グノーシス (講談社選書メチエ)
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グノーシスの感想・レビュー(35)
11/11:ろすす@Twitter非連携
興味深い本。どこか、こんな悲惨な世界が予定調和であるものか、というヴォルテールの響きにも通ずる説、つまり神という存在は肯定しつつも、それにしては不完全で善とはほど遠くできているこの世界を説明するための一つの方策だったのだろう。執筆者はときに、グノーシスについてより、研究はどうあるべきかという教育に走りがちで、さながら手紙による説教のようでもあるが、そこに、救う義務がないのに愛から救済するというマルキオン的な神の善意が感じられるせいか、不快にはならない。グノーシスに興味を持ったら是非読むべき本。
和書オリジナルのグノーシス概説書としては本書が最初らしい。この「異端」思想が運動面や活動的史実を持たなかったのは、最も盛んだった後2世紀という時代が人類史でも未曾有の安定期であったローマ帝国治下の平和を享受していたためであったという。面白かった。再読しようと思う。
07/24:梟木
07/07:たらら
06/27:たぬき
再読。「待望の入門書」と帯に銘を打たれている。しかし初めに読んだ時からと同じく今回も腑に落ちず。この本を高く評価している方々には大変申し訳ないのだが、この方の「グノーシス」に対する研究・執筆スタンスが、非常にまずい問題を孕んでいることについて再三にわたって強調しておかなければならないことがある。この問題はタイトルの副題からして滲み出ていて、その内容もこの副題に顕れている問題から抜けていない。つまり「グノーシス」という語を「古代キリスト教の〈異端思想〉」などと締めくくっている時点でアウトだということである。
03/26:taken
03/02:olif
02/25:蔵野
02/23:philoxenos
聖書のつじつまの合わない部分を創造神と至高神を分離することにより一刀両断に解決してしまうというグノーシスの手法に、初読時は随分びっくりしたものです。
10/11:シノ
10/06:林 一歩
09/08:せがた三四郎
06/06:AR
05/14:sai10_san
02/03:はるしにゃん
様々な側面を持つ複雑な事象「グノーシス」について、その根幹が成立したと目される紀元二世紀に着目して考察した労作。もっとも不完全と思われた「マルキオン派」の動向が、実はキリスト教多数派の現在のあり方にまで多大な影響を与えていることなど、意外な視点を数々提供し、読書の『好奇心』を刺激して止まない一冊。
11/25:よしはる
08/19:骨麒麟
07/11:マアカ
2世紀後半に隆盛したキリスト教グノーシス主義について概説する。3大流派であるウァレンティノス派、バシレイデース派、マルキオン派にそれぞれ1章を当てて解説している。巻末にナグ·ハマディ写本についての解説も付されている。今日の、正典の聖書の成立の発端がマルキオンの聖書の成立によるものだった、という話が意外で面白かった。
07/22:ビタミン
04/16:isaragi
12/31:atslave
12/25:千鳥
--/--:唐谷鈴人
グノーシスの
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感想・レビュー:12件













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