むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
むかし僕が死んだ家を読んだ人はこんな本も読んでいます
むかし僕が死んだ家を追加
むかし僕が死んだ家の感想・レビュー(2359)
★★★☆☆ 父の遺品から地図と鍵を見つけた沙也加は自分が小学校に入る前の記憶がスッポリ抜けていることと関係があると思い、自分の過去を取り戻したいと、学生時代に交際していた“私”に一緒にその場所へ行って欲しいと頼み事をしてきた。地図の示す場所へ行くと廃屋が… 人が住んでいた気配はあるが所々気になる点がでてくる。この廃屋はなんなのか、沙也加の父との関係は、沙也加の記憶は戻るのか、この廃屋だけで物語はほぼ進んでいきます。場所が廃屋な為読んでて恐かったですが最後まで楽しめました。
読んでて何度も鳥肌が立った。謎が解けていく過程からではなく、不気味の悪さからに。
終始薄気味悪かった。電気が通らない家ということで、夜の話はろうそく一本で話が進むと思うとぞっとします。
最後の謎解きで、自分が思っていたものとはだいぶ違ったのである意味騙される?
伏線好きにはたまらない作品。最後のすっきりとした回収の仕方は超カタルシス。広げた幾何学模様の大風呂敷を美しくたたんでくれる名作です。
読み出したら展開に期待しつつあっという間に読了でした。ホラーっぽくてドキドキしながら読み進めました。彼氏の方にももっと幼い頃に彼女と関係していたら面白かったかも・・何か彼氏の方がただの付き添いって感じで残念だった。
最初から最後まで先が気になる気持ちを持ち続けて読むことができた。夜中に読んだのでちょっとゾクッとする瞬間もあったがおもしろかった。
初東野圭吾…ども。この物語の大部分は同じ場所で進められていて、読んでる間はなんだか、良く出来た脱出ゲームをやっているような感覚でした。非常に楽しく読める本だと思います。ただ、すごく肩が凝った…笑
まだ本格ミステリー作家のイメージが強かった頃の作品であることと、タイトルから受けた僕の勝手なイメージから「『仮面山荘殺人事件』に近い、少しコメディタッチの作品なのかな」と思っていたら、全く違いました。シリアスな内容で、ラストも生きる意味を問うような、深い終わり方でした。 「子供の頃の記憶が無い元恋人の過去を調べる」というシンプルなストーリーで、さらにメイン登場人物が2人だけ、という設定なのに・・・読者を物語に引き込むパワーは、「さすが東野圭吾」と言えると思います。個人的には期待した以上の作品でした。
重い内容だとは知っていたのだが、思ってたよりもぐいぐい引き込まれてあっという間に読了。途中で沙也加が一体何者なのか思考回路が絡まりそうになったが、読み進めて行くうちに解決。途中のたくさんの伏線はいつ回収されるかと思ったが最後に全ての謎が解けてすっきり。と言うか、最初の方のは忘れてて解決してからそういえばなぁと納得。
読み進めるうちに「あれ?もしかして、ああなのかも?!」と、 謎が解けたと思い、ドキドキしながら読んだ。 でも、真実はその更に上を行っていた! 東野圭吾の良さがよく出ている作品である。
中学生のときに読んで依頼2回目。 内容はうすうす覚えているけど面白く読めました。 シンプルだけど、ほとんどが重要で、真実が分かっていくのが面白い。 分かっても、悲しいし辛いし怖い真実だけど、主人公に乗り越えて生きていってほしいと思いました。 東野圭吾作品で初めて読んだ思い出の本。 中学の15分読書で、面白さが分かって授業中にも読んでしまうくらいでした。けど、少し怖い印象でした。
売れてるから読まない、ってのはイカンと思ったので桜庭一樹が読書日記で挙げていて、古野まほろのいう「初期作品」にあたるこれを読んでみた。びっくらこいた。面白いし、怖い。嫌味なく伏線を回収していて、無駄がない。テーマ選びも秀逸だね。容疑者X読むなら断然こっちだわ
東野さんにしては後味すっきり? 途中、男性と女性、どちらのことか混乱してしまった。しかしとても幻想的だった。 ミステリーというよりファンタジー、という感じ。
東野圭吾さんの本をはじめて読みました。巧みな伏線と紹介してあったので、手にとったのですが、なるほど。伏線だらけですが、最後は収束していくのですっきりしました。
とても読みやすく、それでいて伏線の多さに、素直に感心した。エピローグでしっかり物語が纏められていて、読後もすっきりできた。
もっと記憶って微妙で曖昧だと思うんだけど、こんなに綺麗に思い出したりするものなのかな?って思った。ずっと秘密を守り続けた親と妹を守った佑介くんはすごい。
廃墟にある品、廃墟の造り等から、ある女性の欠けてしまった過去と、かつて住んでいた家族の過去が明らかにされていく。夜の廃墟の恐怖感や切迫感をここまで文章で表現するとは、、、。東野さんは、本当に偉大。読んだ後は何故か切ない。
どことなくホラー風味でした。登場人物も二人と少なく、今ある事件ではなく女性の過去を追うという静かな物語でした。でもいまひとつ盛り上がりに欠けていたかな。
読書メーターでは評判が余りよろしくないようですが、私は面白く読み終わりました。どうなる?どうなる?と夜が更けるのも忘れて読みふけってしまいました。あぁ~、そうか~、そう言うことだったのね。解説にもあるように 伏線がたくさん。しっかり読み込まないと 何も解らずに終わりに・・・・今回もやられました。
東野作品にしてはめずらしく読み進むのに苦労しました。主人公の男性・女性ともにあまり好きになれなかったせいでしょうか?盛り上がりにも欠けたような。いつもの、どうなるの~?というわくわくがなかった・・・
東野作品にしては「普通」なんじゃないでしょうか。伏線の回収もいいけど、設定があまりピンときませんでした。それに、語り手は男なのに一人称が「わたし」なのが読みづらかったです。東野圭吾ならどんでん返しが読みたいです。
う〜ん、ビミョー。多くの伏線と謎解きはそれなりに楽しめますが、読了時の満足感が低かったです。謎解きの為の作り物感が強く、物語の中に入り込めなかったせいかと思います。それでも読ませてしまうところに作者の力を感じます。
登場人物は2人のみ。幼い頃の記憶がない元彼女からのお願いで、廃屋での謎を解きながら、彼女を取巻いたであろう人間関係を紐解いていく内容。場面転換もなく、終始廃屋での進行。少ない場面設定と少ない登場人物なのに、情景を読者に思い描かせる東野氏の構想はスゴイ。廃屋の状況が脳裏に浮かび、怖ささえ感じました。記憶というのは無理に掘り起こさないでもいいのかも、、、と思った作品。
かつての恋人と再会した"私"が恋人の欠落している幼少時代の記憶を思い出すべく、恋人の父が遺した手がかりから話が展開される1冊です。主要人物が2人であるにも関わらず世界観の狭さを感じさせず、細やかな情景の描写によりおどろおどろしい雰囲気づくりに魅了されます。また"私"の心理描写も秀逸でまんまとミスリードに導かれました。終盤には用意された伏線をこれでもかとリンクさせて解決していく様は見事の一言。この話あってのこのタイトルなんでしょうね。
あれ?こういう話?みたいな。東野作品には珍しくハラハラドキドキがあまりなく自分には合わなかった。設定はいいと思うのだけれど、ミステリっぽくなく、期待外れだった。沙也加の過去についてや心境、虐待については考えさせられた。
幼少の頃の記憶を思い出すために昔の家に戻ってきた女性と、彼女の昔の恋人である男性の「私」が遭遇する、ある一つの物語。矛盾だらけの不思議な家を探索する中での謎が謎を呼ぶ展開は、ちょっとしたホラーのようで惹きつけられる。記憶の蓋をこじ開けるように過去の事件が浮かび上がるのもおそろしい。家そのものが、まるで変容するように印象を変えるので舞台が主人公と言ったほうが良いかもしれない。仕掛け自体は分かりやすいので驚きはないけれど、読みやすく先が気になる筆致だった。近年の著者の作品にも通じるところがあり興味深く読めた
子供の頃のお化け屋敷を思い出させるような終始不気味な展開。何も怖いものはないのにスリリング。若干無理のあるストーリーかもしれないが、次が気になって仕方ない、まさに引き込まれて一気に読んでしまうので、小説としては秀作だと思う
タイトルのつけかたが秀逸だな、と思います。本編に『むかし僕が死んだ家』は登場しません。ただ曖昧なシンボルとして『死んだ家』として終盤に登場します。でもタイトルの意味がわかったとき、うーんと唸らずにはいられない。東野さんのセンスの高さがわかる作品。
むかし僕が死んだ家の
%
感想・レビュー:410件














ナイス!





























