三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)
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三国志 2巻の感想・レビュー(618)
呂布が思っていた以上に人間臭くて微笑ましくなってしまいました。そして董卓没前後に続々現れる魅力的な武将に心惹かれます。趙雲、許褚、太史慈…格好いい。貂蝉は悲しい。典韋の最後もちょっと悲しい。
権謀術数渦巻く群雄割拠の世は果てしなく続く。義を重んじ臣下の忠言を受入れて果断を下す劉備や曹操に対し、先の読めない暗愚なリーダーはいつの世も消えて行くのみ。
呂布贔屓の北方三国志の影響で言わずもがなの呂布好きです。こちらで描かれている呂布も、なかなか人間味があって良いですね。平和主義者のタイトルに「言いえて妙」と笑えた。謀略に惑わされ、お互い疑心暗鬼となり戦うことになってしまった李傕と郭汜。見事な逃げっぷりの曹操の姿。酒に溺れて大きな失敗を招きシュンとなる張飛。情けないかな?と思われる姿の彼らがとても愛すべきキャラクターに見えページが進む進む。やっぱり三国志は面白い!
武芸、人の才を見抜く力は生まれもっての能力によるものが大きいかもしれないが、人の話をよく聞き、自らもよく考えるってのは誰でも心すればできるよなぁと自らを省みたりしてみた。
張飛、お約束のような酒好きの失敗。笑ってしまうがその犠牲は大きいよ。美女に弱い董卓・呂布。何度も窮地に陥りながら辛くも逃れる曹操。若々しい魅力のある孫策。陳珪老人、お主も策士よのう。主要人物の個性が描かれてスルスル読み進む。今の所、実を知りながら義にこだわる劉備、あなたの得体が一番知れません。
戦に敗れ兵も土地も失い身ひとつで落ち延びても次に登場した時には何事も無く勢力を保持。一瞬で数万の兵が死んだかと思えばあっという間に数十万の軍勢が集まる。資金や人はどこから湧いてくるのか。粗が目につくが著者はあえてマクロ的な整合性を省いているのかもしれない。個々人の描写を見ると、典韋や許緒の豪快な戦い、毎度やらかす張飛、孫策と太史慈の好敵手っぷり等々、どの人物も活き活きとしていて胸踊りわくわくが止まらない。野暮はつっこみはやめて英雄たちの人物を楽しむのがこの本の読み方らしい。
孫策と太史慈の戦いのくだりが面白かった~!「好敵手」って良いサブタイトルですね。この二人、誰かが止めないとどこまでも戦っていそう(笑)傾国の美女・貂蝉が出てくるあたりも良い。北方三国志の呂布は妻一筋の男気溢れた人物でしたが、こちらの呂布は貂蝉の手練手管に振り回されっぱなしで、それはそれで少し可愛い。(でも結局貂蝉に似た女を傍に置くのだから、一途といえば一途なのか・・・?)そして曹操を虜にする未亡人の美女・鄒氏。どんな屈強な漢達でも、美女は弱点に成り得るのだなぁ・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 06/20
少しずつ読み進めているため、「この人誰だっけ?」となる事が結構あるのに割合すぐに「あああの人だ」と思い出せるのは、私の記憶力ではなくて作者の表現のうまさのおかげなのだろうなと思うのであった。
私にしては、とてもハイペースで読み終えた。呂布による董卓の殺害後、曹操、孫策の台頭、そして時折登場する劉備たち。絶妙なバランスでストーリーは進行していく。一番感動したのは、悪来典韋を想う曹操の気持ちだった。
登場人物が増えてこんがらがってきた。
張飛が好きであったが、あまりの自制心のなさにがっかりした。
昔も今も酒と女性と金は要注意であることに変わりはないのだな。
董卓の暴虐っぷりから殺害、その後の呂布の台頭と衰亡、孫策と玉璽と偽帝、そして曹操の戴帝・劉備の徐州物語のあたり。三国志でも上位の脅威は、董卓・呂布・そしてく自然災害であるということがよくわかる巻であった。イナゴで停戦した呂布と劉備、消極的にだが袁術が利用した寿春の水害。三国志の時代、常に脅威は自然に潜んでいた。
漢字2文字の武将がたくさん出てきて,また,こんがらがってきた.まぁ,桃園3兄弟と曹操と孫策と周瑜が分かっていればいいか.
大袈裟過ぎるセリフがいちいちカッコ良くて困る!お気に入りセリフに赤線引きたくなるけど、図書館蔵書だし…買うか。
曹操の転んでもただでは起きない性格が好きです。人民の支持を受ける劉備こそ実は末恐ろしい武将なのかぁ。孫索といった聞き覚えのある武将も出てきて人間模様が面白くなってきました。チョウセンの活躍に涙しました。私利私欲のために戦う武将よりも、国と養父のために自分なりの戦いをしたチョウセンの方がよっぽど気骨があると思います。
2巻のおわりあたりから盛り上がってくるよ、っていわれてわくわくで読みました。だんだんそれぞれのキャラがわかってきてたのしい!
この巻の感想は何と言っても趙雲子龍の登場の仕方のカッコ良さったらないです。私は関羽のファンですが、趙雲に惚れちゃいそ〜♪でした。またいつの時代も弱い者の立場に立って政をすると良きトップになれるんですね。しかしながらこの巻ではショーもない武将達が天下欲しさにショーもない戦ばかりしていて『アホちゃう?』と思ったほど。でも、三国志武将達の人となりを拝見できて面白かったですよ。そして我が劉備玄徳様です。高校生の時に一度読んでいるこの三国志。18歳の私には劉備玄徳様の態度は武将として当然の姿でした。
みちゃこ@灯れ松明の火
追伸:大人になって再読してみて解ることがあった。劉備玄徳の人の良さ。私まで関羽と張飛の間で渋りそうです。この人の良さが本当の信頼につながっているのでしょうが、このおかげで張飛のガキ大将ぶりが炸裂するわ、あの関羽様が「俺の登場する場がない」と愚痴るは…かなり意外な2巻でした。
ナイス!
-
06/27 20:35
追伸:大人になって再読してみて解ることがあった。劉備玄徳の人の良さ。私まで関羽と張飛の間で渋りそうです。この人の良さが本当の信頼につながっているのでしょうが、このおかげで張飛のガキ大将ぶりが炸裂するわ、あの関羽様が「俺の登場する場がない」と愚痴るは…かなり意外な2巻でした。
ナイス!
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06/27 20:35
中央政府の衰退や、地方での新たな勢力の拡大など、さまざまな人物や軍団の様子が描かれて面白いです。ところどころ盛り上がりに欠ける場面もありますが。あと、だんだん人物が覚えられなくなってきました。現時点では呂布がなかなかいろいろな面を持ち合わせていて、面白いです。
趙雲と玄徳の出会い。中央の大官である王允は傾国の美女、貂蝉を遣わし、董卓と呂布を不和に導き董卓を討たせるが、中央は董卓配下の四将軍の手に落ち、天下は定まらない。その頃、玄徳は陶謙に禅譲され徐州の太守に。やがて天子は曹操を頼り、許昌へ遷都し実権は曹操へ。曹操の策謀による戦いの成り行きで、玄徳は呂布に徐州を譲る。孫堅は戦死、長子である孫策は袁術の元を出て若くして江東の地に善政を敷く。呂布と玄徳が戦い、元徳は曹操の下に身を寄せる。
多くの男子の例に違わず、コーエーのゲームがきっかけで小説を読み始めたので、やたら登場する数多の武将もノープロブレム。武力・知力・魅力、全て数値で認識、です。
戦乱の申し子、呂布。丁原・董卓と二度も義父を殺めて、傍若無人を働いておきながらその驚異的な武力と悪(?)運でしぶとく生き永らえる様は「もってる」武将なのだからでしょうか。それとタメをはる猪突猛進武将、張飛。彼こそ酒と猪の肉で動く重戦車。劉備や関羽でも止めるのは難しい。この巻はそんな荒ぶる2人の痛快な猛進っぷりをお楽しみください。
三国志 2巻の
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感想・レビュー:54件















































