李歐 (講談社文庫)

李歐 (講談社文庫)
522ページ
1125登録
amazon.co.jp で李歐 (講談社文庫)の詳細を見る
読書メーターにつぶやく
share

李歐を追加

読んだ本に追加
読んでる本に追加
積読本に追加
読みたい本に追加

李歐の感想・レビュー(861)

読み疲れた。大阪、吹田が出るから読み続けた。一彰がなぜ大陸にこだわったかが理解できない。どれもが中途半端で、結論は読者が好きなように考えてというのが作者の姿勢に思える。「金塊を抱いて---」と同じテーマ。 男のロマン?大阪。中国、北朝鮮のありそうでない闇の動き。この作者は難しい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/16

高村作品に出てくる人物は言葉にする前に頭で考えて、自分の状況に苦悩し浮かんでは消える思い、それがなんだったのかそれすらも感じることもなく生きるために行動する現実感がある。この作品は青春群像のような書き出しだが、主人公が大人になっていく過程を塩辛さで表現していく。その主人公の前に突如現れる李歐。つかみどころがなく、手の届かないような人物かといえばそうでもなく、会えないけどいつも傍にいて、でも会えない。もどかしさに身もだえ李歐に恋焦がれてしまう。恋愛小説なのかな?今年の桜を見るとこの作品を思い出すんだろなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/10

硬い文章をただ読み辛いと一言で表現して良いべきか、単に自分の読解力の至らなさじゃないのか、と考えさせてくれる程度には久々に読み切るのに苦労した小説だった。しかしこういう友情とも同性愛とも表現しにくい人間関係の話はとても自分好みだったので苦労はしても苦痛とは感じなかった。確かに完全な大団円とは言いにくい結末だったし、一彰と李歐の再会の場面はもっと掘り下げてくれてもよかったのではないかというのがやはり少し心残り。それでも読了後の何とも言い難い満たされ感はこの「李歐」独特のものだと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/07

”愛する”というのは胡蝶の夢のようなもの。一夜の夢が、数十年の月日と並びあうことがある。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

機械オタクと勤勉で強運な男が出会って惹かれ合ったホモっぽいお話、でした。一彰は淡泊なようで情が深く、周りを巻き込んで狂わせる。李歐は一彰を狂わせてるようで狂わされてるというか…ラストで棺が出てきたときぎくりとしてしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

やっと読みました。通勤時間にゆっくり読むつもりが、気付いたらホームのベンチで熟読。せめてカフェに入れと…とりあえず悲しい結末ではなくて安心しました。李歐と一彰がいっしょにすごした時間はわずかなのに、ここまで思いあう(執着ともいうのか)のがすごい。「わが手に拳銃を」も読みたいなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

「你下来吧!」のくだりと千本の桜を君にのくだりは震えた。全体的に、まるで嘘のような話だった。いや勿論フィクションなんだけどそうではなくて、春霞の如き満開の桜に化かされたかのような読後感。李歐の内面的描写が全く無いことや、平凡に過ぎる日々とスケールの大きな裏社会の話が奇妙に平行しているところなんかが要因かもしれない。あと、てっきり主役二人のうちどっちかは死ぬと思い込んでたからかも(笑)しかしハッピーエンドでした。愛と魂の話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/26

おとこがおとこに惚れた…んじゃなくて、李歐に一彰が、一彰に李歐が惚れた、ということだと思う。からだという境界線を脱ぎ捨てて、心臓と心臓で相対したふたりの物語。。ただ、咲子さんの事は、もの凄くショックだった。何度、読んでも…だから、素直に大団円を喜べない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/12

再読。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/10

時間も空間も超える物語。李歐はともかく一彰の魔性っぷりったら…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/12

『神の火』の電気系の知識もすごいと思ったけど。この本に出てくる機械系知識も負けず劣らずたいしたものです。そんな工学系読み方も、高村さんの本には似合うのでは。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/07

二人の間になぜそこまでの気持ちが生まれたのかが理解しきれなくて、突っ込みたいことは山ほどあるけれど、そんなことはどうでもいいと思うくらい壮大な話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

李歐は魔性だなーと思ったけど、一彰もなかなか魔性だったと、読み終わってちょっとしてから思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/10

大陸も歳月も越える壮大な物語。李歐が何て魅力的なんだろう。

最初から最後まで一彰は李歐に惚れっぱなしだった。なんて壮大なBLだw
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/03

一彰、そんなに李歐が好きならついて行けばよかったのに…と何回突っ込んだことか。ラストはビックリするような大団円で、感動したけど、ちょっと拍子抜け。再開編が3Pって少なすぎる。もうちょっと心の交流が欲しかったなぁ…一彰と李歐の。お話は面白かったけど文章は読みづらかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/01

文章が硬く内容も重い印象をもっていた高村さんだったのでこの作品は意外。李歐は絶世の美男子で殺し屋だったり、男同士の友情を超えたプラトニックラブ的な繋がりなどキャッチーな設定でするすると読めてしまう。セリフがドラマチックで外国の映画のよう。とにかくかっこいい。過去に囚われた男と今日を生き抜き未来しかない男。過去と未来が合わさって人は人らしく生きていける。そんなラストシーンがとてもステキだった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/29

meg
とにかく李歐がかっこいい!一彰と二人で『草原情歌』を歌う場面が二人だけの秘密の仕事の後の解放感で、読んでいて若い時ってこうだよなぁと共感して楽しかったです。読み進めていくほどに、もしかして悲しい終わり方なのかな…と予想してしまって、少しずつ読んでいたのですが、二人にとっては幸せな終わり方だったので大満足です。大阪の淀川沿いの工場や古くなって錆びついた船を見ると、もしかして…なんて思ってしまいます。高村薫さんの他の本も読んでみたいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/19

読み終わって、文庫カバー装画を見て、大陸と李歐に思いをはせる。美しくて、人を惑わせて、実態が掴めないような。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

鋼の文体。感傷的な心情を排している分、泥臭さを好む男には描けない髙村文学の代表例ともいえます。これを読み終わって、ふと、佐藤友哉氏の『灰色のダイエットコカコーラ』を思い出しました。なんとなくストーリーは似ているものの、正直、『李歐』の方がストーリーの壮大さ、主人公の心情の精密な描写、登場人物の魅力さという点において比較になりません。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/30

高村作品は2作目だが、相変わらず読みづらい文章というのが個人的な感想。 やはり自分には大藪作品なのだなと改めて確認させていただいた1冊。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/27

一彰と李歐の結びつきや絡み方という最も肝心な部分がいまいち不自然だったが、一彰自身とその周りが重厚でリアルだったため読み応えがあった。男が男に惹かれるとき、色恋でなくとも、まああるだろうけど、そういうときはこんなに明確で自覚的でなく、もっとモヤッとした気持ちの方が自然じゃなかろうか?オレだけかな。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/22

浅田次郎を煮詰めた感じ(謎)。息苦しい部分もあるけど、好きです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

○文章に高村さんのリズムを懐かしく感じる。裏の世界がよく理解でしなかったが、登場人物が皆、魅力ある。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/29

いつか読もうと思っていたのに、結局読まずに今まできた。もっと早く読んでおけば良かったなぁ。なんだか桜の印象がとても強い。それにしても、しめて15年。長い年月だけれど、二人の間の確かな絆に胸が締め付けられるようでした。一彰の「恋しい、恋しい」という言葉が印象的でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/23

「惚れたっていえよ!!」  満開の桜と、木馬と、ただただ恋しいっていう気持ち。ストーリーは凄まじい内容なのに、読み終わって残るのは、そんな淡いピンクみたいな気持ち。他の高村薫作品を読むと、このリオウを読み返したくなるな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/22

間違えて借りてきたものの結局最後まで読み切っていた。霞みのような男だと思った。李歐には生き抜く強い意思がまるで桜の大木のように根付きながらも、風にさらわれ散りゆく花のような儚さがあったのに対し、一彰にはどこまでもどこまでも浮遊感や虚構感しかないように思えた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

拳銃や旋盤などの細かい描写には途中から辟易させられたものの、終盤の畳み掛けるような急展開には思わず手に汗を握った。大阪の下町工場で大陸を想う一彰と、時代に翻弄されつつ世界を股に掛ける李歐の魂の共振。アングラ社会とアジアの激動が絡み合って何とも言われぬ熱い読後感が残った。手あかの付いた言い回しが時折鼻についたのと、「臓腑が震えた」などの表現がやけに頻出するのが気になったが、広大な大陸の風を前にしては些細なことでしかない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/05

一息に読んでしまった。時代に翻弄されながらも、それぞれの場所で、それぞれの色形で、命の火を燃やす男たちの物語。一彰と李歐だけでなく、笹倉や守山の運命や田丸の生き様もまた滋味深い。ドキドキして読み急いでしまい、じっくり味わうことができなかったが、それもまた、この作品の持ち味ということか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/02

残った台詞→『明日ってやつがいつでもある人間は幸せだ』ありきたりな台詞ではありますが、3.11もあり改めて感じるところがあります。他にも、『コケーコッコッコッ』『水銀灯』『死者は常に勝つ』。そして、李歐と一彰の別れる場面。ここからの15年が濃厚でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 06/26
mi!
当時感動しすぎて再読できなかったです(爆)作品の世界から抜け出すの大変でした(笑)
ナイス!ナイス! - 07/10 19:32

市川 いっちー
読んでいる、こっちが照れる程に相思相愛で。ある意味、恋愛小説ですね。
ナイス!ナイス! - 07/10 19:42


十年ぶりくらいに再読。むかしは純粋にかっこえぇと思って震えた記憶があるが、今回はそれに加えて、同じく震えるほどの羞恥を禁じえなかった。こういうのって、(私にとって)成長なんだろうか。ビミョーだ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/21

高村薫さんは、小説のジャンルは違えど、栗本薫さんと同じ匂いがしました。 登場人物が魅力的で、女性が書くからなのか、寒々とした裏社会の物語のハズが、どこか柔らかい気がしました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/19

人間ドラマが秀逸。世知辛い世の中も非現実的な所も心にうっとくる。 そしていつか自分もあの大陸に行ってみたい。きっと眩しすぎて目を細めるだろう
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/14

なんて魅力的な李歐のキャラクター…。残虐さと大らかさ、過酷な状況の中にあって常に人を引きつけるしなやかな美しさ…。作中に出てくる桜のイメージと重なってとても印象的だった。でも、けっして儚いイメージじゃなく、春に必ず再生し、人を眩惑し、大地に根ざす力強い美しさのような感じがした…。誰かに惹かれ、言葉だけの約束で、大陸や歳月を越えて再会を果たすなんて壮大…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

大陸を夢見るってのは壮大。島国の感覚を思い知らされます。いつも冷静沈着な李歐の「降りて来いよ」が切ない。唯一あの場面だけですもの。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/31

折りしも桜の季節、友人に借りる。 女から男から事件まで、あらゆるものを引き寄せる一彰。外見は淡白そうな草食系ぽいが、六歳にして拳銃を組み立てるような器用な手先と、突出した熱情と淡白さが、隠していても、嗅ぎ付ける人には嗅ぎ付けられる、奇妙な魅力なのだろうと思う。 その一彰と惹き合う謎男、李歐。少年のようであり、覇王のようであり、一彰に負けない、希有なバランスを保っている。「降りてこいよ!」とずぶぬれになって叫んでいる李歐の姿が一番正直で、一番好きだ。吉田秋生先生に画に起こして欲しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(1) - 05/05
ノト
あーなるほど、アッシュと英二を彷彿とさせますね…
ナイス!ナイス! - 10/20 23:12


桜満開の美しい景色が読むたびいつも心に浮かぶ。物語自体は高村作品特有の暗く重い設定なのに、満開の桜の下で舞う美しい李歐の姿が瞼に浮かび上がり、桜の季節にはいつも読み返したくなってしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/30

15年越しの再会の描写より、そこに至るまでの双方の気が狂いそうなほどの感情の描写に引き込まれました。それぞれ妻子を持ち、それを愛しているにも関わらず互いを想い合う二人の関係は、深く濃い想いで繋がれているようでしたが、私にはすごく純粋で、さっぱりとした美しいものに感じられました。二人と息子の未来が明るいことを願います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/27

31歳最初の1冊。読む度に言い表せない寂寥と大陸の雄大さを感じる。一彰や李歐の力強さと圧倒的な美しさが桜の印象とすごく重なる。。。具体的にどこが、というのでなくただただ惹き込まれてしまう
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/08

やはり著者が女性だからか堅く残忍な世界感もどこか柔らかく、春、そして桜のイメージが常に根底にあると思った。李歐の凛とした美しさや話す、唄う言葉が頭に響いてくるようで、こんな素敵な人と逢い、惹かれている一彰を羨ましくも感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/07

もっと見る
李歐の 評価:39 感想・レビュー:167
ログイン新規登録