黒猫館の殺人 (講談社文庫)
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黒猫館の殺人の感想・レビュー(1074)
またもや、為て遣られました。 この作家は本当にお上手ですね。人の心理を分ってらっしゃる。所々違和感は感じていたものの、その違和感を掴みきれずに騙されました。さて、今回の趣向は「水車館の殺人」に似ている。過去の手記と現在を互いに行き来して手記の真相を暴く。殺人事件ばかりに目がいって、「黒猫館」そのものに、目がいかなかった。それにしても、鹿谷さんは凄いですね。彼の慧眼には毎度のこと驚かされます。そして江南もワトソン役としていい味を出し始めた。これからの二人の活躍に期待です。次も楽しみです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/14
あちゃー騙されてしまった。伏線スルーしてしまった。 「最後の種明かしに驚愕する作品」って最近よく見るけど、この本を読んだことないのか!っと言いたくなります。秀作。
解説にある通り過去作と比べて薄目だから多少ライトなのかと思ってたけどそんなことはなかった。随所に張り巡らされた伏線、殺人の起きる必然性、黒猫館の真実と読み応え満点。館シリーズの折り返しスタート作品は伊達じゃなかった!
『十角館の殺人』に出会ってから他の著者の有名な本格ものを読むようになったけど、やっぱり綾辻の館シリーズが一番好き。今回はいつもより正統派な伏線をたくさん張っていたし、トリック自体もわかってしまえば奇抜な感じではない。前回の大量殺人に比べれば殺人も少なくシンプルなものになっている。私はわからなかったけど、本気で推理しながら読む人にはわかるのかも。それでもそういう伏線を自然に感じさせるのがすごい。
《図書館》あれだけ多くの伏線があったのにも関わらず、違和感すら感じていなかった自分にびっくり。じっくり読み込まないと。
★★★★☆現在パート、過去パート共に上手く伏線が配置されていて、注意深く読んでいけば物語の核心にある程度迫ることができる。僕も満点とはいかないが70点くらいは取れたように思う。そういっ腕試し的な要素が楽しい小説だった。
ちょうど二年前に読んだことを百パーセント忘れて再読していた。読書メーターを見て唖然。しかも二度目はけっこう面白く読めてしまったという。なんてこったい。
【!!!ネタバレ注意!!!】伏線は拾いきれなかったけど、珍しく全て予想がついた。ああ、やっぱりな、という感じ。でも、記憶喪失の男と事件の手記という設定は大好きです。そして……これ、カバー絵をよーーく見ると……屋根の上、思いっ切りネタバレしてたんですねwwすごいなあ。
再読。初めて読んだときはとにかくラストに驚きました。今回は注意深く読んで行ったら、手記のところどころであっ、と言いたくなる羽目に。こんなに沢山のヒントがあっても初読みの時は私は全く分からなかった…。ちょっと違和感を覚えた程度だった気がします。夢中で一気読みするのも楽しいけれどこうやって伏線を残らず拾って読む再読も楽しい時間でした。
黒猫館自体の謎の超絶アクロバットの素晴らしさはいわずもがなだが、黒猫館の秘密を解くことで、殺人のトリックが明らかになる、というか黒猫館の秘密を解かないと殺人犯もトリックも確定できないという構造が目から鱗だった。膨大な伏線の量とそれを一気に回収する手法は、後の暗黒館とかAnotherとかに引き継がれているなぁと改めて思った。
手記の内容に迫り、記憶が失われた依頼者の追憶を探求し、事件の真相を暴いていく、というのが本作におけるスタンスであるが、相変わらず読み手にある前提を植えつけた上でのミスリードが巧みであると感嘆した。また、そんな叙述通りにはいかない物語の中に、絶妙なヒントが隠されているので面白い。
「管理人」の手記を読んでいる途中から、あれ?と思うことが多くて、最後の謎解きでも気がついた伏線ばかりが回収されていき、私も綾辻さんに追いついてきたかな♪と思ったんですが…とんでもなかったです(汗)トリックの大掛かりさ、なぜ中村青司はこの館を建てたのか、などなど驚きの連続でした。この作品を読む直前に『時計館の殺人』を読んでいたので、それとの関連も面白かったです。
この大仕掛けはすごいですね(笑) びっくり度では今まで読んだ館シリーズの中では一番かも。また、巻を進めるたびに建築家・中村青司の人となりが少しづつあらわになっていくのも興味深いところです。
じっくりじっくり、もっと頭を使ってゆっくりじっくり読みたかった。それくらい綿密に伏線が張られていて、読み進めていくときにちょっと感動してしまいました。さすがです。
うん黒猫関係なかった!wどっちかといえばアリスの方が…ゴニョコニョ。毎回館内の絵にすごく助けられてるけど、今回はちょっと地下室のくだりがわかりづらかった。でも面白さは変わらず!緊張感も変わらないのでひとり暮らしの部屋ではなかなか読みづらい。ミステリ慣れしたくないー><
館シリーズ第六弾!!記憶喪失の老人鮎田によって書かれた手記に基づき、物語が進む。あまり黒猫には関係ないですね。今までのように十角になっていたり、迷路だったり、水車だったりはしない。でもやっぱり最後のどんでん返しには驚かされるんだよなぁ。次は順番が違うが、人形館を読もうと思う。
6作目の館シリーズ。この手の小説をかいたらピカイチの老舗、綾辻のアクロバット炸裂。解決編までの盛り上がりがもう少し欲しいといえば贅沢な注文か。
確かに、あとがきに書いてあるように伏線がたくさんありましたが、ちゃんと気づけたかというと…
やっぱり館は面白いです。
館シリーズとしては規模が小さいというか、地味な印象を受けていた。全体的にフワフワした違和感の正体が明かされて、その発想に驚かされた。こんなやり方があったのか、と。種明かしをされた後のエピローグの<解決編>が爽快。サラッと触れられてただけだけど、娘が殺された時の心情とかについて何かしらもっと叙情的に明らかになってたりしてもよかったと思うんだけど、トリックの存在感が損なわれるのかなぁ。いや、そんなこともないか。
★8 【超ネタバレ】見事なミスリード。鮎田の正体は"左手で胸を抑える"から予想がつくが、建築地はとてもじゃないが無理、笑。でも確かに読み返してみると看板の文字のくだりは不自然だし、散りばめられた絶妙なダブルミーニングには素直に驚かされた。ただ、全体を通してどっぷり物語には入り込めなかった気がする。現在進行の物語でないので緊張感が薄かった為か?はたまた登場人物に、自分に近い感覚の人間がおらず、感情移入できなかった為か?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/05
事故で記憶を失った老人。彼に残されたのは一冊の手記。どうやら自分はその作者のようだが―「黒猫館」で起こる殺人事件についての記録。その裏に隠された真意とは。/館シリーズ第6弾。今回は老人の手記と記憶を取り戻すため奔走する鹿谷との2パートを交互に繰り返し物語が進む。過去の記録を元に推理するため、いつになくロジカルな印象。細かい伏線が多く、すべてがつながるとすっきりする/しかし特筆すべきは犯人の思考か。なんともうすら寒い。”理性”とはなんなのだろうか。
過去に起きた事件を追っていくという形式。伏線がところ狭しとあってかなりロジカル。元の知識があれば比較的すらすらと行けるかなと思えるシンプルな構成。時計館とのつながりが見れるというこういうの好きです。
事件そのものは地味だが、それは仕方ない。本作のメインは他にある。伏線が次々に指摘される解決編は圧巻。ここまでの数の伏線があったとは、恐るべし。さあ、次は暗黒館ですね...
仕掛けは大掛かりですが、全体的に地味な印象を受けました。手掛かりを、必死に隠そうとしているように感じたからでしょうか。しかし、怪しげな雰囲気が漂っていて、グイグイ読めました。館シリーズの中に、こういう作品があっても良いと思います。
館シリーズ第6弾。記憶喪失の老人鮎田の手記に基づき、島田と江南が黒猫館での殺人事件の疑惑を紐解いていくストーリー。手記と現在が交互に続く感じはけっこう好きです。鮎田の記憶の結末は予想できたし、今回はあんまり館トリック自体もなさそうだな…と思いながら読むと最後にまたまた大きな一捻りがあって、むむむ!!なんだこのでっかい罠は!!端々の複線を綺麗に回収、6作目ともなるとさすがに色々気づけない自分が悲しくなってきました…(笑)評判以上に楽しめました。次はどんな仕掛けが待っているのやら、ワクワク!
これで館シリーズは1、2、8、3、6の順番で読了! 黒猫館の殺人は、トリックの肝にあると思う。 読み返してみると、「だからこんな複雑な書き方になっていたのか」と納得するばかり。 今作は、読んでいて、キャラクターがほぼアニメのキャラクターで割り当てられた。 特にレナはひぐらしのレナの父親に言い寄った例の人が充てられてた(笑) しかし、作中作や手記から謎を追わせていくつくりは見事。 時間的な制約もあるから、暗黒館は後回しにして、次は「人形館」か「時計館(再読)」かな。
理性という名の神....... 理性... それは本当に神なのか.......。 『館シリーズ』六作目を読みえ終えました。全体的に読みやすく、解りやすいイメージでした。 序盤から張り巡らせられた数々の伏線。それをラストで紐解いて行くと、「あ~成程。だからあういう表現だったのかぁ」と、一つ一つ丁寧に説かれて行きました。ただ、作者あとがきにもありますように、【残りの二十パーセント】には、完全にやられましたね(笑)まさか、そういう結末を持ってきたか?! と、いった感じでした。 ただ、残念なのは、読みやすいうえ
手記と現在との二部構成で、読み応えあり。 こないだまで暗黒館を読んでたので、1冊で終わるのがありがたかった。 結末も納得で、面白かった。
稀譚社編集者の江南に届いた一通の手紙。記憶喪失となった鮎田の頼みと唯一の手掛りとなる彼の手記、それは「黒猫館」で巻き起こった殺人事件の記録だった…。館に纏わる謎の失踪やなぞ解きを経て、島田潔こと鹿谷門実は次第に真実へ肉薄していく。今作はからくりといった趣向はやや影を潜め気味。謎めいた手記をもとに過去の事件を暴いていくという展開は独特の緊張感をもたらしている。また家族や若者たちの人間関係や館の過去が今までよりドロドロしていて、触感が悪い。大量殺人ではないけれど悪寒が走った。ただ、ラストは少し突拍子ない気も。
「黒猫館」は館シリーズらしからぬ作品だった。「館」の呪い的な何かが漂う雰囲気は封印されて、トリックを楽しませることに特化したようなシンプルな作品。誰が犯人か、どうして犯行が起きたのかということより、読みながらどんどん溜まっていく違和感がこの作品の「謎」。ラストで解消される真実は意外性抜群。面白かった。
夜読むには良いシリーズですね(笑)怖い雰囲気が(笑)殺人事件の謎としては少し物足りない感じがありますが「館」の秘密の方はいいですね(笑)今回はかなり大がかりな感じでしたし(笑)そろそろ新しい「館」の物語が読みたいかな~(笑)ホラーの方に少し力を入れてるみたいですが・・・。
「館シリーズ」6作目。他の作品と比べるとミステリー度が低く、派手さはない。相変わらず・・・というよりいつも以上に(?)伏線は散りばめられていたけど、気づかなかったわ。今回は特に読んでる間の自分の想像力と空想力が足りなかったかも。真相はやっぱり綾辻氏の巧みな仕掛けが炸裂して「あぁ~!!」と唸る。違和感が解消されないむず痒さも、もはや病みつき。
黒猫館の殺人の
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感想・レビュー:215件















































