ともしびマーケット (100周年書き下ろし)
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ともしびマーケットの感想・レビュー(330)
ほんわかした語り口の一方で、どきりとするほどリアルな描写もあり、とても楽しめました。章を重ねる度に登場人物がリンクしていくのも読んでいて小気味よかったです。最後の章で登場人物たちが勢揃いするのは唐突な感じもしましたが、それぞれの人物が愛おしく思えました。
スーパーマーケットで袖触れ合う人々の9つのショートストーリー。8章までの登場人物が9章でオールスターキャスト出演。かなり無理がある登場もあったが、8章までに各主人公の半生、キャラを描いた分、9章での各人のセリフが各人らしく面白かった。ただ作家が中年の女性らしく、男性を書くのが下手かな。まあ、さらっと読める感じが良かったが、全4章ぐらいで各章の深さを追求しても良かったかも。。世の中人の数だけ物語があるということかな。
北海道が舞台だと「ケンミンショー」で見た「ぬかホッケ」とか出てくるんだなあ、と変なところに感心。それはさておき、とっても上手い。最初のネスカフェの人とか、本当にいそうです。
上手いと思います。それぞれの章の主人公たちが最終章でまとまるのがすっきりしました。ただ、そろそろ一人の人物を深く追いかけて書いたものが読みたいです。
あれ、ブリキ職人のエピソードが夏目家順路と一緒。うーん、これは?とても解りやすい連作だったけど、あとがきによるとまさにトレーニング用として書いたものとのこと。
あまり評判を聞かなかったのですが、田村はまだかに迫るくらいの作品でした。この2作が朝倉かすみの代表作となっていくのではないでしょうか。
ほのぼの。読んだあと、ほっこり。そんな本。ただ、あたしはあまり得意じゃないかも…。最後はみんなワイワイで、そこはすごく良かった♪
朝倉さんは「田村はまだか」に続き2冊目。ともしびマーケットでどこかが繋がってる人たちのはなし。一見普通に暮らしていると思われる人にも何かしらドラマがある、そういうのを書くのが朝倉さんは上手いのかなと思う。小説を読むのは非現実なことも求めるけど、こういう市井の人の話を読むと自分もこれでいいのかなぁと肯定的になれる気がする。
この本で初めて朝倉さんの写真を拝見しました。これまでの著書での文体やタイトルのつけ方から、私が勝手に想像していたお方と寸分違わず一人ニンマリとしました。
札幌の「ともしびスーパーマーケット鳥居前店」を中心に展開する日常の悲喜こもごも。表紙から「ほのぼの」っぽい印象を受けましたが、朝倉かすみだけに油断はいかん…と思いつつ読み始めました。ほのぼのもあればニヤリもあり、突き詰めたら悲惨…なのか?というのもあり、なんとも「人々の日常」だなぁ~と思わされた。日常って「ドラマチック」ではないけれど、「ドラマ」の集積であり、それは「ほのぼの」だの「シビア」だの、そんな一元的なものではないんだなぁ…と。朝倉かすみって、やっぱりユニーク、とってもクール。
万引きGメンとか出てくる人情話かなぁ?と思ったが違った。自分には読み取れないオチが何話かあった。再読せなアカンねやろな。 結局、コインは何なんやろ?最終的に皆をスーパーマーケットに集めてくれたって事かなぁ?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/11
初作家さん。「ともしびマーケット」といういかにも売れなさそうなネーミングと、昭和の薫りに惹かれて。うーん、あんまり何も残ってないなぁ。ともしびマーケット、という場所を軸にして、語り手が一作ごとに変わっていくよくある連作短編。キャラが弱いからか、最終章で全員集合したとき誰がどんな人だったか正直わからなかった。最終章自体が蛇足な気もします。読んでも深刻にならないので、移動中の軽い読み物としてお奨め。
今まで読んだ本はどちらかというと女性に焦点を当てたものが多かったように思う。この一冊は様々な年齢の人々がスーパーという場所を共通点にして描かれている。うまく繋がっているなと思ったけど、最後はちょっと詰め込みすぎた感じがした。でも朝倉さんの独特なリズム感のある文章はとても好き。何だか心地よく感じる。
「ともしびマーケット鳥居前店」というスーパーを軸にした連作短編集。いろんな語り口調や異なる作風で描かれていて、じんわりほんわか楽しめた。……けど、最後の一章はいらなかったかな。連作をまとめた感じで登場人物を大集合をさせた割には、一番薄い人物がメイン……無理にまとめあげなくても、それぞれの行く末はそれぞれにお任せしてもよかったのでは~なんて思ってしまった。
全編を通してなんとなく未熟な感じがしてたら、ああそう、そういう素性の短編集なんですか。どんでん返し的結末は気に入った。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/05
「火灯し(ひともし)頃」という言葉が美しい。「なんでもない一日が、ただ、なんでもなく暮れていく」そんな夕暮れどきに、門田さんの弾くバイオリンを聴きてみたいと思いました。スーパーマーケットを舞台にした連作短編集ですが、中盤少しダレました。
何か物足りなさが残る。大団円的に最後には繋がったけど、それならもっとハデに打ち上げるほうが個人的には好きだ。普通の人々の普通の日常でありながら内に秘めた想いも綴っていて、心がざわめくのを感じる。劇的に何かが起こるとか、普通の人生ではあまりないことこそ小説の中に求めて本を読んでいるので・・・
最後にまさかの展開でした。そうきましたか、狙いすぎじゃないですか、いやでも、やっぱりこんな終わり方がこの「ともしびマーケット」らしさな気がするのだから不思議だ。札幌の小さなスーパーマーケットを舞台に繰り広げられる、老若男女の人生の交差劇。皆心の中に様々なものを抱えて生きている。今回は終始存在感を放っていたネスカフェ月足さんが目につくが、私は後町広蔵さんが好きだな。 ところで朝倉さんが考える登場人物の名前って、めちゃ奇抜てわけでもないのに、聞いたことない名前で忘れられないから不思議だな。
ともしびマーケットというスーパーを軸にした、その周辺の人たちの短編連作。それぞれの話の出来事や問題が少しずつ繋がっていく感じが良かった。でもちょっと意味のわからない話もあった。
とあるマーケットを中心に何気ない日々が少しずつ絡み合う。ある日常がふいに素敵な一日になる。この本を読めた今日はきっとネスカフェ日和
ともしびマーケットを中心としたいろいろな日常。少しずつリンクしていて、あっこの人どこで出てきたっけな・・・と探したりしながら読みました。読みはじめは面白かったけど中盤から少し読み進まなくなってきた。ラストの話はう〜ん・・・全体の雰囲気は好き。
ハートウォーミングな小説と思って読んだら、いい意味で裏切られた。このお店もしかして時々利用しているあのスーパーのことかなあと思いつつ読みました
なかなかの味わいでした。この本が生まれたいきさつを拝見すると、"せかされずにたっぷりと書いた"という感じがあらためて伝わってきました。スーパーマーケットは、街は、劇場そのもの。「三ネスカフェ」な日常に合掌。
初の朝倉かすみさんの作品。札幌にある《ともしびマーケット鳥居前店》およびその周辺を舞台とした短編9作による連作集。ともしびマーケット鳥居前店に関わりのある人が主人公となる小さな物語たち。それぞれの物語の登場人物たちが少しずつ関わり合いながら、日々は過ぎて行く。派手な物語でなくても、それぞれが自分の物語の主人公。私たちの生活も、何もなく淡々と過ぎて行くようでも、性別・年齢を越えたいろいろな人たちと小さな関わりを築いているんだなと気付かせてくれます。ちょっと“お福分け”してもらった気分。
いろいろな人の「ともしびマーケット」繋がりのお話。少しずつ人がリンクしているのが面白い。同じスーパーを使っているだけあってそれなりに似通った経済ベースではあるものの、年齢や関わり方がさまざまで本当に世の中にはいろいろな人がいるんだな、と改めて感じた。なんだろう、暗い道を歩いていてふと寂しくなった先に暖かそうな明かりのスーパーを見つけほっとするような感じでした。
ともしびマーケットの
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感想・レビュー:132件



















































