沈底魚
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沈底魚の感想・レビュー(162)
なかなか面白かった。
ただ、人物相関がわかりにくい。これは乱歩賞受賞作品に多い気がするが…。
この作品については、人物の無駄が結構多いのが残念だった。もう少し、課長や部長を話に交えたり、中村をもうちょっと活かしたりしてほしかった。
日中間のスパイ戦争が題材。結構本格派の小説で面白かった。表面上のシナリオがあり、その裏に本筋があり、更にはアメリカ側から見た別のシナリオがある。と言う複雑化していく過程について行くのが大変だった。話も読みやすくサクッと読めた。個人的にはもう少し複雑でも良かったけど、そうすると付いていけなくなってたかも。いいバランスかもね。
初曽根作品。スパイ物とか好きではないのですが、これはサクサク読めた。 ただ、もう途中で誰がどうで、裏切って、仲間でどうなの?とちょっと混乱、した割には、結局大きな驚きもなく終わってしまった。でも、面白かった。
うーん。もっと読み込めば楽しめたのかな?いまいち面白さがわからなかった。主人公がぱっとしなくて、その時点で読むのが義務になってしまった。完全にわたしの問題だけれども。
すごく面白くなりそうなんだけどとくに面白くならずに終わった。物足りない。。最後まで読むと、五味刑事のキャラが濃くてよかった。日本のスパイものは珍しいので、また描いて欲しいなー
完成度はもう一つという印象なれど、刑事たちの軋轢や相克など人物描写には光るものを感じた。一方でこの作家さんはブラックユーモアあふれる短編集を書いてたりするので、ふり幅は持っているように思う。
初曽根圭介。とても読みやすかった。乱歩賞は『再会』についで2作目ですが、著者写真はお約束なんですか?いや、別にいいんですけど。ラストの展開は嫌いじゃないです。
以前にこのミスの座談会でよく言われていたと思うが、スパイ謀略物とかで乱歩賞に応募すると、規定の枚数に収まりきらないというのが、あるのかもしれないですね。文章はなかなか読みやすく他の作品も読んでみようとは思いました。
なるほどね。何が本当で、誰が敵なのか、全く予測不能。でも、「ジョーカー」とか、「オリンピックの身代金」の方が、好みでした。
まず、受賞の言葉で作者の「変な人」っぷりに感心。本文は自分が普段意識していない日中の緊張感をひしひしと感じている昨今の状況とあいまって、興味津々で読めた。翻訳物ならもっと派手な展開になりそうなテーマなのに、淡々と進んでいくのが良い。国家を守る!とかではなく「お仕事」なんだなぁ、と。
乱歩賞受賞したエスピオナージってあまり記憶がないなと、思っていたら選評委員の方々が皆口にしていた(笑)なかなか良く出来ていて面白い。ただ賞に応募の作品だったからか、幾分後半が急ぎ足になった気がする。上下巻でいけそうなテーマだけにそれが惜しいかな。
公安物はあまり読む機会がなかったので、なじみのないの隠語や表現に少しとっつきの悪さがあったが、結構すんなりと楽しめた。さすがは江戸川乱歩賞といった感じ。
「いまわれわれがやっていることは、いったいなんだ。子供のスパイごっことなんら変わらないことを、国家と国家が大真面目にやっている。これが茶番でなくて、なんだ。」
スパイもの。ページ数の割には読みやすかった。ただし、ストーリー自体は二転三転。53回乱歩賞受賞作ではあるが、巻末の選考経過を読むと、全審査員一致での受賞ではなかった様子。単行本で読んだが、表紙に「ホトトギス」「モグラ」等のキーワードに混じって「肉まん」との立体透明文字が印刷してあって笑った。いや、ちゃんとストーリーに関係あるんですけどね。
著者に対する勝手なイメージでホラー寄りの話かと思っていたら、硬派な刑事小説。公安、外事、スパイ、日中情勢といった物語のスパイスとしては効果的なものを、メインで取り扱ってるので、読みにくいし苦手。読了してみれば筋が通ったわかりやすい話ではあるものの、途中は軽く混乱する話でもあるので、ちょっと面倒くさい感じがした。
スパイ、沈低魚(北京)、ダブル、(ラングレー、東京)。操り人形総理候補、共有資産、利用価値だけ。>捜査、モグラ→ダブル、間抜けは北京。ダブルのダブルは??結局?こんがらがり。
亡命希望の中国外交官からある国会議員のスパイ疑惑が生まれ、公安が捜査に。捜査官にもスパイ疑惑があり・・・。誰がスパイで、誰が二重スパイでって、情報戦のすさまじさ。現実にもこんなことがあるんだろうか。
曽根のデビュー作。『鼻』とほぼ同時期の作品だが乱歩賞の受賞が少し早くこちらがデビュー作となった。ホラー作家と思って読んでいるとまったく違う作風に驚かされる。キャラもしっかりしているし、全体の構成も秀逸。
中国名を覚えるだけで大変で、ストーリーまで難しく思えました。 大物の沈底魚が、日本に潜っている。亡命中国外交官による衝撃情報。流出した国家機密。「眠れるスパイ」は実在するのか。公安刑事たちの極秘捜査が始まった!乱歩賞史上、もっともスリリングな公安ミステリー、堂々登場!第53回江戸川乱歩賞受賞作。
沈底魚の
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