パラドックス実践 雄弁学園の教師たち
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パラドックス実践 雄弁学園の教師たちの感想・レビュー(134)
弁論術に特化した超エリート校・雄弁学園初等部~大学までを舞台とした連作集。多くの方が書かれているように設定が面白い。個人的には理詰めで解決する作品もわりと好きなので楽しめた。好き嫌いは分かれそうだけど、話の決着が自分には想像できないものばかりだし、どれも読後感が良くスッキリ。面白かったです。
ひとつの命題に対して多角的に捉えることを得意とはしない私にとって、考え方も論法も新鮮に思うことが多々あり、またそれが各章毎にとても効果的に解消されていくのが気持ち良く感じました。屁理屈とか詭弁という言葉で切ってしまうのは勿体ないなと。日本語って面白い。
弁論術を専門に教える雄弁科目を有する学校という設定設定ならではのロジカルなミステリを提供する連作短編。単純なロジックに終始することはなく、物語の豊かさを高めるためにそのロジックが機能する構成は好印象で、 連作としても、緩やかな連なりの中で学校としての大きな動きや、ある人物同士の温かな交流などが丁寧に描かれている。各編共に、ミステリ的なカタルシスと同時に、心のもやもやが晴れていく感覚を与えてくれ、読み終わると非常に清々しい気持ちにさせてくれた。
設定自体が面白い。こんな学校あったら行ってみたいもんだ。日本の政治家を見ても、言葉がうまくない人多いもんなぁ。ただ、教師といてこの学校に行くのは絶対やだ(^_^;)
論理と弁論がものをいう学園において、休職した教師の穴埋めで働くことになった主人公。いやいやあ~言えば、こう言うの世界は読んでいるぶんにはおもしろいが、実際にその場にいたら鬱陶しいこと極まりなし。話としてはこういうのもありかなって感じ。
帯に惹かれて思わず手に取った。設定が風変わりで面白い。弁論術に特化したエリート高校生から提示された難題にどう立ち向かうのかとドキドキしながら読破。詭弁と感じる部分も少々あったが、無理難題を切り返す姿が良かった。
どちらかというと詭弁にすぎないんだけど、まぁ読む分には納得。一応屁理屈だけでなく人情話も入っているのでよい。とりあえず、他の作者には似てないのがよい、知らないだけかもしれませんが。もうちょい他の作品にも手を出してみたいかな。
日本語って面白い。先生達がどのような答えをだすのか楽しみだった。完全にしっくりこない答もあったが雄弁学園の性質を考えるとありかなー。彼のすることは、いつも最後に収支が合う、の学園長の言葉によって読後感がよいな。
なんか一風変わった小説で、小学校に入学した時から弁論術を学び議論、演説の技を鍛えるという教育を大学まで一貫しておこなうエリート校を舞台にしたミステリ-?。 設定はなかなか面白いと思うんですが、落ちが今一歩かなー。50点
理論畑の野菜たちにも 色んな肥料は要るんです。たっぷりの雨も 強い日差しも 霜降る寒さも。 門井慶喜作品には優しいエンディングが必ず用意されている。
発想は面白いが詰めが甘い。また、前もって結論が用意されているような予定調和的展開も感心しない。『おさがしの本は』が面白かったので手に取ったけどやや期待はずれだった。
提示された謎を考えてみましたが、全く解けず。というか、やや屁理屈?でもこういうムダなかんじの討論や屁理屈合戦は大好きでした。「叔父さんが先生」が特に好きです。中の謎掛けがお気に入り。これは教師がメインで話が進んだけれど、今度は雄弁学園の生徒をメインにしたストーリーも読んでみたいな。
学園ミステリー?いやいや、学園屁理屈ものです。全脳細胞と屁理屈を駆使して何となく証明させた気にさせる、そんなお話でした。直観右脳思考タイプな方にはあまり向いていないと思います。理屈っぽい話や言葉遊びが好きな方は楽しめるのではないでしょうか。
雄弁学園出身の方達とはお友達になれないと思う…。この作品では問題を抱えた教師ばかりが登場するが他の教師達はどのような授業をしてるのか気になる、アメマケ先生(どうなのこの渾名)もたまたま最初上手くいっただけという気がするしなぁ。最初の2編で岩波文庫が出てきて、講談社なのにこのまま全編岩波文庫が出てきたらどうしよう、と関係ないことでドキドキした。
この方の本は「おさがしの本は」に続いて2冊目ですが、こちらの方が好きかも。こんな学校には子どもを入れたくない&こんな学校では働きたくない。
作者の主眼は詭弁の応酬よりも、人間の惨めさ力強さを描くことなのだろう。なのでパラドックス云々を期待するとがっかりか。第一話は先生に感情移入できなかった。思考の端々に偉そうな言葉が出てくるのが…話の仕掛けとしてそうしているのはわかるが、結局生徒をやり込める形になるのが不満。
今まで読んだことのないタイプの小説。こういう題材は、なかなか難しいとは思う。成功したとは必ずしも言い切れないが、少なくとも失敗はしていないだろう。なかなか面白く読ませてもらった。
こういう舞台設定あまり好きじゃない……と思って読み始めたが、特に表題作は実に作者らしい落としどころで、胸が温かくなった。が、個人的にやはり題材自体が好みではなく、評価はそれなり。この世界には雄弁=言葉ではどうしたって現せないものがあって、だからこそ文学や音楽といったあらゆる芸術が生まれ、今も生き続けているのだと、そしてそういうものをこそ自分が心から愛するものなのだと、確信しているので。そして多分、作者自身もそういう種類のひとだと感じるので。つまり、この作品はそれ自体があまりにも命題的でしかないと思うのだ。
小学校(初等部)から大学まで、通常の教育課程に加えて、弁論技術を学ぶ教育課程がある「雄弁学園」。初等部、中等部、高等部、大学とそれぞれを舞台に、生徒と教師の間で巻き起こる難題と議論を物語りにした学園ドラマ。それぞれをつらぬく、教師間のいざこざや、学長選挙にまつわる話は、それほど物語としては興味を引く話ではないが、教師が与える難題の解説、つまり論理学と演説技術についての記述は楽しい。
テレポーテーションが可能であることを証明せよ、海を山に、山を海に変えられることを証明せよ、サンタクロースがいることを証明せよ――初っ端から無理難題を生徒たちから投げつけられる新任教師が、へりくつと機転をフル活用して挑戦する高等部編を始めとする連作短編四編。初等部・中等部・高等部・大学のエスカレート式学園「雄弁学園」は、何よりも弁論学を尊び、生徒たちは弁論によって大人顔負けの論理を展開する。雄弁学園の生徒や教師が立てる弁論は小気味良い理屈とへりくつが混ざり、大真面目なのにコミカルである。
なんだか屁理屈の押し売りみたいだったので、読みかけては止め、読みかけてはやめ・・・で1話目を読み終わるまでに1ヶ月以上かかってしまいましたが、1話目のラストあたりからは一気読みでした。最終話に再び1話目の2人が登場して、きれいに締めくくられていて、読後感は良かったです。 でも、こんな学校には入りたくないですね~。
雄弁学園はその名の通り弁論学習に特化した小学校から大学までの学園。小中高大学それぞれの学園を舞台に詭弁を弄して相手を言いまかした方が勝ちというわけのわからない短編が4本。作者による論理の展開にキレがないこともあっていまひとつ作風に乗れず。
なんだか不思議な作品でしたねー。雄弁学園という特殊な学校に於いての教師たちが困惑しつつ、生徒たちに対峙するって構図は学園ものですがあまり一般的な学園ものとしての要素は...薄いです。 この雄弁学園ってのがクセもので、生徒たちは正直...鬱陶しい(笑)。もし自分の職場のこの学園卒業生がいたら...絶対にイヤだ(笑)。哲学なのと論理的な思考なのかよく分からないんですが、言葉を使っての捻くれた解釈、論理展開を繰り広げているだけのように感じます。言葉を使ってのレトリック...つまり難しく展開してウヤムヤっていう
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感想・レビュー:65件














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