世界がぼくを笑っても
世界がぼくを笑ってもを追加
世界がぼくを笑ってもの感想・レビュー(145)
一生懸命にがんばっている人を馬鹿にするように笑うことは嫌いです。でも、そんなときは、オヅちゃんの言うように「だれかにひどく笑われた時は、笑い返せばいい」んだと思いました。
オヅちゃんの印象が前半と中盤以降で(良い意味で)違い過ぎます。主人公のハルトの性格が熱くもなくかといって冷めきっている訳でもなく絶妙なバランスなので読後感が良いです。
なんか面白かったwオヅちゃんのイラストが見たかったな。あと同じ中学生でもこんなに違うのか!とすこし驚いた。(でも長谷川みたいな鉄ちゃんは2人ほどいるけどw)こんな青春すこし分けてほしいな。
思いっきり爽やか!って感じではない。でも、読み終わった後にどこかスッキリした感じがした。 イケてない先生に、ややイケてない生徒、そして荒れたりするネットの掲示板の存在。 実際にこんなことねーよwて思うんだけど、妙にリアルっぽい感じが面白い。 主人公が冷めた感じな分、冷静な視点だったからか「観察」ていうような雰囲気があったような気がする。
すごく楽しく一気読み。めくるページが少なくなるのが寂しかったです。シニカルで単独行動の中二のハルトがいい感じに成長していきます。なんかスポーツやって欲しいな。 ハルトの父ちゃんもいいけど、オズちゃんのキャラがいいです。笑われたらもっとにっこり笑いかえしてやれって、なかなかそこまで達観出来ませんよね。そういう大人になれるよう精進したいです。
世界といっても中学生の世界の話ではあるんだけど、あの時期にとってはそれがすべてだから主人公の小さな冒険は大事件だよなあと。ネットの掲示板の荒れ方もリアルすぎず和やかに感じました。主人公はあの環境でよくひねくれず育ったもんだ。先生は生徒を見習ってもっとしっかりして、と思いました。
熱血バカオヤジと二人暮らしのハルト、教室ではなく保健登校の西崎、鉄道マニアの長谷川、コスプレオタクの安東、どうにもイケてない奴らが集まったイケてないクラスに、担任は全く頼りない小津ちゃん。笑われたら笑ってやれ!!の精神で、周りのことなんて気にせず突っ走ろう、って感じでよかったです。
読んだあと、爽快感でないなにかがある。しかし先生のキャラがちょっと期待はずれ。大きな起伏があるわけでもなく、ちょっと変わり始めた日常をクールな主人公が淡々と眺めてるような物語。これが中学生の日常か、と思う点もいくつかあったけど。
ややシニカルな中学生の日常って感じでなかなか面白かった。あくまでも中学生の世界だから、すごい事件も劇的な解決もないけど、まぁ日常も悪くないさ、という感じ。
初めての作家さんなので作風がよくわからないけど、この作品については、いろいろ半端な終わり方で残念な感じ。主人公の男の子がやっと一歩成長したというところで終わってる。ここからお父さんとの関係やクラスメートや先生とのつきあい方がどんどん広がっていくんだろうに、そこでぶちっと切られてしまってる。続きがあるとするなら序章としておもしろいと思う。
今までに読んだ笹生さんの作品は、どちらかというと虚無感の漂う青春もの、しかしメッセージ性が大きい、みたいなものが多かったのだが、この作品はそれらとは異なり、明るく気軽にサラッと読めてしまう教師モノ。教師モノとはいっても、生徒目線から描かれるので、オヅ先生という人物を外側から見ていくことになる。個人的には、「ぼくは悪党になりたい」みたいなテイストの作品のほうが好みだったが。これはこれで面白かった。ただ、「ぼくは悪党になりたい」などの作品で感じたような、「この短さでうまくまとめたなー」という印象はなかった。
今の中学生のリアルな様子が出ていたかな?学級崩壊の危機にある担任は入院。その後任で来た小津先生は32歳独身の男性。しかし、教え方は下手だし・・・何をやってもダメダメ。どうなるこのクラスは?と思ったら・・・案外こんな風にまとまっていくってあるのかも。なかなか楽しく読みました(^^)
表紙にひかれて読みました^^思っていた展開となんか違いました。でも結構楽しめました。
結局最終兵器って誰だったんだろう!?オヅちゃんいつ活躍するんだって思いながら読んでいたけど・・・最後までオヅちゃんらしさを貫いていました。でも生徒を違った意味で引き出せているんだから、やっぱりイイ先生なのかもね。
ネット用語がたくさんでてくるのだが、たぶん今の小中学生にとってはありふれた言葉。学校裏サイトを、彼ら彼女らの日常のひとつの場として取り入れている感じがうまい。ただ、ちょっと詰めすぎかなと思った。
今の時代の児童文学。ネットの匿名掲示板が交流の場に使われているあたり。笹生陽子の主人公は、ちょっと斜めから世界を見ているけれど、それが自分と重ね合わせるとまっすぐに見える。自然なのだろう。そこが魅力。そして少年ハルトは大人になってく。ジャケ読みしたけど正解。
人との距離感や生き方、色んな面で無気力というか、達観しているハルト。クラスが壊れてきていることに、なんとなく気づき、なんとなく解決にむかっている様子。いい意味で今っぽい作品です。
中学二年生のハルトのクラスの担任となったのは、新任の小津先生。小津先生は着任式での挨拶の時に緊張しすぎて倒れてしまうなど、どっからどう見ても頼りになりそうもない見事なヘタレ具合。そんなある日、小津先生がクラスでトウモロコシを育てようと言い出して・・。ハルトのクラスには特別目立つ子もいじめっ子もいない分、まとまりも活気もないクラス。そんなクラスなので前半はゆる~い感じで盛り上がることなく過ぎていくのですが、後半からは急激に面白くなりました。ハルトの父親がいい味出してました。★★★★
いい加減な父親のおかげで、世の中を斜めに見るクールな少年になった中2のハルト。そんなハルトの前に現れた、新担任で臨時教師のオヅちゃん。一生懸命さが空回りするオヅちゃんを「生温かく」見守るハルト達2-Dのメンバーだが、「ダメクラス」のレッテルを貼られてしまう・・・ 一昔前の児童書なら「ダメクラス」と言われた生徒が奮起して先生をもり立てて~という展開になるのだが、2-Dはあくまでも「温く」、そこがかえって「今時」って感じ。でも、物事を斜めに見ていたハルトが、少し周りに対する見方を変えるラストは好きです
ここぞというところで子どもを守ってくれる親は、それ以外で多少無茶しても伝わるものなんでしょう。そうでない親に育てられ苦悩する子どもたちを身近で見ているだけに考えさせられました・・・
オヅちゃん・・・。もうちょっと教えるのが上手くなれば完璧!ハルトの父親はただの変人かと思ったら、懐の深くてなかなかやるなぁと感心。まあまあぼちぼちの作品でした。
よくも悪くも小・中学生向けの作品。最後のほうでいきなり面白くなったのでびっくり。父子家庭に育つ中学二年生の主人公、ハルトとそのクラスにやってきた頼りなさそうな教師、オヅちゃんを中心に物語が展開します。
題名に惹かれて手にしたら表紙が好きな漫画家さんの絵で…という理由で読んでみました。オヅちゃんも2-Dもこれから成長していくんだろうなぁ。文章のリズムが好みのタイプで読みやすかった。そんな事よりプリント係というものの存在に驚いた。提出物を職員室に持っていくとかの意味じゃないんだね…。
オズちゃんはマイペースでもKYでもない。知らないのだ。だからよけい一生懸命さが伝わるのかな・・。笑いたいやつは笑わせとけばいい。結局自分はこうなんだと知っている人が強い人なんだね。永遠のテーマだ・・。
笹生さんの学校ものは元々好きでしたが、今作はその中でも一番好きかもしれない。オヅちゃんのような教師の姿もありなのかもしれません。浦中レンジャーたちの未来に期待(笑)
笹生さんはちょっと重いテーマを軽妙なタッチで描くようなイメージを勝手に持ってますが、本作品はもっとユーモアを強めた感じで、とても面白かったです。
久しぶりの笹生さんの児童文学。掲示板とか現在ありがちなイジメとか学級崩壊はリアル。出てくる大人達がどこか少しずつ変なのが楽しい。ハルトの両親の夫婦時代の会話ってどんなだったんだろう?
すごい面白かったですー。今風の中学生の生態も分かったし。まあ、いつでもドコでも誰でも、中学時代を乗り切るのは結構大変かと。はるとくん、ちょいとダルいとこあるみたいな感じだけど、だんだんまじになってくってキャラ?笹生作品、そうゆう人多いような?で、やっぱし1人称なんだなあ・・・表紙も素敵です。
不器用なオヅちゃん先生、なかなか興味が惹かれます。「学級」というちいさなコミュニティーなれど、中学生にとっては、大変なハズせない世界だもん。これまでの笹生作品より、こぶりな感がありますが、楽しみました。がんばれ、ハルト。その調子で行け!
世界がぼくを笑ってもの
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