くて先の短いものだと感じながら、紡いでいく日常に魅了。コーヒーやケーキの匂い、電車の音すらも感じられそうな描写に、謎の解明などどうでもよくなってしまう。他の島田荘司作品も読んでみようかな、という気にさせるには充分な効果があったので、友人の罠にはまった感じがする。
なんだか圧倒的にうちのめされた気分。つっこみどころはたくさんあるのに、これほど読者を物語の世界に引きずり込んでいく力があるのはすごいと思う。騎士とは良子さんに対する石岡くんのことだと思いこんでいたので、最後の一文にはやられてしまった。メロディを先に読んでいたこともあって、終始御手洗の気持ちを考えながら読んでしまい、とても切なかった。あとがきも素敵で、チックコリアの浪漫の騎士が聞きたくなった。『君、僕だって一人ぼっちだ。』
いやあおもしろかった!!前半の記憶障害の謎から後半は物語が反転して全く違う真実に!御手洗シリーズは順に読んでるけど飛ばさなくてよかった。おすすめです。
御手洗の助手になる石岡くんの物語だと知って、びっくりした。物語の展開は記憶障害を扱っているので、ミステリーというより、サスペンスという印象を受けた。それより、深海魚の一人である私はウエス・モンゴメリとかのジャズを聞いてみたい。
言いたいことがあるのに言ってしまうと……。とりあえず、読む順は大切、ちゃんとした順で読めてよかった。時間があればシリーズの他作品も読みたいかな。
御手洗シリーズではこの物語が一番好き。 石岡を救うため鉄製の馬?で駆けつける御手洗は素敵過ぎる。このころの御手洗シリーズは大好き。だんだんヘンな方向にずれていってしまった…
「溺れる人魚」を先に読んでいたので察しがついたけど充分驚きの展開で楽しめました。だけどやっぱりこちらを先に読んどけばよかった。出版順の大切さがよくわかった。未読の人には「溺れる人魚」は後に読むべしと警告しておく。
御手洗潔の最初の事件を扱ったとあって、まさにファンにとっては必読の書といえる作品である。衝撃的なストーリーで読者をぐいぐいと引き込み、大胆な仕掛けで驚かせる。また作家自身が私小説的な作品であると述べているように、ミステリという枠に収まりきらない物語がそこにあった。作品全体を覆う暗い空気の中で、御手洗潔という素っ頓狂なキャラクターはますます魅力的に映り、また私たちを夢中にさせるのである。
女子サッカーのハーフタイムにちょこっと読むつもりが一気読みで試合みてねー笑) 記憶障害の仕組みとか街の情景とか細かいけど分かりやすくて凄い読みやすい。 友人の話だと御手洗シリーズではかなり人気があるって言われたけど読み終わってみればわかる気がします。 面白かったです。
なるほど。世の中には凄い作家がいるものだ。なんという話を作るんだ。まったく予想もつかない終り方で驚いた。所々そう上手くいくものかとは思いつつも、それを凌駕する文章力には頭が下がる。初めての島田作品だが、他の御手洗シリーズを読み漁ることになりそうだ。
全てはここから始まった。 トリックは簡単に見破れるし、文章も上手いとは言い難い。ストーリーについてもご都合主義満載である。だが、読み終えるとそんなものはどうでも良くなる。ラストで明かされるタイトルの意味にやられた。 ☆☆☆☆+
異邦の騎士 改訂完全版の
%
感想・レビュー:168件














ナイス!
































