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光待つ場所への感想・レビュー(1171)
☆4 辻村作品スピンオフ。単品でも楽しめるが、大元作品を先に読むことをお勧めする。特に『樹氷の街』は「凍りのくじら」「僕のメジャースプーン」の2作品を読んでいると感動が倍増する。 本文より『扉は、開いただろうか。光はきちんと届いただろうか』 辻村深月の紡ぐことばは、感情の扉を解き放つ
「冷たい校舎の時は止まる」、「スロウハイツの神様」、「凍りのくじら」「名前探しの放課後」(「ぼくのメジースプーン」もかな?)のスピンオフ。「しあわせのこみち」あやめの自意識は凄く判る。「チハラトーコの話」「スロウハイツの神様」では單なる悪役にしか思えなかったチハラトーコがこんなに豊かな物語を持っていたなんて。面白かった。「樹氷の街」一番善かった。「凍りのくじら」や「名前探しの放課後」では大人しい印象だった松永くんが大活躍していて、嬉しかった。youtubeで「樹氷の街」を聴いた。綺麗な曲だった。どこか冷た
いきなり清水でびっくりしました。スピンオフだったんですね。「冷たい校舎」「スロウハイツ」「名前探し」、どれも大好きだから、楽しかったです。登場人物達のその後も気になるけれど、過去話の方が知りたい私としては「樹氷の街」はとてもおいしかったです。三篇とも、最初はもやもやするのだけれど、物語が進むにつれて主人公がすっきりさっぱりとしてきて、辻村さんらしい読後感の爽やかさが味わえました。
表題作がタイトルではなく、三つの中篇を表している。辻村さんならではの、自意識過剰な女子がテーマになっていて、イタイのだけど、本人たちがイタイと自覚しているから、客観性があり、結構クセになる。樹氷の街で、あれ?と思ったら、全部違う物語のスピンオフだったのですね。ジーンと胸に迫る一番良い物語だと思った。でもキャラでは、チハラトーコが一番良い味してる。
名前探し読了後すぐ読んだけど、他作品の話はうろ覚えだったから、もいっかい読み直そ!!本編と違いどのエピソードも一人の視点から見た話でその登場人物をもっと深く知ることが出来、大満足!!特に今回の主人公は本編ではあまり心情が書かれてなかったように記憶しているので、これ読んでから本編再読するとまた違った印象をうけそうで楽しみ!!他作品とたくさんリンクしている辻村さんワールドの醍醐味ですね!↓↓↓
そう。「遠慮することなく、全力で会話ができるということ、セーブをしなくてもいいということ」は、楽しいことです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/06
『光待つ場所へ』そんな題名にひかれて手に取った辻村作品6作目。一気に読ませてもらいました。特に『しあわせのこみち』に出てきた清水あやめは本当に好き。勉強も出来て、絵も描ける…周りから期待されながら育ったあやめがどんな風に成長していくのかをドキドキしながら読むことができました。私は一般人であやめみたいな才能はありません。でもこの作品を読んで、生まれたときから才能を持った人でも悩んで、苦しんで…。人1倍努力してることが分かりました。私は天才ではないけれど、天才の気持ちがわかるような秀才になりたいですね。
懐かしい人たちの消息と過去。「しあわせのこみち」あやめの葛藤・うぬぼれ・焦燥、多少の違いはあっても自分にも覚えがあってアイタタタ。鷹野のレコーダーは榊のため?って思ってニヤニヤした。「チハラトーコの物語」最後の一文に全て詰まってる気がした。彼女のつく嘘が途中から、スロウハイツの頃の陰性なものでなくなったことにホッとした。「樹氷の街」合唱コンクールかぁ。懐かしい。もう一度メジャースプーンと名前探しを読み返したくなった。全ての登場人物たちがタイトル通り「光待つ場所」へと歩み出していて、とても読後感の良い一冊。
雰囲気の違う短編三つ。けれども、どの作品にも自意識が過剰でイタい、でもとても親近感の湧く人物たちがいる。「才能を持つ人」と「持たない人」の描写をまざまざと見せられて言葉が出ない。読み終えてから、レビューで他作品のスピンアウト作品だと知り読む順番を間違えたかと後悔。
冷たい校舎~など3作のスピンオフと聞いて、ドキドキしながら読みました。冷たい校舎の優等生の彼女も、スロウハイツの嘘つきのあの子も、彼らも、それぞれに迷ったりぼろぼろになりながら、最後には自分の手で扉を開けて、光の射す場所に踏み出していったんですね。あえて主軸となった人物ではなく、どこにでもいそうでいない、癖のある彼らを優しく見つめています。新しい家の香りのような、どこまでもすっと抜けていく素敵な読後感でした。
冷たい校舎/スロウハイツ/メジャースプーンに出てくる脇キャラに焦点を当てた短編3作。冷たい〜から結構間が空いてるのであやめがどんなキャラだったかも覚えておらず。でもこれだけでも読めるものだったので良かった。P96〜97の田辺の台詞が胸に刺さる><;でも番外編として1番純粋に面白いと思ったのは「チハラトーコの物語」例えば本当に彼女のおじさんを心配して胸を痛める友達がいたならその嘘は人を傷つけている。だから純粋に彼女を肯定はできないけど、それでも嘘がバレた際逃げずに責任を取るとう筋、自分の生き方としての美学を
辻村深月さんの作品はほとんど読んでいるので、なんだか贅沢な気分になれる本でした。「樹氷の街」が一番好きです。合唱が負ける伴奏って聴いてみたい気がします。彼らの成長していく姿はまだまだ読みたいです。
【しあわせのこみち】創作上のキャラと承知しつつ、清水あやめと田辺颯也。絵と小説の違いは有れど、この二人の姿に創作者で表現者としての作家・辻村深月さんを感じてしまいます。作品の心理描写で、おっさんの私にすら痛さ感じさせる感性と、明晰な頭脳の辻村さんならば、読者の私達以上に自意識過剰であったり放漫であったり、逆に打ちのめされる経験自体を感性に刻んで来られたのでしょう。「世界が痛々しくて、残酷だということを心底理解している人」でなければ描けない、オリジナルの世界。光を求めて、且つ読者に与える感性。 →続く
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 01/28
文庫フリーク@灯れ松明の火
リンクと気付かず繰り返し読み、物語の底に著者を感じてしまう私はイタイ人種に相違ない。【チハラトーコの物語】最初浮かんだのは『太陽の坐る場所』出席番号二十二番・嘘つき水上由希。自らを先に進むことのない嘘の世界の住人と評す冬子が、あの環相手に踏み出す新たな一歩。悪役の『スロウハイツ』登場場面読み返しました。三十代を『これからきっと、十代の頃とも全然違った別の孤独や苦しさが待っているんだろうなってわくわくする』環のセリフが辻村さんに被ります。
ナイス!
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01/28 22:38
リンクと気付かず繰り返し読み、物語の底に著者を感じてしまう私はイタイ人種に相違ない。【チハラトーコの物語】最初浮かんだのは『太陽の坐る場所』出席番号二十二番・嘘つき水上由希。自らを先に進むことのない嘘の世界の住人と評す冬子が、あの環相手に踏み出す新たな一歩。悪役の『スロウハイツ』登場場面読み返しました。三十代を『これからきっと、十代の頃とも全然違った別の孤独や苦しさが待っているんだろうなってわくわくする』環のセリフが辻村さんに被ります。
ナイス!
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01/28 22:38
文庫フリーク@灯れ松明の火
【樹氷の街】これは反則技でしょう。まぶたが熱くなるのを止めようが有りません。胸に響いた『メジャースプーン』『凍りのくじら『名前探し』の好印象キャラばかり。考え方や感性が、硬く固まってしまった私にも扉はひらき、光はきちんと届いた気がします。『光待つ場所へ』できれば購入して手元に置きたい特別な一冊となりました。
ナイス!
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01/28 22:57
【樹氷の街】これは反則技でしょう。まぶたが熱くなるのを止めようが有りません。胸に響いた『メジャースプーン』『凍りのくじら『名前探し』の好印象キャラばかり。考え方や感性が、硬く固まってしまった私にも扉はひらき、光はきちんと届いた気がします。『光待つ場所へ』できれば購入して手元に置きたい特別な一冊となりました。
ナイス!
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01/28 22:57
それぞれ既出長編の女の子が主人公。私は冷たい校舎のメンバー大好きだからかもしれないですが、清水あやめは共感できるかな・・・と思ってみたり。あやめの不器用さは相変わらずだけど、彼女なりに成長してるんだなと思いました。個人的には2話めの彼女には共感出来ませんでしたが、環の登場にわくわくしました。3話めはちょっと大人びてますが、いい中学生の風景でした。私は多恵さん好きなので、和んでました。最初から読んでる方は懐かしくてほんわり出来る作品ですよ。
そういえば辻村さん追いかけ途中やったと思い出し、書架から抜き取ったのがこれでした。リンク満載で、あの作品達の彼らにまた会えた事も嬉しい。若いって事はそれだけで瑞々しく、痛々しい。登場人物たちの心の棘に触れ、自分の棘を思い出す、そんな時間でした。
初作家さんの作品です。若かりしころの心の奥底の葛藤みたいなところが描かれていて、ちょっと懐かしいような、恥ずかしいような・・・。
前作までに出て来た登場人物による辻村先生の自己キャラ大好き中篇3作。「樹氷の街」が面白かった。中学生にしては世慣れすぎている気もするが、とはいえ、一番行動力があったのも中学生の頃だったか。とうとう松永くんが4作目にして大活躍。いや、時系列的には過去だけれども。しかし、やはり「メジャースプーン」と「名前探し~」に出て来たキャラが一番好きだなあ。明るくて良い。ただこうなると、辻村氏はこれからキャラクターリンクがない作品でどれだけ勝負出来るのかが未知数である。今後の作品に期待。
長編のスピンオフ3編。好きだから単行本で読むけどさ。辻村さんは同人誌にように登場人物を様ざまな視点で繰り出してくるので楽しみなんだが、少し使いすぎではないかなぁ。「チハラトーコの物語」以外なんだかなー。「樹氷の街」は散漫だったが、郁也の少し開いた感じと天木の俺様ぶりは笑えた。他の方と真逆な感想でなんですが、「しあわせのこみち」はイージーすぎでガッカリ…大学生でこれは無いだろう。中二、ラノベでもこんなんありえん!って失礼すぎるか、ラノベに。
女性が、女子が苦しい現実を睨み付け、苦々しい過去を抱え込むようにして歩き続ける。そうしてその先の光を見つけるまでの話。女性特有の生き方に身を任せるヒト。独自の個人になりたいヒト。前を見つめる強さを孤独に頑なに放せずにいるヒト。それぞれの生きざまは息苦しくて、涙しそうになるほどに息苦しくて。同時に、周囲の環境とみつけた光が羨ましくもあった。
三話入り。それぞれ「冷たい校舎」「スロウハイツ」「名前探し」のスピンオフ作品。特に一話目はこの人を持ってくるなんてさすが辻村深月、という感じがします。倉田さんは最後まですきになれなかった。一番自分と似ているからかも。
1話目「しあわせのこみち」アートの世界で生きる学生のお話。絵を描く事に長けた主人公は天才肌の学生に出会う。彼らはもがきながらも同じコンクールを目指す。少しずつ感情が高ぶっていくお話でした。2話目「チハラトーコの物語」主人公トーコは美人でモデルで捻くれててオタクでウソツキ。でもそんな主人公になぜか共感し、応援したくなる。3話目「樹氷の街」合唱コンクールに向けてクラスで練習するもピアノ伴奏がイマイチで一丸になれない。生徒会長で指揮者の天木はこの状態を脱しようと行動に出る。こおりのクジラの郁也と芹沢光が登場する
スピンオフとは知らず読んでしまいました。それぞれ作品を読んでから読めばよかった・・・。それでも十分楽しめました。どれも良かったですが、チハラトーコのお話しが好きです。トーコの凛とした姿勢、ステキです!!
冷たい校舎〜、スロウハイツ、凍りのくじらのスピンオフでした。全部よかった。赤羽環の生き方憧れる。理帆子といい環といい、成長姿がほんと美しいと思う。
この人の本を初めて読んだ。使っている言葉は普通なのになぜだか惹かれる文章。樹氷の街が特にいい。もう少し彼女の本、読んでみよう。読書ペースが元に戻ってきたな。
読んだ後にスピンオフだと知って他の読んでからにするべきだった…!と思ったけど、これ単体でも面白かったです。しあわせのこみちが好きです。
どれもよかった。特に気の入ったのは「しあわせのこみち」。田辺は、清水の内面の痛いところをつくなぁ。田辺が語る友達の定義がよかった。鷹野や友人を思う清水の描きあげた絵はたぶん素晴らしい。ラストの屋上のシーンは映像が目に浮かぶような気がしました。自分の娘にも勧めたい作家だなぁ。
『冷たい校舎の時は止まる』『スロウハイツの神様』『凍りのくじら』『名前探しの放課後』から生まれた短篇集。どれもよかったけど、特に樹氷の街では涙腺がゆるんでうるうる。心撃たれた物語を生きた人たちと、こうしてまた出会えるというのは、ほんとうにすごい贅沢で幸せなことだなぁと思います。チハラトーコさえ主人公とする辻村さんに改めて脱帽。本当に珠玉の短篇集でした。
☆『冷たい校舎の時は止まる』『スロウハイツの神様』『凍りのくじら』『名前探しの放課後』のスピンオフです。☆『チハラトーコの物語』が強烈でした。『スロウハイツ〜』では嫌な女だった彼女も、色々あって苦しんでいたのですね。希望のあるラストだったので、光待つ場所へ辿り着けるのでしょうか。個人的に重森が気に入りました。彼の物語も読んでみたいですが…ないか(笑)
『樹氷の街』は、中学生らしさがなんか可愛かったです。多恵さんにまた会えて嬉しかった!
収録3篇の内真ん中の1つを残してちょっと途中下車。それぞれ優しく面白かったけど、ひとつ前の『子どもたちは夜~』が強烈に印象に残っていて、ひとまず他を散歩していずれ又必ず戻ります(ふふふ)
スピンオフものは他の作品を読んでからの方が楽しめたなぁ(;^_^A アセアセ・・・どれも面白かったけど「樹氷の街」が気に入りました。でも、この話しはなんか読んだことがある…c(゜^ ゜ ;)ウーン芹沢光という名も・・・・。
3つの短編が掲載され、どれも他作品のスピンオフ。『冷たい校舎~』を読んだ後だったので、「しあわせのこみち」での清水さんは嬉しかったです。あと、「樹氷の街」が良かったなあ。元の作品も読んでみたいところです。
光待つ場所への
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感想・レビュー:511件

















































