地獄の奇術師 (講談社文庫)
地獄の奇術師を読んだ人はこんな本も読んでいます
地獄の奇術師を追加
地獄の奇術師の感想・レビュー(210)
探偵小説はあまり読んでませんが頭脳明晰の素人探偵の設定は好きでした。一応注釈はありましたがそれでも他の作品の引用は半分くらいしか理解できなかったのが残念。悪魔のラビリンスと人狼城は読んでましたが他の同シリーズも是非読んでみたいと思える作品です。
タイトルからして乱歩オマージュなデビュー作品。そこかしこに引き合いとして出てくる探偵小説の名前とか解説とか作者の好きすぎ感を微笑ましくとるか、もしくは素人っぽい暑苦しさと感じるか。内容については目新しいところはゼロ。強いていえば探偵が美少女であるところがやや珍しい?この作品ではあまり魅力的でもないキャラだが。
冒頭は遺跡の内部にある薄暗い石室から始まり、それから物語は『十字架屋敷』という不気味な館へと舞台を移し、そこに夜な夜な出没する顔に包帯を巻いた奇妙な男の出没と、その男による摩訶不思議な犯行、怪奇的な雰囲気を終始表現する書き方は本格ミステリー好きの人には申し分ない作品だと思います。探偵役の二階堂蘭子の自信家で怖いものなしというキャラクターも好きなりました。やはり美女と、こういった不気味な世界観、この2つの要素があるというのは乙なものです。
古典的で、不気味で、おどろおどろしい雰囲気が楽しめる探偵小説。探偵のミステリ小説語り、ミステリ蘊蓄が多く、作者の本格ミステリ大好き!という姿勢をとても感じました。
これは、本格? 乱歩っぽいトンデモ系ミステリは決して嫌いじゃないが、語り手があまりにもおどろおどろしさを強調するのは萎えますわ。別に怖くないし。分厚い割にはサクサク読める点は良い。
タイトルが乱歩っぽいな~とか思ったら、それを意識しているのね。時代が昭和42年というのもレトロでいいね、懐かしい雰囲気で。犯人はこいつだろう、と結構早い段階でわかっちゃうけど。注釈もタメになるし、なかなか楽しめました。
初二階堂作品。ズドンと重い、新本格ミステリ。陰湿な雰囲気、猟奇的な犯行で推理小説!って感じがとてもします。奇抜な殺人に対しての理論的な推理ってのが良いですよねー。良い犯人だったし良い探偵役でした。こんなに重いのに探偵役が女子高生ってのがまた良いよね!蘭子ちゃん可愛いよ!江戸川乱歩オマージュらしいですが、偶然にも江戸川乱歩を平行して読んでいたので雰囲気似てるのがわかりました。次読むかは別の話だけど…(笑)
★★★☆☆ 時代設定が古かったことにまず驚いた。そういう話だったのか…。後ろに注釈をつけるという形式は面白いなと思ったが、真犯人は序盤で見当がついてしまった。
ばらばらの事件を組み合わせて一つの本にしてしまった感あり。ページ数が多い事と区切れが明確なため、二分冊か三分冊にすべき内容に思えた。 古典的香りが濃厚な、二階堂デビュー作。
少し鼻につくほどのミステリの薀蓄。雰囲気はいいが、昭和四十二年という当時の色は今ひとつ生かせていない気がする。第一幕を読んだところで犯人の目星が容易くつく。何よりもプロローグが必要ないと思った。こういう情報は作中で出したほうがよいと思う
おもしろかった!本格!古典ミステリの楽しさを凝縮したような一冊。数多く引用されている古きよきミステリの匂いが満ち溢れている。狂気、猟奇、密室、連続殺人、探偵、それから美少女!江戸川乱歩の作品を楽しく読んでいた少女時代に還ったみたいに夢中で読んだ。シリーズ物なので続きも読む!
本格探偵小説信望者である二階堂氏本人が読みたくて渇望していた小説なのだろう。誰も書かないならば俺が書くという気迫が行間から湧き出てくるようだ。中身は乱歩の名作のモチーフのオンパレード。そんな時代錯誤な作品世界に現実味をもたらせるために二階堂氏は時代設定を昭和42年という、まだ日本の街に暗闇が残る時代を選んでいる。本作は不可能状況、不可能犯罪の連続なのだが、案外と作者の意図と犯人は透けて見えたように思う。最後の小難しい推理はあまりに抽象的過ぎるし、観念的過ぎるので蛇足だろう。
サイン会に行くので再読(笑)ミステリ談義が面白いですね(笑)ただ少しきわどいというかネタバレが・・・。江戸川乱歩のような雰囲気が好きです(笑)「地獄の奇術師」って名前も(笑)初期にあった「二階堂家の崩壊」って設定が崩れてしまったそうですがそこも気になりますね(笑)とりあえず蘭子には早く復活していただきたいです(笑)
☆8 重厚な本格物だが,探偵役が女子高生なとこは新鮮。会話に国内・海外ミステリが引き合いに出されるのでファンには嬉しい。また豆知識や証拠などについて注釈がついていて,フェアプレー精神もあり,ミステリファンも入門者も楽しめる作品だと思う。
タイトルは江戸川乱歩のオマージュ。しかも、あまり評価されない通俗長篇というあたりに、二階堂黎人の新本格派の中でも独自のスタンスが窺える。
初めて読んだときは電撃に打たれたようだった。引用の多い二階堂さん。いずれは海外ミステリを制覇して再読を・・・無理だな。1999年以前読了
地獄の奇術師の
%
感想・レビュー:44件














ナイス!





























