宇宙のみなしご
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宇宙のみなしごの感想・レビュー(401)
読破。児童書閉架から借り出しです。真夜中の屋根の上って、三日月が似合う気がするのは、私だけ? 昼間の屋根の上がおひさまの天国なら、夜中の屋根の上には、冴え冴えとした冷たくてよそよそしい月の光の世界。そんな、昔のちょっとした思い出が、突然ふわぁ~~~っと、心のなかに蘇って来ました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/06
私も、どうしても自分が宇宙のみなしごだっていう自己憐憫から逃れられない。だから、自慰をしてしまう。そうして自分を慰めないと、どこか壊れてしまう気がする。それが甘えなんだと思いながら、でも、やっぱり耐えられない所がある。ただ、それを表には出したくないと思う。そして私は、また猫をかぶる。
初めて読んだはずの本だけど、どこか懐かしいような気がします。屋根にのぼるとか、心の休憩ができる友達とか、いろんなな描写がなんだか素敵。私も陽子の年齢だった頃を思い出しながら読みました。あの頃読めていたら、また全然感じ取れるものは違ったんでしょうね。それが少し残念です。
自分が屋根にのぼった時のことを思い出した。生きている気がした。中学生って、とても多感。森さんの描く中学生は魅力的。読んでいるうちに引き込まれ、心が暖かくなる。宇宙のみなしごにならないように自分の力で輝かなければ。
多感な中学生の陽子とリンの兄弟。両親は自営で多忙でほとんど不在。好奇心旺盛な二人は、真夜中に外に出て、よその家の屋根を登る秘密の遊びを楽しんでいた。そこに思いがけない仲間が加わりイベントに。ただ、それが引き金でとんでもないことに話が流れます。ラストで『宇宙のみなしご』の意味合いがわかるのですが、それが味わい深く胸にズシンと響きました。あ~、屋根の上で夜空を見上げたら気持ちいいだろうなあ。ウチはマンションだから無理か・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 11/26
陽子とリンのような何でも言い合える姉弟っていいですね。小さい時の地元の友達と遊んだことを思い出しました。最近は新書と推理小説ばかり読んでいたので、森絵都さんのほっこりする小説もたまには読みたいと思います。
まわりくどい表現なんて一切なくて、話を聞いているつもりでいたのに、いつの間にかこちらの間合いに入り込んでいる、すごい作品です。孤独、という言葉は使い古されているぶん漠然としすぎていますが、主人公の抱える寄る辺の見つけられない気持ちは、生い立ちのまったく違う読み手に共感とはまた違った仲間意識を持たせてくれます。読み終わる頃には、ただ文字を追っていただけの自分も、一緒に手を握りあったような温かい気持ちになれました。
高校生以来の再読…懐かしい!終わり方が『カラフル』のように、読後感がすっきりしていて良いです。そして最後にはほろりと泣きそうになっちゃいました。さおりさんの「友だちのことでなやんだりするのって、学生の特権〜」話や、すみれちゃんがキオスクに伝えた話に、思わず考えさせられました。高校生、大学生、大人になっても、陽子たちには「屋根のぼり」の思い出を忘れないでいてほしいです。
これ、中学2年の時に図書室で読みました。「私ってこうゆうタイトルとか表紙に弱いよな~」って借りてきて読みだしたら「…昔に読んだのに似てるな~」で決定的だったのが『三角定規でなんでも測る』という文が出てきた時。当時もこの文が大好きでずっと心に残っていました。主人公と同じ14才に出会って14年後の今、再読するという嬉しい不思議。あの頃「そんな友達いないよ」と望むのを隠してあきらめていた私を思い出します。今ならちょっと欲張ってもいいかなぁと思えます。本を通して14才の自分と会話ができました。ありがとう。
中学生の姉弟が、「夜中に他所の屋根に上る」遊びを始める。その遊びに仲間が加わり始めて、姉弟の人間関係にも変化が生まれる。中学生達がそれぞれに頑張って生活している様子が微笑ましい。大事件やサスペンスやスペクタクルがなくっても、日々の小さな出来事も十分ドラマチックじゃないか。なんかそういう気がした。
モリエトさんの本は 小、中学生の頃にたくさん読みたかったなぁ、と思う。 大人になった今読んでもちっとも色あせてないけどね。 「ぼくたちはみんな宇宙のみなしごだから。---自分の力できらきら輝いてないと、宇宙の暗闇にのみこまれて消えちゃうんだよ」 カバがフラメンコ踊ったり 白熊がエアロビしちゃったり ね。笑 わかるー。
本当の友達、を考えさせられる本だと思います。思春期に感じる孤独感を宇宙のみなしごという言葉で表現されているのがすごい!!誰もがわかる言葉で、はっとさせられる表現ばかりで何度読んでも心にくる一冊。
読んでないと思って文庫本のほうを図書館で借りてしまった(笑)この表紙の絵のほうがとっても素敵なのにね。星をながめるたびにキオスクの言葉が思いだされて涙がでてきそう…
「ぼくたちはみんな宇宙のみなしごだから。‐‐自分の力できらきら輝いてないと、宇宙の暗闇にのみこまれて消えちゃうんだよ‐‐ひとりでやってかなきゃならないからこそ、ときどき手をつなぎあえる友だちを見つけなさい」 屋根にのぼるの好きだった。寝転ぶのも。結構汚いんだよ。海の家の屋根は最高。冬は雪の中を狸の親子が歩いてった。飲み込まれそうになった時、友だちが助けてくれたなー。友だちっていいなって最近また思ってきた。あの時「本当の友だちって?」なんて、悩んでたのが馬鹿らしい。
読みました。 「いつか自分の子供に与えようかと思う作品」と言われたのが、とてもよくわかります。 前半はサクサク読めて、最後の4ページずしっときました。 小中学生あたりで読んでみたかったな。 きっと大事な一冊になった気がします。 図書館ではティーンズに分類。 閉架に入っていたので申請して出してもらったら、ぼろぼろでした。 たくさんの子供が読んだんだな・・・
貪欲に遊びを追い求める陽子の行動力は圧巻。そしてリンほどいい男…いや、弟はおるまい。 「頭と体の使い方で世界は明るくなる。それがみなしごたちの生きのこりかた」だそうな。
「退屈に負けないこと。自分たちの力でおもしろいことを考え続けること。テレビゲームじゃどうにもならないむずむずした気持ち。」つまらなくするのも楽しくするのも自分。そして仲間。いいな。
私たちは宇宙のみなしごだから、ときどきは手をつなげる友達が必要。ビリビリするくらいの感受性をもてあましている「オトナコドモ」(私)を励ましてくれる小説だ。ブラボー。
「手をつないで、心の休憩ができる友達が必要」この言葉が私の中にすごく響いた。今の時代いろんな人を敵にまわしてばかりで孤独に駆られるけれど、心の休憩ができる友達いれば私は私らしく生きていける気がした。なんというか、生きる自信?をもらえた本だった。それにしても主人公の陽子が私に似てたなぁ。笑
ブロ友さんおすすめ選書♪両親ともに忙しかった小学生時代を思い出した。そうそう、親がいないと、子ども同士助け合うんですよ。ひたすら懐かしい。森絵都さんの児童書?は初めて読みましたが、さらりと読ませるのに、表現力は豊かで、子どもが感じるであろう夜の密やかさが見えるようで良かった。
現代で「ときどき手をつなぎ合える友達」を見つけることは難しい。特に大人になってからは。思春期のうちに見つけられた彼らを羨ましいと思います。なんて素敵な友情なんだろう。最初はどうかな〜という感じでしたが、やっぱり森絵都、うまくまとめていました。
淡々とした流れの底に、寂しさが横たわっている気がした。本当の孤独は自分自身で乗り越えなければいけないけれど。。中学時代の独特の空気感がよく描かれている。
ひとしきり感動した。 ただ1994年の作品だというので主人公たちは2010年の今頃、30歳なのか・・・と野暮なことを考えてしまう
さらりと読了。あぁ、森作品だなと実感する一冊。教科書の題材や課題図書になりそう。やっぱり森作品は大人よりも子供が主役の方が好み。思春期に読んでたら、もっと何かを感じ取れたかな。
悩みにぶつかったとき、子供の方が真正面から体当たりしている気がする。大人は、幸か不幸か見ない振りをしたり逃げる術もあるけれど。だからこそ、子供は成長できるんだと思いました。そんな子供たちが、愛おしく感じられます。
四人の関係を見ていると、友達っていいものだなあとしみじみ。大人になれば会社を変えることもできる。しかし、学生のとき、学校を変えることは普通できない。この短い大切な時間。自分はどう過ごしてきたっけ。そんなことを振り返るのも良いかもしれない。もちろん、いまその時代を生きる人にも読んでもらいたい。純粋だからこそ伝わる魅力、それがびっしりと詰まった宝箱のような良作。
確か小中学生頃に読んでいて、その時の「良い印象」があったので再読。しかし、思っていたよりもあっさりと読めてしまった。内容自体はうっすら覚えていたのだが、以前に比べると気持ちの動き方が小さかった。思春期に読むのが合ってたんだと思う。
すみれ先生みたいな人の居場所がないのが世の中の法則であることが虚しいです。子供も大人も政治家みたいな諸悪の象徴みたいな存在も宇宙のみなしごなんですよね。子供なりに、下手なりに純粋に精一杯生きている世界が瑞々しいです。自分自身あの学生生活を乗り切って今があるのは奇跡的な気がします。屋根に上ってぼんやりと自分の内面で考え事をするような静謐な時間はすっかり少なくなりました。
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感想・レビュー:78件
















































