たまごを持つように
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たまごを持つようにの感想・レビュー(176)
弓道の小説。内容は、弓道経験者には少し物足りないかもしれない。しかし弓を引いていた頃を懐かしみながら読むことができ、また試合に出て競い合いたい気持ちになった。僕は今回想する、あの頃の正射とはかけ離れた何か(笑)を。
女子中学生という設定には少し無理があると思うが、主人公と周りの人がぶつかりながらも成長していく、展開も、文章も読みやすく面白かった。武道はこんなに簡単なものでは無いが、こういう物語は好きです。
図書館では児童書に分類されてました。弓道部だった高校時代を思い出しました。20年以上前ですけど…。確か私が弓道部に入部した理由も、同じスタートラインで個人競技の運動部に入りたかったのが理由だったと思う。あの頃、結構中ってたけど、今から考えると正射ではなかったような気がします。
読友さん、ご紹介本。弓道の経験がないので、知らない世界を垣間見ることができて、楽しかった。不器用で、なかなか上達しないが、こつこつと努力を続ける早弥、いいなあ。そして、対照的な天才型のライバル・実良、黒人の父を持ち、広く、大きな心の少年・春など、キャラクター設定がうまいと思う。中学生を対象にしているのだろうか。とても読みやすい文章だった。彼らのその後も、読んでみたい。ちなみにうちの娘は、高校・大学と弓道部だった。娘が読んだら、どう思うんだろう。
内容は中学生じゃなくて高校生な感じだけど、弓道の層が薄くて勝ち上がりやすいという設定にするには中学生にするしかなかったかな?/春の設定にはやられた。/坂口先生と春パパの会話がいい。
んー、こんなに中らないぞーと違和感。でも、弓道のことばかり考え、夢中になって練習していた高校時代を思い出し、すがすがしい気分です。戻りたいとは思わないけれど、そういう経験ができて良かったと。今思えば、青春だったんだな^^
経験者としてはあまりおもしろくはない。そんなに簡単じゃない。あとがきに武道は深い世界で自信がなかったみたいなこと書いてあったけど、確かに題材が難しいからこういう感じしか無理なのかなーと思った。知らない人にはおもしろいかもしれないしやってる人でもおもしろいかもしれないけど、個人的にはもっと内面を深く書いてほしいというか、表面の描写多すぎてめんどくさいというか…中学生って設定ならそんな内面とか書けないかとも思うし。とりあえず微妙だなあ。
弓道を知らない人はもちろん、弓道を知っていると相当面白いのではないかと思います。一つ一つの所作がくどいぐらい丁寧に描かれていて、まるで自分も一緒に参加している気分になりました。弓道をやったことのない自分ですが、一度見学してみたいです。
『武とは戦いを止めると書く』武道系の部活に所属している私にはこの言葉が特に印象的でした。本書のあとがきで紹介されていた、ドイツの哲学者からみた『弓道』も読んでみたいなぁ。努力、友情、ほんのり恋愛ありの爽快な青春小説でした。
★4 面白かった!弓を射る時の緊張感、心がしんとする感じ、集中力、全然弓道を知らないのに、同じ気持ちになれる。すがすがしくて、読後感よし!続編希望、おすすめです♪
弓道経験者としては微妙.中学生ってこんなに中るっけ?射詰め12本?アルミカーボンに鷲羽買っちゃう?部員3人でこれだけ中る人がそろうのは奇跡的.ハッピーエンドにするための強引さを感じた.僕は「楽しむなんてヌルイ」という響子派ですね.
自分の心が一番どうしようもないのかもしれないですね。背筋の伸びた一生懸命の人たちがたくさん出てきてそれぞれ頑張ってほしいと思いました。このままのまっすぐさが続きますように。
30年前に弓道少年だったおいらは、読み終わった瞬間に目頭を熱くしてしまったよ。なんてことない話なのにね。タイトルの“たまごを持つように”、そっと大切にしたい作品だ。
先輩に勧められて。一気に読んだ。弓道小説は新鮮で、そして現役弓道部の自分の身に起き換え考えてもリアルで面白かった。中学生でこれだけ中るなんて…負けてられない。
弓道の部活小説。スゴイ!わかりやすくて読みやすかった。実際に弓道をやってるけれど、実際と相違なく(むしろ作中の域には全然達せない自分にショボン(笑))エンタテインメント性より『弓道』を真摯に受け止めている感じがダイレクトに伝わる作品。 弓道人としては諸手を挙げて◎!
天才肌の実良・努力家の早弥という二人の対比、それと日本の伝統文化に外人のハーフ・石田春フィリップアンダーソンが挑んでいるという異文化混入を題材に、描かれた青春弓道小説。弓道をスポーツと捉えるか、それとも茶道と同じように作法の競技と捉えるかでまた違った印象にもなる。男らしい春、女の子の典型の早弥、中性的な実良、三者三様の弓道への取り組みが心に残る。個人的には実良が主役の物語が読みたかったかも。
青春弓道小説。弓道をちゃんと見た事がないので動きのイメージはあまりできなかったけどキレイな動きなんだろうな。見てみたい。「きゃん」「ぱん」という音の表現が印象に残った。
とにかく爽やか。要領がよく努力を知らずにきてしまった少女と努力を結果に結びつけることができない少女。それぞれの葛藤がまっすぐに素直に書かれている。部活を弓道という精神に重きをおく武道にしたことがよかった。ライバル校の子たちも、考え方は違ってもひたむきさは同じで、全員がイイコ。そして彼らを囲む大人たちも皆尊敬できるすばらしい人ばかり。折り目正しく美しい世界だった。天才型の実良ももっと掘り下げて欲しかったかな。剣道の武士道シリーズは3巻もあるのだから、こちらももっと枚数増して!続編希望。
たまごを持つように、そっとやさしく大事に真摯にひたむきに弓道に自分にまっすぐ向きあう少年少女のお話。のびやかさある彼らの姿には胸が熱くなった。きらきらとした汗の似合う、爽やかなスポーツ青春小説でした。弓道やってみたくなる。
最近ミステリーやサスペンスなどでひねくれた中高生の話ばかり読んでいたので、真っ直ぐに一生懸命な弓道部員達がまぶしくて、何だかすごく懐かしい気持ちになりました。早弥と春のその後が読みたいな。
面白かった!青春部活ものが大好きな私としては、満足の一冊。弓道っていうのがまた珍しい。途中何度かちょっぴり泣きそうんなった。努力とか才能とか、人それぞれで、一歩が速かれ遅かれ、自分の支柱を信じ貫けば、何らかの形で返ってくる。スポーツは色んなことを教えてくれるものだと思う。何かに情熱をかける姿、はどの競技であれ胸に響きます。弓道は精神が第一なんだな、凄く難しくて、美しい競技だ。私、学生の頃からうっすら思ってたけど、生まれ変わったら弓道とか剣道とか、その辺のスポーツやりたいなあ。続編、来い!
哲学者ヘリゲルの『弓と禅』に刺激されて生まれた物語。「いつもより弓がやわらかい。まるで、自分の手を握り返してくるような感じだ。弓と手が一体になるとは、もしかしてこんな感じなのだろうか」(72) 道具と身体の同調。心身一体。無我無心。まるで達人の境地なんだけど、作者が選んだ主人公はごく普通の中学生。どんどん成長する弓道部員の姿を見ながら、あの頃はもっと軽やかに暮らしていたなぁと在りし日の自分を思う。変化することは恐れることではなく当たり前で・・・うん?もしやそれは達人の境地に重なるのかもしらん。
かつて弓道部に所属していた私としてはなかなか切ない本でした。あのときの感覚が、蘇る感じ(流派がちがうみたいだけど)。がむしゃらにがんばっても、正射じゃないから中らない。何が悪いか、わからない。どれだけくやしかったことか。でも、みんな、弓道が好きなんだよ。個人競技のはずなのに、仲間に助けられる。あ~、懐かしい。珍しい弓道小説。
爽やかスポーツ青春小説。ひたむきさと弓道という静けさが調和し、思った以上に小説の世界に入り込めた。良い子ばかりの物語はともすれば嫌味になりがちだが、作者がちゃんと引いて見ているので、心地よい。残念なのが編集。ルビつけすぎ!「咲いて」や「大丈夫」にまでふりがなつけるとは!
珍しく弓道部が舞台の小説。しかも中学校に弓道部があるとは・・・。弓道二段の私としては、実良の態度が信じられない。武道をやる子にあるまじき態度!しかし、作品としてはよく弓道が描けてるなと思う。試合の描写がちょっと・・・???ですが。1人が4本ひいて、次の子にいくのか、1本ずつひくのか、はたまた相手チームと順番にひくのか、読んでる人にわかったかなと思いました。私自身は経験者ですが、なんだかわかりにくかった。
たまごって、読んでみるまでは鶏卵をイメージしていました(笑)。”きゃん””ぱんっ”という音。新鮮でした。坂口先生がとてもよかった。春くんが決勝で懐にあれを入れてるところなんて、いいわあ♪
ちょっとだけやったことのある弓道を思い出しながら、読みました。さわやかで瑞々しい物語で微笑ましく思いながら読めました。ほとんどが早弥視点の物語なので、もう少し、実良や春の視点からも見てみたかったです。【T図書館蔵書】
弓道部が舞台。5月の風のように、爽やかで瑞々しい作品。主人公の3人が、それぞれに不安や悩みを抱えつつも真摯な姿勢で弓に対峙し、やがて一回り大きく成長していく姿が嫌味なく描かれています。弓道の試合を実際には見たことはないですが、矢を放つ直前の張りつめた緊張感や、弓のしなる音が聞こえてきそうな臨場感がありました。主人公たちがこの年頃の子たちにしては素直でいい子すぎる気もしますが、『思春期部活もの』というジャンルに弱いわたし的には問題ナシ。春の北九州弁が可愛いかったです。
途中まで中学生の話だと気付きませんでした。自分も周りも思うようにいかず、もやもやしている彼らが愛おしい作品。この年頃の不安定な感じが表現されていると思います。
多感な中学時代の、弓道を通して表現される様は、実に考えさせられるものがあった。弓とは心で引くといっても過言ではない。揺れ動く心は射にも自ずから表れる。それに気づき主人公たちがはっとしたのは、読んでいるこちらもはっとしてしまう。全体を見渡すことができる以前の「自分の世界で物事を考える時期」。そんな自分の狭い世界を破っていく姿は、大人になりゆく私たちの生きる指針とも成りうるだろう。ただラストに向かってのかなり都合のいい展開や、急な視点の変化、また、早気というものへの少しの認識の甘さが、この作品がベストセラーに
武道に対して真っ直ぐ丁寧に向き合っている作品でした。悩みながらも一歩ずつ前に進んでいく、3人の弓道部員の葛藤が淡々と描かれています。弓はたまごを持つように、ふんわりと握らなければならない。『握卵』というその教えは、弓道だけに限らず彼らの壊れやすい心との付き合い方でもあるように感じる。卵も心も壊れやすく・・・でも、実は均等に力を加える分には案外潰れないモノ。更に一歩踏み込んだ彼らの高校生版も読んでみたいです。
ティーンズコーナーからの1冊。 中学生が部活に打ち込む姿は、大人になって読むと懐かしさとともに ちょっとの切なさも感じます。 上達の早い仲間に対して感じる焦り。 弓道に対する自分の気持ち。 自分と向き合って、仲間と向き合って成長していく姿が清清しいです。
中学生らしいとも大人びているとも思える三人三様の弓道部員。天才肌の同級生に羨望と嫉妬の両方で揺らぐ主人公が等身大でよいと思います。
たまごを持つようにの
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感想・レビュー:89件














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