好き好き大好き超愛してる。
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好き好き大好き超愛してる。の感想・レビュー(483)
タイトルからイメージしてた内容とはかけ離れてたと思ったけど、これはこれで確かにタイトル通りかもと思わされる(笑)一言で言うなら、カオス。柿緒の話はなんだか好きなんだけど。
冒頭の「愛は祈りだ」も、タイトルも強烈。ずっと頭に残る。どの話も愛と死と考えさせられた。「ニオモ」が特に好きだ。後半の「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は、好き好き大好き超愛してる。を読んだ後に読むと驚いてしまう。脳みそをかき混ぜられているような、そんな感覚がする、こちらもまた強烈な話だった。好き好きは心に愛を残していったが、ドリルホールには脳みそををかき混ぜられて意識が遠のくような、気持ちいいような、なんだかよく分からない感覚を残された。
再読。舞城、好きだー!柿緒の話はやっぱり私小説っぽいね、書くことも恋愛することもきっと熱意だけじゃなんともならなくてほんとはもっと義務とかひまとかひんやりしたものでもできててただの生活の一部なんだろうけど、一部ってことはそれがなくちゃ生活は回らないってことでもあって、好きな人はずっと好きだし性衝動はわたしたちを動かすし言葉の力はきっとわたしたちが思ってるよりずっとものすごい。
恋愛小説なんていつぶりだっていうぐらいに読んだのだけど、すんなり入り込めた。ま、このまえに「煙か土か・・」を読んでこな作者になれていたってのも大いにあるけど。久々にキュンとなった小説でした。
終わってしまってからでは遅い。今この瞬間、自分を取り巻く全ての環境、人達を心の底からいとおしく思い、日々過ごしていきたいと思った。
何年か越しの再読。ミステリーはそうではないが、舞城の作品はただひとつのことを伝えることにバカ正直に全力をかけてくる。文体のリズム感も浮遊感も好きだけれど、読書中や読書後に心から「ああそうだなぁ」と思えるのがいい。
タイトルが面白いから手に取ったけど、他の作品と変わらなくて正直つまんない。読んだ順が悪いのか、奇をてらった文章に慣れたからなのか読む度に面白くなくなっていく。2作目の頭にドライバーねじ込む話は3ページで断念。
久しぶりにこっち系の作品を読んだ。おっ?まだまだ読める!舞城の作品を読むには決して若い感性が必要とされるってわけじゃないけど、時間を掛けたり、理解とか共感とかしようとしちゃだめだと思う。文章の中にある打ち付けるような独特のリズムに乗れればすっごく楽しめる。僕みたいなオッサンが恋愛小説を語るのは気持ち悪いが、これは甘ったるくない上等な恋愛小説だと思う。
すごく好きな部分もあるけど、全然理解できない気持ち悪い部分もある不思議な本だった。人の生き死にで愛を語るのは良くも悪くも卑怯だわぁ。心に余裕があるときまた読みたいです
愛は物語であり、物語は愛である。非凡でも平凡でも、大切なのは愛していることだけ。いろんなことがあるけれど、私もこのくだらない世界を…超愛してる!♪
【図書館借本】お、おぉ……これは脳味噌がかき回される感じでさっぱり判らん。でも嫌いじゃない。それにしても擬音語がすごいなぁ……。
「好き好き~」は、一つ一つの話しが面白いものとそこそこだなと感じるものの両方あったけど全体的に嫌いじゃない。ただ、「死」と絡めてしかこの超愛してるって気持ちを表せないのかなと思うと少し残念というか悔しくもあるかな。「ドリル~」はぶっ飛んでいて理解はできないが面白い。「世界をケーキみたいに切り分けそうなくらい可愛い女の子」っていう表現にはずきゅーんってきた。
奇抜な発想の連続によって徐々に愛を浮き彫りにする表題作。頭にドライバーが刺さり、虚構の世界へと没入していく「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」。この発想力、それを結びつける構想力に脱帽。完全にぶっ飛んでいる。テクストの快楽にしびれた。
未読の「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」のために購入。そして傑作。久しぶりに痺れるような短編であり「ピコーン!」と並ぶほど好きだな。文庫版にだけ何故これを収録しないのか理解しかねる。
全体的に意味不明。後半の話は紙のムダ。前半で主人公の一人が彼女の死をネタに小説を書いてしまうのは物書きとしては仕方ないとしても、何もかもを投げ出しても好きと言いつつ、彼女が死んだ後の生活を考えたりと矛盾が過ぎる。
ノベルス版も持ってたがこちらも買って再読。 好き大は良いこと言ってるんだけど「メタ化」話をもう少し掘り下げてほしかった。 ドリルホールはやっぱ何度読んでもいい。特にラストにかけての展開とラストシーンは鳥肌。
初、舞城王太郎。という事でこの作品単体ではなく舞城王太郎という作家についての感想にもなるが、なんだか良く分からない、という印象が残った。というか色々強烈すぎてその印象しか残ってない。何しろ読みづらい。舞城王太郎作品が自分に合わない事はわかった。内容については、死んだ人に向けられる、あるいは死にそうな人に向けられる愛についての話、というのは理解できた。ラストの柿緒の行動、その事に対する治の考え方。この場面はとても好きだ。
「好き好き~」は文庫で感想を書いたので省略。「ドリル~」は、最初ページを捲るのに恐怖を感じた。読み進めていくうちに恐怖がだんだん麻痺してきた、と同時に思春期特有の幼さを感じた。読んでる自分も、作中の主人公も終始何かを感じていた。こういうのがセカイ系なのだろうか。「好き好き~」と「ドリル~」の読み味、読了後の気分は両極端。どちらも強烈でそのパワーに跳ね返されてしまう人は舞城は合わないと思う。
物語における現実性からの離脱あるいはその逆がどのタイミングで行なわれているのか判断がつかない。生き死に直結する恋愛の様々にグロテスク化され“祈り”の連続。「美しさは、それが自分を殺すものであっても、魅了する」
読み終わってクラクラ。題名でかわいい話かと思いきや。 話が変わって文体がガラッと変わって、好き好きが終わってドリルホールに掛かると斜め読み…疲れたような頭痛い。小説、イラスト共に狂気的で個性的。それが魅力なんだろうけど、少し難しかった。
うっとおしくなるようなタイトルだと某有名な方は仰ったみたいですが、この作品はホントにぶっとんだ内容。ドリルホールとか大学生の頃、読んでてあわわしちゃいました。この作品を読んで、あれ?舞城さんと合わないのかな?って疑問をもっちゃいました。
ずっと気になってた本。はじめの話よりその次の話のほうが好きだった。ヒーローがどこまでも自分の快楽を求めはじめるあたり、どうしよう!早くきて!と女の子を思わず必死に呼んでしまうあたりが特に。
はっきり言えば、タイトルと冒頭の部分だけで足りる。愛はとても言葉では表現できないことを分かっているはず。「愛とは、愛するということは何か」ということをどこまでも問いただした作品、そんな風に思えました。そして、後半の「ドリル~」で前半は崩され、壊され、覆されました。愛だ恋だと騒いでるけど結局性欲には勝てないし人は性欲によって突き動かされてるし欲望には服従するしかないという人間の嫌らしさ。それでも愛という言葉で騙して追い求める。狂いそうな程に乱雑かつ丁重に叩き付けられる文章。色々な意味を含めて、衝撃的だった。
《好き好き大好き超愛してる。》全てが意味不明なセカイ系ファンタジーの中での「死」、架空の奇病による「死」、夢の中での「死」、そして癌による現実的な「死」。各世界観について明確な説明がないまま、若い少年少女はそれぞれの運命に翻弄されていく。物語が抽象的だからこそ、彼らの感情だけが際立って、その言葉と行動がダイレクトに伝わり我々の胸を刺す。この「愛」と「祈り」は、「物語」を紡ぐことでやがて収束されていく。最後まで読んでから序文に戻ると、「言葉」や「言葉による物語」を「愛」に置き換えることに抵抗を感じなくなる。
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感想・レビュー:140件














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