風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
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風の万里 黎明の空〈上〉十二国記の感想・レビュー(1688)
職業的視点も踏まえつつ再読。3人の少女が成長していく話と言えば簡単だけれど、成長前の姿が余りにリアルで自分の醜さを突きつけられた気分になる。陽子は自己評価が低いのにそれを呑んで威厳を保たなければならない一方で、鈴と祥瓊は自己評価が高くて他者からの諫言が聞き入れられないという対比は少し面白い。陽子が玉座を疎んでる事に己で気付き、向き合えたのが凄い。市井に下りると言った陽子に対する景麒の想いは胸に来るものがある。個人的に好きなのは珠晶。この世界で奚の長に直接声を掛ける事は普通の王なら出来ないんじゃないかな…。
いつも鈴や祥瓊に苛立ちを覚える訳だが、未だにそうなのだから、自分は変わらず駄目人間だってことだな。下巻の爽快感を知ってる分、早く進めとやきもきする(笑)
読了後、この巻のテーマは「罪」と勝手に決めました。罪の所在をなすりつけ、不幸の所在は自分の所にしか無いと思い込み慰める。そんなことをしたって何も始まらない…上巻はそれを気付くための準備といった感じです。…ちなみに陽子は上の事とは当てはまりません(汗)
鈴や祥瓊のようになってしまっていること、きっと誰でもあると思う。何でも他人のせい、自分は悪くない、と。人は、中々一人では変われない。それにしても楽俊は素晴らしい人物だ。叶うことなら友達になってほしい。そしてその毛皮をもふもふさせてほしい。
うん・・・・、十二国記って色々グサッと来るな。それぞれ最初は自分の事しか考えてなかったけど、遠甫、楽俊や清秀と出会う事でそれぞれ色々考えさせられていく姿が良かった。あと恭国珠晶が素敵だと思ったw
三人の視点で展開していく四作目。色々な面で自分を見つめ直す必要に捕らわれました。27歳にもなって今更!(笑)←笑い事じゃない!鈴の自分が一番辛い発言は身に覚えがあるし、祥瓊の妬みや知ろうとしなかったことにも覚えがある。彼女たちに共感できる部分が多くあるから、後半の楽俊の説教には自分が恥ずかしくていたたまれなかった。清秀の言葉も耳に痛い。後半彼女たちがどんな風に成長していくのか楽しみです!
九章の楽俊の説教はとても耳に痛かったが、その分ものすごく印象に残るシーンで、色んな事を考えさせられた場面だった。ー「知識として知ってるだけで、実はそれが本当はどういうことだか、分かってねえ気がすんだよ、悪いけど」(本文抜粋)ー
十二国記シリーズ四作目。陽子、祥瓊、鈴、各々の視点で物語が展開してゆく。/異世界へ飛ばされた鈴の「自分が最も辛い」という考えには心のどこかで納得して共感している自分がいて、そんな自分が嫌だったし、清秀の言葉は私の胸に突き刺さった。自分も最低な考え方で生きてるんだと感じて、同時に猛烈に恥ずかしくもなった。この本からは学ぶことが多すぎる。/恭国珠晶は陽子や尚隆とは違う意味で、王に最も相応しい人物だなと思った。
大好きな風の万里。東の海神とあわせて一番読んでる巻。そして多分日頃の生活の中で一番多く思い出すのがこの巻に出てくるいくつかの台詞。私が始めの頃の鈴が嫌いなのは自分に一番似てるからかなと思ったりも。ストーリー的には後半が楽しみね。もう何度も読んでるのに楽しみで仕方がない。
本棚。何年ぶりかの再読。恭王珠晶が無駄に素敵だと思うんですよ!(珠晶好)。 そんな事はさておき、三人の少女が其々の弱さを抱え彷徨う姿は、他人事とは思えないくらい痛い。彼女らが抱え、向きあう弱さや罪は誰もが知ってて見ないふりをしてる「自身」。彼女たちがそこから逃げようとする姿は、解ってしまうが故に辛いし痛々しい。 景麒の苛立ちもこの年になると共感できるし、ホント色んな読み方が出来る作品です。
この説教くささがたまんない!好きなキャラが出過ぎてはんぱないです。下巻が楽しみだ。やっぱし、供王最高やね。そして、清秀。台詞が重いです。
やっと陽子の話にもどってきた感じ。。。国の政なんぞ全然分からないし、民の生活もどんなだかわからない陽子。そりゃそうだわな…あれよあれよという間に王になってしまったって感じだったもんねw そこで官の思い通りに収まってくれないところが陽子らしい、と思ってしまった。
アニメ版ではお気に入りの話だったけど、原作は読んでなかったので十二国記の波が来てる今の内に読んでみた。アニメよりも3人の悩みとか心境の変化が分かりやすくて、この話をもっと好きになれた!十二国での単位やその他の細かな事をしれるのもこの巻の魅力だと思う。
3人の少女たちが魅力的な巻。祥瓊と鈴は共に可哀想なキャラだが、つらい過去の影響か、普通の人とは考え方や性格が少しずれている。このずれを少し治してくれる楽俊と清秀もまた良いキャラ。これから3人は出会うのか。下巻も楽しみでならない。
国を治めることの大変さ。自分の境遇に不満を吐いて迷してしまう少女たち。読者のイメージの中で無双する楽俊。彼なら「ハハッ」の鼠にも勝てる。
ちょっと説明的な文章が多いのが否めない感はあるが、今回もまたしても面白い。鈴にも祥瓊にも自分を重ねてしまい、読み進めるのがきつい部分も。自分を省みて苦しくなりました。下巻できっときっと良い方向に向かうのだろうとは思いつつも、悶々としてしまいましたが、とりあえず下巻を読むのが楽しみ。
★★☆☆☆ 鈴・祥瓊には、もどかしさを感じた。清秀が船の上で鈴に行った言葉がとても印象に残った。陽子には、自分に自信をつけて立派な王になってもらいたい。最近、十二国記ばかりなので、次は違う本を読む予定。
三人の娘の成長記。自分が彼女らと同年代の頃は、自分を彼女らと置き換え歯がゆさに悶々としながら、年齢を重ねてからは三人娘の可愛らしさ(陽子以外は憎たらしい事もあるけど)に、にやにやしながら読み進めた。鈴も祥瓊も凄くイヤな子なんだけど、その時点では精一杯なんだろうな・・と。なんだか自分が老けたな・・と思った(爆)。楽俊は本当に癒し。^^ 癒しなだけじゃなくて彼はとても正しく潔い。こんなネズミが欲しい。
[★★★★★]再読。十二国記は1,4,5作目が最高に面白い。ビルドゥングスロマンなんだけど、風の万里は痛みを伴う成長を描いている。その分深読みするほどに味わいが出てくるお話。陽子・鈴・祥瓊にスポットが当たっているけど、モブキャラの言葉にもちゃんと意味がある。再読するなら、全体を意識して読むと良いかも。例えば祥瓊に公務を教えなかった父王。彼はなぜ、祥瓊に教えなかったのか。腐敗した政界から子を守ろうとしただけでは無いのか。なんていう。3人の旅。それぞれの人生が交錯し、歩む道が変わるパラダイムシフト。
再読
陽子の成長を見るのは本当に気持ちがいい。
楽俊と蘭玉に癒される。
祥瓊ルートは耳が痛い。
鈴には火垂るの墓の兄のようなおろかさを感じる。
王となった陽子。王としての在り方に悩んでいるあたりが成長を感じさる。楽俊は相変わらずいい男だ。祥瓊の心が楽俊に温められていく様、鈴が清秀に出会って自分に欠けているものに気づき始めるあたりも先が気になって仕方ない。3人のストーリーそれぞれが進展をみせて楽しめる贅沢な上巻だった。これからどんな風に彼女らが交わっていくのか楽しみ。ただ、独特の読み方をする漢字に苦しめられたけど...
新たに王となった蓬莱出身の陽子、人買いに買われて流されてきた鈴、公主として幸せに暮らしていた祥瓊。三人の、それぞれにこの世界を知らない少女たちの物語は、どうなるんですか、絡み合うんですかこれから?というところで上巻が終わったので急ぎ下巻を読みはじめます(笑)。
読んでいて自分自身の弱さを突きつけられたような衝撃がありました。 が、陽子の「分からないことを学ぶ姿勢」が潔くて良い王になるんだろうなぁ・・・と思った。 楽俊登場で浮かれまくった^^ 楽俊に思いっきり抱きつきたくなる(笑) 柔らかそうだなぁ~。
祥瓊と鈴を通して、楽俊と清秀に、自分の弱い部分を突きつけられているようで痛く、苦しいのに先を急いで読んでしまう――そんな巻でした。陽子の弱さを正そうとする姿勢が眩しい。私も子供のままでいてはいけない、と改めて思った。それにしても楽俊は、正しくて言葉が耳に痛い事があるのに癒し系で困る。楽俊をもふもふしたい。
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記の
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