傷痕
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傷痕の感想・レビュー(99)
飲みこみにくかった…です。香子嬢の本名辺りは、なかなか読ませる感じがしたけど、そこまで執着したわりには、扱いがぞんざい(復讐の道具?)じゃないか?と思ったし、個々のキャラクターが良くわからないし。色々ぼやけて残念な感じ。
第3章以降はミステリー要素を入れようとしてダメになったかな。テーマは希薄になるし、セリフに重みがないし、登場人物がみんな身勝手になっていくし。 【気になった点】小田島さん、勘定は払おうね。
これって実際にあって時効になったあの事件がもとになっているのだろうか。会ったばかりでいきなり死刑廃止の話をする香子さんにかなり興ざめ。こういう人に惚れますか?登場人物がちょっと浅い感じがしましたね
弁護士一家4人が殺害された事件の被害者親族と加害者親族が20年の時を経て巡り会う。題材やつかみは良く一気に読めたのだが、終わってみると広げた風呂敷を畳みきれてない感がある。色々な疑問点がすっきりしないまま、まさに尻切れトンボ。桜井香子の手紙の真贋は結局どっち?DNA鑑定の結果は?理信の知也に対する心情は?等々描ききれてないところが多くてモヤモヤだけが残っている。
最初のモノローグ部分では引き込まれたけど、心情がきちんと描かれている人物が少ないのがちょっと気になるところ。
タイトルが「傷跡」ではなく「傷痕」となっているところに悲しさを感じます
香子さん達に、ケガした時のように、痛みから守ってくれる瘡蓋のような存在がいたならな、と思ってしまいました
一家四人殺人事件の加害者と被害者の関係者が恋をする、という目線での物語ではなく、冤罪かもしれない事件の死刑の是非を問うような話でした。死んでしまっては償えない、でも殺したいほど被害者家族は憎む、どこでどう折り合いをつけるか、そもそも折り合いなんてつかないことだからな。。昔昔、かたき討ちが許されていた時代のが良かったんだろうか。今のがいいんだろうか。変わるべきなんだろうか。そんなことを考えさせられます。
償いほどの名作とは思えない話だったが最後までは読んだ。なんか複雑に絡み合うように見せて実は単純で、最後もなんか解決してもすっきりしない感じで読後特に何も残らなかった。
面白かったとは思うけど、最初から最後まで救いがあるのかという内容で胸苦しくなった。個人的に殺人事件の話だけでもいいと思うんだけどな。また、和也の最後のエピソードから過去からの脱却というところはちょっとなあ。それに香子の名前についてはかわいそすぎて半端ないwいじめを受けるなきっとw
「償い」がロングスパンで売れている事を知り、以来これが読了した4作目の作品。読み始めてすぐに、読み終わったら辛い気持ちになるだろうなと感じた作品。でも最後までしっかり読めたことは、筆力のある作家の証明になると思う。
17年前に起きた弁護士一家殺人事件の加害者の息子が、被害者と同姓同名の女性に出会って恋をする、そして悲しい事件が起るというお話。切なすぎるお話でした。裁判員制度、私が死刑を宣告する側になる可能性だってあるんだと思うと、怖い、裁けないよ・・・
以前読んだ矢口さんの作品とまた同じ印象なのだけどテーマは興味深いのに掘り下げ方が浅くて上手くまとめてはいるけど余韻がなく勿体ないなあという感じ。もっと深く登場人物一人一人の心理に踏み込んでほしい。香子さんの出生の秘密はいくら小説とは言えども無理がありすぎではと感じました。
17年前に起きた一家皆殺し事件の主犯格とされる男の息子と被害者の一人と同じ「五条香子」という名前の女子大生との出会い。彼女は事件の関係者なのか?それとも・・?贅沢を言えば主犯格とされたまま死刑執行されてしまった父親や、「五条香子」のもっと突っ込んだ心情を描いて欲しかった。とはいえ、死刑判決についていろいろと考えさせられましたし、グイグイ読めました。★★★★
文体にはかなりなれてはきたが、かわらず後味が悪い。これは自分本位な見解だけど、上質のミステリにはやはり上質の会話と胸のすく場面のひとつくらいはあってほしいと思う。暗く重いばかりの小説にどれだけの読者がつくだろうか。矢口氏だけではないにせよ。
前から気にしてた作家。冒頭の1,2ページは意味深な出だし。小説という形をとりながら死刑制度に言及したかったのかな。五条桜井香子!小説ならではの名前だけど、名前が桜井香子というのはどうよ。普通ありえない。殺害された妹の卵子を摂取して、兄の精子を合わせ子供を生ませた?おいおい気味が悪いぞ。
ちゅーさんに助けられたお話でした。目のつけどころはいいんだけど、掘り下げられていない感じが消化不良になるんだって、皆さんのコメントを読んで納得しました。おりしも、世田谷の事件のあった日で、全く関係ないけれど、早く犯人がつかまればいいなぁと切に思いました。いくら大事な人だからって、そんな名前をつける人がいるっ?て最後まで疑問です。
考えさせられる重いテーマの内容でした。死刑制度の賛否や、一家殺人事件の関係者が加害者の出所によって、一気に関わりを持ち始めるという偶然がなんともいえなかったです。物語の核となる加害者側の血を引く子供の知也と、被害者側の血を引く子供の桜井香子との心と心の絡み合いが少なすぎて、事件の深刻さが伝わってこなかったのが残念です。私は、小田島、西川、杉田というキャラが苦手です。チューさんと真理恵の関係も良い方向へ向かうといいなと思いますが複雑です。タイトルが深い意味を持つ物語でした。
設定とかは面白いと思うんだけど、人と人との絡みがありえなすぎる。話しの展開がご都合主義だったり、だからどうなるの?という消化不良感が残るというか。せっかく悪くない話だとは思うんだけど、短すぎるのか、なんだかもったいなかった気がする。
事故であれ人を殺してしまえば関係者すべてに傷痕が残る。消えてしまう人もいれば、いつまでも傷跡が深く残り続ける人もあるだろう。そのテーマは本書では淡々と描かれている。そこは深く共感できるのだが、ミステリー仕立てにする必要はあったのか。話がいりこみすぎて、いまひとつ伝わってこなかった気がする。
面白く読み終えましたが、小田島の本音の部分をもっと知りたかったなぁ~。桜井香子の抱えてきたものが重過ぎる。いったい何の意味があって生まれてきたのか?を考えたら・・・・切なくて泣けました(/_;)一番、大きな傷痕を抱えていたのは彼女かも?
重いテーマを沢山盛り込みすぎた割りに 掘り下げが浅いために未消化な印象が残る 共感できるキャラが誰も描かれないこともわたしにとっては減点対象だった
正直好きな話ではなかった。死刑執行する刑務官感じる罪とか、****の復讐も*****でいいのか?とか、ちょっと距離感ありすぎのお話でした。******引き起こした殺人に罪を感じる(本人は私は悪くないと自己防衛だが)所のほうを広げてほしかったかも。
傷痕の
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