月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
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月の影 影の海〈上〉 十二国記の感想・レビュー(2263)
今更十二国記に手をつけてみました。凄い筆の力だなあと思いました。異世界にとばされた主人公の戦いを描いているのに、まさに現実世界そのものではないかと感じました。
屍鬼の次に読んだ小野先生の作品。ファンタジー要素もさることながら、人間のあざとさ、集団の残酷さを本当に生々しく描いてますよね。剣が見せた日本の幻想にはゾッとしました。しかし、冒頭は普通の女子高生だった陽子もこんなに変わるなんて…過酷な経験はすごい
職業的な視点も意識しつつ再読中。裏切りの連続で他人を全く信じられなくなる陽子の姿は読んでいて本当に辛い。誰にでも良い顔をして自分の居場所がないとか、温かい家があるのに辛いって言ってたとか、苛酷な旅路の中で陽子が悟っていく蓬来での暮らしの自虐的な評価も胸に刺さる。それでも生に執着する陽子は凄い。何故か心に残ったのが「ひとは身内に海を抱いている。」という一文。穏やかだったり苛烈だったりする心を的確に捉えた、素敵な表現。GHリライトでも主上は人の本質を水に例えてましたね。しかし景麒は説明不足も甚だしいな。笑
何年振りかの、何度目か分からない再読。初めて読んだおよそ17年前とは違うけど、引き込まれるのは未だ変わらない。この紙面のこの文章のこの文字たちには、何か不思議な求心力のようなものがあるに違いない。
ライトノベル屈指の名作だがお恥ずかしい話これが初読
これでもかとばかりに主人公の内面をえぐり出すような描写
どこまでも非情な世界
正直今の時代にこそ必要な作品ではないか?
体力的にも精神的にも追い詰められて追い詰められて追い詰められまくる。 このあとどうなるか分かってるから耐えられるけど、これは読んでてもしんどい。http://blog.oricon.co.jp/gagohan/archive/15/0
アニメから入って、ずっとずっと読んでみたかった。この原作の力があるからあれだけ心に残るアニメになったんだなあ、と改めて思う。陽子の葛藤も弱さも強さも全部いとおしい。辛かったけど、一気読みだった。異世界の描写の現実感がとてつもない。
今更ですが読んでみました。あれ、なんか思ったよりも地味な展開…。あまりにも救いのないまま上巻終了。これは下巻を読むしかない!
【2011/1/9】数年振りに再読。やっぱ十二国記は面白いなあ。【2011/12/25/心に残った本ランキングの為追記】十二国記を読むと基本活字苦手な私でも苦手意識が薄まって他の小説も読めちゃうという。
友人たちに猛烈に勧められたので拝借。最初こそ一気に進んだものの後半は全く進展しないので私まで不安以上のものにかられました。絶望しかない状況下で裏切りにあう陽子がいつかよい方向に進むのでは…いや、進んでほしい!という淡い期待を胸に読み進めること数時間。期待は脆くも崩れ去り絶望の真っ只中で上巻終了。おかげで上下巻一気読みでした。その方が読者の精神的にもよいです。著者の描写力が並どころのレベルでないため、否が応でもこの世界に引きづりこまれます。久々に大作と出会えました。
なんて過酷な運命なんだ~。これっぽっちの光も見えないまま、上巻が終わり・・・はぁ~~。 ケイキは何者で、なぜ陽子はこの世界に連れて来られたのか・・・早くこの謎を知りたいから、下巻を借りてこよう!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/14
深夜のNHKアニメを観て衝撃を受けた。あれから何年経ったのか…… 遅ればせながら、小説読みはじめました^^
再読。異世界渡りのファンタジー、ライトノベル、というキーワードで読んではいけない作品です。痛みもつらさも伴う陽子の道行きが本当に伝わってくるような筆致に圧倒されます。実のところシリーズの先行きが見えないので、何度も再読していますが、それでも色あせないのがさすが。
再読であります。人間のそれまでがどんどん破壊されてゆき、その果てで巣の自分と向き合わされる、その過程が強い筆力で描写されている。陽子の絶望やまた生命力というものを感じました。この巻を皮切りに全巻再読したいです。
再読。自己の内面に迫ってくる。人間の心の闇を凝縮したかのような言葉の数々は容赦なく胸に突き刺さり読む者を圧倒するし、今後の展開を知らずに読むのは大抵の人にとって辛いと思う。主人公の追い詰められ方が痛々しく、負の感情に同調してしまい、落ち込んでいる時に読めば更に気分が塞ぎこむことは間違いない。世界観や用語の理解にも時間がかかる。それでも私は十二国記が好き。緻密に構成された世界観が、この本ならではの味わいを醸し出していると思う。
初めから終わりまで心を徐々に砕いていく絶望が詰まっている。一筋の光さえ見えない。筆力は非常に高い。人間がリアルに描けているせいで良い意味で辛い。ライトノベルというより一般小説、あるいは時代・歴史小説的だった。良くも悪くも講談社の小説。設定も無理のないようしっかり組まれている。このカタルシスが下巻でどう解放されるか見物である。
再読のはずだけど、細かいところはほとんど忘れている。アニメも見たはずだけれど、覚えているのはもっと後の方なのかな?とりあえず、今回こそはシリーズ最新巻まで読みたい。
今更ですが、手を出してしまいました。 陽子のリアルさがとても斬新だとおもいました。 主人公だけど、主人公らしくないという感じで、いかにも今風の女子高生という感じ。正義感とか友情とかそんなもの0から始まるストーリー添加に二とてもひきこまれました。
とりあえず下巻のために読み終わったという感じ。上巻だけでは辛すぎる展開。まだこの世界にハマリきれない自分がいる。
今まで読んでなかったのかと自分でも思う「十二国記」初読みです。これに手をつけたら最後…と思って今まで積んでいたのですが…、予想以上に地味な展開ですね…。ヒロイン・陽子が暗く沈みまくりなのはぜんぜん面白いのですが、こう…超絶美形の甘々王子とか激辛敵役とか、ファンタジーにありがちなきらびやかな人々は一体どこに?タイホ(役職名か?)だかケイキだかって美形そうな人も序盤だけで全然出てこないし…。自分がファンタジーに求めてたのは美形だと気付きかなりがっくり。下巻の展開に期待します。
原点回帰で、改めて読んだ。他者の顔色を窺いながらも、ごく普通の高校生として生きていた陽子のもとに現れる見知らぬ男。突如飛ばされた異世界で、相次ぎ襲いかかる苦難。その時々の陽子の窮地の状況や心境がリアルに描かれていて、読んでいて胸が苦しくなる。次々と襲い来る妖魔と飢餓、優しくしてくれた人に裏切られる絶望、あらゆるものとの戦いで徐々に変化していく陽子。肉体的にも精神的にも追い詰められ、重く暗い内容が続く。この後の展開を知っている身としては、陽子を変える大きなキッカケの一つになった"彼"の登場が待ち遠しい。
なんとなく再読。この胸にざわざわとくる文章展開は何度読んでもやっぱり面白い。臆病になり全てを否定する陽子の人間らしさと剣を振るい続ける姿に何年たってもはっとさせられる。
名作ラノベを読んでみたい、と口コミ頼りに探し当てた一冊。いやあーこれは名作ですね。ラノベというジャンル全体への偏見が払拭されました。主人公の孤独、猜疑心が切ない上巻は、下巻への期待を募らせます。宮部みゆきブレイブストーリーと展開は似ているが、ただ明るいだけのブレイブよりも、暗く、深い。
NHKでアニメを見ていたはずなんですが内容を全く覚えてなかったので思い切って読んでみました。 始めは陽子は聡明でそれ程苦もなく旅をするんだろうなーと思っていたら全然違って驚き。 上巻は陽子の過酷な旅が読んでいて辛かったので下巻で救われる事を祈ってます・・・。
月の影 影の海〈上〉 十二国記の
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