風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
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風の万里 黎明の空の感想・レビュー(1681)
このことに余り触れる人はいないのだけど、慶主従が揃って他の民と同じ様な形で和州の様子を見聞したことはとても意義のあることだと個人的に思っています。細かなことはそんなに書かれていないけれど、これがあったからこそ慶主従はお互い向き合える事ができたのでは。
職業的視点も交えて再読。3人の人生が交わり共に闘っていく様が見事。蘭玉の最期には涙しながら、民の王への期待の大きさを痛感。三百万の国民の命や期待が王ただ一人の肩に圧し掛かっているのだと思うと、陽子は本当に凄いものを背負っているのだなぁ、と思った。景麒に騎乗した陽子の激昂と景麒の「主上の御前にあって~」の台詞が大好き。陽子の王らしさが出た瞬間。初勅の場面も好き。「月影」で確立した自分を貫いている陽子が眩しい。一方で最も多くの人が亡くなっている話で。主上が後書きでその事に触れているのが印象的。
一晩であっという間に読んでしまえるほど引き込まれた。皆が各々に立ち上がって一つに集まっていく感じがとても気持ちいい。この本の中で特に好きなシーンが、陽子の秘密を聞いた後の祥瓊と鈴の口上だ。これを読んでるときが一番ゾクゾクした。
自分の民(兵)を自ら手にかけなければならなかった陽子は何を感じたろうとこの歳にして初めて思った。沢山人が死んでるし、哀しく辛いことも沢山なんだけど、後半の疾走感、読後の疾走感はたまらない。ヤメラレナイトマラナイ そんな十二国記(そういえば、ようやくこの話で十二国記というシリーズ名がついたのだねぇ)
悪に踏みにじられている民が真の王と共に立ち上がる…こんなに盛り上がることはありません。陽子はこの件で真の王気を身につけ始めていますね。鈴たちも自分を慰めることをやめて人々の為に立ち上がったし…感化されました
延王のような超然とした人物もいいが、悩み続け、自分で行動する王、というのは、地に足がついていて、実にいいキャラクターだと思う。結局陽子が一番のお気に入りになった。3人の少女が一堂に会し、上巻の最初に出た初勅で締める。巧い構成。
3人の成長が良かった!特に陽子が格好良い、最初にウジウジ悩んでいたのが嘘みたいだなぁ・・・。自分的に禁軍の将軍を一括するところと、初勅をだすシーンがお気に入りです。あと陽子と景麒の関係が何気に好きw
盛り上がった!とても良い爽快感!出会ってからの三人の成長がとても眩しい。弱い自分に負けないことって大事だな。王なのに反乱軍に加わっちゃうところとか、とても陽子らしくて楽しくなる。景麒にのって禁軍の前へ姿を表したときは鳥肌が立つくらい格好良かった。その時の陽子と景麒のやりとりがお気に入り。景麒も最初の頃の冷たい感じが薄れて、本当に陽子を大切に思っていることが伝わってくる。あの呼び出し方には笑ったけど(笑)。陽子の初勅に込められた意味がとても深くて最初から読み返したくなりました。
絡み合ってきた少女たちの運命がついに交わる巻だけあって、初っ端からラストスパート。陽子も祥瓊も鈴も、ついに逃げない己を見つけてます。/陽子が景王だと告白する場面が陽子らしくサバサバしてて好き。少女たちはこれからずっと固い友情で結ばれるんだろうな。憧れる/祥瓊が自分の元の身分を自ら明かせるほどになったことに彼女の成長を感じた。/人の上に立つ者の義務と責任、そして苦悩。ここまで余すところなく描写された本は初めてで、だからこそどっぷりとこの世界に浸れたし、より一層、十二国記が好きになった。著者様にただただ感服。
本棚。初勅に込められた意思と意味がもう!!其々が痛みを知り、今手を伸ばせる限界を知る。知ったからこそ広がり、高みを目指し求める事ができる。それを真っ直ぐに少女小説で描いた著者の力量には感嘆するばかりです。 国を預かる責任とその重み。荒廃した国・官吏とそれでも国を想い行動する人々の姿。きちんと描いてるからこそ、伝わってくる「何か」があります。 それでも景麒と使令の使い方は荒いよなぁ、陽子(笑)。
鈴と祥瓊の関係に憧れた。陽子が真摯に打ち明けるところも。三人ともがそれぞれの立場を知り、そして責任を果たす。すごいことだな。本当に。
陽子かっこよかった~。しかし倭国の人間なのでどうしても『ようこ』読みしてしまうのだけれど作中では『ようし』呼びされているのだろうか?でも陽の字はそもそも『よう』と読むのだろうか?その他の言葉はどうでもいいけれど人名地名だけは何となく気になってしまいました。
胸がスカッッとします。絶対アニメも再観したくなるwwでもアニメの鈴の声は苦手なんだよな~。嗚呼見たいっ
ラストに向けての勢いが凄くてほぼ一日で読み終わってしまった…ちょっともったいなかったな。でも最後が本当にカッコ良くて、一気に読んだ方が興奮する!
予想通り上巻ではバラバラだった3人の少女が出会う。陽子が景王だと2人にバレる所の会話がテンポよくて好き。それにしても景麒はいい所で現れるなぁw
再読*だんだん景麒が柔らかく(?)なっていく。革午に名乗りをあげる祥瓊がカッコいい。そう言えるようになったのね。そして相変わらず“ひょっとして”が多いわ〜
上巻での鬱屈を吐き出すように、最高のカタルシスが待っている。ひとつ思うんだけど、やってしまった行為自体はともかく、前王時代の祥瓊ってなんか悪いことしてんのか?
再読。下巻を読むと再び上巻を読みたくなるから不思議w 鈴の気持ちを理解するのがけっこう難しく、苛立たしさを拭えない…だけど、最も自分に起こり得ることかもしれないなと思ったりする。。毎度のことながら色々と考えさせられますー(* ´∀`)
ラストの盛り上がりは異常!景麒に乗り禁軍と相対する陽子は本当にかっこいい。ここが読みたいが為に再読した甲斐があった。好きだわー☆5
登場人物が多く、十二国記独特の地名や地位がたくさん出てくるので、すいすいとは読み進められなかったが、やはり期待通りの面白さ。最後の陽子は本当にかっこいい。どんどん王様らしくなっていくなぁ。遠甫の正体にはにやり。面白さに勢いに任せて読んでしまったので、また今度読むときはもう少しじっくり読みたい。
三人娘が集合。怒濤の展開に時間を忘れて読みふける。血を何より嫌う麒麟に血まみれでまたがる陽子に絶句。でもこのシーンが一番印象的。景麒も出会った頃の無愛想で嫌みったらしいのが嘘のようにおろおろしてるのがおかしい。初勅が決まらず悩んでいた陽子だが鈴も祥瓊と出会うことでようやく自分らしい初勅を見つける。 成長したね・・陽子。残り二人も。
この本に出会ったのは中学生のころだったと思います。読み返して、自分の価値観への影響の大きさに驚きました。「初期鈴にはなるまい」と、ドイツ留学に持って行った。「みんな同じくらい辛いんだ」。自分が辛い時は、もっとがんばってる人を探すようになりました。「誰かが誰かより辛いなんて嘘だ」は、実行できていません。何度読んでも、難しい話だと悩み、ラストシーンの爽快感に救われます。
ついに陽子、祥瓊、鈴の三人が出会って、共に悪しき官吏に立ち向かう。ほんと映画を見ているように物語の映像が頭に浮かぶし、ラストはすごく興奮した。信頼できる仲間を得られて、陽子はどんな王になっていくのだろう。
ラストは読んでいて気持ちがいいですね。大切に読もうと思いながら1日で一気に読んでしまいました。自分を哀れむのではなく,前に進む勇気をくれる作品でした。
禁軍出たあたりからラストまで鳥肌がとまらない。
「――初勅とする」のあとの十二幻想曲の再生率は半端ない。
陽子かっこいいよ陽子。この爽快感を得るために読んでる。
再読が片手程度数までは純粋に楽しめたけど、最近は鈴にもやもやしてしまって素直に全部楽しめなくなってしまった。大人げないかな。
風の万里 黎明の空の
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感想・レビュー:206件














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