電化製品列伝
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電化製品列伝の感想・レビュー(145)
ジャンルで言うと書評。マグライトに関してのエピソードが特に面白い。夜の森を歩く。自然はすごいが人間もなかなかすごい、に何か気付かされた感じ。
電化製品が出てくる箇所を引用して書評をするという、マニアック且つ斬新な書評集。電化製品というモノの佇まいの描写がその時代の空気を伝えているという視点で、目から鱗でした。しかも自分の作品を含めて、それはそれは楽しそうに解説するのです。読んだことのない作品が多くて、ぜひ読んでみたい!と思わされた。うーん、上手だなぁ。
図書館。作中に登場する電化製品を通した書評。こういう見方があったのか!視点を変えることで、見える世界が広がる楽しさがあったエッセイでした。 明後日方向の感想としては、そりゃ堺雅人氏と親和性が高いはずだというものでした(^^;; 堺雅人氏経由でこの方の作品と知り合えて良かったなぁ。
小説の中から「電化製品が作品の味付けに起用されている部分」を抜粋して語っている。書評でもなく場面の解説の様な著者の"電化製品愛"の様なジャンルが固定されていないユルさが感じられる。でまた取り上げている機器が妙に拘っているというかちょっとありきたりでないものをセレクトしている着眼点が独自の世界を持っている。
考えてみもしなかったが、電化製品を描写するということ自体、その場の空気を描写することに繋がるんだと思い知らされた。ゲームや漫画に関する著作を読んでいても同じことを感じるけど、電化製品に対するこだわりと言うよりも、自分のセンスに訴えかけてくるものに対するこだわりが強いなと思う。当たり前といえば当たり前だけど。だからそういうものとそうでないものの定義付けがはっきりしていて、その辺を読むのが面白い。レーザーディスクってDVDみたいなものだと思っていたけど、レコードのようにひっくり返すもんなんだと知って驚いた。
電化製品、確かにいろいろあるし、うちにもたくさん。読んでいるうちに、これは電化製品がメインなのか書評がメインなのかわからなくなってきた。でも、そこがまた、いい味になっている。確かに、電化製品にもいろんな性格があるように思い始めた自分に気づいた。大きさ、用途、場所、音、匂い、温度、いろんな要素がある。しかし、それを超えた雰囲気みたいなものもある。まあ、どこまでが電化製品なんだろうというのもあるが、面白い視点だな。
斬新な書評でありました。そんな視点で本を読んだことなかったけど、指摘されている通り、時代を映す象徴が電化製品かもしれん。未読の本はどれもほおー読んでみたいとおもったし、既読の作品はああ、なるほど、と感心。
著者がその本(映画・マンガ)を愛でている感じが伝わってくる。「電化製品は格別好きではない」といいながらこの熱さ。本当は好きな癖に…。と言うか「今回は電化製品だけど別の切り口でもできるはずだよ。やってみれば?」っていわれている感じ。ようやりませんけどね。読み終わるのが惜しいなぁと思いながらも駅から会社まで歩きながら読んでしまった。おかげで車に轢かれかけた(ウソ。)でも桜を見逃した。
日本の現代小説に登場する電化製品をテーマにした書評集。普段は読まない作品が多く紹介されていたり、読んでいても気に留めなかった部分がピックアップされていて面白かった。さらっと読めます。
道具について書かれたエッセイは、古き良きものを懐かしがるか、機能ウンチク方面に転がるかという場合が多いけど、これはどっちにもブレずに面白い視点で書いてある。ちゃんと「人」を通しているというか。
長嶋さんの電化製品への(マニアックで偏屈な)愛が伝わる。イラストも素敵。電化製品ふぇちにはなれないけれど、長嶋有はもっと好きになった。笑える一冊。【図】
SONYの一部のリモコンには日本語表記がなかった。多機能な上に説明が英語表記。当惑する彼女を横目に、タイマー予約をバシッと決める。そんな彼女がリモコンの操作に慣れ始めた頃(タイマー録画はまだ出来ないけど)、僕のマンションから出て行った。残された男とリモコン。そんな電化製品小説があったら読んでみたい。いや、どうだろう?
『はじめに』で作者が述べているように、さまざまな文学作品の中に描かれている家電製品について抜き出して語ってる書評集であることがわかる。目の着けどころがシャー○だね!っ的な本。最新型の家電じゃなくて懐かしいモノが登場すると当時を思い出しタイムトリップしちゃうかも。
作中の"電化製品"に特化した書評集(漫画、映画もあり)。長嶋有名義ですが、そこはかとなくブルボン小林風味で、ユルユルな文体と男の子テイストな着眼点が何ともいえず可笑しい。特に、ホットプレートの蓋をガンダムはマ・クベ操るMS、ギャンの盾に見立てるくだりには爆笑。やってた!うちの兄もそれやってたよ!実年齢はわたしよりも一世代上の長嶋さんですが、長嶋さんみたいなタイプの男友達が周りに多いため、勝手に親近感抱いてます。好きです。
こんなに世の中には電化製品があふれているのだから、小説の中の世界も絶対に電化されているはず。だけど、電化製品について仔細に描くことは時に物語の中核に対するノイズとなってしまいがちで、そう言われてみれば、確かに、なるべく通り過ぎることができるようにしか切り取られていないものが多いように思う。だからというわけではないが、私も、小説の中ではっとするノイズに出会う瞬間に妙な高ぶりを感じるし、急に世界が立体的に立ち上がるのを感じる。そういう瞬間を熱量たっぷりに「説明」しちゃうその視点、感度がすごく好きだなー。
3.5☆/電化製品という着眼点。電化製品が出てくればいい、わかりやすくノスタルジーをってだけでないこだわりが面白い。メモ:「奥村さんのお茄子」
面白かった!何度も笑いました。「電化製品列伝・実作編といっていい長嶋家電文学の総決算」だという「ねたあとに」でハマった長嶋有ですが、この本も書かれている「説明」も大好きです。長嶋さんなら、読みづらい取り扱い説明書の類も楽しく書いてくれるかな~と思いましたが、説明が細かすぎてそれこそ「巻もの」になるかも~ですね。ブルボン本が気になります。
電化製品・書評・長嶋有好きには1粒で3倍美味しい作品。センセイの電池は覚えていたが博士のアイロンは記憶になし。
電化製品が作中にどんな効果を与えてるかを切り口にした書評。ラジオ、冷蔵庫などノスタルジーを含んだものは取り上げずホットプレートであったりレーザーディスクであったり炊飯ジャーであったりいつも使う電化製品でないものを作品中に効果的に描写することで得られる効果を書いているところがフェチっぽくて良い。
作家さんの意味のある「省略」に対して、そこをあえて書く味を探す書評集。17本(?)ある書評の中身にバラツキはあれど、切り口はかなり面白い。それぞれの本を読んでみたくなるはず。しかしこの長嶋有のテーストが小説になるとどうも波長があわないのは何でなのかしら。
確かに電化製品は、最も時代を反映させるツール。リモコン、レーザーディスク、ミニコンポ。ストーブの上でシュンシュン音を立てるヤカンと氷嚢、そんな懐かしいシーンが今は加湿器に熱さまシート。う~ん、こんな本の読み方もあったのか…。目から鱗…。
レーザーディスクとVHD… たった20年まえのできごとだったのにね(^^) せっかく集めたコンテンツを観るために、どちらもまだプレーヤーを大事に保管しているわたし… さっさとDVDで買い直せよ!ってゆー世界ですね(^^)
これを読んだ後は明らかに小説の読み方が変わる。山小屋でなんで電球が並べられていたのかの謎もなんとなく分かりそうな気がする。気がするだけだけど。干刈あがたを読みたい。
かなり面白い切り口。やっぱりと言うか、王道吉本ばななのとこが、一番好き。がっ、これ見て「センセイの鞄」を借りてきたわぁ。こう言う見方は、眼からうろこ。
電化製品列伝の
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感想・レビュー:58件














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