プリズン・トリック
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プリズン・トリックの感想・レビュー(608)
選評で言われてるように、今誰の場面か分かりにくかった。おもろくないわけちゃうけど、最後の展開も「そうやろなー」ってかんじ。でも書くんって本当に大変やろうな。それにしても一千万ってすごいね。
複雑に絡みあう人間模様!最後でのどんでん返しにビックリ。脳が汗かくミステリー。選考委員の作家達には穴だらけのようではあるが、江戸川乱歩賞を授賞した作品は伊達じゃなかった。十分に楽しめた。
うーーーーーん… わたしが、もともと登場人物の名前を覚えるのが苦手だというのもあるけどものすごく読みづらかった。叙述トリックものの小説は好きだけど、そういうのともまた違う、「(意図的に)読み違えさせる」じゃなくて単純に「文章が読みづらい」という印象。ちゃんと読めていたらおもしろいトリックだったろうになぁって思ったけど、読み返す気にもなれず。
新聞の本特集に載っていて、「あなたは絶対にこのトリックを見破れない」の謳い文句に惹かれて読んだもの。結果的には、「わかるかーい!」と叫ばずにはいられないほど、ドンデンがドンデンになってない。視点となる登場人物が不必要に多すぎて、纏まりに欠けまくる。〆が〆になってない。と、受賞作だから本になったんだろな的一冊。
行間に置き忘れたものは多いけれど、トリックや全体の筋としては楽しめた。悪意や人間の感情に主眼を置いたミステリーが最近多いように思えるのでトリック重視で、動機・現実感に欠けるところあってもある種のミステリー作品として成り立っていると思う。 ちなみに私はミステリーを読み返すことはほぼありません。
中盤までは期待も膨らんだが、風呂敷を広げすぎではないか。よく似た境遇の登場人物が余剰にも感じた。密室殺人はよく練られているものの、個人的には犯人をミスリードして混乱させるあたりが好み。結局、ありふれたトリックと、ありふれた動機で、平凡な結末だった。
確かに何の前情報もなしにこれだけ読んだら「微妙」で終わってしまいそうだが、審査員の方々が感じたという志の高さは何となく分かった。荒削りで色々問題点も多いけど、ベテランの人はこういうの書かないだろうなぁと。
面白かった。久しぶりに「やられた~」と思う作品でした。ネタバレになってしまうのであまり語りませんが、ラストも「えー!!」っとなりました。読了後もなんだか引きずってしまってます・・・
読んでみて成程、賛否両論というのも頷ける。ただ、私は『賛』側、それも完全肯定だ。確かに視点の多さを指摘する声も理解できるが、エンタメとしてのミステリに求められるのは何よりもプロットの魅力ではないのか。その点で、良い意味で乱歩賞の定型から逸脱した、教科書通りとはかけ離れた構成は何もマイナスばかりではないと思う。東野さんが選評で減点法だと真っ先に落ちる作品と述べていたが、減点の少ない作品なんて没個性で既視感に満ちた作品になりかねない。遠藤さんならではの作品に期待して他の作品も読んでみようと思う。 8点/10
江戸川乱歩賞と帯のコメントに魅かれて購入しました。買った本はめったに手放さないけど、本作はもう一度読むことはなさそうです。あえて感想を述べるなら、答えありきで無理やり問題を作成した感じ。←分からないね(笑)
巻末で、ほとんどの選考者が指摘している視点の多さに関しては、「確かに」という感じがしました。最後にどんでん返しらしきものはあるのですが、そのどんでん返しに至るまでに、あまりにも匂わせ過ぎてどんでん返し感を感じる事が出来ませんでした。最後の手記を読みながら、「えっ、こいつ気付いてないの?」と驚いた。前ならえの死体に関しても、もっと特別な意味があるのかと思ってたので若干肩透かしです。それにしても、市原刑務所はこのトリックが実行できる程ユルユルなのであろうか?
登場人物がやたら多く、場面展開もやたらと多い。この人!と言った良くも悪くも魅力のある(感情移入できる)人物がいない。冤罪の中島などは、その後どうなったのか不明だし、野田も殺されてしまうには理由付けが足りないと思った。刑務所内の様子や生活習慣などは良く取材できているんだなと感心したけれど、それだけだった。原題は『三九条の過失』だったそうだ。ならば、もっとそこに拘って欲しいと思ったけれど、改題したくらいなんだからこの程度で良いのか。「志は高い・・・」ようなので、次作に期待したい。
この本の前に読んだ『このミス』大賞受賞作があまりの出来だったので、他の賞受賞作を読もうと考え手に取った。さすが乱歩賞と手放しに褒めることは出来ないが、物語前半はしっかりしていたと思う。しかし、交通刑務所内での殺人とトリックありきで、どう考えても出所後に殺す方が簡単で確実。あと、後半の登場人物の動きがご都合主義で必然性が全くなく残念でした。
期待が大きかっただけにちょっと残念。ラストが余計だね。あれが真相だとすると様々な点で辻褄があわなくなる。殺人の説明もかなり無理があった。
多くの方が言われていますが、人が多く視点がよく変わるので、読んでいてわかりづらかったです。重要だと思っていた人が出番なかったり、これ誰だっけと思う人もいました。 滋野や中島や野田は何のために登場させたのかよくわからなかったのは、私の把握能力のせいでしょうか??
面白かった。主力になる登場人物が多くて 自分の視点があっちゃこっちゃ移って大変だったけど。。交通刑務所内部や 加害者と被害者との関係なんかが詳しく書かれていて勉強になった。初ミステリということ、すごいです。
かなり細切れに読んでしまったので、ただでさえ選考委員も「人多すぎて混乱する」と指摘していたポイントがさらにえらいこっちゃになってしまったが、読み終えてみて面白かったと思う。確かに欠点挙げようとすればぼろぼろ出て来るけど! でも初小説でミステリでこれが出て来るのは充分偉いと思うんだ!
序盤の交通刑務所の中の様子は妙にリアル。作者に服役経験があるのだろうか、と思うほど。しかしせっかくそこでひきこまれたのに、中盤以降はぐたぐだ。被害者と加害者の対峙のシーンが際立っていたが、それ以外は登場人物も名前だけでしか書き分けられていなくて区別がつかない。巻末の選評を読むと、この年の乱歩賞は受賞作なしでよかったのではないかとすら思った。 市原、安曇野、長瀞、寄居、松本、熊谷、大宮、青木村、横浜、千葉
最高のトリックが赤鰊だった。丁寧に計画された完全犯罪の魅力となぜ「完璧」な計画が必要かという疑問。表面的なアリバイ崩しと舞台裏への興味がうまくミックスされているのは楽しめる。やや分かりにくい部分もあるが……読み返すかと言われると判断保留。
面白かった。これ。密室殺人のトリックはそれほどでもなかったです。読み進むにつれて、「あれ?どうなってんの」と思うこともしばしばありましたが、最後に、「お、お前がやったのか~」と納得します。そういえば、伏線があちこちに張り巡らされていましたわ。調査も詳しくされています。
う~ん。刑務所内のしきたりの話が興味深かったくらいかな。トリックは早々に分かってしまったし、何となくイマイチ。今後に期待。
乱歩賞史上最高とあったがそこまででは。登場人物が多すぎる点と最後の1文からもう少し展開させて綺麗とまでは言わないけどまとめて欲しかった。
それなり面白かった。しかし帯に「そして必ず、二度読む」とか書かれるとピンときちゃうというか、密室じゃなく叙述トリックかとか気にして読んじゃう。だが視点がバラけすぎるのはちょいとズルではないかと。最後はもうひとふんばりほしかった。途中でストーカー野郎が誰なのかバレバレにしたわけで、そしたらちゃんとそいつをボコってほしいというか。
冒頭からの刑務所の細かい描写がまったく頭に入ってこなかった。結局、誰が主人公なのか悩む。もう少し魅力的な登場人物がいたら違った印象だったかも。
交通刑務所内で起きた密室殺人事件。受刑者を殺した犯人は逃亡。犯行現場が密室ということを除けば事件はすぐに解決すると思われていましたが・・。第55回江戸川乱歩賞受賞作。後味の悪い終わり方でした。刑務所で起きた密室殺人事件ということも、事実が明らかにされていくにつれて謎がどんどん深まっていくところも面白かったのですが、登場人物にあまり魅力を感じなかったのが残念。とりあえず次回作に期待かな。★★★
江戸川乱歩賞に釣られて古本屋で衝動的に購入しました。まぁまぁ面白かったですが、新聞記者の動きがイマイチ内容を混乱させて様な気がしました。 出だしは興味を沸かせてくれましたので、とりあえずは良作ではないでしょうか?
なかなか面白く読めましたが、帯にあった「乱歩賞史上最高のトリック」って、そこまでは・・・ 最後の最後にどんでん返しらしきものがあったけど、途中でバレバレのような気もするし。それにもし彼が真犯人だとすると、いろいろ矛盾で出る気がするし。あ、2度読むっていうのはそういうことなのか。でも、1度でいいです 追伸 講談社のホームページに「真犯人からの手紙」というpdfファイルが公開されてます。http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/prisontrick/
終始「え?それでいいの?」的展開で、江戸川乱歩賞受賞作の中ではもちろんのこと、ミステリ全般においてもかなりレベル低いと思いました。不満を感じたところは、選考員の寸評に殆ど述べられていたので、やっぱりこういう構成はちょっと変わってるのだと納得しました。主軸となるはずのトリックとやらも、事実なのか創作なのかはわからないですが、あんなとこが出入り自由て… それにしても、選評には欠点ばかり述べられていて、だったら該当作ナシにすればいいのに、と思いました。
なんだか、滋野とか新聞記者とか中島とか中途半端なかかわりの人が多くて、その人達の役割に混乱。でも、全体的に面白く読めました。戸田こわい。でも、この続きが読みたい。
プリズン・トリックの
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