ブラックペアン1988
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ブラックペアン1988の感想・レビュー(1427)
20年前の東城大病院を舞台にした物語。極北シリーズで病院再生請負人として登場した世良さんが主人公。
お馴染みの顔ぶれ勢揃いで思わずにやにや。速水、島津、田口の三羽烏実習生なんて、サービス以外の何物でもない。
手術シーンが連続する、緊迫した描写が多く、外科医と呼ばれる人たちはみんなこれをくぐり抜けてるんだなあ、と思う。
高階先生、若い頃は結構熱血医師だったんですね。
高階先生と渡海先生、どちらに担当してもらいたいかは微妙なところ。
藤原さんが高階先生に突っかかるのがおかしくて仕方ない。
主人公の世良さんが作中で読者の疑問を質問してくれるところが良いところ。また作中に細かい日付や時間の記述があるため、リアルな印象を受けた。個人的には若かりし頃の田口、速水、島津が見れて嬉しかった。
とてもおもしろかった。ペアンを置き忘れたのではなくて、それは止血のために意図的にしたものだった・・・おお、なんという展開。そして、チームバチスタは前に読んだけれど、もう一度読んでみたいと思った。
若かりし頃の高階院長の活躍を描いた作品。海堂先生はとにかく読みやすくて取っ付きにくい医療ものもすごく早く読めていい。今回も登場人物は一癖もふた癖もある人達ばかりでで面白い。医学界の新時代の夜明け(良くも悪くも)を読んでいて体感致しました。
再読了、やはりこのエピソードが今のところ一番面白い。ジェネラルルージュ速水と世良の正統派同士の師弟関係でもっと物語を読んでみたい。何より佐伯清剛、かっこよすぎでしょ!
大晦日のに風呂で読み始め、年越ししてしまいましたw。医者と弁護士はなぜ、社会的にも一目おかれるのか。双方とも、依頼者の(身体的)・(社会的)な命を左右する職業なんだからなんだと改めて思いました。しかも、そこに自分のプライドを注ぎ込みながら生きている。一年坊主の世良君は、そんな猛者たちに揉まれながらも知らず知らずのうちに、外科医としてのプライドを育む…。医者とはどうあるべきか…という作者の想いが「ジェネラル・ルージュ…」、「イノセントゲリラ…」か一層深く伝わる内容として読み応えがあった一冊でした。
いよいよ本格的にこのシリーズハマりそう。ところで1988年と言えばバブル真っ只中。タクシーチケット、六本木、ボディコン...バブル時代を象徴する単語がいちいち懐かしい。速水先生や田口先生の医学生だった頃の様子もチラッと盛り込まれているのも嬉しい。どんなちょい役の登場人物も後に別の物語で登場するかもしれないと思うときちんと押さえておきたい。それにしても渡海先生の去り際がカッコよかった♪
桜宮サーガ。バチスタの時間軸からは20年前くらいの話で医学生時代の田口先生なども出てきてます。病院長の若かりし頃……本当に医療小説という感じでした。この話からバチスタへと続いていくんだな…と。読みごたえありました!
最後のオペシーンの緊迫感が良かった。ブラックペアンにそんな意味があったなんて…個性的な医者揃いの東城大。ここからバチスタへ繋がってくんですね。渡海先生のその後が読みたいです。
会話の面白さは逸材である。藤原婦長、猫田主任、高階講師など後の「チームバチスタの栄光」等に続く登場人物でトータルとして楽しめる。最後の体の中に残っていペアンのくだりは予想が出来たのが少し残念。
最近、この作者の本を連発で読んでいますが、どれもこれも本当に面白いですね。。。ここまで登場人物の台詞が際立つ作品は、なかなかお目にかかることができません。お医者さんが書いてるので、心情描写がより豊かに味わい深くなるんでしょうか。。面白かったです!!
”ペアン”がどういう形状だかずーーっとわからずに読んでいたのは私だけでいい。知らない顔見知った顔、もろもろ出てきたけれど、世良はその後どうなったのかなぁ。相変わらず読みやすく面白かったです。
殺人事件が絡まない分バチスタシリーズよりも医者という職業が深く描かれている印象で面白い!
それぞれの思いや目指すもののどれが正しいのかは分からなったけど
後にスキャンダルまみれになる東城大学とは思えないほど信念の強い人たちの物語。
舞台は、バチスタ事件約20年前の東城医大総合外科学教室。今まで読んだ海堂作品の中で、一番好きです。主人公の世良をはじめ、腹黒狸とは無縁のような高階、渡海、佐伯教授、みんな良い点、足りない点があり、それぞれに魅力的。医療への思い、野心、悔恨、情、そして緊迫した手術シーンに引き込まれ、最後まで一気に読んだ。学生の田口たちや、若かりし藤原さん、猫、花房たちも登場し、繋がりも楽しめる。
さすが~!海堂尊!文章運びが上手すぎる。どの人物も個性的で魅力的。感情移入しやすく物語に入りやすいのか、いつも一気読み。読後感もなかなかよくて清濁併せのむの世界でありながらも爽やかな風が吹いているよう感じ^^いい本でした♪
面白くて一気読みしてしまいました。手術シーンや佐伯教授の思惑など、次の展開が気になって、ハラハラドキドキの連続です。また、高階先生や渡海先生、佐伯教授にはそれぞれに信念があって、どれが正解とは言えないと思いますが、それぞれがプロフェッショナルで懸命に取り組んでいますので、答えがなくてもすっきりした気持ちになれました。
バチスタシリーズしか読んだことがなかったけど、こっちも十分楽しめました。バチスタに出てくる人達出てくるのが楽しみで☆専門用語は難しくてとばしながら読んだけど、ストーリーはちゃんと理解できました。渡海先生きらいじゃないなぁ…。他の作品も読みたくなりました。
結局読んでしまった昔の話。馴染みの人達がたくさん出てくるので、そこも楽しみのポイント。特に田口たちが出てくる箇所は、直接の接触はなかったものの、藤原婦長と田口の始めての邂逅があったと思うと、なんだか胸が熱くなる。医学的な事はよく分からないけど、最後のどんでん返しも面白かった。
完璧な医者は居ないけど、近い医者は結構いると海堂さんは訴える。医者の側の医療は大丈夫だと。問題は制度と仕組みとアカデミズム。ここではアカデミズムと治療行為の両立は難しいという。医療過誤も、医者の観点ではこうなるという。 ま、堅いことを抜きにすると、このころの高階講師と速水は剣道一直線「ひかりの剣」でしたね。あの剣道の裏(表かこっちの方が)で、こんな物語がって感じですね。
いやはや、すっかり海堂尊ワールドに嵌まりに嵌まってしまってもう気がつくと何冊読んだのかわからん程になっているわけだが、まあそれはさておきだ。本書は東城大学医学部附属病院の1988年当時を描いたものであるが、著者の作品ではお馴染みのキャラクターたちの若かりし頃の姿が拝めるなど、田口・白鳥シリーズを愛するものであれば面白いことうけあい。またそうでなくとも、息詰まる手術シーン、大学病院内における権力闘争、などなど様々な要素が絡み合っているので初めて読む方でも十分楽しめる内容だろうと思われる。
研修医時代の田口先生が出てきたりして、海堂尊さんの本は、全てつながっていてあもしろいです。でも海堂ワールドに引き込まれるようで、なんかイヤです。でもまた読むのでしょうね(笑)
正直これほど風呂敷を広げられる力量を持っているとは思いませんでした(かなり生意気な言い方 また「ナイチン...」と「ジェネラル...」でその片鱗はおおいに匂わせているけど)...すいませんでした。 イヤ〜このシリーズ面白いです。最初のこのミス大賞は伊達ではありません。
海堂さんの本を読んでいると、医者という職業の重みが伝わってくるよう。『お医者様』も『患者様』も間違っている。けれど本当に間違っているのはこの国の医療体制。医者がいなくなって困らない人はいないというのに。
医者や手術のことなんてさっぱりわからないけど、手術シーンではドキドキハラハラもので楽しかった。渡海先生はあのまま消えていくなんてもったいなすぎるので、ぜひどこかで登場してほしい!世良さんも見てみたい。それにしても、3人のレポートには大笑いしてしまった。
極北クレイマーの最後にチラっと出てきた世良先生を発見☆おなじみメンバーの過去が覗けて楽しかったです♪ただ海堂作品の登場人物はリンクしすぎてて,ちょっと頭の中がゴチャゴチャ中。一度整理し直さないと(^^ゞ
バチスタシリーズの歴史はここから始まる。バチスタシリーズで活躍する面々の若き日の物語。ペアンが残されてた理由はある程度予想出来たが、ブラックペアンの使い道に驚いた。佐伯は、渡海の面倒をみると決めた時から、いつかはこの日が来ると想定してのブラックペアンの準備だったのであろう。途中、佐伯が将来の外科医育成の為に、患者にリスクを負わせる判断をする場面があるが、大学病院は患者を治療すると同時に医師の育成機関だという事を再認識させられるシーンであった。大学病院という名前(名声)だけで、手術する病院を選ぼうとしている
読んだのは文庫版の方。後に大活躍の田口さん初め速水さんの学生姿とか出てきてちょっとくすぐったい(笑)正統派の医療小説・・・。かな? 個人的には渡海さんのこのあとが知りたい。ってかそのうち書いてくれそうな気がしますな^^
古き良き?悪しき??時代…懐かしい(^_^;)話の内容は爽快!正直、言葉で丸めこむような白鳥が好きじゃないので、こちらは登場人物は重なるけど、当時の医療を映した正統的な医療小説。
表題のブラックペアンがここに繋がるのか!!という感じでした。田口先生が外科医になるのを諦めた話があったり、まだ、そこまで腹黒くない高階院長が見れたりと新鮮でした。
手術の立ち位置にまで存在する上下関係。 製薬会社の接待攻勢によって左右される使用薬品。 細かな描写がリアルで、メインの手術シーンが際立ちます。 患者の立場には立っておらず、あくまでも大学病院お医者様の裏事情話を貫く。 その割り切り感は好きです。 それほど魅力を感じない新米君に、なぜ天才医師たちが肩入れするのか。 これだけは最後まで腑に落ちないんだけど。
ブラックペアン1988の
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