獣の奏者 (4)完結編

獣の奏者 (4)完結編
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獣の奏者 完結編 4巻の感想・レビュー(1813)

上橋さんの物語は、わかりやすいハッピーエンドではないのが多いから、そうかなと思いつつ読み進めて、やはり涙がとまらなかった。夫婦にいつもつきまとって気になってた暗さ。でも、とても強い絆。3巻で、「胡桃の殻」とあらわされていたような。知ること。伝えること。考えること。為政者の都合でゆがめられることが、いつの時代も多い。パニックになるから隠すのだと言い訳にして。起きたこと、データをみんな求めてる。みんな自分の頭で判断したいと思っているのに。ジェシが子供をもうけて幸せに暮らしているのだとわかっただけで、ほっとした
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/16

胸を突かれた。王獣も闘蛇も、制御できるよう改良され道具にされたとき、狂ってしまう。人を殺す毒の靄をだして。アマスルの戦の描写がすごく怖かった。私も原発を思った。戦い前に死にたくないと泣くエリンとそれを舐めるリランから涙が止まらなかった。なぜ、エリンはユーヤンでなかったんだろう。なぜ。知りたいと思うことがいけなかったの?違う。知らなければ良かったなんてない。エリンがジェシに言う。人は知れば考えると。考え抜いた先にしか道はないと。人は群れで生きるから一人一人が知り考え松明を手渡し広げていき、生をつなぐと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 02/14
ハワイ猫
私達は、と思わずにいられない。記憶を正しい知識として松明を手渡しできるのか。と。
ナイス!ナイス! - 02/14 14:20


【ネタバレ】アマルスでの闘いが終わってからは、特に、終わらないでくれ、終わらないでくれ、と思いながらページを捲った。哀しくて、切なくて仕方なかった。4日間という家族の宝物のような時間が、あまりにも儚いもので、ページが歪みっぱなしだった。四部に渡るエリンという一人間の一生は、人々の滔々とした流れの一つなのだろうが、とてつもなく濃密で心が震えっぱなしだった。上橋さんありがとう。エリンという人間の一生に読者という立場で添えたことに多大なる感謝の気持ちを込めて。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

上橋菜穂子さんの物語はいつもご飯がおいしそう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/09

「ああぁぁあぁ……」後半はそれしか言葉にならない。予想から外れて欲しいと思いながらも、やはり進むべき方向へと進む。それも容赦なく。あー、でもやっぱりイアルはかっこいい、です。

本書の余りにも重厚な問いかけに、私は押し潰されそうになった。エリンが生涯を賭して、その解明に捧げた「王獣の生態」の究道を、「原子力」に置き換えずにはいられなかった。人類はその圧倒的な力に魅せられ、全容を解明せんとする探究心に駆られた。その力は、人に繁栄をもたらす一方で、時に軍事の為に用いられ、果てに災いがもたらされた。未曽有の大惨事をもたらした、あの原発事故から人が出来ることは、エリンの様に「災いの源を知り、包み隠さずに、永く伝える」ことではないだろうか。本書は児童書にあらず。大人にこそ是非読んでほしい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

エリンは獣ノ医術師として常に物を見てきた。王獣を意のままにすることには自然を意のままにする行為の果てが見える。その心地よさと、畏れはどれほどのものだっただろう。獣も人間も根底では同じであることを彼女はよく知っていた。縄張りを守り、利害のために戦う。「人間が殺し合いを繰り返す生き物なら、いっそ滅んでしまえばいい――そう思ったわ」人間は群れで生きる生き物だ。戦はいつも起こる「それでも、いつかなくなる道を、あきらめずに」ジェシの存在は最後まで救い。読後の圧倒感の中で、ああ、ようやく解き放たれたのだと思う。完結。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 01/26
日野成美
『探求編』読み終わった後に、図書館で『完結編』借りるのがあまりにも恐ろしかった……上橋菜穂子、恐ろしい作家。欲を言うなら、文庫化の際は戦シーンの地図を出してほしいなあ。兵站が保障できないから下手に遠征できないラーザと、自国を背後にかまえているので兵站の心配のないリョザの位置関係がはっきりする。街道押さえる意味とかもわかるので。自国領土だから詳細な地図が用意できるのもリョザの強みだったなあ。……文庫化の際お願いします。
ナイス!ナイス! - 01/26 12:56


最終章のタイトルを最初に目にしてしまい,もしかすると?と恐れた通りのエンディング…。歴史に「もしも」は存在しないのは分かっているけれど,それでも,もしあの時ああだったら…と,あれこれ考えてしまうと,本当にその道しか取ることができなかったのだろうか…と,切なくて叫び出しそうでした。イアルもエリンも,約束はきちんと守ろうよね。守って欲しかったよ…。守らせてあげたかった…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

very good!図書館。覚悟を決めたエリンは王獣の部隊を組織し始める。隠匿された真実を詳らかにするために、敢えて禁じられた道を行く。現在と過去が重なった時、エリンとリランは天を駆けた。/エリンは母とは別の道を選んだけど、それは彼女のエゴだけじゃなくて、ジェシやその子、孫、その先まで繋がって生きていくすべての人間に教訓と未来を与えた選択だったと思います。お疲れ様でしたエリン。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/18

最終章の後半は、涙で紙面が滲んでなかなか読み進めなかった。過去の過ちの謎を解き明かすために、同じ轍をふむ。うっすら予想はしていたけど、凄惨な展開にただただ胸が詰まるだけでした。人という群れのなかで自分は何が出来るだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

いつかイアルがエサルに約束した、「家族みんな、元気で生きている顔を見せにもどってくる」という約束が本当の意味で果たされなかったように思えた。二度と同じことが起きないようにエリンの功績を語り継いで、忘れないでいてほしい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/26

予想はしてたんですが、結末がちょっと悲しいです
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/24

読み終えた満足感に浸りつつ、もー終わってしまったんかぁ…と悲しい気持ちにもなれるくらいの物語(^_-)文庫化されたら、また読もう☆
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/20

テーマとしては、親と子、次の代へ繫いで行く歴史、争いを繰り返す愚かさ、人の手には余る大自然との対峙等、壮大なものであったと思います。ただ、王獣編を読んでいた時に、こうなって欲しくないと思った展開になってしまっていて、少し複雑な感じです。物語にエンターテイメント性を求めるのか、深さを求めるのかで評価が分かれそうな気がしました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/19

読み終えた時、思わず今の日本の現状と照らし合わせてしまった。「真実を伝えていく」ということは、どんなに努力し続けても足りないのかもしれない。人の記憶が途切れた時、書かれた文字や口伝えでどれだけ「真実」が届けられるのだろう。それが「伝説」となった瞬間、また再び同じような悲劇が起こるのではないか。歴史は繰り返す…いや、繰り返してしまうのが人間なのではないか。それでも、そうであっても、この物語は絶望で終わらない。静かな哀しみとともに、希望という光が私たちを照らしている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/13

争いをやめることのできないおろかな人間の性。王獣も闘蛇も武器にしてはならなかった。その恐ろしさを後世の人に正しく伝え切れていたら悲劇は起こらなかったのかも?今の世の中にも恐ろしいほど符合することが。。エリンとリランの悲しい最期に涙が止まらなかった。王獣を解き放てたことでエリンの望みが叶ったのかな。エリンの灯した松明は人々の心に残り、広い世界が浮かびあがったであろう。4日間が切ない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/11

最後の章は残りのページ数の少なさに恐る恐る読んだ。決定的な文章を見るまでは。最後くらい、イアルがかっこよく大活躍してひっくり返してくれても…とちょっと思ったけど、ジェシが悟ったように、この物語はそれで解決してはいけないのだ。エリンとリランが、彼女らの子どもたちを解き放ったことだけが、一番大事な救いだった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/11

読み終わってしまいました。この世界が終わってしまって、残念です。ハッピーエンドではないんですね。王獣たちが解き放たれたのが救いかな。外伝も読みます。

ナウシカ?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/30

獣の奏者が遂に完結しました。ジェシとイアルの父と息子の男同士の会話、父と母の決意、思いを知るジェシ。エリンが最後に下した決断、ラストシーンは落涙しました。感動した、ありがとう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/29

よかった!3巻でちょっと挫折しそうになったけど、ジェシの頑張り…エリンがどうなるのか…そして闘いは?とかどんどん引き込まれ、一気に読みました!最後はリランとの強い結びつきにも、エリンの勇気にもすごく感動…。子供だったエリンの成長をずっと見てきたようで、読み終えた今は安堵感と喪失感でいっぱいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/24

読み終わった瞬間は呆然として何も浮かんできませんでした。その後すぐに残されたものの悲しみを思い胸が痛くなりました。エリンがしたことはきっと最善の策なのだろうけど、私は生きてなんぼだと思っているのでもっと他の道はなかったのかと思ってしまいます。再読したいです。 追記:なんでエリンはリランに耳塞ぎをしなかったんですか…?リョザもしなかったらしいですし何かわけがあったのですか?どなたか教えて欲しいです!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/23

「バルサの食卓」で興味ができたらしい三男が借りてきていたものを我慢しきれず闘蛇編より一気に再読。食べ物につられた?とはいえ小3でよく読みきったなぁ。昨日寝床で闘蛇はなんとなくわかるけど、王獣が想像つかないなぁとつぶやいていた。久しぶりに上橋さんの世界にどっぷり。外伝の後書きが印象的だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/21

発刊されたときにすぐに買って読んで、今また再読。ジェシの「・・・四日生きた・・・」の言葉を読んだ瞬間、涙が出てきた。小説を読んで泣くことはめったにないが、この作品は2度読んで2度とも泣けて来た。 王獣を飛ばしたエリンの意図を考えているときに、大河ドラマ「江」で先週徳川秀忠が淀と秀頼を討ったことを、「自分が最後」と涙ながらに訴える場面を思い出した。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/20

上橋菜穂子の作品には「言葉が同じでも気持ちが通じるとは限らない」という考えが時折出てくる。それは「人と人」や「人と獣」と様々だ。それでも人はお互いを知ろうとするし、また考える、それを伝える。それが綿々と繰り返されることで、松明の灯が手渡されるように答えを求める人々を照らしていくのだ。実は某有名アニメで、荒れ狂う生物をヒロインが「善の心と祈り」をもって抑えるシーンがあり違和感を感じていたのだが、これを読んでその違和感の理由がわかった。今の私達の必要な物は抽象的な祈りではなく、知識の松明を手渡す事なのだと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/19

やっぱりこうなるのかー、と思いつつ、でも想像以上に深い感動が残りました。エリンが最後に家族と一緒にいられてよかった。児童書ですが、大人にならないと分からないこともたくさんある、素晴らしい作品だと思います。 架空の世界に身体ごと連れていかれるような、ファンタジーの醍醐味を久々に味わいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/19

いい年こいたおっさんが読んで、ラストで鼻の奥をつんとさせられた。ああ無情の終わり方。壮大な作り話で、胸のすく痛快な解決の道もあったかもしれないが、敢えてそれをしなっかたのだろう。全体を貫く暗く、思い詰めたトーンは、「逆転のどんでん返しはないな」と思わせて、読みながらつらくなって切なかった。メッセージは濃く強く胸に刻まれた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/17

平易な文からにじみ出す凄絶さが胸を打つ。切なく悲しい、しかし力強い物語。最後の章を読むのに興奮が収まらず、何度か繰り返し読んだ。王獣編での完結はあまり満足がいかなかったので、怒涛の惨劇に「ついにここまでやってきてしまったな」としみるような感慨を覚えた。良くも悪くもジェシはエリンの息子だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/15

重いエリンの生涯。悲しいけどきっとこれが最善の終わり方。そう納得するしかないくらい圧倒的だった。「やってはいけません」は理由がないとその効力が失われる。扉を開けたのはエリンだけど、エリンが開けなければきっといつか別の誰かがが開けていたんだと思う。考え続けることの大切さ。けれど知識を独占してはいけない。松明の火が心に強く残った。奇跡を期待したけど上橋さんのファンタジーはとても厳しくて現実的。今の私たちが読んで、胸に響くのはそういうところだと思う。心に重く響く、読めてよかったと思えた作品だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

読んでいくうちに、エリンの最後が想像できて、切なかった。最後の4日間の猶予と微笑んで逝けたことはよかったけれど。「人は群れで生きる獣だ。群れを作っているひとりひとりが、自分が何をしているのかを知り、考えない限り、大きな変化は生まれない。……知ることで人は考える。試行錯誤を繰り返しながら、人という獣の群れは、その生をつないでいく。」そうやって、エリンやイアル、セィミヤ、ロラン、様々な人達の思いがつながって、点が線になっていく。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

読み終わったヾ(´∀`*)ノ結局、私の頭の中の闘蛇はミミズのままだったなあ(笑)外伝があるの?

なんて結末・・・・人間の思惑がこんな惨劇を生むだなんて。大切なことを隠していった結果がこれ。悲惨な話でもちゃんと正しく伝え同じ過ちが繰り返されないようにする事が大切なんですね。けど、人間ってなんて馬鹿なんだろうねぇ

完結編、読了。『生き物は変われる―こんなものだ、と見切ってしまえるほど、人は人についても、世界についても、知りはしないのだ。そう思えるかぎり、歩いていける気がした。たとえ、目の前にのびている道のその先に、黒々と闇を孕んだ雲が見えているとしても。』戦は避けられなかったのか。平和に繋がる戦があるとは思えないけど、いつか誰かがエリンと同じようにしたのなら、避けられない道だけど…、読後またエリンとジョウンが平和に暮らしてた頃を読み直したくなる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/04

人の手にあまる、巨大すぎる『力』と、どう向き合い、扱うべきか。物語の読み方としては邪道かもしれないが、どうしても2011年の日本に生きる自分たちの今の状況と重ねながら読んでしまった。2009年に書かれたものなのに、まるで予言の書のようだ。果たして私たちは『王獣』と決別できるんだろうか……。/シリーズ1からずっとエリンやリランを見守ってきた読者としてはこの結末は辛すぎた……知りたくなかったとすら思ったけれど、それでもやはり読めて(見届けて)よかった作品
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 10/28
ふじ
……でもきっと、ジェシの創った学舎から、また再び『王獣』の謎に取り憑かれ、禁忌を解いてしまう者が現れるんだろうな……それもまた人の業(闘いを辞められない業以上に怖ろしい業)なんだろう
ナイス!ナイス! - 10/28 11:21


うわぁあああっと胸をかきむしりたくなる読了後。エリンが戦に赴くことになったときから、どんな結末を迎えるのかとはらはらしていたのだけれど、圧巻の終わり方でした。物語全体を通して、エリンが、そしてイアルとジェシが家族を何よりも大切に思っていることが凄く素敵でした。王獣と闘蛇の圧倒的な力と、その力を利用しようと人為的に育てられた塊と塊がぶつかったときにおこる悲劇、人が生きる上で根底にある何かは変わらないのだな、と思わされました。読んでいる間、わくわくと言うよりはハラハラが強く、不安や焦燥感が嫌いな私なのですが、
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(1) - 10/27
りく
それすらも楽しんで読むことが出来ました。登場人物が自分の立ち位置というか、立場を見失うことなく、王獣や闘蛇を利用したり触れ合ったり、エリンの意見を尊重はするけど従わないというか、それでも自分はこうする・しなければならないといった固い意志をもっているところも、説得力があり素敵でした。
ナイス!ナイス! - 10/29 01:10


再読。シリーズ当初から探究編まで一貫してセィミヤ様にはイライラさせられっぱなしでしたが、最後にご立派でしたね。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/27

結末が想像できて、読んでいて切なくてしょうがなくて、最後は涙涙。で、あとがきでも泣いてしまいました。夫婦や親子の絆に感動。こんな世界があるのではないかと思うくらいリアルで、深く考えさせられる作品でした。NHKで再放送中のアニメを見ても、何気ない場面で思い出し泣きしてしまっています。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/26

大気中に分泌かぁ。毒霧の仕組みまでもきっちりしていて感心してしまった(笑) にしてもカレンタ・ロウの方々、戦地に赴いて―!! エリンもリランも生き抜いたように思う。王獣を解き放つ結果になって良かったけど、人も獣とはその通りだね。むしろ人ほど愚かな獣はいないのでは、とさえ思った。この本は子ども時代に読んでも理解できないね、きっと。また数十年後に読んだら違った見方が出来そうで面白いです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

結末への過程がとても辛かった。エリンの選んだ道は母ソヨンとは異なったが,ジェシへの接し方に何度もソヨンの姿が重なった。「知る」事を極めるエリンに圧し掛かる孤独。険しい道もリランと共にあったから進めたのだと思う。互いにどこまで心がつうじるのか探りながら。エリンの祈りがジェシの時代に形を変えて実を結ぶ。胸が熱くなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

エリンの歴史観、王獣・闘蛇に対する考えに触れていると、所々で、私たちが生きる世界に通じるものがあるな、と思いました。本当の歴史を知り、一人一人が考えて行動せねばならぬ世界。知識は一部の人々が独占してよいものではない。母親が自らの命をなげうって救った一つの命。その命がまた次の命を守って、大河のように綿々と続いていく世界。私は、あの『4日間』こそが奇跡のように思えました。しかしエリンの築いた未来を思えば、良かったね、と思うものの、ジェシとすれ違った後の彼女のリランに対する思いに涙を流さずにいられませんでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 10/20
ちゅもロボ
自分から息子に、そしてそのまた子供へと引き継いでくれるでしょう。二度と同じ悲しみ、苦しみを繰り返さないように。
ナイス!ナイス! - 10/26 16:44


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獣の奏者 完結編 4巻の 評価:71 感想・レビュー:641
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