顔に降りかかる雨 (講談社文庫)
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顔に降りかかる雨の感想・レビュー(611)
なかなか話が動かないし、君島や上杉・成瀬の態度や疑い方が執拗で悪質で、ミロ同様、悔しく辛い状況が続いたけど、徐々に色々なことが明らかになってきて、どんどん引き込まれていった。燿子の境遇が可哀想だった。 ラスト、綺麗にわかってすっきり。 ミロの父、村善サン、もっと出てきて欲しかった。
読み始めて「あれ、これって以前も読んだかも」って思いました。きっと再読だったんでしょうが、読み始めるまで忘れていました。話の展開は面白いしスピード感もあって、意外な人が意外な行動やつながりをしていたりする。主人公のミロ自体は魅力はあるけど無気力なのか頑張り屋なのかわからない。彼女が心を奪われる友達の耀子も成瀬もその他関わった人たちも、それぞれちょっとイヤなタイプの人たち。何故この人たちとそこまで関わりたいのかがイマイチわからずでした。お父さんは結構いいキャラかも。「村善」の番外編は読んでみたいな。
OUTを読んだ後にこの作品を読んだので少し物足りない感じはしたものの、 人物描写がとても好きです。次は残虐記を読んでみます。
無邪気だったあの頃・・・。この「暗さ」に耐えられなくて途中で投げ出してしまった「村野ミロ」シリーズ1作目。が、今になって、こんな興奮して読めるなんて思いもせずっ!いつもと違う桐野氏に出会えたヒトトキでしたぁ(余韻にひたる)。
桐野さんのデビュー作,今更だけど読んだ(o^∀^o)OUT,グロテスク,I'm sorry,mama,残虐記等桐野ワールド全開の作品を既に読んでるせいでこの作品は何となく普通?と少し物足りなく感じてしまったが,物語のもっていき方はやっぱり巧いし,登場人物の姿が自然と想像できてしまうのはさすが桐野さん!最後は少しせつなかった。
「天使に見捨てられた夜(シリーズ2作目)」を再読したら内容を全く覚えていなかったため、第1作目もトライ。やはり全く覚えていなかった・・・・。その後顕著に現れる、作者独特の深みや暗さなどはまだ希薄ですが、デビュー作としては完成度とても高いと思います。未読の3作目以降を読み進めます。
桐野夏生のデビュー作を今更ながら読んでみたが、やはり最近の作品ほどは深みや説得力は欠ける印象だった。でも、最初からここまでハードボイルドの世界を描けていたという点ではさすがだと思う。独特の世界観はデビュー当時から確立されていたんだと改めて感心してしまった。二転三転する結末にも納得。
読友さんご紹介本。村野ミロシリーズ第1作目。途中グロい描写あり。最後の最後まで真相がわからず、最後にショック受けてしまった(T_T)内容とは関係ないが、主人公の村野ミロ、名前がイメージと合わないなぁと思った。もっと賢そうな名前つけても良かったのにw
講談社ミステリーズフェアで平台に並んでいて、桐野夏生を読んでみたかったので。物語、なんでさっさと警察に行かないのだろうと端っから疑問で、その疑問を持ったまま最後まで…まあいちおう最後まで読めたのを良しとするべきか…。これを本家の『ウィンター・ビート』の後に読むというのも…。
★★★★☆ 桐野夏生の描く女性キャラクター 大好きです!「グロテスク」を読んだ次に読んだ作品なので、少し物足りなさは感じましたが、このミロシリーズ 続きが楽しみです。多分、このシリーズは、これからどんどん面白くなるんでしょうね!(今更、初読なので、皆さんはご存知だと思いますが。。。)東野圭吾ばかり読んでいたので、桐野夏生の作品は、別の刺激が有り ハマリそうです。当分、桐野作品を読み漁るでしょう(笑)
重い背景の絡んだ推理小説なのに、なぜか次々とページをめくらせてしまうところに、作者の巧みさを感じだ。これがデビュー作だと思ったらすごいけれど、私的には、もう少し全く予想できないような結末が欲しかったなあ。
再読。こうして久しぶりに読んでみるとミロあおーい!!死んだ元夫に悩まされているなんって。うーん。やっぱり弱いところあるんだね。あー成瀬だ~。久しぶりだ(笑)しかし久々に読んだけど成瀬もやっぱりしょーもない男だった。
消えた1億円と殺された友人を探す話。内容は面白いが、なぜ主人公がそこまでこの事件に巻き込まれ、探さざる得ないかが弱い気がして、ちょっと理解できなかった。でも面白い。
どんどん先を読ませてしまう巧みさは流石だと思うけど、わざわざ読んでいて不快になるような闇の世界を背景にしなくても…と感じたので、☆3つ半。
最後の最後でやられた。耀子や成瀬の性格はよくわかったけど、肝心の主人公がどういう性格なのかはいまいち掴めなかった。ゆかりちゃんの強さにはビックリ
村野ミロ初登場。高校の時あろうことかダークを一番最初に読んでしまった自分だったが、今回やっとこれを読めてすっきり。村善の血なのか(と言っても彼とは本当の血のつながりはなかったように記憶しているが)、謎を追っていく様は秩序立ってはいないものの鮮やかだなと感じた。ミロではなく桐野夏生がすごいのだが。次は『天使に見捨てられた夜』を読もう。
耀子を殺したのは誰か?最後に急展開する。読みやすくて後半は一気にページをめくった。まさかの犯人。読みを裏切られて驚いた。
ダークを読みたいが為に読んだのですが…間にもう1作あるのですね。桐野氏の作品には珍しく、主人公が人間らしかったです。事件の真相がわかり「なるほど」って思ってたら1転して、「あーなるほど」って思ったらまた2転3転して。そして最後にまたズバッと裏切られる…。気持ちの良いミステリーでした。
女性探偵ミロのシリーズ第1弾。消えたお金と親友の行方を追う話なので、ハードボイルドに分類していいかと思います。ミロのミロたるキャラクターは、本作ではまだまだ半分ぐらいしか出ていないです。何か心の中に大事なピースが欠けていて、それを追い求めようとして破滅に向かっていく桐野さんの書く女性が好きです。
桐野さんのハードボイルド作品を初めて読みました。なかなか次から次へと手を変え品を変え・・・と言うように読者に突き付けてくる気がします。ミロシリーズ第一弾。江戸川乱歩賞受賞作というので期待していました。傷を負った小鳥のようなミロ。32歳という設定らしいけど、それよりも若く華奢な印象を受ける。ミロを取り巻く環境も続編、続々編のために小出しにしているのかなぁ・・・とも思ったけど、引き続きミロシリーズ第二弾読みます!!
暴力団絡みの金を抱えて失踪した親友の行方を追う話。周囲の人間に対してけして媚びた態度を見せない主人公がとにかく格好良く、訳アリで共に協力して探すことになった、親友の恋人よりもずっと頼りがいのある存在であるように感じた。そういったキャラクターの緻密な設定を含め、文章全体に堂々と君臨する、この絶対的な安定感はすごい。愛を殺される側も不幸だけど、愛を殺す側はそれ以上に哀しい立場だなぁと痛感した一冊だった。
ミロの主役とは思えない欠損した性格は好きです。行動にブレがあって、この矛盾も憂いも32歳の女としてリアル。爽快感なんて欠片も求めていなく、ミロを創りあげることに賭けた潔さが気持ち良い。桐野夏生らしさが満ちていて、デビュー作として読む価値はあります。
これは、桐野作品を全部読まないといけないなあ、と思いました。グロテスクとか、残虐記とかから読んでた。しかし、自分はハードボイルド好きなのに、なぜ今までミロシリーズ知らなかったんだろう?
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