名探偵の呪縛 (講談社文庫)
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名探偵の呪縛の感想・レビュー(1282)
短篇集「名探偵の掟」の総決算的お話。探偵天下一が謎の世界で次々と起こる事件を解決していく。それが「掟」と絶妙に絡み合うから読後感は爽快です! いや、まいった(^^ゞ
あれだけ自由だった作品の続編、どうするのかと思ったら良い意味で別物だった。あのコンビの掛け合いがなくなったのは寂しいが、皮肉の散らされた前作に対し、今回は同じだけ敬意がある印象。殺され、疑われ、罪を犯す為に生み出された彼等の清々しい表情に、ただただ感謝したくなった。確かに「続編」だったと感じさせられたラストシーン。初心を忘れた頃、読み返したくなるような一冊です。
本格推理の存在しない世界に、ある作家が迷いこむ。なぜか名探偵天下一になって…密室という言葉すらない世界で本格推理をしていくという設定なんて、面白いことを考えますね。ただ、全体的に面白味には欠けるかも。
本格推理の概念のない世界での推理。前作があるとは知らずに読んでしまったのですが、この一冊のみでも面白い。作家である主人公が異世界で探偵役を(演じ)、という導入も好き。結末の、なぜそんな世界の主役として彼が選ばれたのかがわかったときは、不覚にもしんみりした。前作も読みたくなった。
名探偵の掟の続編。天下一になってしまった主人公が本格推理の概念がない世界へはいってしまう。本格推理の概念がないと確かにこうなってしまうんだろうな。前作の終わり方が自分はわりと好きだったので、なんだか蛇足みたいな位置づけに感じてしまったことが残念。
やっぱ基本的に古典本格推理小説を愛してるんでしょうな・・・作者。 アンチ巨人(>結局「好き」なんじゃん)みたいなモンでしょうか?ww ファンタスティック!!
名探偵の掟の続編です。最後のほうの展開はバタバタしてたと思いますが、面白かったです。ちょっとファンタジーなのがいいですね。推理小説が御都合主義なのは前作でも言っていましたが、それがわかっていても楽しめました。
終章にある「名探偵なんてお笑い草のキャラクター」の件。当時の東野さんの葛藤なんだろうな。「もう登場させない」といいつつ、湯川教授や加賀恭一郎にその役割を負わせている辺りに、東野さんの複雑な心境が見てとれる。どの程度までを本格推理小説というのか、私にはわからない。本格だろうが本舗だろうが元祖だろうが、うまいもんはうまい。ありきたりの設定や何かの二番煎じでない独創性のあるものなら、それはそれでいいのではと思わせてもらった一冊でした。
導入がファンタジーっぽかったから、微妙かなと思ったけど、面白かった!本格推理小説・ミステリーがない世界ってゆー設定がユニーク。そしてそのことが、一連の事件の引き金とトリックになる。~掟よりさくさく読めた。ただ掟のほうが天下一とか警部含む、登場人物のキャラが濃いのは否めない。
「名探偵の掟」の続編。確かに推理ものに出てくるのって家柄とか家族間の確執とか、「用意されました感」があるものが多い、ように思う。推理もののない世界では、チープなものでもトリック殺人=迷宮入りになるかも…そういえば最近推理小説って読んでないな…コナンくらいだ…
やっぱり、東野さんの作品は読みやすくておもしろいです。始まりはファンタジーでも、事件はしっかりしていて楽しかったです。大河原警部が登場してくれて、うれしかったです。最後まで出てほしかったけど、話として無理なのでしかたないかな。私は、本格推理小説が大好きです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/19
いや〜面白い!なんという発想。東野さんこんな小説も書くんだ〜という印象。「本格推理」をネタにしたお話。展開が早くてどんどん読めるし、ネタが一つじゃないことも一気に読んでしまう要因。登場人物全員が重要だし、犯人を推理しながら読むのだけどやっぱりわからない。予想外の展開に参りました。
ストーリーの展開上は、ファンタジー要素も含みながら天下一さんの目線で推理がすすんでいく話だったけれど、全てを読み終えて、レビュー等をみて、ストーリーとはちがう意味の東野さんのメッセージが含まれている本なのだと思えた。先にこちらをよんでしまったけれど『掟』も読んでみよう。
悪くなかったけど、前作と比べると…って感じでした。本格推理小説を誰も知らない世界って言われても。でも大河原警部は今作でもちゃんと出てくるんですね。本格推理小説はまだまだ世の中に必要です!
『名探偵の掟』とは変わって、今度は天下一探偵目線のお話って感じだね。主人公が異世界に行ってしまうという少しファンタジー感を漂わせた始まり。行き着いた町には本格推理小説を全く知らない人々。そこで起きる密室や犯人消失やら、お決まりの本格推理小説に出てくるような事件。それを天下一が解き明かす。掟の方とは違って本格推理小説の大切さを訴えかけてる話だったな。
前作名探偵の掟を読んだあとに読みました、前作に比べて異世界に飛んでしまうという内容も手伝ってか何だか在り来たりな内容になってしまったように感じました、しかしながら内容とは別に登場人物達の名前がユニークで笑えました。
次々と事件が起こるけど、それぞれの事件によって大きな一つの事件(主人公が異世界に入っている)が成り立っている。ような気がする。笑 私は本格推理すきです。途中で大河原警部が出てきて嬉しかった。笑 こういうのを書くあたり、東野さんの本格推理に対する思い入れがすごいと思います。
パラレルワールドストーリーですね。 それこそが作者の作り上げた本格推理の世界。 人気推理作家の苦悩がここにも表れていますが、”おきて”のほうが面白かった。
シリーズ物とはいえ、前作とは全くの別物の小説でした。前作との関連性は、ところどころ出てくる事件の名称だったり登場人物くらいなので、呪縛の後に掟でも面白いかもしれない。前作は大河原警部視点で、今作は天下一視点なので、そういう意味でも、いろいろと違いを楽しめる著書でした。
前回の「名探偵の掟」の続編だと思って読むとあまりしっくりきません。だけど、話の内容は面白いです。本格推理の概念がない町にたどり着いた「私」。天下一となり本格推理をバシバシ解いていきます。この町に誰が本格推理の概念を持ち込んだのか?「私」はどうすれば元の世界に戻れるか?登場人物の名前もクスリと笑えます。
『名探偵の掟』と対を為す、作者による半ば青臭い「かつて本格推理を書いていた自分」への惜別の作。もの書く身としてはラストになんかちょっとしんみりしてしまった。たとえ黒歴史であっても、かつての自分はそれを楽しんで書いていた、その事実は消えないのだ。それが楽しかったという思い出とともに。
推理作家が推理小説の概念のない世界に入り込んでしまう。
前作の『名探偵の掟』の続編とは考えなくても読める。
密室殺人や人間消失といったミステリーにありがちな設定に、その概念のない人間たちに向ける推理に頭を悩ませる。
この街の人々の存在意義とはなにか。名探偵天下一氏の存在理由とはなにか。
天下一シリーズというけど、初めて読んだ。なんつーか、不思議の国のアリスみたいなもんかな?ちょっとだけオチには不満が残ったけど、面白くて一気に読めました。
友人の薦めで読んだ。前作は読んではないが、話は理解できた。結末は途中で分かった。一人一人の名前に何故か笑ってしまった。曜日や色など、面白かった。
ちょっと変わった推理もの?前作は読んでないけど、話はわかる。最後まで一気に読めました。私は結構好きです。最後まで読んで『えっ、そんなオチ?』とは思いましたが…。
名探偵の呪縛の
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感想・レビュー:234件









































